## Aionian Bible ## File Name: Holy-Bible---Japanese---Japanese-Raguet-yaku---Source-Edition.SWORD.txt ## File Usage: Holy-Bible---Japanese---Japanese-Raguet-yaku ## File Created: 04/03/2021 16:08:03 ## File Purpose: Supporting resource for the Aionian Bible project ## File Location: http://resources.AionianBible.org ## Publisher Name: Nainoia Inc ## Publisher Contact: http://www.AionianBible.org/Publisher ## Publisher Mission: http://www.AionianBible.org/Preface ## Publisher Website: http://NAINOIA-INC.signedon.net ## Publisher Facebook: https://www.Facebook.com/AionianBible ## Source URL: http://crosswire.org/ftpmirror/pub/sword/packages/rawzip/JapRaguet.zip ## Source Date: 08/18/2017 12:09:48 ## Source Text: unaltered below ## Matthew 0:0 <w>馬太</w>の<w>耶蘇</w><w>基督</w><w>聖</w><w>福音</w><w>書</w> Matthew 1:0 <w>第</w>一<w>篇</w> キリストの<w>私生活</w> Matthew 1:1 <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>人</w><w>性</w>の<w>系圖</w> アブラハムのなるダヴィドのイエズス、キリストの系圖。 Matthew 1:2 アブラハムイザアクをみ、イザアクヤコブをみ、ヤコブユダと兄弟等とをみ、 Matthew 1:3 ユダタマルによりてファレスとザラとをみ、ファレスエスロンをみ、エスロンアラムをみ、 Matthew 1:4 アラムアミナダブをみ、アミナダブナアソンをみ、ナアソンサルモンをみ、 Matthew 1:5 サルモンラハブによりてボオズをみ、ボオズルトによりてオベドをみ、オベドイエッセをみ、イエッセダヴィドみ、 Matthew 1:6 ダヴィドウリアの[]たりしによりてサロモンをみ、 Matthew 1:7 サロモンロボアムをみ、ロボアムアビアをみ、アビアアザをみ、 Matthew 1:8 アザヨザファトをみ、ヨザファトヨラムをみ、ヨラムオジアをみ、 Matthew 1:9 オジアヨアタムをみ、ヨアタムアカズをみ、アカズエゼキアをみ、 Matthew 1:10 エゼキアマナッセをみ、マナッセアモンをみ、アモンヨジアをみ、 Matthew 1:11 バビロンにさるるヨジアイエコニアと兄弟等とをみ、 Matthew 1:12 バビロンにされたるイエコニアサラチエルをみ、サラチエルゾロバベルをみ、 Matthew 1:13 ゾロバベルアビユドをみ、アビユドエリアキムをみ、エリアキムアゾルをみ、 Matthew 1:14 アゾルサドクをみ、サドクアキムをみ、アキムエリユドをみ、 Matthew 1:15 エリユドエレアザルをみ、エレアザルマタンをみ、マタンヤコブをみ、 Matthew 1:16 ヤコブマリアのヨゼフをみ、マリアよりキリストとするイエズスへり。 Matthew 1:17 れば歴代は、てアブラハムよりダヴィドまで十四、ダヴィドよりバビロンにさるるまで十四、バビロンにされてよりキリストまで十四[とす]。 Matthew 1:18 <w>第</w>二<w>項</w> ヨゼフとマリアとの<w>婚姻</w><w>及</w>キリストの<w>誕生</w> てキリストのひし次第し。マリアヨゼフに聘定せられしに、同居せざる聖霊によりて懐胎せるれしが、 Matthew 1:19 ヨゼフ義人にしてふるまざれば、離別せんとへり。 Matthew 1:20 らすしも、使れてひけるは、ダヴィドのヨゼフよ、マリアをるるるるれ、れるものは聖霊によれり。 Matthew 1:21 一子まん、をイエズスとくべし、よりふべければなり、と。 Matthew 1:22 りしは、預言ひし成就せんなり、 Matthew 1:23 く「童貞女懐胎して一子まん、はエンマヌエルとへられん」と。エンマヌエルとはなり。 Matthew 1:24 ヨゼフよりきて、使よりぜられしくにしてれしが、 Matthew 1:25 にせずしてむにれり、してをイエズスとけたり。 Matthew 2:0 Matthew 2:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>博士</w><w>等</w>の<w>参拝</w> てイエズス、ヘロデ、ユデアのベトレヘムにひしかば、しも博士東方よりエルザレムにりて、 Matthew 2:2 ひけるは、れたるユデア何處すぞ、東方にてみにれり、と。 Matthew 2:3 ヘロデきて狼狽へしが、エルザレムもりてありき。 Matthew 2:4 司祭民間律法學士とをめて、キリスト何處るべきかとひたるに、 Matthew 2:5 彼等ひけるは、ユデアのベトレヘムに、預言して、 Matthew 2:6 「ユダのベトレヘムよ、はユダの郡中にはず、イスラエルのすべきよりん。」とあればなり、と。 Matthew 2:7 ヘロデ博士して、れしし、 Matthew 2:8 彼等をベトレヘムにるとてひけるは、きて孩兒ね、見出さばげよ、きてまん、と。 Matthew 2:9 彼等きてきけるに、しも東方にてたりし彼等ち、孩兒りてれり。 Matthew 2:10 彼等び、 Matthew 2:11 りて孩兒マリアとるを平伏してし、きて黄金乳香没薬禮物げたり。 Matthew 2:12 てヘロデにることれとのて、よりれり。 Matthew 2:13 <w>第</w>四<w>項</w> <w>聖</w><w>家</w>エジプトへ<w>避難</w>す 博士りししも使ヨゼフのれてひけうるは、きて孩兒とをへてエジプトにれ、ぐるまで彼處れ、はヘロデ孩兒さんとてめんとすればなり、と。 Matthew 2:14 ヨゼフきて孩兒とをへてエジプトにけ、 Matthew 2:15 ヘロデのするまで其處れり、より預言はれし成就せんなり、く「をエジプトより呼出せり」と。 Matthew 2:16 にヘロデ、博士かれしをり、はして博士きたりしりて、ベトレヘム四方以下男児せり。 Matthew 2:17 預言エレミアにりてはれたる成就せり、 Matthew 2:18 く「ラマにあり、にしてなるなりけり、ラケル子等き、彼等きにれず」と。 Matthew 2:19 <w>第</w>五<w>項</w> エジプトよりの<w>歸國</w> ヘロデせしかば、しも使エジプトにてヨゼフのれ、 Matthew 2:20 ひけるは、きて孩兒とをへてイスラエルのけ、孩兒生命めし人々せり、と。 Matthew 2:21 ヨゼフきて孩兒とをへ、イスラエルのりしに、 Matthew 2:22 アルケラオヘロデにぎてユデアをむとき、彼處れしが、たありてガリレアの地方け、 Matthew 2:23 ナザレトとりてめり。預言によりて「はナザレトへられん」とはれし成就せんなり。 Matthew 3:0 <w>第</w>二<w>篇</w> キリストの<w>公</w><w>生活</w> <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>宣教</w>の<w>豫備</w> Matthew 3:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>洗者</w>ヨハネの<w>先駆</w> 洗者ヨハネりてユデアの荒野べ、 Matthew 3:2 ひけるは、改心せよ、天國づけり、と。 Matthew 3:3 預言イザヤによりてはれしなり、く「荒野はるありてふ、へ、小径くせよ」と。 Matthew 3:4 ヨハネは駱駝皮帯め、とを常食たりき。 Matthew 3:5 にエルザレムユデアの全國ヨルダン[]に沿へる地方[の]で、 Matthew 3:6 告白して、ヨルダンにてせられりしが、 Matthew 3:7 くのファリザイサドカイせられんとてるをて、ヨハネひけるは、よ、るべきるるへしぞ。 Matthew 3:8 れば改心相當なるべよ。 Matthew 3:9 にアブラハムありとはんとすることれ、ぐ、よりアブラハムの子等すことをふ。 Matthew 3:10 かれたり、ばざるられて投入れらるべし。 Matthew 3:11 改心にてすれども、よりもあり、るにもらず、聖霊とにてふべし。 Matthew 3:12 ありて禾場め、め、えざるにてふべし、と。 Matthew 3:13 <w>第</w>二<w>款</w> キリスト<w>自身</w>の<w>豫備</w> イエズス、ヨハネにせられんとて、ガリレアよりヨルダン[]にひしかば、 Matthew 3:14 ヨハネしてひけるは、こそせらるべきに、ふか。 Matthew 3:15 イエズスへてひけるは、せ、しきを、ぐるは當然なればなり、と。てヨハネししかば、 Matthew 3:16 イエズスせられてよりひしが、しもけ、りてふをへり、 Matthew 3:17 しもよりありて、「んぜる愛子なる」とへり。 Matthew 4:0 Matthew 4:1 てイエズス、惡魔みられん、[]によりて荒野かれひしが、 Matthew 4:2 四十四十断食ひしかば、へり。 Matthew 4:3 むるものづきて、ならば、じてとならしめよ、とひければ、 Matthew 4:4 イエズスへてひけるは、して「けるはのみによるにず、よりてのる」とあり、と。 Matthew 4:5 惡魔へてなるき、[]殿たせて、 Matthew 4:6 ひけるは、ならばげよ、して「使へり、らざる彼等にてへん」とあればなり。 Matthew 4:7 イエズスひけるは、して「たるむべからず」とあり、と。 Matthew 4:8 惡魔へてき、諸國榮華とをして、 Matthew 4:9 ひけるは、平伏してを拝せば、のものをへん。 Matthew 4:10 イエズスひけるは、サタン退け、して「たるし、にのみふべし」とあり、と。 Matthew 4:11 惡魔れしが、しも天使等づきてへたり。 Matthew 4:12 <w>第</w>一<w>款</w> イエズス<w>布教</w>の<w>初</w> <w>第</w>二<w>項</w> イエズスのキリストたる<w>事</w>を<w>證明</w>すべき<w>事實</w><w>及</w><w>談話</w> イエズスヨハネのはれしをひしかば、ガリレアにけ、 Matthew 4:13 ナザレトのり、ザブロンとネフタリムとのなる湖辺、カファルナウムにりてひしが、 Matthew 4:14 預言イザヤにりてはれし成就せんなり、 Matthew 4:15 く「ザブロンの、ネフタリムの、ヨルダンの彼方なる湖辺異邦のガリレア、 Matthew 4:16 暗黒せる人民なるせる人々たり」と。 Matthew 4:17 よりイエズスべ、「改心せよ、天國づけり」とへり。 Matthew 4:18 イエズスガリレアの湖辺ふに、二人兄弟ペトロとばるるシモンと、兄弟アンデレアとのてるを、――二人漁師なりき―― Matthew 4:19 彼等ひて、へ、をしてとならしめん、とひしかば、 Matthew 4:20 彼等きてへり。 Matthew 4:21 イエズス此處よりひて、二人兄弟ちゼベデオのヤコボと、兄弟ヨハネとが、ゼベデオとにてふをひしに Matthew 4:22 彼等とをきてへり。 Matthew 4:23 イエズスくガリレアをり、會堂にてへ、[]福音べ、民間てのてのひければ、 Matthew 4:24 名聲くシリアにがり、へる様々とにれる惡魔かれたるおの、癲癇癱瘋める差出しけるに、イエズスひ、 Matthew 4:25 ガリレアデカポリエルザレム、ユデアはヨルダン[]の彼方より、しき群衆へり。 Matthew 5:0 Matthew 5:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>山上</w>の<w>説教</w> イエズス群衆て、りてひしかば、弟子づきけるに、 Matthew 5:2 きて、彼等へてひけるは、 Matthew 5:3 なるかなしき天國彼等なればなり。 Matthew 5:4 なるかな柔和なる彼等べければなり。 Matthew 5:5 なるかな彼等めらるべければなり。 Matthew 5:6 なるかな飢渇彼等かさるべければなり。 Matthew 5:7 なるかな慈悲ある彼等慈悲べければなり。 Matthew 5:8 なるかな彼等るべければなり。 Matthew 5:9 なるかな和睦せしむる彼等子等へらるべければなり。 Matthew 5:10 なるかな迫害天國彼等なればなり。 Matthew 5:11 人々ひ、迫害し、りて、きて所有惡聲たんなるかな、 Matthew 5:12 れ、かるべければなり。よりりし預言迫害せられたり。 Matthew 5:13 なり、はば、てかせん、最早なく、てられてまるべきのみ。 Matthew 5:14 なり。てたるるることはず。 Matthew 5:15 してかず、てのらさんに、燭台く。 Matthew 5:16 く、くべし、らば善業て、光榮らん。 Matthew 5:17 律法くは預言せんとてれりとふことれ、せんとてりしにはず、うせんがなり。 Matthew 5:18 ぐ、天地ぐるまでは、律法より一らずして、成就するにるべし。 Matthew 5:19 し、ふるは、天國にてへられん、れどふるは、天國にてなるへられん。 Matthew 5:20 ぐ、律法學士ファリザイるにずば、天國らざるべし。 Matthew 5:21 「れ、裁判せらるべし」と、はれしは、けるなり。 Matthew 5:22 れどぐ、兄弟裁判せらるべし、兄弟愚者よと衆議所處分けん、狂妄よと地獄るべし。 Matthew 5:23 禮物祭壇ぐる其處て、にもあれ兄弟まるるあるをさば、 Matthew 5:24 禮物其處に、祭壇き、きて兄弟和睦し、りて禮物げよ。 Matthew 5:25 敵手和解せよ、らくは敵手より判事され、判事より下役され、監獄れられん、 Matthew 5:26 ぐ、最終の一其處でざるべし。 Matthew 5:27 「姦淫するれ」とはれしはけるなり。 Matthew 5:28 れどぐ、色情さんとては、姦淫したるなり。 Matthew 5:29 かさばりててよ、りて、五體ぶるは、全身地獄投入れらるるにればなり。 Matthew 5:30 かさばりててよ、りて、五體ぶるは、全身地獄くにればなり。 Matthew 5:31 何人さば離縁ふべし」とはれたるあり。 Matthew 5:32 れどぐ、私通ならでは、をして姦淫せしむるなり、されたる姦淫するなり。 Matthew 5:33 れ、ひたるすべし」とはれしは、けるなり。 Matthew 5:34 れどぐ、じてれ。して[れ]、玉座なればなり。 Matthew 5:35 して[れ]、なればなり。エルザレムをして[れ]、大王なればなり。 Matthew 5:36 してれ、一縷だも、くすることをざればなり。 Matthew 5:37 否々へ、よりぐるよりるなり。 Matthew 5:38 にてを[ひ]、にてを[ふべし]」とはれしはけるなり。 Matthew 5:39 れどぐ、惡人れ、たば、の[]をもけよ。 Matthew 5:40 へてらんとするには上着をもせ。 Matthew 5:41 て一千ませんとするあらば、二千め。 Matthew 5:42 へよ、らんとするくることれ。 Matthew 5:43 「し、むべし」とはれしは、けるなり。 Matthew 5:44 れどぐ、し、み、迫害讒謗するれ。 Matthew 5:45 子等たらんなり、善人にも惡人にもらし、義者にも不義にもらしへばなり。 Matthew 5:46 するすればとて、をかべき、税吏するにずや。 Matthew 5:47 兄弟等にのみ挨拶すればとて、れたるをかせる、異邦するにずや。 Matthew 5:48 完全く、完全なれ。 Matthew 6:0 Matthew 6:1 られんとてさざるめ。らずば御前じ。 Matthew 6:2 ればすにりて、僞善ばれんとて會堂く、喇叭くことれ。ぐ、彼等けたり。 Matthew 6:3 すにりて、るべからず。 Matthew 6:4 れんなり。らばれたるにふべし。 Matthew 6:5 僞善ることれ。彼等られんとて會堂ちてむ。ぐ、彼等けたり。 Matthew 6:6 るにりてぢ、れたるにりてれ、らばれたるにふべし。 Matthew 6:7 るに異邦繰言すことれ、彼等きにりてれられんとふなり。 Matthew 6:8 彼等ふことれ、は、はざるするへばなり。 Matthew 6:9 ればるべし。よ、はくは御名られんを、 Matthew 6:10 御國らんを、御旨はるるにもはれんを。 Matthew 6:11 日用今日へ。 Matthew 6:12 負債あるく、負債をもへ。 Matthew 6:13 ふことなく、よりへ、(アメン)と。 Matthew 6:14 さば、ふべく、 Matthew 6:15 さずば、はざるべし。 Matthew 6:16 断食する僞善しきすことれ。彼等は、断食するえん顔色ふなり。ぐ、彼等けたり。 Matthew 6:17 断食するへ、 Matthew 6:18 断食するえずして、れたるにえんなり、らばれたるにふべし。 Matthew 6:19 ふることれ、此處にはり、盗人穿ちてむなり。 Matthew 6:20 へよ、彼處にはらず、盗人穿たずまざるなり。 Matthew 6:21 ればなり。 Matthew 6:22 なり。くば全身にならん、 Matthew 6:23 くば全身からん。ればすら暗黒ならば、暗黒如何あるべきぞ。 Matthew 6:24 二人ふるはず、一人みて一人し、一人ひて一人むべければなり。とにふるはず、 Matthew 6:25 ぐ、生命ひ、んかとれ、生命食物り、衣服るにずや。 Matthew 6:26 よ、彼等なく、なく、むるなきに、ふ、よりもれるにずや。 Matthew 6:27 か、ひて生命一肘だもふるる。 Matthew 6:28 とて衣服ふや、百合如何にしてつかをよ、なくなし、 Matthew 6:29 れどもぐ、サロモンだも、榮華て、百合ほどにはざりき。 Matthew 6:30 今日りて明日投入れらるるをさへ、はせへば、をや、信仰よ、 Matthew 6:31 ればは、んかとひてふことれ、 Matthew 6:32 異邦むるにして、は、あるをへばなり。 Matthew 6:33 とをめよ、らばへらるべし。 Matthew 6:34 れば明日ふことれ、明日明日はん、勞苦にてれり。 Matthew 7:0 Matthew 7:1 是非することれ、らば是非せられじ、 Matthew 7:2 是非したるくに是非せられ、りたるにてらるべければなり。 Matthew 7:3 兄弟て、ざるや。 Matthew 7:4 あるに、兄弟ひて、をしてよりかしめよとふや。 Matthew 7:5 僞善よ、よりけ、らばえて、兄弟よりをもくべし。 Matthew 7:6 ふることれ、眞珠ぐることれ、らくはにてみ、みてまん。 Matthew 7:7 へ、らばへられん、せ、らば見出さん、け、らば[を]かれん、 Matthew 7:8 け、見出し、は[を]かるべければなり。 Matthew 7:9 はんにへんや、 Matthew 7:10 はんにへんや。 Matthew 7:11 ればながらも、ふるをれば、は、人々ふべきをや。 Matthew 7:12 ればされんとするを、せ、律法預言とはなり。 Matthew 7:13 よりれ、く、くして、よりし。 Matthew 7:14 嗚呼生命く、くして、見出。 Matthew 7:15 預言警戒せよ、彼等衣服れども、なり、 Matthew 7:16 によりて彼等るべし。より葡萄り、より無花果あらんや。 Matthew 7:17 く、び、ぶ、 Matthew 7:18 はず、はず。 Matthew 7:19 ばざるは、られて投入れらるべし。 Matthew 7:20 によりて彼等るべし。 Matthew 7:21 よと天國るにはず、御旨こそ天國るべきなれ。 Matthew 7:22 には、くのひて、よ、は、御名によりて預言し、御名によりて惡魔い、御名によりてくの奇蹟ひしにずや、とはんとす。 Matthew 7:23 彼等宣言せん、らず、れ、と。 Matthew 7:24 ればは、てたるせられん、 Matthew 7:25 雨降きてきたれども、れざりき、したればなり。 Matthew 7:26 きてはざるは、てたるなるん、 Matthew 7:27 雨降きてきたれば、れてしかりき、と[へり。] Matthew 7:28 イエズスひければ、群衆感嘆たり。 Matthew 7:29 彼等律法學士とファリザイとのくせずして、権威あるくにへばなり。 Matthew 8:0 Matthew 8:1 <w>第</w>三<w>款</w> ガリレアに<w>於</w>る<w>種々</w>の<w>奇蹟</w> イエズスひしに、群衆しくひしが、 Matthew 8:2 しも、一人病者り、してひけるは、よ、思召ならばくすることをふ、と。 Matthew 8:3 イエズス、べてれ、我意なりくなれ、とひければ、癩病くなれり。 Matthew 8:4 イエズスひけるは、みてれ、きて司祭せ、彼等への證據として、モイゼのぜし禮物げよ、と。 Matthew 8:5 てイエズスカファルナウムにひしが、百夫づきて、 Matthew 8:6 ひてひけるは、よ、癱瘋にてし、しめり、と。 Matthew 8:7 イエズス、きてさん、とひしかば、 Matthew 8:8 百夫へてひけるは、よ、不肖にして、屋根ふにらず、一言にてへ、らばえん。 Matthew 8:9 ながら、部下兵卒ありて、けとへばき、れ[とへば]り、せ[とへば]すなり、と。 Matthew 8:10 イエズスきて感嘆し、へるひけるは、ぐ、イスラエルのにても、信仰ひしなし。 Matthew 8:11 ぐ、くの東西よりりて、アブラハムイザアクヤコブと天國せん、 Matthew 8:12 れど子等逐出されん、其處には痛哭切歯とあらん、と。 Matthew 8:13 てイエズス百夫ひ、け、ぜしれ、とひければ即時えたり。 Matthew 8:14 イエズスペトロのひて、みてせるを、 Matthew 8:15 ひしかば、り、きて彼等給仕したり。 Matthew 8:16 れて人々惡魔かれたる差出ししが、イエズス惡魔一言にてい、病者をもへり。 Matthew 8:17 預言イザヤによりてはれし成就せんなり、く「け、へり」と。 Matthew 8:18 イエズス周圍群衆しきをて、彼方かんひしかば、 Matthew 8:19 一人律法學士づきて、よ、何處ふともはん、とひしに、 Matthew 8:20 イエズスひけるは、ありあり、れどするなし、と。 Matthew 8:21 弟子一人よ、きてへ、とひしに、 Matthew 8:22 イエズスひけるは、へ、死人をして死人らしめよ、と。 Matthew 8:23 イエズス小舟ひ、弟子ひしが、 Matthew 8:24 しもなる暴嵐りて、小舟はるるなるに、イエズスはへり。 Matthew 8:25 弟子づきてし、よ、へ、ぶ、とひければ、 Matthew 8:26 イエズス彼等ひけるは、るるや、信仰よ、と。とをひしに、大凪となれり。 Matthew 8:27 人々感嘆して、何人ぞや、ふよ、とへり。 Matthew 8:28 イエズス彼方なるゲラサひしに、惡魔かれたる二人よりでてれり。てよりしく、ざるなりしが、 Matthew 8:29 びてひけるは、御子イエズスよ、関係かあらん、らざるに、しめんとて此處へるか、と。 Matthew 8:30 るに彼等からぬに、くのければ、 Matthew 8:31 惡魔イエズスにひてひけるは、此處よりはば、へ、と。 Matthew 8:32 イエズス彼等に、け、とひしかば、彼等でてき、しく、より飛入りてせり。 Matthew 8:33 牧者げてり、一切惡魔かれたりし人々とを吹聴せしかば、 Matthew 8:34 りてイエズスをへ、るやはんへり。 Matthew 9:0 Matthew 9:1 イエズス小舟り、りてひしに、 Matthew 9:2 しも人々せる癱瘋差出だしければ、イエズス彼等信仰癱瘋ひけるは、よ、もしかれ、さる、と。 Matthew 9:3 しも律法學士に、冒涜けり、とひしが、 Matthew 9:4 イエズス彼等見抜きてひけるは、ふや。 Matthew 9:5 さるとふと、きてめとふとき。 Matthew 9:6 て、すのあることをらせん、とて癱瘋ひ、きよ、りてけ、とひしかば、 Matthew 9:7 きてけり。 Matthew 9:8 群衆れ、権能ひたる光榮したり。 Matthew 9:9 イエズス此處、マテオとくる収税せるをて、へ、とひしかばちてへり。 Matthew 9:10 てイエズスしも、税吏罪人りて、イエズス弟子しければ、 Matthew 9:11 ファリザイ弟子ひけるは、何故税吏罪人にするぞ、と。 Matthew 9:12 イエズスきてひけるは、醫者するはなるずしてめるなり。 Matthew 9:13 きて「むはなり、犠牲ず」とはなるかをべ。りしは義人ず、罪人なり、と。 Matthew 9:14 にヨハネの弟子、イエズスにづきてひけるは、とファリザイとは断食するに、弟子何故断食せざるぞ。 Matthew 9:15 イエズス彼等ひけるは、新郎介添新郎しむをんや、れど新郎彼等よりはるるらん、には断食せん。 Matthew 9:16 生布衣服ず、衣服きて、なればなり。 Matthew 9:17 しきはあらず、せばれて、らん、しきしきり、ながらつなり、と。 Matthew 9:18 イエズスへるしも、一人づきしてひけるは、よ、せり、れどりて按手へ、らばきん、と。 Matthew 9:19 イエズスちてひ、弟子きけるに、 Matthew 9:20 しも血漏へること十二なるよりづきてイエズスの衣服れたり、 Matthew 9:21 衣服れだにせばえん、とたればなり。 Matthew 9:22 イエズス回顧りてひ、よ、もしかれ、信仰せり、とふや、即時えたり。 Matthew 9:23 イエズスり、げる群衆とをて、 Matthew 9:24 退け、したるにず、たるなり、とひければ、人々へり。 Matthew 9:25 群衆されし、イエズスりてひしかば、きたり、 Matthew 9:26 名聲れり。 Matthew 9:27 イエズス此處ふに、二人瞽者、ダヴィドのよ、へ、とびつつひしが、 Matthew 9:28 イエズスひし瞽者づきしかば、彼等ひけるは、すことをずるか、と。彼等よ、り、とへければ、 Matthew 9:29 イエズスれて、信仰れ、とふや、 Matthew 9:30 彼等けたり。イエズスしく彼等めて、れざるめ、とひしかど、 Matthew 9:31 彼等て、にイエズスの言弘めたり。 Matthew 9:32 彼等でたるしも、人々惡魔かれたる一人唖者をイエズスに差出ししかば、 Matthew 9:33 惡魔逐払はれて唖者ひ、群衆感嘆して、てイスラエルのれしなし、とひしかど、 Matthew 9:34 ファリザイは、惡魔逐払ふは惡魔るなり、とれり。 Matthew 9:35 <w>第</w>四<w>款</w> イエズス<w>及</w><w>使徒</w><w>等</w>のガリレア<w>布教</w> イエズス町村り、會堂き、[]福音べ、ひしが、 Matthew 9:36 群衆て、みて牧者なきせるをへり。 Matthew 9:37 弟子ひけるは、収穫けれどもし、 Matthew 9:38 収穫はさんを、収穫へ、と。 Matthew 10:0 Matthew 10:1 イエズスが十二の弟子召集め、汚鬼ひ、権能ひしが、 Matthew 10:2 十二使徒は、一ペトロとへるシモン、兄弟アンデレア、 Matthew 10:3 ゼベデオのヤコボ兄弟ヨハネ、フィリッポバルトロメオ、トマ税吏マテオ、アルフェオの[]ヤコボタデオ、 Matthew 10:4 カナアンのシモンイエズスをりしイスカリオテのユダなり。 Matthew 10:5 イエズス十二はすとて、じてひけるは、異邦かず、サマリアにもらず、 Matthew 10:6 イスラエルのへるけ。 Matthew 10:7 きて天國づけりと宣教へよ。 Matthew 10:8 病人し、死人らせ、病人くし、惡魔逐払へ。しにけたればしにへよ。 Matthew 10:9 つことれ、 Matthew 10:10 も二下着も、じ、くるにすればなり。 Matthew 10:11 れのるも、相應しきなるかをねて、るまで其處まれ。 Matthew 10:12 平安あれかしとひてせよ、 Matthew 10:13 してするものならば、の[る]平安まん、せざるものならば、平安らん。 Matthew 10:14 けず、かざるひては、へ。 Matthew 10:15 ぐ、審判りて、ソドマとゴモラとのは、よりもからん。 Matthew 10:16 よ、はすは、に[るるが]し、く、鴿素直なれ。 Matthew 10:17 警戒せよ、衆議所し、會堂にてつべければなり。 Matthew 10:18 官吏帝王かれて、彼等異邦となるあるべし、 Matthew 10:19 さるる如何はん、とずることれ、ふべきはるべければなり。 Matthew 10:20 るはずして、してふなり。 Matthew 10:21 りながら兄弟兄弟し、し、子等兩親らひ、さん、 Matthew 10:22 に、てのまれん、れどまで堪忍はるべし。 Matthew 10:23 にて迫害せられなばれよ、ぐ、に、イスラエルの町々さざるべし。 Matthew 10:24 弟子らず、主人らざるなり。 Matthew 10:25 弟子としてはく、としては主人くなればれり。人々家父をベエルゼブブとけたれば、をや。 Matthew 10:26 れは彼等るるれ、はれてれざるべきはく、れてれざるべきはければなり。 Matthew 10:27 暗黒を、光明へ、てて屋根にてべよ。 Matthew 10:28 してざるるることれ、とを地獄ぼしれよ。 Matthew 10:29 二は二にてるにずや、によらずしては、だもつるあらじ。 Matthew 10:30 までもへられたり、 Matthew 10:31 るることれ、くのれり。 Matthew 10:32 ればての宣言するは、御前宣言すべく、 Matthew 10:33 は、御前むべし。 Matthew 10:34 平和れりとふことれ、れるは平和ずしてなり。 Matthew 10:35 れるは、より、より、よりつべきなり。 Matthew 10:36 となるべし。 Matthew 10:37 よりもくはするはず、よりもくはするはず、 Matthew 10:38 十字架りてはざるはざるなり、 Matthew 10:39 生命ひ、生命たん。 Matthew 10:40 くるくるなり、くるはしひしくるなり。 Matthew 10:41 預言預言くるは、預言け、義人義人くるは、義人けん。 Matthew 10:42 にもあれ、弟子に、冷水一杯をも、一人まするは、ぐ、ふことあらじ、[とへり]。 Matthew 11:0 Matthew 11:1 <w>第</w>五<w>款</w> イエズス<w>及</w><w>洗者</w>ヨハネ てイエズス十二の弟子ひて、彼等町々説教せんとて、其處ひしが、 Matthew 11:2 ヨハネは監獄りてキリストのきしかば、弟子二人はして、 Matthew 11:3 はしめけるは、るべきなるか、てるるか、と。 Matthew 11:4 イエズス彼等へてひけるは、きてをヨハネにげよ、 Matthew 11:5 瞽者え、跛者み、病者くなり、聾者え、死者り、貧者福音かせらる、 Matthew 11:6 きてかざるなり、と。 Matthew 11:7 彼等るや、イエズスヨハネの群衆ひけるは、んとて荒野しぞ、かさるるか。 Matthew 11:8 らばんとてしぞ、たるか、よ、たる人々帝王り。 Matthew 11:9 らばんとてしぞ、預言か、ぐ、り、預言よりもれるなり。 Matthew 11:10 して「よ、使面前はさん、ちてふべし」とあるは、なり。 Matthew 11:11 ぐ、よりれたるに、洗者ヨハネよりなるらず、れど天國にても、よりはなり。 Matthew 11:12 洗者ヨハネのよりりて、天國暴力はれ、暴力ふ、 Matthew 11:13 預言律法との預言したるは、ヨハネになればなり。 Matthew 11:14 らんとせば、るべきエリアなり。 Matthew 11:15 てるけ。 Matthew 11:16 現代へんか、せるびて、 Matthew 11:17 笛吹きたれどもらず、きたれどもしまざりき、とふにたり。 Matthew 11:18 ヨハネりて飲食せざれば、惡魔かれたりとはれ、 Matthew 11:19 りて飲食すれば、にて、税吏罪人なり、とはる。りながら智恵しとせられたり、と。 Matthew 11:20 <w>第</w>六<w>款</w> <w>不</w><w>信仰</w>の<w>報</w>と<w>信仰</w>の<w>報</w> てイエズス、奇蹟はれたる町々改心せざるによりて、ひけるは、 Matthew 11:21 なるコロザイン、なるベッサイダ。はれし奇蹟チロとシドンとのはれしならば、彼等改心して、りしならん。 Matthew 11:22 ればぐ、審判て、チロとシドンとはよりもからん。 Matthew 11:23 カファルナウムよ、にまでげられんや、地獄にまでもるべし。はれし奇蹟ソドマにはれしならば、今日までりしならん。 Matthew 11:24 ればぐ、審判て、ソドマのよりもからん、と。 Matthew 11:25 イエズスひけるは、天地なるよ、稱賛す、學者智者して、人々ひたればなり。 Matthew 11:26 よ、きは御意ひしなり。 Matthew 11:27 一切よりはれり、なく、よりされたらんに、なし。 Matthew 11:28 れ、勞苦して重荷へるよ、回復せしめん。 Matthew 11:29 柔和にして謙遜なるがに、りてべ、らば安息べし。 Matthew 11:30 が[はする]く、ければなり。 Matthew 12:0 <w>第</w>三<w>項</w> イエズスに<w>敵</w>するもの<w>起</w>る Matthew 12:1 <w>第</w>一<w>款</w> イエズスとファリザイ<w>人</w> 、イエズス安息日りて[]ひしが、弟子ゑてめしかば、 Matthew 12:2 ファリザイてイエズスにひ、よ、弟子安息日すべからざるすぞ、とひしに、 Matthew 12:3 イエズスひけるは、ダヴィドがへる人々ゑしししを、まざりしか。 Matthew 12:4 り、司祭ならでは、へる人々すべからざる、せしなり。 Matthew 12:5 安息日司祭[]殿にて安息せどもなし、と律法にあるをまざりしか。 Matthew 12:6 ぐ、[]殿よりもなるもの此處り。 Matthew 12:7 むはなり、犠牲ず」とはなるかをらば、なきせざりしならん、 Matthew 12:8 安息日なればなり、と。 Matthew 12:9 イエズス此處りて、彼等會堂ひしに、 Matthew 12:10 しも隻手たるあり。彼等イエズスをへんとて、安息日すはきか、とひしかば、 Matthew 12:11 イエズスひけるは、てるあらんに、安息日らば、取上げざらんや、 Matthew 12:12 れること幾何ぞや。れば安息日すはし、と。 Matthew 12:13 に、べよ、とひければ、ばしたるに、えてしくなれり。 Matthew 12:14 てファリザイでて、如何にしてかイエズスをぼさんとるを、 Matthew 12:15 イエズスりて此處ひしが、くのひしかば、彼等し、 Matthew 12:16 すことれ、とへり。 Matthew 12:17 預言イザヤによりてはれし成就せんなり、 Matthew 12:18 く「みしへる最愛なる、けり。異邦正義げん。 Matthew 12:19 はずばず、かず、 Matthew 12:20 正義勝利らしむるまで、れたるたず、れるなからん、 Matthew 12:21 異邦まん」と。 Matthew 12:22 一人惡魔かれてなるもの差出されしを、イエズスひて、るにりしかば、 Matthew 12:23 群衆きて、ダヴィドのずや、とへるを、 Matthew 12:24 ファイリザイきて、惡魔逐払ふは、惡魔ベエルゼブブにるのみ、とへり。 Matthew 12:25 イエズス彼等りてひけるは、びん、とはたじ。 Matthew 12:26 サタンサタンを逐払はば、るるなり、らば如何にしてかつべき。 Matthew 12:27 ベエルゼブブにりて惡魔逐払ふならば、子等りて逐払ふぞ、れば彼等審判となるべし。 Matthew 12:28 れどりて惡魔逐払ふならば、れるなり。 Matthew 12:29 るにずんば、でかりて家具むることをん、[りて]こそむべけれ。 Matthew 12:30 せざるし、めざるらすなり。 Matthew 12:31 ぐ、ての冒涜されん、れど[]する冒涜されざるべし。 Matthew 12:32 して[冒涜の]されん、れど聖霊しては、後世されざるべし。 Matthew 12:33 しとしをもしとせよ、しとしをもしとせよ、によりてらるればなり。 Matthew 12:34 よ、しければ、でかきをふをん、るはてるよりればなり。 Matthew 12:35 よりし、しきしきよりしきす。 Matthew 12:36 ぐ、りたる無益は、審判さるべし。 Matthew 12:37 によりてとされ、によりてせらるべければなり、と。 Matthew 12:38 數人律法學士ファリザイへてひけるは、よ、んとす、と。 Matthew 12:39 イエズスへてひけるは、奸惡なる現代むれども、預言ヨナのへられじ。 Matthew 12:40 ヨナが三りしく、も三らん。 Matthew 12:41 ニニヴの人々は、審判現代ちてめん、彼等はヨナの説教によりて改心したればなり、よ、ヨナにれるものり。 Matthew 12:42 南方女王は、審判現代ちてめん、はサロモンの智恵かんとてよりりたればなり、よ、サロモンにれるものり。 Matthew 12:43 汚鬼よりでしれたるりてむれどもず、 Matthew 12:44 て、でし我家らんとひて、りてき、められられたるをるや、 Matthew 12:45 きてよりも惡鬼へ、りて此處む。は、よりもくなりる。極惡なる現代くならん、と。 Matthew 12:46 イエズス群衆へるしも、兄弟等と、物語せんとてちければ、 Matthew 12:47 ひけるは、よ、兄弟ねててり、と。 Matthew 12:48 イエズスげしへてひけるは、兄弟なるぞ、と。 Matthew 12:49 弟子べてひけるは、兄弟なる、 Matthew 12:50 にもあれ、御旨兄弟姉妹なればなり、と。 Matthew 13:0 Matthew 13:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>天國</w>の<w>喩</w> イエズスでて湖辺へるに、 Matthew 13:2 群衆しくまりしかば、イエズス小舟りてひ、群衆りしが、 Matthew 13:3 數多彼等りてひけるは、きにでしが、 Matthew 13:4 路傍ちしかば、りて、めり。 Matthew 13:5 磽地ちしかば、の浅きにりて生出でたれど、 Matthew 13:6 でてけ、なきにりてれたり。 Matthew 13:7 ちしかば、ちてげり。 Matthew 13:8 沃土ちて、は百は六十は三十べり。 Matthew 13:9 てるけ、と。 Matthew 13:10 弟子づきて、彼等ふや、とひしかば、 Matthew 13:11 へてひけるは、天國奥義はりたれども、彼等はらざるなり。 Matthew 13:12 てるへられてならん、れどたぬてるをもはれん。 Matthew 13:13 彼等るは、彼等れどもえず、けどもえず、らざるがなり、と。 Matthew 13:14 てイザヤの預言彼等成就す、く「きてゆれどもらず、ゆれどもらざらん。 Matthew 13:15 えず、えず、らず、りてされざらんに、くなりて、くにく、ぢたればなり」と。 Matthew 13:16 なり、ゆればなり、も[なり、]ゆればなり。 Matthew 13:17 ぐ、くの預言義人とは、んとせしかどえず、かんとせしかどえざりき。 Matthew 13:18 ればけ、 Matthew 13:19 []きてらざるは、惡魔りてかれたるものをふ、路傍かれたるものなり。 Matthew 13:20 磽地かれたるは、きてくれども、 Matthew 13:21 なく暫時のみにして、患難迫害れば、くものなり。 Matthew 13:22 かれたるは、けども、ぎて、らずなれるものなり。 Matthew 13:23 かれたるは、きてり、びては百は六十は三十すものなり、と。 Matthew 13:24 イエズス彼等提出でてひけるは、天國きたるたり。 Matthew 13:25 人々たるに、りてきてりしが、 Matthew 13:26 ちてりたるに、れしかば、 Matthew 13:27 づきて家父ひけるは、よ、きたるにずや、ればによりてかえたる。 Matthew 13:28 ひけるは、なるせり、と。きてめなば如何に、とひしに、 Matthew 13:29 家父ひけるは、らくは、むるに、をもかん。 Matthew 13:30 収穫までながらけ、収穫ひて、めてね、をばめよ、とはん、と。 Matthew 13:31 彼等提出ひけるは、天國りてきたる芥種たり。 Matthew 13:32 てのきものなれども、ちてての野菜よりくして、りてる、と。 Matthew 13:33 彼等ひけるは、天國麪酵たり、りて三せばるるにる、と。 Matthew 13:34 イエズスもて群衆ひしが、なしにはなかりき。 Matthew 13:35 預言りてはれたりし成就せんなり、く「けてき、よりれたるげん」と。 Matthew 13:36 群衆らしめ、ひしに、弟子づきて、へ、とひければ、 Matthew 13:37 へてひけるは、なり、 Matthew 13:38 世界なり、は[]子等なり、惡魔子等なり、 Matthew 13:39 きし惡魔なり、収穫なり、は[]使なり、 Matthew 13:40 ればめられてかるるく、にもらん。 Matthew 13:41 使はし、彼等よりかするとをめて、 Matthew 13:42 れん。其處には痛哭切歯とあらん。 Matthew 13:43 義人にてかん。てるけ。 Matthew 13:44 天國れたるし、見出せるきてつつり、所有物りて、ふなり。 Matthew 13:45 天國眞珠むる商人し、 Matthew 13:46 眞珠一個見出すや、きて所有物りて、ふなり。 Matthew 13:47 天國りて種々むるし、 Matthew 13:48 ちたるげ、してれ、をばつるなり。 Matthew 13:49 くなるべし、[]使でて、義人より惡人ち、 Matthew 13:50 れん、其處には痛哭切歯とあらん。 Matthew 13:51 りしか、とへるに、彼等りとへければ、 Matthew 13:52 イエズスひけるは、れば天國へられたるての律法學士は、しきものときものとをより家父たり、と。 Matthew 13:53 <w>第</w>三<w>款</w> <w>處々</w>への<w>旅行</w>。ファリザイ<w>人</w>の<w>憎</w><w>彌増</w>す。 てイエズスり、其處りて、 Matthew 13:54 故郷り、會堂にてへるに、人々感嘆してひけるは、智恵奇蹟とを何處よりたるぞ、 Matthew 13:55 職人ずや、はマリアとばれ、兄弟はヤコボヨゼフシモンユダとばるる[]にずや、 Matthew 13:56 姉妹るにずや。ればての何處よりりしぞ、と。 Matthew 13:57 きてたりしに、イエズスひけるは、預言はれざるは、故郷てのみ、と。 Matthew 13:58 彼等信仰りて、數多奇蹟其處ふことはざりき。 Matthew 14:0 Matthew 14:1 ヘロデ、イエズスの名聲きて、 Matthew 14:2 臣下ひけるは、洗者ヨハネなり、死人より、りたるなれば、不思議はる、と。 Matthew 14:3 ヘロデて、兄弟[フィリッポ]のヘロヂアデのりてヨハネをへ、りて監獄れたりき。 Matthew 14:4 はヨハネひて、つはからず、とひたればなり。 Matthew 14:5 さんとせしかども、人民預言れるをれたりき。 Matthew 14:6 てヘロデの誕生りて、ヘロヂアデの席上にてり、ヘロデのひしかば、 Matthew 14:7 ヘロデひて、むるもへんとせり。 Matthew 14:8 められて、洗者ヨハネのせてへ、とひしかば、 Matthew 14:9 ふれども、ひたるが列席せる人々ふるじ、 Matthew 14:10 はして監獄にヨハネをねたり、 Matthew 14:11 せられてへられしを、きしが、 Matthew 14:12 ヨハネの弟子り、りてり、きてイエズスにげたり。 Matthew 14:13 イエズスひて、小舟にて其處り、しきひしが、群衆きて、町々より徒歩にてひしかば、 Matthew 14:14 でて群衆しきをみて病者へり。 Matthew 14:15 れんとする弟子イエズスにづきてひけるは、しくぎたり。邑々きて食物はんに、群衆をしてらしめへ、と。 Matthew 14:16 イエズス彼等ひ、人々くをせず、へよ、とひしかば、 Matthew 14:17 彼等へけるは、此處てるはとのみ。 Matthew 14:18 イエズス彼等ひけるは、れ、と。 Matthew 14:19 じて群衆にすわらせ、とをり、ぎてし、きて弟子ひ、弟子群衆へしかば、 Matthew 14:20 してれり。ひて十二のちしが、 Matthew 14:21 せしは、婦女幼童とをきて五千なりき。 Matthew 14:22 イエズス弟子ひて小舟らしめ、群衆らしむるに、ちて彼方かしめひしが、 Matthew 14:23 群衆らしめてらんとてり、れて其處へり。 Matthew 14:24 小舟眞中にて、逆風ひてありしが、 Matthew 14:25 の三イエズスのみて彼等ひければ、 Matthew 14:26 彼等ふをぎ、怪物なりとてべり。 Matthew 14:27 イエズスして、もしかれ、なるぞ、るることれ、とひしかば、 Matthew 14:28 ペトロへてひけるは、よ、ならばみてへ、と。 Matthew 14:29 イエズス、れとひけるに、ペトロ小舟よりり、イエズスにらんとてりしが、 Matthew 14:30 きをれ、まんとせしかば、びて、へ、とへり。 Matthew 14:31 イエズスべ、へてひけるは、信仰よ、何故ひしぞ、と。 Matthew 14:32 小舟りしに、ぎたり。 Matthew 14:33 小舟居合せし人々づきて、なり、とひつつイエズスを禮拝せり。 Matthew 14:34 りてゲネザルのりしに、 Matthew 14:35 土地人々イエズスをめて、地方はして、ての病者差出し、 Matthew 14:36 衣服にだもれんことをひたりしが、れたるえたり。 Matthew 15:0 Matthew 15:1 に、エルザレムより律法學士とファリザイり、イエズスにづきてひけるは、 Matthew 15:2 弟子何故古人すぞ。するはざるなり、と。 Matthew 15:3 へてひけるは、すはぞや、く、 Matthew 15:4 「父母へ。さるべし」と。 Matthew 15:5 るにふ、にてもひて、献物ならんとだにへば、 Matthew 15:6 はずしてなりと、しくせり。 Matthew 15:7 僞善よ、イザヤはきて預言して、 Matthew 15:8 らく「人民へども、ざかり、 Matthew 15:9 訓戒へてぶなり」と。 Matthew 15:10 イエズス群衆召集めてひけるは、 Matthew 15:11 きてれ、 Matthew 15:12 すにず、よりづるこそすなれ、と。弟子づきてひけるは、ファリザイきてけるをふか。 Matthew 15:13 イエズスへてひけるは、はざる植物かるべし、 Matthew 15:14 人々け、彼等瞽者にして瞽者手引なり、瞽者瞽者手引せば二人ともるべし、と。 Matthew 15:15 ペトロへて、へ、とひしかば、 Matthew 15:16 イエズスひけるは、智恵なきなるか、 Matthew 15:17 りてつとらざるか、 Matthew 15:18 れどよりづるは、よりでてすなり、 Matthew 15:19 人殺姦淫私通偸盗僞證冒涜よりづ、 Matthew 15:20 こそすものなれ、れどはずしてするさざるなり、と。 Matthew 15:21 イエズス此處りて、チロとシドンとの地方ひしに、 Matthew 15:22 しもカナアンの地方よりで、びて、よ、ダヴィドのよ、へ、惡魔しめらる、とへるに、 Matthew 15:23 イエズス一言はざれば、弟子づきて、ぶ、らしめへ、とへども、 Matthew 15:24 イエズスへて、イスラエルのへるはされしのみ、とへり。 Matthew 15:25 るに禮拝して、よ、へ、とひしに、 Matthew 15:26 へて、子等りて投與ふるはからず、とひしかば、 Matthew 15:27 ひけるは、よ、り、れども子犬主人食卓よりつるふなり、と。 Matthew 15:28 イエズスへて、嗚呼よ、なる信仰めるれと、ひければ、即時えたり。 Matthew 15:29 イエズス此處ぎて、ガリレアの湖辺り、りてひければ、 Matthew 15:30 しき群衆あり、唖者瞽者跛者不具者其外くのへてづき、足下放置きしに、イエズスへり。 Matthew 15:31 れば群衆唖者ひ、跛者み、瞽者ゆるを感嘆し、光榮をイスラエルのれり。 Matthew 15:32 にイエズス、弟子召集めてひけるは、[]群衆む、びて三日にしてすべきなし、空腹にしてらしむるをまず、らくはにてれん、と。 Matthew 15:33 弟子ひけるは、りとて荒野にて、群衆かすべきを、何處よりかん。 Matthew 15:34 イエズスひけるは、幾個をかてる、と。へて、しの小魚とあり、とひしかば、 Matthew 15:35 イエズスじて群衆らせ、 Matthew 15:36 とをり、してき、弟子ひ、弟子人民へ、 Matthew 15:37 してれり。ひてちしが Matthew 15:38 せしは、婦女幼童とをきて四なりき。 Matthew 15:39 イエズス群衆らしめ、小舟りてマゲダンの地方へり。 Matthew 16:0 Matthew 16:1 ファリザイとサドカイと、イエズスをみんとてづき、よりのされんひしかば、 Matthew 16:2 へてひけるは、夕暮には、ければ、晴天ならんとひ、 Matthew 16:3 には、りてあれば、今日暴風あらんとふ。 Matthew 16:4 れば景色くるりて、ざるか。奸惡なる現代むれども、預言ヨナのにはへられじ、と。彼等れてへり。 Matthew 16:5 弟子彼方りしに、ふるれたり。 Matthew 16:6 イエズス彼等ひ、みてファリザイサドカイ麪酵用心せよ、とひしかば、 Matthew 16:7 彼等ひて、へざりしならん、とへるを、 Matthew 16:8 イエズスりてひけるは、信仰よ、たぬへる。 Matthew 16:9 らざるか、ちて、ひ、 Matthew 16:10 ちて、ひしを記憶せざるか Matthew 16:11 ファリザイサドカイ麪酵用心せよ、とひしは、ざるものを、らざる、と。 Matthew 16:12 彼等、イエズスの用心すべしとひしはずして、ファリザイサドカイなるれり。 Matthew 16:13 <w>第</w>四<w>款</w> ガリレアに<w>於</w>るイエズス<w>布教</w>の<w>盛時</w> イエズスフィリッポのカイザリア地方り、弟子ひて、人々なりとふか、とひしかば、 Matthew 16:14 彼等ひけるは、洗者ヨハネなりとひ、はエリアなりとひ、はエレミアくは預言一人なり[とふ]、と。 Matthew 16:15 イエズス彼等ひけるは、るになりとふか、 Matthew 16:16 シモンペトロへて、ける御子キリストなり、とひしに、 Matthew 16:17 イエズスへてひけるは、なり、ヨナのシモン、したるは血肉ずして、なればなり。 Matthew 16:18 ぐ、なり、教會てん、地獄たざるべし。 Matthew 16:19 天國へん、地上にてがんは、にてもがるべし、地上にてかんは、にてもかるべし。 Matthew 16:20 がイエズス、キリストたるにもることれ、と弟子へり。 Matthew 16:21 よりイエズス、のエルザレムにきて、長老律法學士司祭よりくのけ、してされ、して三日復活すべきを、弟子ひしかば、 Matthew 16:22 ペトロイエズスを退けて、でてひけるは、よ、らざるべし、るまじ、と。 Matthew 16:23 イエズスみてペトロにひけるは、サタンよ退け、かせんとす、へるは、ずしてなればなり、と。 Matthew 16:24 にイエズス弟子ひけるは、きてらんとせば、て、十字架りてふべし、 Matthew 16:25 生命はんとするひ、生命べければなり。 Matthew 16:26 世界くとも、生命はばかあらん、てかえん。 Matthew 16:27 は、光榮に、使らん、ひてゆべし。 Matthew 16:28 ぐ、てるるをるまでなざるもの數人あり、と。 Matthew 17:0 Matthew 17:1 六日イエズス、ペトロとヤコボと兄弟ヨハネとをに、連行ひしに、 Matthew 17:2 彼等にて御容り、御顔き、衣服くなれり。 Matthew 17:3 しもモイゼとエリアと、彼等れてイエズスとりしが、 Matthew 17:4 ペトロへてイエズスにひけるは、よ、此處思召ならば、此處り、はモイゼのはエリアのにせん、と。 Matthew 17:5 れるに、しもける彼等ひ、よりしてはく、「んぜる愛子なる、け」、と。 Matthew 17:6 弟子きつつ倒伏し、るるしかりき。 Matthew 17:7 イエズスづきて彼等れ、きよ、るることれ、とひしかば、 Matthew 17:8 彼等げしに、イエズスのをもざりき。 Matthew 17:9 彼等、イエズスめて、死人よりは、にもることれ、とひしに、 Matthew 17:10 弟子ひてひけるは、らばエリアるべし、と律法學士へるはぞや。 Matthew 17:11 へてひけるは、にエリアはりて萬事むべし。 Matthew 17:12 ぐ、エリアはれり、れど人々らず、へり。く、彼等よりけんとす、と。 Matthew 17:13 弟子洗者ヨハネをしてひしものなるれり。 Matthew 17:14 イエズス群衆ひしに、づき、きてひけるは、 Matthew 17:15 よ、へ、癲癇にてれ、しむことし、 Matthew 17:16 弟子差出したれど、彼等すことはざりき、と。 Matthew 17:17 イエズスへて、嗚呼不信邪惡なる何時までらんや、何時までばんや。れ、とひて、 Matthew 17:18 惡魔ひしかば、惡魔でて即時えたり。 Matthew 17:19 弟子にイエズスにづきて、逐出はざりしは何故ぞ、とひしに、 Matthew 17:20 イエズスひけるは、信仰れり。ぐ、芥種ほどの信仰だにあらば、ひて、此處より彼處れとはんに、らん、はざるなからん。 Matthew 17:21 れどは、祈祷断食とにらざれば逐出されざるなり、と。 Matthew 17:22 弟子ガリレアにれるに、イエズスひけるは、人々されんとす、 Matthew 17:23 彼等すべく、三日るべし、と。弟子ふるしかりき。 Matthew 17:24 彼等カファルナウムにりし、二ドラクマ銀貨取立つる人々ペトロにづき、汝等は二ドラクマ銀貨めざるか、とひしかばペトロ、 Matthew 17:25 む、とひしが、りしに、イエズスちてひけるは、シモンよ如何ふぞ、帝王は、よりるぞ、子等よりか、他人よりか、と。 Matthew 17:26 ペトロ、他人よりるなり、とひしに、イエズスひけるは、らば子等自由なり。 Matthew 17:27 れど彼等かせざるに、きてれよ、さてりてかば、スタテル銀貨べし、りてとの彼等めよ、と。 Matthew 18:0 Matthew 18:1 弟子、イエズスにづきてひけるは、天國にてなるなりとふか、と。 Matthew 18:2 イエズス一人幼兒召寄せ、彼等眞中たせて、 Matthew 18:3 ひけるは、ぐ、りて幼兒くにらずば、天國らざるべし、 Matthew 18:4 れば幼兒は、天國にてなるなり、 Matthew 18:5 一人幼兒くるは、くるなり。 Matthew 18:6 れどずる一人かするは、驢馬挽磨けられ、深處めらるるこそあるなれ。 Matthew 18:7 あるがなるらざるをざれども、なる。 Matthew 18:8 ればかすならば、りててよ、隻手隻足にて生命るは、兩手兩足ありて永遠投入れらるるより、りてれり。 Matthew 18:9 かすならば、りててよ、隻眼にて生命るは、兩眼ありて地獄投入れらるるより、りてれり。 Matthew 18:10 みて、一人をもんずることれ、ぐ、彼等の[]使りて、御顔るなり。 Matthew 18:11 せたるはんとてれり。 Matthew 18:12 とかへる、てるはば、九十九き、きてへるものをぬるにずや。 Matthew 18:13 見出すにらば、ぐ、はざる九十九よりも、ぶなり。 Matthew 18:14 く、一人にても、ぶるは、御旨にあらざるなり。 Matthew 18:15 兄弟さば、きて相對してめよ、きなば兄弟たるべし。 Matthew 18:16 かずば、二三の證人によりてらんに、一二へ、 Matthew 18:17 かずば教會げよ、教會にもかずば、りて異邦税吏視做すべし。 Matthew 18:18 ぐ、地上にてがんは、にてもがるべし、地上にてかんは、にてもかるべし。 Matthew 18:19 ぐ、二人地上にて同意せば、何事ふとも、よりはるべし。 Matthew 18:20 て二三れるには、り、と。 Matthew 18:21 にペトロイエズスにづきてひけるは、よ、兄弟すを、幾度すべき、までか。 Matthew 18:22 イエズスひけるは、までとははず、を七十するまでせよ。 Matthew 18:23 れば天國は、臣下會計せしめんとせるし、 Matthew 18:24 會計めしに、に一萬タレントの負債ある差出されしが、 Matthew 18:25 なきに、主君と、妻子ての所有物とをりてぜり。 Matthew 18:26 るに臣下平伏してひけるは、忍容へ、返済せん、と。 Matthew 18:27 主君臣下みてし、負債をもせり。 Matthew 18:28 臣下でて、デナリオの負債ある、一人同僚ひしかば、負債せとひつつ、へてむるに、 Matthew 18:29 同僚平伏して、忍容へ、返済せん、とへども、 Matthew 18:30 ぜずしてり、負債すまで監獄れたり。 Matthew 18:31 同僚は、顛末ひ、りて次第主君りしかば、 Matthew 18:32 主君してひけるは、兇惡りて、負債せり、 Matthew 18:33 ればみしく、同僚むべかりしにずや、と。 Matthew 18:34 主君りて、負債すまで刑吏せり。 Matthew 18:35 より兄弟さずば、ふべし。 Matthew 19:0 Matthew 19:1 <w>第</w>四<w>項</w> イエズスエルザレムへの<w>最後</w>の<w>旅行</w> りて、イエズスにガリレアをり、ヨルダン[]のなるユデアのひしが、 Matthew 19:2 群衆しくひければ、其處にて彼等へり。 Matthew 19:3 ファリザイづきて、みてひけるは、如何なる理由にも、すをべきか。 Matthew 19:4 イエズスへてひけるは、まざりしか、元始ひしもの、男女りてはく、 Matthew 19:5 「に、父母れて、兩人一體るべし」と、 Matthew 19:6 れば二人ずして一體なり、ひしもの、つべからず、と。 Matthew 19:7 ファリザイひけるは、らば離縁へてすべし、とモイゼのぜしはぞや。 Matthew 19:8 へてひけるは、モイゼは頑固なるがに、したれど、元始よりはあらざりき。 Matthew 19:9 ぐ、私通ならでし、姦淫するなり、されたる姦淫するなり、と。 Matthew 19:10 弟子イエズスにひ、くば、らざるにず、とひしかば、 Matthew 19:11 イエズスひけるは、るるにはず、[るるは]はりたるのみ。 Matthew 19:12 胎内よりれながらの閹者あり、よりられたる閹者あり、天國せる閹者あるなり。るるをるべし、と。 Matthew 19:13 按手してられんが孩兒イエズスに差出されしが、弟子みければ、 Matthew 19:14 イエズス彼等ひけるは、孩兒せ、るをずることれ、天國なればなり、と。 Matthew 19:15 彼等按手ひ、さて此處へり。 Matthew 19:16 しも一人[の青年]イエズスにづきてひけるは、よ、永遠生命んには、如何なるをかすべき。 Matthew 19:17 イエズスひけるは、ふや、のみ、なり。生命らんとせばれ、と。 Matthew 19:18 れ[の]ぞや、とひしにイエズスひけるは、れ、姦淫するれ、偸盗するれ、僞證するれ、 Matthew 19:19 父母へ、せよ、と。 Matthew 19:20 青年ひけるは、幼年よりりしけたるはぞや。 Matthew 19:21 イエズスひけるは、完全ならんとせば、きててるり、貧者せ、らばん、してりてへ、と。 Matthew 19:22 くや青年ひてれり、くの財産てるなればなり。 Matthew 19:23 イエズス弟子ひけるは、ぐ、富者天國し、 Matthew 19:24 ぐ、駱駝るは、富者天國るよりもし、と。 Matthew 19:25 弟子きてしみ、らばはるるをん、とひければ、 Matthew 19:26 イエズス彼等凝視めつつひけるは、てははざるなれども、ては何事はざるなし、と。 Matthew 19:27 ペトロへてひけるは、一切ててへり、ればべきぞ、と。 Matthew 19:28 イエズス彼等ひけるは、ぐ、ひたるは、りて光榮せんも十二のして、イスラエルの十二くべし。 Matthew 19:29 に、兄弟姉妹子等田畑るるけ、永遠生命べし。 Matthew 19:30 く、なるになり、なるにならん。 Matthew 20:0 Matthew 20:1 天國家父でて、葡萄うがし。 Matthew 20:2 に一一デナリオの約束して、葡萄はししが、 Matthew 20:3 でて、しく市場てる人々て、 Matthew 20:4 葡萄け、正當へん、とひければ彼等けり。 Matthew 20:5 て十二と三でて、ししが、 Matthew 20:6 五でて、てる人々ひて、終日しく此處てる、とひしに、 Matthew 20:7 彼等なきなり、とひしかば、葡萄け、とへり。 Matthew 20:8 るに日没りて、葡萄會計ひ、びて、よりめ、るまで賃金へよ、とひしかば、 Matthew 20:9 五りしりて、一デナリオをけたり。 Matthew 20:10 りて、くるならんとひしに、じく一デナリオをけたれば、 Matthew 20:11 りつつ家父ひてき、 Matthew 20:12 人々は一きしのみなるに、終日勞苦暑氣とをびししくをあへり、とひければ、 Matthew 20:13 家父一人へて、よ、不義すにず、にてせしにあらずや、 Matthew 20:14 りてけ。にも、しくへんとす。 Matthew 20:15 するすはからざるか、ければとてきか、とひしが、 Matthew 20:16 になり、にならん。されたるけれども、まるるし、と。 Matthew 20:17 イエズスエルザレムにふに、に十二弟子呼寄せてひけるは、 Matthew 20:18 エルザレムにる、司祭律法學士されん、彼等死罪し、 Matthew 20:19 異邦してらしめ、たしめ、十字架けしめん、三日るべし、と。 Matthew 20:20 にゼベデオの子等子等にイエズスにづき、禮拝して何事かをはんとしければ、 Matthew 20:21 イエズス、むか、とひしにひけるは、二人を、御國一人に、一人すべくへ。 Matthew 20:22 イエズスへてひけるは、らず、まんとするるか、と。彼等るなり、とひしかば、 Matthew 20:23 イエズス彼等ひけるは、まん、れど右左するは、ふべきにず、よりへられたる人々にこそふべきなれ、と。 Matthew 20:24 て十弟子きて、二人兄弟りければ、 Matthew 20:25 イエズス彼等呼寄せてひけるは、異邦君主り、なるふはなり。 Matthew 20:26 にはあるべからず、ならんとするは、となるべし、 Matthew 20:27 たらんとするは、奴隷となるべし。 Matthew 20:28 れるはへらるるずして、へん衆人として生命てんなるがし。 Matthew 20:29 一行エリコをづる群衆しくイエズスにひしが、 Matthew 20:30 しも路傍せる二人瞽者、イエズスのふをき、よ、ダヴィドのよ、へ、とびければ、 Matthew 20:31 群衆彼等みてせしめんとすれども、彼等びて、よ、ダヴィドのよ、へ、とれり。 Matthew 20:32 イエズスり、彼等びてひけるは、さんするか、と。 Matthew 20:33 彼等かれんを、とひしに、 Matthew 20:34 イエズス彼等みてひしかば、彼等えて、イエズスにへり。 Matthew 21:0 <w>第</w>三<w>篇</w> イエズスの<w>最後</w>の<w>週間</w> Matthew 21:1 <w>第</w>一<w>項</w> イエズスエルザレムに<w>歓迎</w>せられ<w>給</w>ふ イエズスの一行エルザレムにづき、橄欖なるベトファゲにりし、イエズス二人弟子はさんとして、 Matthew 21:2 ひけるは、け、らばげる驢馬るにはん、きてれ。 Matthew 21:3 ありてはば、すとへ、らばすべし、と。 Matthew 21:4 れるは、預言によりてはれし成就せんなり、 Matthew 21:5 く「シオンのへ、柔和にして、驢馬なる驢馬とにりてる」と。 Matthew 21:6 弟子きてイエズスのひしくにし、 Matthew 21:7 驢馬とをり、衣服き、イエズスをせたるに、 Matthew 21:8 群衆しく衣服き、人々りてきたり。 Matthew 21:9 へる群衆はりて、ダヴィドのにホザンナ。によりてるものはせられへ。までホザンナとれり。 Matthew 21:10 てイエズスエルザレムにひしに、なるぞ、とりて動揺きけるが、 Matthew 21:11 人民は、ガリレアのナザレトよりでたる預言イエズスなり、とれり。 Matthew 21:12 <w>第</w>二<w>項</w> エルザレムに<w>於</w>るイエズスの<w>所業</w> イエズス神殿ひて、殿内にて売買するだし、兩替人々腰掛とをして、 Matthew 21:13 彼等ひけるは、して「我家へらるべし」とあるに、強盗巣窟せり、と。 Matthew 21:14 瞽者跛者神殿にてイエズスにづきしかば、へり。 Matthew 21:15 るに司祭律法學士、イエズスのへる奇蹟と、ダヴィドのにホザンナと殿内はる兒等とをり、 Matthew 21:16 ひてひけるは、彼等くや、と。イエズスひけるは、り「孩兒乳兒との賛美うしへり」とあるをまざりしか、と。 Matthew 21:17 彼等れ、でてベタニアにき、其處宿へり。 Matthew 21:18 明朝ひしが、 Matthew 21:19 路傍無花果ひしに、をもざりしかば、ひて、何時までもらざれ、とひしに、無花果れたり。 Matthew 21:20 弟子感嘆し、如何にしてれたるぞ、とひしに、 Matthew 21:21 イエズスへてひけるは、ぐ、信仰ありて躊躇せずば、無花果すべきならず、假令ひて、けてれとふともらん。 Matthew 21:22 りのじてむるは、けん、と。 Matthew 21:23 イエズス神殿りてへつつひけるに、司祭民間長老づきてひけるは、すぞ、へしぞ。 Matthew 21:24 イエズスへてひけるは、一言はん、らば、ふかをげん。 Matthew 21:25 ヨハネの洗禮何處よりなりしぞ、よりかよりか、と。彼等りて、 Matthew 21:26 よりとはば、何故ぜざりしかとはるべく、よりとはば、ヨハネを預言とせると民衆りありとし、 Matthew 21:27 にイエズスにへて、らず、とひしかば、イエズスひけるは、ふかをげず。 Matthew 21:28 如何ふぞ。二人ありしが、長男づきて、よ、今日葡萄きてけ、とひけるに、 Matthew 21:29 へて、ひしも、後悔してきたり。 Matthew 21:30 次男づきてひけるに、へて、く、とひしもかざりき。 Matthew 21:31 二人したるぞ、と。彼等長男なりとひしかば、イエズスひけるは、ぐ、税吏娼妓とはよりもらん。 Matthew 21:32 はヨハネりしに、ぜず、税吏娼妓とはじたりしを、ても後悔せず、ぜざりければなり。 Matthew 21:33 け、家父葡萄りてらし、酪穴り、物見て、小作して遠方旅立ちしが、 Matthew 21:34 づきしかば、受取らせんとて、小作はししに、 Matthew 21:35 小作へて、一人ち、一人し、一人投付けたり。 Matthew 21:36 よりもはししに、彼等をもへり。 Matthew 21:37 に、をばふならんとて、はししに、 Matthew 21:38 小作ひけるは、相続なり、れかしさん、して家督ん、と。 Matthew 21:39 へ、葡萄より逐出してせり。 Matthew 21:40 れば葡萄らん小作如何處置すべきか。 Matthew 21:41 彼等ひけるは、惡人容赦なくぼし、季節むる小作葡萄さん。 Matthew 21:42 イエズス彼等ひけるは、聖書まざりしか、「つるにてられたる首石となれり、へるにて、には不思議なり」とあり。 Matthew 21:43 ればぐ、よりはれ、人民へらるべし。 Matthew 21:44 つるけん、つるも微塵にせん、と。 Matthew 21:45 司祭ファリザイイエズスのきて、してへるをり、 Matthew 21:46 へんとりしが、群衆預言とせるをれたり。 Matthew 22:0 Matthew 22:1 イエズスへて、ひけるは、 Matthew 22:2 天國婚筵けるし。 Matthew 22:3 婚筵きたる人々ばんとて、はしたるに、彼等らざれば、 Matthew 22:4 はすとてひけるは、きたる人々げて、饗筵準備せり、たると、られてはれり、婚筵まれよ、とへ、と。 Matthew 22:5 れども彼等みず、一人作家に、一人商売き、 Matthew 22:6 其他めてししかば、 Matthew 22:7 きてり、軍勢はして殺人ぼし、へり。 Matthew 22:8 ひけるは、婚筵はりたれども、かれし人々は[となるに]へざりし、 Matthew 22:9 きて婚筵け、と。 Matthew 22:10 途々でて、きもきもめしかば、婚筵ちたり。 Matthew 22:11 んとて入來り、一人婚禮けざるあるをひ、 Matthew 22:12 よ、如何婚禮けずして、此處りしや、とひけるに、黙然たりき。 Matthew 22:13 給仕ひけるは、手足りて投出だせ、其處には痛哭切歯とあらん、と。 Matthew 22:14 されたるけれども、まるるし、と。 Matthew 22:15 ファリザイでて、イエズスのへんとり、 Matthew 22:16 弟子をヘロデのはして、はせけるは、よ、眞實にして、眞理によりてへ、依怙贔屓せざるをにもらざるは、れるなり。 Matthew 22:17 ればセザルにむるはや、げよ、と。 Matthew 22:18 イエズス彼等狡猾りてひけるは、僞善よ、むる。 Matthew 22:19 せよ、と。彼等デナリオを差出だしたるに、 Matthew 22:20 イエズスひけるは、とはのなるか、と。 Matthew 22:21 彼等セザルのなりとふ。にイエズスひけるは、らばセザルのはセザルにし、せ、と。 Matthew 22:22 彼等きて感嘆し、イエズスをれてれり。 Matthew 22:23 復活なしと主張せるサドカイイエズスにづき、ひて、 Matthew 22:24 ひけるは、よ、モイゼく、「なくしてなば、兄弟りて、兄弟ぐべし」と、 Matthew 22:25 るに兄弟ありしに、りてし、なかりしかば、ししが、 Matthew 22:26 三より七までにして、 Matthew 22:27 最後せり。 Matthew 22:28 れば復活りて、は七たるべきか、りたればなり。 Matthew 22:29 イエズスへてひけるは、聖書をもをもらずしてれり。 Matthew 22:30 復活らずがず、使くならん。 Matthew 22:31 死人復活きては、よりはれしまざりしか。 Matthew 22:32 はく、「はアブラハムの、イザアクの、ヤコブのなり」と。死者にはず、生者の[]にてす、と。 Matthew 22:33 群衆きて、感嘆せり。 Matthew 22:34 てファリザイ、イエズスがサドカイ閉口せしめひしをきてまりしが、 Matthew 22:35 一人律法學士イエズスをみてひけるは、 Matthew 22:36 律法なるれぞや。 Matthew 22:37 イエズスひけるは、「し、し、してにてすべし」、 Matthew 22:38 なる一のなり。 Matthew 22:39 二もたり、「すべし」。 Matthew 22:40 ての律法預言とはるなり。 Matthew 22:41 ファリザイれるに、イエズスひて、 Matthew 22:42 ひけるは、キリストにきて如何ふぞ、なるか、と。彼等、ダヴィドのなり、とひければ、 Matthew 22:43 イエズスひけるは、らばダヴィド[]によりてふるは如何、 Matthew 22:44 く「我主へらく、すまで、せよ」と、 Matthew 22:45 ればダヴィドふるに、でかならんや、と。 Matthew 22:46 もイエズスにふることはず、よりなかりき。 Matthew 23:0 Matthew 23:1 イエズス群衆弟子とにりて、 Matthew 23:2 ひけるは、律法學士とファリザイとはモイゼの講座せり。 Matthew 23:3 れば彼等は、りてへ、れど彼等ひてふことれ、彼等ひてはざればなり。 Matthew 23:4 彼等は、りてすれど、指先にてかすをすらむ。 Matthew 23:5 てのられんにして、くし、くす。 Matthew 23:6 また宴席にては上席會堂にては上座、 Matthew 23:7 にては敬禮ラビとばるるむ。 Matthew 23:8 はラビとばるるれ、一個にして、兄弟なればなり。 Matthew 23:9 地上ふることれ、一個のみなればなり。 Matthew 23:10 指導へらるることれ、指導一個にして、キリストなればなり。 Matthew 23:11 なるとなるべし。 Matthew 23:12 げられ、げらるべし。 Matthew 23:13 なる僞善なる律法學士、ファリザイよ、天國ぢ じて、らず、りつつある人々をもらしめざればなり。 Matthew 23:14 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、へて、寡婦せばなり。りてしき審判けん。 Matthew 23:15 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、一人信者らんとて海陸り、れば、せる地獄せばなり。 Matthew 23:16 なる瞽者なる手引よ、ふ、「[]殿してふはにもず、[]殿黄金してはばさざるべからず」と。 Matthew 23:17 にしてなるどもなるぞ、黄金か、黄金ならしむる[]殿か。 Matthew 23:18 [ふ]「祭壇してふはにもず、なる供物してはばさざるべからず」と。 Matthew 23:19 瞽者よ、れかなるぞ、供物か、供物ならしむる祭壇か。 Matthew 23:20 れば祭壇しては、祭壇なるとをしてふなり。 Matthew 23:21 て[]殿しては、[]殿ふものとをしてふなり。 Matthew 23:22 しては、玉座とをしてふなり。 Matthew 23:23 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、薄荷茴香馬芹の十の一をめて、律法重大なる、正義慈悲忠實とをせり、してこそをもらざるべかりしなれ。 Matthew 23:24 蝐蠉だして駱駝瞽者なる手引よ。 Matthew 23:25 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、とのめて、とにちたればなり。 Matthew 23:26 瞽者なるファリザイよ、とのめよ、らばくなるべし。 Matthew 23:27 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、りたるたればなり。しくゆれども、死人とにてり。 Matthew 23:28 く、義人ゆれども、僞善不義とにてり。 Matthew 23:29 なる僞善なる律法學士ファリザイよ、預言て、義人記念碑りて、 Matthew 23:30 く、「先祖時代りしならば、預言[をす]にせざりしものを」と。 Matthew 23:31 は、預言しし子孫たるするなり。 Matthew 23:32 らば先祖たせよ。 Matthew 23:33 よ、よ、でか地獄宣告れん。 Matthew 23:34 ればよ、預言智者律法學士はせども、し、十字架け、會堂ちて、よりめん。 Matthew 23:35 義人アベルのより、が[]殿祭壇とのにてししパラキアのザカリアの地上されたるしきは、すべし。 Matthew 23:36 ぐ、現代すべし。 Matthew 23:37 エルザレムよ、エルザレムよ、預言し、はされたる人々よ、牝鶏むるく、子等めんとせしこと幾度ぞや、れど、めり。 Matthew 23:38 よ、荒廃れてされん。 Matthew 23:39 ぐ、によりてせられへ」とは、よりざるべし、[とへり]。 Matthew 24:0 Matthew 24:1 <w>第</w>三<w>項</w> イエズスエルザレムの<w>滅亡</w><w>等</w>を<w>豫言</w>し<w>給</w>ふ イエズス[]殿でてひけるに、弟子[]殿構造さんとてづきしかば、 Matthew 24:2 へてひけるは、一切るか、ぐ、此處にはれずしてされじ、と。 Matthew 24:3 橄欖へるに、弟子づきてひけるは、のあらんは何時なるぞ、再臨とのなるぞ。 Matthew 24:4 イエズスへてひけるは、はされじと注意せよ、 Matthew 24:5 くのりて、はキリストなりとひて、くのはすべければなり。 Matthew 24:6 戰闘戰闘風説かん、みてがすれ、あるべし、れどらざるなり。 Matthew 24:7 に、らひ、疫病飢饉地震處々にあらん、 Matthew 24:8 なり。 Matthew 24:9 人々困難れ、し、萬民まれん。 Matthew 24:10 くのきて、反應み、 Matthew 24:11 預言りて、くのはさん、 Matthew 24:12 不義れたるによりて、多數えん、 Matthew 24:13 れどまで耐忍はるべし。 Matthew 24:14 []福音は、萬民として世界宣傳へられん、るべし。 Matthew 24:15 れば預言ダニエルにりてげられし「むべき荒廃」が聖所厳然たるをば、 Matthew 24:16 るべし。ユデアにるべし、 Matthew 24:17 屋根は、よりをか取出ださんとてるべからず、 Matthew 24:18 は、上着らんとてるべからず。 Matthew 24:19 りて懐胎せるまするなる。 Matthew 24:20 ぐるの、安息日らざらんれ。 Matthew 24:21 には、よりく、にもるまじきの、なる患難あるべければなり。 Matthew 24:22 められずば、はるるなからん、れどは、まれたる人々めらるべし。 Matthew 24:23 ありてに、「よキリストは此處り、彼處り」とふともずることれ、 Matthew 24:24 キリスト預言りて、なる奇蹟とをひ、ふべくんばまれたる人々をさへもはさんとすべければなり。 Matthew 24:25 げたるぞ。れば假令、「よキリストは荒野り」とはるともることれ、 Matthew 24:26 「奥室り」とはるともずることれ、 Matthew 24:27 電光より西にまでゆるく、るもるべければなり。 Matthew 24:28 にはらん。 Matthew 24:29 日々患難み、へず、よりち、能力動揺せん。 Matthew 24:30 れん。民族き、なる能力威光とをるをん。 Matthew 24:31 喇叭てる天使等はし、まで、四方よりまれし人々めしめん。 Matthew 24:32 無花果よりべ、ぎてずるきをる。 Matthew 24:33 く、一切ば、しとれ。 Matthew 24:34 ぐ、は、現代ぎざらん。 Matthew 24:35 天地ぎん、れどぎざるべし。 Matthew 24:36 をば何人らず、天使すらもらず、へるはのみ。 Matthew 24:37 ノエのく、るもらん。 Matthew 24:38 洪水、ノエの方舟までも、人々ぎして、 Matthew 24:39 洪水りて彼等ふまでらざりしく、るもらん。 Matthew 24:40 二人らんに、一人られ一人されん。 Matthew 24:41 二人らんに、一人られ一人されん。 Matthew 24:42 れば警戒せよ、ふはれのなるかをらざればなり。 Matthew 24:43 れ、家父盗賊るべきらば、警戒して穿たせじ。 Matthew 24:44 れば用意してあれ、らざるるべければなり。 Matthew 24:45 じてへさせんとて、主人彼等てたる、忠誠怜悧なるふぞ。 Matthew 24:46 主人らんするを見出されたるなり。 Matthew 24:47 ぐ、主人ての所有らしめん。 Matthew 24:48 れどしきに「主人ることし」とひて、 Matthew 24:49 同輩り、酒徒酒食にせば、 Matthew 24:50 主人はざるらざるりて、 Matthew 24:51 處罰し、僞善じうすべし、其處には痛哭切歯とあらん。 Matthew 25:0 Matthew 25:1 天國は、十處女面々りて新郎新婦とをへにたるくならん。 Matthew 25:2 にして五し、 Matthew 25:3 なる五りてへざるに、 Matthew 25:4 きはへたり。 Matthew 25:5 新郎かりければ、假寝してりたりしが、 Matthew 25:6 夜中に「すわ新郎たるぞ、へよ」とのありしかば、 Matthew 25:7 處女きてへたり。 Matthew 25:8 なるがきにひけるは、て、ゆ、と。 Matthew 25:9 きがへてひけるは、らくはとにらじ、きてへ、と。 Matthew 25:10 彼等はんとてけるに、新郎りしかば、用意してありしは、婚筵り、されたり。 Matthew 25:11 處女りて、よ、へ、とれども、 Matthew 25:12 へて、ぐ、らず、とへり。 Matthew 25:13 れば警戒せよ、らざればなり Matthew 25:14 [天國は]旅立たんとして、び、所有せるがし。 Matthew 25:15 一人には五タレント、一人に二タレント、一人には一タレントを、器量じてし、出立せしが、 Matthew 25:16 五タレントをけしは、きて取引して、に五タレントをけ、 Matthew 25:17 二タレントをけしにして、に二タレントをけしに、 Matthew 25:18 一タレントをけしは、きて主人けり。 Matthew 25:19 しうして主人りて彼等計算せしが、 Matthew 25:20 五タレントをけしづきて、に五タレントを差出してひけるは、主君よ、に五タレントをひしが、五タレントをけたり、と。 Matthew 25:21 主人ひけるは、し、にしてなるよ、些少なるなりしにより、くのらしめん、主人れよ、と。 Matthew 25:22 二タレントをけしづきてひけるは、主君よ、に二タレントをひしが、二タレントをけたり、と。 Matthew 25:23 主人ひけるは、にしてなるよ、些少なるなりしにより、くのらしめん、主人れよ、と。 Matthew 25:24 一タレントをけしづきてひけるは、主君よ、しきにして、かざるよりり、らさざるよりむるをり、 Matthew 25:25 れて、きてのタレントをけり、す、と。 Matthew 25:26 主人へてひけるは、くして懶惰なるよ、かざるよりり、らさざるよりむるをりたれば、 Matthew 25:27 兩替くべかりき、らばりて、利子けしならん。 Matthew 25:28 ればよりタレントをりて、十タレントをてるへよ、 Matthew 25:29 てるへられてならん、れどたぬは、てりとはるるまでもはれん、 Matthew 25:30 無益なる投出せ、其處には痛哭切歯らん、と。 Matthew 25:31 威光の[]使へてらん威光せん。 Matthew 25:32 萬民め、彼等つこと、牧者山羊とをつがく、 Matthew 25:33 に、山羊かん。 Matthew 25:34 はん、れ、せられたるよ、世界開闢よりへられたるよ。 Matthew 25:35 ゑしにせしめ、きしにましめ、旅人なりしに宿らせ、 Matthew 25:36 なりしにせ、みたりしにひ、監獄りしにりたればなり、と。 Matthew 25:37 義人へてはん、よ、何時ふをせしめ、ふを[て]ましめ、 Matthew 25:38 何時旅人せるを宿らせ、るを[て]せしぞ、と。 Matthew 25:39 何時監獄ふをりしぞ、と。 Matthew 25:40 へて彼等はん、ぐ、兄弟一人したるは、ししなり、と。 Matthew 25:41 にもはん、はれたるよ、れて、惡魔使とのへられたる永遠に[れ]。 Matthew 25:42 ゑしにせしめず、きしにましめず、 Matthew 25:43 旅人なりしに宿らせず、なりしにせず、監獄りしにはざりしなり、と。 Matthew 25:44 彼等へてはん、よ、何時ゑ、き、旅人たり、なり、み、監獄ふをへざりしぞ、と。 Matthew 25:45 彼等へてはん、ぐ、一人さざりしは、さざりしなり、と。 Matthew 25:46 永遠刑罰り、義人永遠生命るべし、と。 Matthew 26:0 Matthew 26:1 <w>第</w>四<w>項</w> <w>敵</w><w>等</w>イエズスの<w>死刑</w>を<w>謀</w>る イエズスひて、弟子ひけるは、 Matthew 26:2 れるく、二日過越はれん。十字架けられんさるべし、と。 Matthew 26:3 司祭民間長老、カイファとへる司祭り、 Matthew 26:4 りてイエズスをへてさんとりしが、 Matthew 26:5 へらく、祝日にはすべからず、らくは騒動人民らん、と。 Matthew 26:6 てイエズスベタニアにて、病者シモンのひけるに、 Matthew 26:7 香油りたるちてイエズスにづき、へるぎしが、 Matthew 26:8 弟子り、ぞ、 Matthew 26:9 りて貧者すをたりしものを、とひけるを、 Matthew 26:10 イエズスりて彼等ひけるは、はすや、善行せり。 Matthew 26:11 貧者れども、らず。 Matthew 26:12 香油ぎしは、らんとてしたるなり。 Matthew 26:13 ぐ、世界何國にもあれ、福音宣傳へられんには、ししも、記念としてらるるべし、と。 Matthew 26:14 に十二一人イスカリオテのユダとへる司祭きて、 Matthew 26:15 へんとするか、さん、とひしに、彼等三十せしかば、 Matthew 26:16 ユダよりイエズスをさんとして、たり。 Matthew 26:17 <w>第</w>五<w>項</w> <w>最終</w>の<w>晩餐</w> 無酵弟子イエズスにづきてひけるは、ふる過越食事何處ならんふか。 Matthew 26:18 イエズスひけるは、き、りて、く、づけり、弟子過越はんとす、とへと。 Matthew 26:19 弟子イエズスにぜられしくにして、過越せり。 Matthew 26:20 夕暮びて、イエズス十二弟子ひしが、 Matthew 26:21 彼等しつつあるひけるは、ぐ、一人さんとす、と。 Matthew 26:22 彼等ひて、よ、なるかと、云出でしに、 Matthew 26:23 イエズスへてひけるは、くるさん。 Matthew 26:24 は、きてされたるくとなるれざりしならば、りてかりしものを、と。 Matthew 26:25 イエズスをりしユダへて、ラビなるか、とひしにイエズス、へるがし、とへり。 Matthew 26:26 一同晩餐しつつあるに、イエズスり、してき、弟子へてひけるは、りてせよ、なりと。 Matthew 26:27 りてし、彼等へてひけるは、よりめ。 Matthew 26:28 されんとて衆人さるべき、新約なり。 Matthew 26:29 ぐ、にてなるものをまんまでは、より葡萄まじ、と。 Matthew 26:30 賛美歌り、橄欖きけるに、 Matthew 26:31 イエズスひけるは、今夜きてかん、して「牧者たん、らん」とあればなり。 Matthew 26:32 れどりてちてガリレアにかん。 Matthew 26:33 ペトロへてひけるは、假令きてくとも、何時かじ。 Matthew 26:34 イエズスへてひけるは、ぐ、今夜に、まん。 Matthew 26:35 ペトロひけるは、假令すべくとも、まじと。弟子へり。 Matthew 26:36 <w>第</w>六<w>項</w> ゲッセマニに<w>於</w>るイエズス てイエズス彼等にゲッセマニとへる田家り、弟子ひて、彼處きて此處せよ、とひ、 Matthew 26:37 ペテロとゼベデオの二人とをへて、へり。 Matthew 26:38 彼等ひけるは、ぬばかりにふ、此處まりてめてれ、と。 Matthew 26:39 しくき、平伏してりつつひけるは、よ、ふくば、よりれかし、れど我意にとには思召くになれ、と。 Matthew 26:40 弟子り、彼等れるをてペトロにひけるは、、一時間はざりしか、 Matthew 26:41 誘惑らざらんめてれ、精神れども肉身し、と。 Matthew 26:42 きてひけるは、よ、まずしてはずば、思召れかし、と。 Matthew 26:43 りて彼等れるをへり、彼等れたるなり。 Matthew 26:44 彼等れてき、へてひしが、 Matthew 26:45 弟子りてひけるは、りてめ、すはづけり、罪人されんとす。 Matthew 26:46 きよ、かん、よ、づけり、と。 Matthew 26:47 <w>第</w>七<w>項</w> イエズス<w>捕</w>へられ<w>給</w>ふ へるに、しも十二一人なるユダり、司祭民間長老よりはされた群衆とをちてへり。 Matthew 26:48 イエズスをりしもの彼等合圖へて、接吻するなり、へよ、とひしが、 Matthew 26:49 にイエズスにづき、ラビかれ、とひて接吻せり。 Matthew 26:50 イエズスひけるは、よ、れるぞ、と。人々づきて、イエズスにけてへたり。 Matthew 26:51 しも、イエズスとりし一人べてき、司祭ちてしかば、 Matthew 26:52 イエズスひけるは、めよ、にてぶべければなり。 Matthew 26:53 ずとふか、に十二にもれる天使ふべし。 Matthew 26:54 らば、あるべしとへる聖書でか成就せん、と。 Matthew 26:55 同時にイエズス群衆ひけるは、強盗く、とをちてへに出來りしか、日々[]殿にてしてりしに、へざりき。 Matthew 26:56 れど、れるは預言成就せんなり、と。弟子イエズスをきてれり。 Matthew 26:57 <w>第</w>八<w>項</w> イエズスカイファの<w>家</w>に<w>引</w>かれ<w>給</w>ふ イエズスをへたる人々律法學士長老たる、司祭カイファの引行きしが、 Matthew 26:58 ペトロにイエズスにひて司祭までり、事態んとてり、たり。 Matthew 26:59 司祭ての議員とは、イエズスをせんとて、する僞證め、 Matthew 26:60 許多僞證りたれどもざりしが、二人僞證りて Matthew 26:61 ひけるは、神殿ちて三日」とへり、と。 Matthew 26:62 司祭ちてイエズスにひ、人々してするに、をもへざるか、とひしも、 Matthew 26:63 イエズスへば、司祭ひけるは、けるによりてず、キリストなるか、げよ。 Matthew 26:64 イエズスひけるは、へるがし、れどもぐ、全能して、るをるべし、と。 Matthew 26:65 司祭衣服きてひけるは、冒涜せり。證人せん、冒涜きて Matthew 26:66 如何ふぞ、と。彼等へて、る、とへり。 Matthew 26:67 下役イエズスの御顔し、にてち、平手にて御顔きてひけるは、 Matthew 26:68 キリストよ、てるなるかを預言せよ、と。 Matthew 26:69 てペトロにてたるに、一人下女づき、もガリレアのイエズスとりき、とひしかば、 Matthew 26:70 衆人にてみ、らず、とへり。 Matthew 26:71 下女て、居合人々ひ、もナザレトのイエズスとりき、とひたるに、 Matthew 26:72 ひて、らず、とめり。 Matthew 26:73 暫時ありて、なる人々づきてペトロにひけるは、彼等一人なり、方言までもせり、と。 Matthew 26:74 らず、とてめしかば、ちにしてけり。 Matthew 26:75 てペトロ、イエズスがまんとひしし、でてけり。 Matthew 27:0 Matthew 27:1 <w>第</w>九<w>項</w> イエズスピラトの<w>前</w>に<w>出廷</w>し<w>給</w>ふ 黎明びて、司祭民間長老イエズスをせんと協議し、 Matthew 27:2 りてれ、総督ポンショ、ピラトにせり。 Matthew 27:3 にイエズスをししユダ、宣告せられひしを後悔し、三十銀貨司祭長老してし、 Matthew 27:4 無罪りてせり、とひしかば彼等ひけるは、かあらん、るべし、と。 Matthew 27:5 ユダ銀貨を[]殿投棄ててりしが、きてれたり。 Matthew 27:6 司祭銀貨りてひけるは、なれば賽銭るべからず、と。 Matthew 27:7 協議して、にて陶匠ひ、旅人墓地てたり。 Matthew 27:8 今日までもハケルダマ、ばれたり。 Matthew 27:9 預言エレミアによりてはれし成就せり、く「彼等はイスラエルの評價られしもののなる銀貨三十り、 Matthew 27:10 陶匠へたり、へるし」と。 Matthew 27:11 てイエズス、総督出廷ひしに、総督ひてひけるは、はユデアなるか。イエズスひけるは、へるがし、と。 Matthew 27:12 司祭長老よりへられへども、何事をもはざりければ、 Matthew 27:13 ピラトひけるは、彼等して如何なる證言すかをかざるか、と。 Matthew 27:14 イエズス一言はざりしかば、総督感嘆するしかりき。 Matthew 27:15 に、祭日りて総督人民する囚人一個すのありしが、 Matthew 27:16 しもバラバとへる名高囚人あるにより、 Matthew 27:17 ピラト彼等りたるに、さんするか、バラバかキリストとへるイエズスか、とへり。 Matthew 27:18 によりてイエズスをししをればなり。 Matthew 27:19 総督法廷しけるに、はしてひけるは、義人はることれ、今日に、しめり、と。 Matthew 27:20 司祭長老人民ひ、バラバをひてイエズスをぼさんめしが、 Matthew 27:21 総督へて、二人れをされんむか、とひしに彼等、バラバを、とひしかば、 Matthew 27:22 ピラトひけるは、らばキリストとへるイエズスを如何處分せんか。 Matthew 27:23 く、十字架けよ、と。総督ししか、とひたれどびて、十字架けよ、とたり。 Matthew 27:24 ピラトもなく騒動彌増すをて、り、人民ひてひけるは、義人きてなし、るべし、と。 Matthew 27:25 人民へて、子等とのに[れかし]、とひしかば、 Matthew 27:26 総督バラバを彼等し、イエズスをばたせて十字架けん彼等せり。 Matthew 27:27 総督兵卒、イエズスを役所り、呼集め、 Matthew 27:28 衣服ぎてせ、 Matthew 27:29 みてらせ、たせ、きて、ユデアかれ、とひてり、 Matthew 27:30 きかけ、りてれり。 Matthew 27:31 <w>第</w>十<w>項</w> <w>十字架</w><w>上</w>の<w>犠牲</w> イエズスを嘲弄してぎて衣服せ、十字架けんとて引行きしが、 Matthew 27:32 、シモンとくるシレネひしかば、十字架はせたり。 Matthew 27:33 てゴルゴタ髑髏へるり、 Matthew 27:34 ぜたる葡萄をイエズスにませんとせしに、ひて、はざりき。 Matthew 27:35 彼等イエズスを十字架けてきて衣服ちしが、預言りてはれし成就せんなり。く「彼等衣服ち、下着抽鬮にせり」と。 Matthew 27:36 彼等してイエズスをりしが、 Matthew 27:37 に、ユデアイエズスなり、ときたる罪標けり。 Matthew 27:38 二人強盗一人に、一人十字架けられしが、 Matthew 27:39 往來イエズスをり、りて、 Matthew 27:40 神殿ちて三日よ、へ、ならば十字架よりりよ、とたり。 Matthew 27:41 司祭律法學士長老じくりてひけるは、 Matthew 27:42 他人ひしにはず、イスラエルのならば、十字架よりるべし、らばぜん。 Matthew 27:43 めり、せばふべし、は「なり」とひたればなり、と。 Matthew 27:44 イエズスと十字架けられたる強盗も、たり。 Matthew 27:45 よりまで、地上黒暗となりしが、 Matthew 27:46 、イエズスはりてひけるは、エリ、エリ、ラマ、サバクタニ、と。よ、よ、ひしや、のなり。 Matthew 27:47 其處てる人々きて、エリアをぶよ、とりしが、 Matthew 27:48 一人走行き、海綿りてませ、けてませんとせるに、 Matthew 27:49 け、エリアりてふややをん、とたり。 Matthew 27:50 イエズスはりてへり。 Matthew 27:51 しも[]殿よりまでけ、ひ、れ、 Matthew 27:52 け、りたる聖人りしが、イエズスの復活、 Matthew 27:53 でてなるり、くのれたり。 Matthew 27:54 百夫にイエズスをれる人々地震れるとをれ、なりき、とへり。 Matthew 27:55 此處に、ガリレアよりイエズスにひてへつつありしくの婦人れてりしが、 Matthew 27:56 マグダレナ、マリアと、ヤコボ、ヨセフのなるマリアと、ゼベデオの子等りき。 Matthew 27:57 日暮びて、アリマテアの富者ヨゼフとへるり、もイエズスの弟子なりければ、 Matthew 27:58 ピラトにりてイエズスのひたるに、ピラトぜしかば、 Matthew 27:59 ヨゼフりてみ、 Matthew 27:60 りたるしきめ、入口なるばしてれり。 Matthew 27:61 マグダレナ、マリアとのマリアとは其處りて、ひてたり。 Matthew 27:62 翌日用意司祭ファリザイ、ピラトのりて Matthew 27:63 ひけるは、よ、したり、僞者存命せし三日復活せんとひしなり。 Matthew 27:64 ればじて三日までらせよ、らくは弟子りてみ、より復活せりと人民はん、らばよりもしかるべし、と。 Matthew 27:65 ピラト彼等ひ、番兵あり、きてれとひければ、 Matthew 27:66 彼等きて封印し、番兵らせたり。 Matthew 28:0 <w>第</w>四<w>篇</w> キリストの<w>御</w><w>復活</w> Matthew 28:1 安息日一週黎明に、マグダレナ、マリアとのマリアと、んとてりしに、 Matthew 28:2 しも地震あり、使よりり、づきてばし退け、せしが、 Matthew 28:3 電光く、衣服し。 Matthew 28:4 番兵きて死人くなれり。 Matthew 28:5 天使婦人へてひけるは、るることれ、十字架けられひしイエズスをぬるをれり。 Matthew 28:6 此處さず、ひし復活へり。りてかれひたりし、 Matthew 28:7 きて弟子復活ひしげよ。ちてにガリレアにふ、彼處るべし[とへ]、げたるぞ、と。 Matthew 28:8 婦人なるとをきてり、弟子げんとてれり。 Matthew 28:9 しもイエズス彼等ひ、かれ、とひければ、彼等づきてき、禮拝せり。 Matthew 28:10 にイエズス彼等ひけるは、るることれ、きて兄弟等にガリレアにけとげよ、彼等彼處るべし、と。 Matthew 28:11 婦人りししも番兵數人り、りし司祭げしかば、 Matthew 28:12 彼等長老りて協議し、兵卒へて、 Matthew 28:13 ひけるは、へ、弟子りて、れるめりと。 Matthew 28:14 総督えなば、きて無事ならしめん、と。 Matthew 28:15 番兵りて、められしくにしたれば、今日るまでもユデアまれり。 Matthew 28:16 て十一の弟子ガリレアにき、イエズスの彼等ひしに[り]、 Matthew 28:17 イエズスを禮拝せり。れどもありき。 Matthew 28:18 イエズスづきて彼等りてひけるは、てもても、一切権能はれり。 Matthew 28:19 きて萬民へ、聖霊との御名によりて洗禮し、 Matthew 28:20 ぜしるべくへよ。まで日々るなり、と。 Mark 0:0 <w>馬可</w>の<w>耶蘇</w><w>基督</w><w>聖</w><w>福音</w><w>書</w> Mark 1:0 <w>第</w>一<w>篇</w> キリストの<w>公</w><w>生活</w> Mark 1:1 <w>第</w>一<w>項</w> キリストの<w>先駆</w><w>者</w> 御子イエズス、キリストの福音。 Mark 1:2 預言イザヤ[の]にして、「わが使面前はさん、ふべし。 Mark 1:3 荒野はるありて、く、へよ、くせよ」とあるがく、 Mark 1:4 ヨハネ荒野りてし、されんに、改心洗禮けん宣教へしが、 Mark 1:5 ユデアの地方エルザレムの出來り、告白して、ヨルダン[]にてせられたりき。 Mark 1:6 ヨハネは駱駝毛織皮帯め、とをりしが、宣教してひけるは、 Mark 1:7 よりもあるふ。みて、くにもへず、 Mark 1:8 にてしたれども、聖霊にてふべし、と。 Mark 1:9 當時イエズス、ガリレアのナザレトよりり、ヨルダン[]にてヨハネにせられひしが、 Mark 1:10 よりふや、け、[]りて、ふをへり。 Mark 1:11 よりして[く]、愛子なり、りてんぜり、と。 Mark 1:12 []荒野かしめひしが、 Mark 1:13 四十四十荒野りて、サタンにみられ、野獣ひ、天使たり。 Mark 1:14 <w>第</w>二<w>項</w> キリストの<w>宣教</w>の<w>初</w> ヨハネのはれし、イエズス、ガリレアにり、福音宣傳へて、 Mark 1:15 ひけるは、ちてづけり、改心して福音ぜよ、と。 Mark 1:16 てガリレアの湖辺ふに、シモンと兄弟アンデレアとがてるをて、――漁師なりき―― Mark 1:17 イエズス彼等ひ、へ、らしめん、とひしかば、 Mark 1:18 彼等きてへり。 Mark 1:19 しくひて、ゼベデオのヤコボと兄弟ヨハネとが、ひつつるをて、 Mark 1:20 彼等ひしに、彼等ゼベデオを、雇人きてへり。 Mark 1:21 [一同]カファルナウムにりしが、イエズス安息日會堂りてひければ、 Mark 1:22 たり。律法學士くせずして、権威あるくにへばなり。 Mark 1:23 るに惡鬼かれたる會堂りしが、はりて、 Mark 1:24 ひけるは、ナザレトのイエズスよ、関係かあらん、ぼさんとてへるか、なるかをれり、なるなり、と。 Mark 1:25 イエズスめて、してよりでよ、とひしに、 Mark 1:26 汚鬼抅攣けさせ、びつつ出去れり。 Mark 1:27 りて、何事ぞ、何等しきぞ。権威汚鬼にすらへば、彼等ふよ、と僉議するにりければ、 Mark 1:28 イエズスの名聲ガリレアの地方がれり。 Mark 1:29 彼等會堂で、ヤコボヨハネとに、シモンとアンデレアとのりしが、 Mark 1:30 シモンのひてければ、をイエズスにしたるに、 Mark 1:31 づきてり、ひしかば、立所りて彼等給仕したり。 Mark 1:32 夕暮りて人々める惡魔かれたるを、くイエズスのし、 Mark 1:33 りてたりしが、 Mark 1:34 イエズス様々へるし、惡魔逐出して、ふことをはざりき、彼等イエズスをればなり。 Mark 1:35 イエズス未明で、しきりてへるを、 Mark 1:36 シモンりし人々きて、 Mark 1:37 ひしかば、ぬ、とひしに、 Mark 1:38 イエズス彼等ひけるは、比鄰村落市街かん、彼處にも宣教すべし、りたればなり、と。 Mark 1:39 處々會堂ガリレア一般宣教し、惡魔逐払へり。 Mark 1:40 一個病者イエズスのり、きてひけるは、思召ならばくするふ、と。 Mark 1:41 イエズスひ、べ、れてひけるは、我意なり、くなれ、と。 Mark 1:42 ふや、癩病りてくなれり。 Mark 1:43 イエズスひ、 Mark 1:44 みてることれ、きて司祭せ、くなりたるに、彼等への證據として、モイゼのぜしものをげよ、とひて、らしめへり。 Mark 1:45 れどもでてり、言弘めしかば、イエズス最早顕然りて、しきひしが、人々八方よりたり。 Mark 2:0 Mark 2:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>人々</w>イエズスに<w>反抗</w>し<w>始</w>む 數日、イエズスカファルナウムにひしが、 Mark 2:2 えしかば、人々しくり、門口すら隙間もなきなるに、イエズス彼等へり。 Mark 2:3 人々かれたる一個癱瘋ししが、 Mark 2:4 群衆をイエズスに差出だすことはざれば、屋根ぎてき、癱瘋せるせり。 Mark 2:5 イエズス彼等信仰て、癱瘋ひ、よ、さる、とひしかば、 Mark 2:6 律法學士其處て、ひけるは、 Mark 2:7 ふや、冒涜するなり、すことをんや、と。 Mark 2:8 イエズス彼等へるをりてひけるは、ひをける。 Mark 2:9 癱瘋さるとふと、きてりてめとふと、き。 Mark 2:10 をして、すのあることをらしめん、とて癱瘋ひ、 Mark 2:11 ず、きよ、りてけ、とひしに、 Mark 2:12 きてり、衆人目前きしかば、感嘆へず、光榮し、ざりき、とふにれり。 Mark 2:13 イエズス湖辺ひしに、群衆りてりければ、彼等ひしが、 Mark 2:14 りがけに、アルフェオのレヴィが収税せるをて、へ、とひしかば、ちてへり。 Mark 2:15 にてひければ、くの税吏罪人とは、イエズス弟子列席したり、イエズスにへるかりき。 Mark 2:16 律法學士ファリザイ、イエズスが税吏罪人ふをて、弟子ひけるは、何故税吏罪人飲食するぞ、と。 Mark 2:17 イエズスきて彼等ひけるは、壮健なる醫者せず、あるこそ[するなれ]、りしは義人ずして、罪人を[なり]、と。 Mark 2:18 ヨハネの弟子とファリザイとは断食したりければ、りてイエズスにひけるは、ヨハネとファリザイとの弟子断食するに、弟子何故断食せざるぞ、と。 Mark 2:19 イエズス彼等ひけるは、新郎介添でか断食することをん。新郎彼等断食することをず。 Mark 2:20 れど新郎彼等より取去らるるらん、には断食せん。 Mark 2:21 新布衣服はあらず、せばしき引裂きて、破綻いなるべし。 Mark 2:22 しき皮嚢はあらず、せば皮嚢きてれ、皮嚢らん、しきしき皮嚢にこそるべけれ、と。 Mark 2:23 安息日りて、麦畑へるに、弟子みつつめしかば、 Mark 2:24 ファリザイイエズスにひ、よ、彼等安息日すべからざるせるはぞや、とひければ、 Mark 2:25 イエズスひけるは、ダヴィドがりて、へる人々ゑしししを、まざりしか、 Mark 2:26 如何にして、大司祭アビアタルのりて、司祭すべからざるし、へる人々にもへしかを。 Mark 2:27 ひけるは、安息日けられて、安息日られず、 Mark 2:28 れば安息日たるなり、と。 Mark 3:0 Mark 3:1 イエズス會堂ひしに、隻手えたる其處りければ、 Mark 3:2 ファリザイイエズスをへんとて、安息日すややをりしが、 Mark 3:3 イエズスえたるひて、眞中て、とひ、 Mark 3:4 彼等ひて、安息日すはきか、すはきか、ふはきか、ぼすはきか、とひしに、彼等黙然たりき。 Mark 3:5 イエズス彼等頑固なるをひ、みて視廻しつつに、べよ、とひければ、べて、えたり。 Mark 3:6 るにファリザイは、でてに、如何にしてかイエズスをぼさんと、ヘロデの協議したり。 Mark 3:7 イエズス、弟子ひしに、群衆しくガリレアびユデアより、 Mark 3:8 エルザレム、イデュメア、ヨルダン[]の彼方より[りて]ひ、チロとシドンとの地方よりも、イエズスのへるきて、人々しくりしかば、 Mark 3:9 イエズス群衆られざらんに、小舟かん弟子へり。 Mark 3:10 許多ふにり、あるれんとてなりき。 Mark 3:11 汚鬼もイエズスをは、平伏し、びて、 Mark 3:12 なり、とければ、イエズスすなと、しくへり。 Mark 3:13 <w>第</w>四<w>項</w> <w>使徒</w>の<w>選定</w>より<w>第</w>一の<w>派遣</w>までの<w>事實</w> てイエズスり、へる人々ひしに、彼等りしかば、 Mark 3:14 十二ててらしめ、宣教はさんとて、 Mark 3:15 ふるに、し、惡魔逐払権能てしへり。 Mark 3:16 シモン、をペトロとけ、 Mark 3:17 ゼベデオのヤコボと、ヤコボの兄弟ヨハネ、をボアゲルネスへり。 Mark 3:18 またアンデレア、フィリッポ、バルトロメオ、マテオ、トマ、アルフェオのヤコボ、タデオ、カナアンのシモン、 Mark 3:19 イエズスをりしイスカリオテのユダなりき。 Mark 3:20 彼等りしに、群衆りしかば、するだにざりしが、 Mark 3:21 イエズスの親族き、せりとひて、へん出來れり。 Mark 3:22 エルザレムよりりし律法學士も、ベエルゼブブにかれたり、惡魔逐払ふは惡魔るなり、とたり。 Mark 3:23 イエズス彼等呼集めて、ひけるは、サタンでかサタンを逐払ふをんや。 Mark 3:24 は、はず、 Mark 3:25 は、はず、 Mark 3:26 サタンらはば、ふもの、はずして、ぶべし。 Mark 3:27 如何なるも、りて家具めんには、らざればはず、[りて]むべし。 Mark 3:28 ぐ、一切冒涜せし冒涜されん、 Mark 3:29 れども聖霊冒涜せし永遠ず、永遠すべし、と。 Mark 3:30 ひしは人々汚鬼かれたり、とればなり。 Mark 3:31 にイエズスの兄弟等と、りてち、はしてばしめしに、 Mark 3:32 群衆りてたりけるが、人々げて、よ、兄弟等りてぬ、とひしかば、 Mark 3:33 イエズス彼等へてひけるは、兄弟なるぞ、と。 Mark 3:34 周圍せる人々視廻しつつひけるは、兄弟なる、 Mark 3:35 御旨は、兄弟姉妹なればなり、と。 Mark 4:0 Mark 4:1 湖辺にてひしが、群衆しくりしかば、イエズスはべるりてひ、群衆は、沿ひてれり。 Mark 4:2 くのひしが、ひけるは、 Mark 4:3 け。かんとてでしが、 Mark 4:4 路傍ちしかば、りてめり。 Mark 4:5 磽地ちしに、からざるによりて萌出でたれども、 Mark 4:6 日出づるやけて、なきがれたり。 Mark 4:7 ちしに、ちて蔽塞ぎたれば、ばざりき。 Mark 4:8 ちしかば、でてち、は三十は六十は百じたり。 Mark 4:9 ひけるは、てるけ、と。 Mark 4:10 イエズスりし十二ひしかば、 Mark 4:11 彼等ひけるは、奥義はりたれど、何事てせらる、 Mark 4:12 彼等ゆれどもらず、きてゆれどもらず、りてさるるなからんなり。 Mark 4:13 彼等ひけるは、らざるか、らば如何にしてか、らん。 Mark 4:14 くなり、 Mark 4:15 かるる路傍ちたるものは、きたるにサタンりてかれたるふものなり。 Mark 4:16 磽地かれたるものは、じくき、びてくれども、 Mark 4:17 なく、暫時のみにして、に、困難迫害れば、くものなり。 Mark 4:18 かれたるものあり、くと、 Mark 4:19 心勞入來りて、蔽塞ぎ、らざるにる。 Mark 4:20 かれたるものは、きてけ、いは三十は六十は百ぶものなり。 Mark 4:21 彼等ひけるは、るは、かんなるか、燭台せんずや、 Mark 4:22 何事されてれざるはなく、にせられてでざるはなし。 Mark 4:23 てるけ。 Mark 4:24 彼等ひけるは、め。りたるにてらもられ、へられん、 Mark 4:25 てるへられ、たざるてるをもはるべければなり。 Mark 4:26 ひけるは、は、くがし。 Mark 4:27 夜晝寝起してらざるに、萌出でて生長す、 Mark 4:28 自然じ、てるじ、 Mark 4:29 りて収穫れば、るるなり。 Mark 4:30 ひけるは、へ、如何なるへんか。 Mark 4:31 一粒芥種し。かるる地上ゆるよりもけれども、 Mark 4:32 かれたるちて、ちて野菜よりきく、いなるじて、むをるにる、と。 Mark 4:33 イエズスは、人々るにじて、くのひ、 Mark 4:34 なくしてあらざりしが、弟子には何事をも、解釈へり。 Mark 4:35 びて、イエズス弟子に、彼方らん、とひしかば、 Mark 4:36 彼等群衆らしめ、イエズスをへるき、ひたりき。 Mark 4:37 大風りて、り、船中つるにりしが、 Mark 4:38 イエズスはしてへるを、弟子呼起してひけるは、よ、ぶるをはざるか、と。 Mark 4:39 イエズスきてめ、ひて、せよ、まれ、とひしかば、みて大凪となれり。 Mark 4:40 彼等ひけるは、何故るるぞ、信仰たざるか、と。 Mark 4:41 彼等るるしく、何人ぞや、もこれにふよ、とたり。 Mark 5:0 Mark 5:1 りてゲラサりしが、 Mark 5:2 イエズスよりふや、汚鬼かれたるよりでてふ。 Mark 5:3 住處とし、てすら、ず、 Mark 5:4 數次とをがれたりしも、きて、なかりき。 Mark 5:5 えずび、もてけつつ、夜晝りしが、 Mark 5:6 にイエズスをて、りて禮拝し、 Mark 5:7 はりひけるは、御子イエズスよ、關係かあらん。によりてふ、しむることれ、と。 Mark 5:8 はイエズスひて、汚鬼よりよ、とへばなり。 Mark 5:9 イエズス、ぞ、とひしに、軍団なり、數多ければなり、とひて、 Mark 5:10 より逐払はざらんを、たり。 Mark 5:11 此處いなる山辺りてりしが、 Mark 5:12 []ひて、りてることをさせへ、とひければ、 Mark 5:13 イエズスひしに、汚鬼でて、り、二千じく飛入りて、溺死せり。 Mark 5:14 りしげて、田舎吹聴したれば、人々顛末んとてでしが、 Mark 5:15 イエズスのりて、惡魔まされしの、衣服にしてせるをて、れたり。 Mark 5:16 たりし惡魔かれたりしされたる次第と、とをげしかば、 Mark 5:17 彼等イエズスにはん願出でたり。 Mark 5:18 イエズス、惡魔まされしはん願出でたれど、 Mark 5:19 イエズスれずしてひけるは、親戚りて、如何ばかりいなるをなし、[如何に]ひしかを彼等げよ、と。 Mark 5:20 りて、イエズスのひし如何ばかりいなるかを、デカポリにめしかば、感嘆したり。 Mark 5:21 イエズスにてひしかば、群衆しくりしが、湖辺しも、 Mark 5:22 會堂一人なる、ヤイロとへる出來り、イエズスをるや、足下平伏して、 Mark 5:23 とす、かりてくるりて按手へ、とひければ、 Mark 5:24 イエズスふに、群衆しくひてたり。 Mark 5:25 に十二血漏へるありて、 Mark 5:26 數多醫師りて様々しめられ、てるしたれど、もなく、しかりしに、 Mark 5:27 イエズスのきしかば、雑沓よりりて、衣服れたり。 Mark 5:28 衣服にだにれなばゆべし、とたればなり。 Mark 5:29 出血ちにみて、えたるをじたり。 Mark 5:30 イエズスよりでしをひ、群衆みて、衣服れしぞ、とふや、と。 Mark 5:31 弟子ひけるは、群衆るをながらりしぞ、とふや、と。 Mark 5:32 イエズスししんとて視廻へば、 Mark 5:33 りたるりて、きつつり、御前平伏して、げたり。 Mark 5:34 イエズスひけるは、よ、信仰へり、んじてけ、えてあれかし、と。 Mark 5:35 に、會堂よりりてひけるは、せり。はすや、と。 Mark 5:36 イエズスぐるきて、會堂ひけるは、るることれ、ぜよ、と。 Mark 5:37 してペトロとヤコボとヤコボの兄弟ヨハネとのにも随行さずして、 Mark 5:38 會堂ひしが、しく、人々き、きつつるをて、 Mark 5:39 イエズスひ、くや、にたるにず、たるなり、とへば、 Mark 5:40 人々たり。れどし、父母從者とをれて、せるり、 Mark 5:41 りて、タリタクミ、とへり、して、よ、ず、きよ、のなり。 Mark 5:42 きてめり、は十二なりき。人々愕然としてきしが、 Mark 5:43 イエズスにもらすべからずとしくめ、食物へんへり。 Mark 6:0 Mark 6:1 イエズス、此處りて故郷ひ、弟子ひいたりしが、 Mark 6:2 安息日會堂にて説始ひしかば、きてひけるは、何處よりたるぞ、けられたる智恵と、はるるばかりの奇蹟とは、如何なるものぞ。 Mark 6:3 はマリアのにして、ヤコボ、ヨゼフ、ユダびシモンの兄弟たる職工にあらずや、姉妹此處るにずや、と。たり。 Mark 6:4 イエズス彼等ひけるは、預言はれざるは故郷親戚てのみ、と。 Mark 6:5 れば此處にては、少數病者按手してひし何等奇蹟をもはず、 Mark 6:6 彼等信仰き、邑々りてへり。 Mark 6:7 イエズス十二びて、二人づつはすにみ、汚鬼[にする]の権能け、 Mark 6:8 途中をもへざる旅嚢つまじき、 Mark 6:9 普通履物穿くも、二下着まじきじ、 Mark 6:10 彼等ひけるは、何處にても、らば、るまで其處れ。 Mark 6:11 けず、かざるあらば、其處立去りて、彼等への證據としてえ、と。 Mark 6:12 弟子でて改心すべきことを人々説教し、 Mark 6:13 許多惡魔逐払ひ、注油してくの病者たり。 Mark 6:14 <w>第</w>五<w>項</w> イエズスガリレアを<w>巡</w>り<w>給</w>ふ てイエズスのれしかば、ヘロデきて、洗者ヨハネは死者よりりたり、奇蹟はるるなり、とへるに、 Mark 6:15 人々は、エリアなりとひ、人々は、預言なり、預言一人し、とへば、 Mark 6:16 ヘロデきてりしヨハネは、死者よりりたり、とへり。 Mark 6:17 ヘロデ兄弟フィリッポのヘロヂアデをりたれば、はしてヨハネをへ、監獄ぎたりき。 Mark 6:18 はヨハネヘロデにひ、兄弟るるはからず、とたればなり。 Mark 6:19 ればヘロヂアデみてさんとすれども、はざりき、 Mark 6:20 ヘロデはヨハネの義人たり聖人たるをりて、り、きてくのひ、みてたるをてなり。 Mark 6:21 便宜り、ヘロデ、大官千夫長ガリレアの貴族招待して誕生饗宴きしが、 Mark 6:22 ヘロヂアデの入來りてし、ヘロデ列席人々ひしかば、ひけるは、しきものをめよ、へん、と。 Mark 6:23 ひてく、何事むるも、へば我國にても、へん、と。 Mark 6:24 でて、むべきか、とひしに、洗者ヨハネのを、とひければ、 Mark 6:25 き、洗者ヨハネのせて、はんす、とへり。 Mark 6:26 ひしかど、列席人々してせず、 Mark 6:27 刑吏はし、ヨハネのせてぜり。刑吏監獄にヨハネをり、 Mark 6:28 して、へしかば、へたり。 Mark 6:29 ヨハネの弟子きてり、りてれり。 Mark 6:30 使徒イエズスのり、てのししへしげしかば、 Mark 6:31 イエズス彼等ひ、しきりてめ、とへり。往來するくして、するだにあらざればなり。 Mark 6:32 りて、しきけり。 Mark 6:33 彼等くをて、くのり、てのより徒歩にて彼等ちて、彼處りしが、 Mark 6:34 イエズスでて群衆しきをひ、牧者なきくなるをみ、くのへり。 Mark 6:35 れかかりしかば、弟子づきてひけるは、しくし。 Mark 6:36 人々し、四辺田家きて面々食物ふことをしめへ、と。 Mark 6:37 イエズスへて、食物へよ、とひしかば、彼等ひけるは、きて二百デナリオにてひ、彼等せしめんか、と。 Mark 6:38 イエズス、幾個をかてる、きてよ、とひしに、彼等りて、五個二尾とあり、とへり。 Mark 6:39 じて、人々青草組々せしめひ、 Mark 6:40 人々五十づつしたるに、 Mark 6:41 イエズス五個二尾とをり、ぎてし、きて弟子へ、人々かしめ、二尾一同ひしかば、 Mark 6:42 してれり。 Mark 6:43 れるひしに、せて十二のちしが、 Mark 6:44 せし男子は五千なりき。 Mark 6:45 イエズス弟子らしめ、人民らしむるり、ちてベッサイダへかしめひ、 Mark 6:46 らしめてらんとてへり。 Mark 6:47 けて中央り、イエズスはひしが、 Mark 6:48 イエズス弟子逆風めるをひ、の三みて彼等り、ぎんとしひしに、 Mark 6:49 弟子ふをるや、怪物ならんとひてせり。 Mark 6:50 ぎたればなり。イエズスして、もしかれ、なるぞ、るることれ、とひ、 Mark 6:51 りて彼等ひしに、みたれば、彼等きたり。 Mark 6:52 彼等頑固にして、らざりければなり。 Mark 6:53 りて、ゲネザレトのり、けしが、 Mark 6:54 よりづるや、人々イエズスをめて、 Mark 6:55 地方り、イエズスのふとに、きて、何處までもめたり。 Mark 6:56 田家に、人々病者き、衣服にだもれんりしが、るるされつつありき。 Mark 7:0 Mark 7:1 ファリザイ數人律法學士エルザレムよりりて、イエズスのまりしが、 Mark 7:2 弟子なる數人の、はざるにてするをて、めたり。 Mark 7:3 ファリザイてのユデアは、古人りて、はざればせず、 Mark 7:4 よりは、はざればせず、其外土器銅器るべきへられたればなり。 Mark 7:5 ファリザイ律法學士イエズスにひけるは、弟子古人ひてまず、にてするや。 Mark 7:6 へてひけるは、イザヤが僞善なるきて預言したるして「にてべども、ざかれり。 Mark 7:7 訓戒へて、しくぶなり」とあるにはず。 Mark 7:8 ててり、土器め、ふなり、と。 Mark 7:9 彼等ひけるは、らんとて、くもせるよ。 Mark 7:10 モイゼく、「父母へ」と、く「くはすべし」と。 Mark 7:11 るをふ、もしくはひて、よりするコルバン、献物は、とならんとはばれり、と。 Mark 7:12 して其外何事をもくはすをさず。 Mark 7:13 へしによりてし、ふなり、と。 Mark 7:14 イエズス群衆呼集めて、ひけるは、きてれ。 Mark 7:15 よりは、はず、よりづるこそすなれ。 Mark 7:16 てるけ、と。 Mark 7:17 てイエズス、群衆れてひしに、弟子ひければ、 Mark 7:18 彼等ひけるは、までに無智なるか。よりは、はざることをらざるか。 Mark 7:19 るにずして、り、食物めてづればなり、と。 Mark 7:20 ひけるは、よりづるこそすなれ。 Mark 7:21 よりづるは、惡念姦淫私通殺人 Mark 7:22 偸盗貪婪狡猾詐僞猥褻惡視冒涜傲慢愚痴にして、 Mark 7:23 一切惡事は、よりでてすなり、と。 Mark 7:24 イエズス此處りて、チロとシドンとの地方き、りて、をもざらんひたれど、はざりき。 Mark 7:25 汚鬼かれたるてる一人、イエズスのくとしく入來りて、足下平伏せり。 Mark 7:26 はシロフェニシアにまれたる異邦にして、より惡魔逐払はんでけるに、 Mark 7:27 イエズスひけるは、兒等をしてらしめよ。兒等りて投與ふるはず、と。 Mark 7:28 へて、よ、り、れど狗兒も、食卓に、兒等遺片ふなり、とひしに、 Mark 7:29 イエズスひけるは、によりてけ、惡魔よりでたり、と。 Mark 7:30 りてれば、はりて、惡魔立去りたりき。 Mark 7:31 イエズスチロの地方で、シドンをてデカポリ地方中央り、ガリレアのひしに、 Mark 7:32 人々にしてなるをイエズスにり、按手はんひければ、 Mark 7:33 イエズス群衆より呼取りて、れ、してれ、 Mark 7:34 ぎてじ、エフフェタ、とへり、けよのなり。 Mark 7:35 にしてけ、けてふことしかりき。 Mark 7:36 イエズス彼等ひしかど、ふほど、言弘め、 Mark 7:37 感嘆して、くこそ何事をもひつれ、えしめ、はしめへり、とたり。 Mark 8:0 Mark 8:1 群衆しくして、すべきものあらざりしかば、イエズス弟子呼集めてひけるは、 Mark 8:2 群衆む。三日してすべきなし。 Mark 8:3 彼等空腹にしてらしめば、には遠方よりれる人々あり、にてるべし、と。 Mark 8:4 弟子へけるは、荒野にて、何處より彼等かしめべき、と。 Mark 8:5 イエズス、幾個をかてる、とふに、七個ひしかば、 Mark 8:6 イエズスじて群衆らせ、七個り、してき、人々へしめんとて弟子ひしかば、彼等群衆へたり。 Mark 8:7 しの小魚ありけるを、イエズスをもひ、じて人々へしめひしかば、 Mark 8:8 人々してり、へり。 Mark 8:9 せしなりしが、イエズスさて彼等らしめへり。 Mark 8:10 弟子りて、ダルマヌタ地方ひしに、 Mark 8:11 ファリザイでてじかかり、イエズスをみてよりのめければ、 Mark 8:12 イエズスじてひけるは、現代むるや、ぐ、現代へられんや、と。 Mark 8:13 彼等らしめ、りて彼方へり。 Mark 8:14 弟子ふるれて、船中一個あるのみなりしが、 Mark 8:15 イエズス彼等じて、みて、ファリザイ麪酵と、ヘロデの麪酵とに用心せよ、とひしかば、 Mark 8:16 彼等たざるならん、とてひけるを、 Mark 8:17 イエズスりてひけるは、たざるずるや、らずらざるか、なるか、 Mark 8:18 ありてえず、ありてこえざるか、記憶せざるか。 Mark 8:19 五個を五千へしちたる幾許めしぞ、と。彼等ひしに、 Mark 8:20 [ひけるは、]七個へしめしぞと、彼等ひしかば、 Mark 8:21 イエズスらざる、とへり。 Mark 8:22 一行ベッサイダにりしに、人々一個瞽者をイエズスにりて、はんひければ、 Mark 8:23 イエズス、瞽者りて邑外き、して按手し、ゆるありや、とひしに、 Mark 8:24 りて、我人々のむをるに、くなり、とへり。 Mark 8:25 按手ひしに、け、回復して、てのゆるにれり。 Mark 8:26 イエズスらしめてひけるは、け、なく、にもぐることれ、と。 Mark 8:27 <w>第</w>六<w>項</w> イエズス<w>弟子</w><w>等</w>に<w>己</w>が<w>受難</w>を<w>預期</w>せしめ<w>給</w>ふ イエズス弟子にフィリッポのカイザリアの邑々ひしが、途中弟子ひて、人々とかへる、とひしに、 Mark 8:28 彼等へて、[人々は]洗者ヨハネ、人々はエリア、人々預言一人しとふ、とひしかば、 Mark 8:29 イエズス彼等ひけるは、なりとふか、と。ペトロへて、はキリストなりとひけるを、 Mark 8:30 イエズスにもぐることれ、としくへり。 Mark 8:31 くのけ、長老司祭律法學士排斥せられ、されて、三日復活すべき彼等ひしが、 Mark 8:32 ひければ、ペトロきてでけるを、 Mark 8:33 イエズスみて弟子見廻ひ、ペトロを譴責してひけるは、サタンよ、退け、へるはずしてなればなり、と。 Mark 8:34 イエズス群衆弟子とを呼集めて、ひけるは、はんとせば、て、十字架りて、ふべし。 Mark 8:35 生命はんとするひ、福音生命は、ふべければなり。 Mark 8:36 世界くとも、生命せば、かあらん。 Mark 8:37 てか生命へんや。 Mark 8:38 奸惡なる現代て、ぢたるをば、光榮て、なる天使等へてらんづべし、と。 Mark 9:0 Mark 9:1 彼等ひけるは、ぐ、権威るをるまで、はざるべき人々此處てるり、と。 Mark 9:2 六日イエズス、ペトロヤコボヨハネのみをへて、ひしに、彼等にて御容り、 Mark 9:3 衣服きて純白なるく、地上布晒人ざるなりき。 Mark 9:4 にエリアモイゼと彼等れて、イエズスとりしが、 Mark 9:5 ペトロへて、イエズスにひけるは、ラビ、此處三個り、はモイゼのはエリアのにせん、と。 Mark 9:6 らざりき、たればなり。 Mark 9:7 一叢彼等ひ、よりりてはく、最愛なる、け、と。 Mark 9:8 彼等見廻しけるに、イエズスととのをもざりき。 Mark 9:9 イエズス彼等死者より復活するまでは、しことをるな、とひしかば、 Mark 9:10 彼等りしが、死者より復活するとは何事ぞ、とひたり。 Mark 9:11 てイエズスにひて、らばエリアるべしとファリザイ律法學士へるはぞや、とひければ、 Mark 9:12 へてひけるは、エリアりて萬事回復すべし、きては、くの苦難にせらるべし、とされたるく、 Mark 9:13 ぐ、エリアもれり、人々ひしきてされたるにはず、と。 Mark 9:14 イエズス弟子ひしに、しき群衆彼等を圍み、律法學士彼等りしが、 Mark 9:15 人民にイエズスをて、れ、りて敬禮せり。 Mark 9:16 イエズス律法學士ひ、へるぞ、とひしに、 Mark 9:17 群衆よりへてひけるは、よ、なる惡鬼かれたるしたるが、 Mark 9:18 惡鬼かるれば、何處にもあれ、されてき、り、五體る。追出さん弟子ひたれどはざりき、と。 Mark 9:19 イエズス彼等へてひけるは、嗚呼信仰なき時代なる何時までらんや、何時までばんや。れ、と。 Mark 9:20 りしが、イエズスをるや、惡鬼痙攣し、されてきつつびたり。 Mark 9:21 イエズスひ、れるは、何時よりぞ、とひしに、 Mark 9:22 ひけるは、幼少よりなり、して惡鬼さんと、れたり。べきもあらば、みてへ、と。 Mark 9:23 イエズスひけるは、ずることをば、ずるには何事はざるなし、と。 Mark 9:24 はりてひけるは、よ、ず、信仰へ、と。 Mark 9:25 イエズス群衆るを汚鬼め、にしてなる惡鬼よ、ず、より立去りて、ることれ、とひしに、 Mark 9:26 惡鬼びつつ痙攣せしめて出去れり。死人くにりしかば、せりとかりしが、 Mark 9:27 イエズスりてひければ、立上れり。 Mark 9:28 イエズスひしに、弟子に、逐出すことはざりしは何故ぞ、とひしかば、 Mark 9:29 イエズス彼等ひけるは、は、祈祷断食とによらでは、如何にしても逐出すことはざるなり、と。 Mark 9:30 此處りて一行ガリレアをりしが、イエズスにもられざらんひ、 Mark 9:31 弟子へて、れ、され、されて三日復活すべし、とひしかども、 Mark 9:32 彼等らず、をもたりき。 Mark 9:33 彼等カファルナウムにりてりしに、イエズスひて、途々じたりしぞ、とへば、 Mark 9:34 彼等黙然たりき、いなるぞ、とすがらひたればなり。 Mark 9:35 イエズスして十二び、ひけるは、一のたらんとせば一同り、一同召使るべし、と。 Mark 9:36 一人幼兒りて彼等き、きて彼等ひけるは、 Mark 9:37 にもあれ、に、幼兒一人くるは、くるなり、にもあれ、くるは、くるにはずして、はしひしくるなり。 Mark 9:38 ヨハネへてひけるは、よ、はざる一人が、惡魔逐払ふをたれば、じたりき。 Mark 9:39 イエズスひけるは、ずることれ、奇蹟ひながら、あらざればなり。 Mark 9:40 せざるは、にするなり。 Mark 9:41 がキリストにするなればとて、一杯まするあらば、ぐ、はじ。 Mark 9:42 ずる一人かするは、驢馬けられて投入れらるるりてれり。 Mark 9:43 かさばれ、不具にて生命るは、兩手ありて地獄えざるくより、りてれり、 Mark 9:44 彼處にはなず、えざるなり。 Mark 9:45 かさばれ、片足にて永遠生命るは、兩足ありてえざる地獄投入れらるるより、りてれり。 Mark 9:46 彼處にはなず、えざるなり。 Mark 9:47 かさば、れ、片目にてるは、兩目ありて地獄投入れらるるより、りてれり、 Mark 9:48 彼處にはなず、えざるなり。 Mark 9:49 けられ、犠牲けられん。 Mark 9:50 なり、れどはば、てかせんや。あれ、平和あれ、[とへり]。 Mark 10:0 Mark 10:1 <w>第</w>七<w>項</w> イエズスペレア<w>地方</w>に<w>留</w>り<w>遂</w>にエルサレムに<w>赴</w>き<w>給</w>ふ イエズス此處でて、ヨルダン[]の彼方なるユデアのひしに、群衆りければ、彼等へり。 Mark 10:2 にファリザイづきてみ、すはか、とひしに、 Mark 10:3 イエズスへて、モイゼはぜしぞ、とひしかば、 Mark 10:4 彼等ふ、モイゼは離縁きてせり。 Mark 10:5 イエズス彼等へてひけるは、頑固なるによりてこそ、へつれ。 Mark 10:6 れど開闢に、男女へり、 Mark 10:7 父母れてし、 Mark 10:8 兩人一體となるべし。れば二人ずして一體なり。 Mark 10:9 ひしつべからず、と。 Mark 10:10 弟子て、きてひしかば、 Mark 10:11 彼等ひけるは、にてもしてるは、して姦淫ふなり。 Mark 10:12 ててぐは、姦淫ふなり、と。 Mark 10:13 にイエズスのはんに、人々幼兒差出したるに、弟子差出りければ、 Mark 10:14 イエズスひ、彼等ひけるは、幼兒るをせ、ずることれ、なればなり。 Mark 10:15 ぐ、幼兒くにけざるは、ににらじ、と。 Mark 10:16 幼兒き、按手してへり。 Mark 10:17 イエズスひしに、一人り、きて、よ、永遠生命んには、すべきか、とひければ、 Mark 10:18 イエズスひけるは、きとふや、きものなし、 Mark 10:19 れり、姦淫するれ、れ、れ、僞證するれ、するれ、父母へ、となり、と。 Mark 10:20 へて、よ、幼年よりれり、とひしかば、 Mark 10:21 イエズスぎ、みてひけるは、けり、きててる貧者せ、らばん、してりてへ、と。 Mark 10:22 ひつつれり。くの財産てるなればなり。 Mark 10:23 イエズス見廻しつつ弟子に、てる、とひければ、 Mark 10:24 弟子きしかば、イエズスへてひけるは、小子よ、める。 Mark 10:25 富者るよりも、駱駝るはし、と。 Mark 10:26 彼等しみてひけるは、らばはるることをん、と。 Mark 10:27 イエズス彼等ぎつつひけるは、はざるなれども、てはらず、ては何事はざるなし、と。 Mark 10:28 ペトロイエズスにひて、一切ててひたり、と云出でたるに、 Mark 10:29 イエズスへてひけるは、ぐ、また福音に、兄弟姉妹子等田畑るるは、 Mark 10:30 にてもあれ、けざるはなし、にては、兄弟姉妹子等田畑迫害に[け、]にては、永遠けざるはなし。 Mark 10:31 なるになり、なるになるべし、と。 Mark 10:32 エルザレムに途中、イエズス弟子ふを、彼等れつつりしに、イエズス十二づけて、るべきひけるは、 Mark 10:33 よ、エルザレムにる。司祭律法學士長老られ、彼等死罪し、異邦し、 Mark 10:34 り、し、ちてさん、して三日復活すべし、と。 Mark 10:35 に、ゼベデオのヤコボとヨハネとイエズスにづきてひけるは、よ、むらくは、を、何事にもあれはんを、と。 Mark 10:36 イエズス、さんふぞ、とひければ、 Mark 10:37 彼等光榮一人一人することをさせへ、とひしに、 Mark 10:38 イエズスひけるは、らず、み、せらるる洗禮にてせられるか、と。 Mark 10:39 彼等、とひしに、イエズスひけるは、まん、せらるる洗禮にてせられん、 Mark 10:40 れどするは、さすべきず、待設けられたる人々さすべきなり、と。 Mark 10:41 十きて、いにヤコボとヨハネとをめければ、 Mark 10:42 イエズス彼等びてひけるは、異邦るとゆるとなり、たるふは、れるなり。 Mark 10:43 れどてはらず、にもあれ、いならんとする召使となり、 Mark 10:44 にもあれ、一のたらんとする一同となるべし。 Mark 10:45 れるも、へらるるず、へん衆人として生命へんなり、と。 Mark 10:46 エリコにりしが、イエズス弟子しき群衆ひてエリコを、チメオのなる瞽者バルチメオ、路傍してりしに、 Mark 10:47 ナザレトのイエズスなりとくや、でてダヴィドのイエズスよ、へ、とひければ、 Mark 10:48 くのりてせしめんとすれども、しく、ダヴィドのよ、へ、とはりたり。 Mark 10:49 イエズスりて、ひしかば、人々瞽者びて、心安かれ、て、ふぞ、とふや、 Mark 10:50 瞽者上着て、りて御許りしが、 Mark 10:51 イエズスへて、られんするぞ、とひしに瞽者は、ラッボニ、えんを、とへり。 Mark 10:52 イエズスひて、け、信仰へり、とひしかば、途中までイエズスにけり。 Mark 11:0 <w>第</w>二<w>篇</w> イエズスの<w>最後</w>の<w>週間</w> Mark 11:1 <w>第</w>一<w>項</w> イエズスエルサレムにて<w>歓迎</w>せられ<w>給</w>ふ 一行橄欖にて、エルザレムとペッファゼとベタニアとにづける、イエズス二人弟子はしふとて、 Mark 11:2 ひけるは、け、其處らば、らざる驢馬がれたるにはん、きてれ。 Mark 11:3 ありて、すかとはば、す、とへ、らば此處はさん、と。 Mark 11:4 弟子きて、門前驢馬がれたるにひて、きけるに、 Mark 11:5 其處てる人々に、驢馬きてとかする、とありければ、 Mark 11:6 弟子イエズスのひしひしに、人々せり。 Mark 11:7 驢馬をイエズスのり、衣服けしかば、イエズスへり。 Mark 11:8 くの衣服き、人々よりしてきたりしが、 Mark 11:9 人々はりて、ホザンナ、 Mark 11:10 によりてれるせられへ、ダヴィドのせられよ、にホザンナ、とたり。 Mark 11:11 <w>第</w>二<w>項</w> イエズス<w>審判</w><w>権</w>を<w>示</w>し<w>給</w>ふ イエズスエルザレムにり、[]殿りて見廻ひしに、夕暮なりしかば、十二にベタニアにへり。 Mark 11:12 翌日一同ベタニアをづる、イエズスひしが、 Mark 11:13 ある無花果て、をかだすもやと、其處ひしに、をもだしはざりき。無花果にあらざればなり。 Mark 11:14 イエズスひて、より何時までもあらざれ、とひしを弟子きたりき。 Mark 11:15 一同エルザレムにり、イエズス[殿]にひて、殿内売買する人々逐出め、兩替鴿人々とをひ、 Mark 11:16 へて[]殿何人にもはず、 Mark 11:17 彼等へてひけるは、して「我家萬民へられん」とあるにあらずや、るに強盗巣窟せり、と。 Mark 11:18 司祭律法學士き、如何にしてかイエズスをぼさんとたり、群衆りて感嘆するによりて、れたればなり。 Mark 11:19 夕暮にはイエズスよりひしが、 Mark 11:20 弟子りかかりて、無花果よりれたるをしかば、 Mark 11:21 ペトロして、ラビへ、ひし無花果れたり、とひしに、 Mark 11:22 イエズスへてひけるは、信仰せよ、 Mark 11:23 ぐ、にてもあれひ、けてぜよとひて、逡巡がず、にてもるべしとぜば、らん。 Mark 11:24 ぐ、何事をもりてむればべしとぜよ、らばらん。 Mark 11:25 らんとてしてあらばせ、はんなり。 Mark 11:26 さずば、はじ、と。 Mark 11:27 一同エルザレムにりしが、イエズス[]殿司祭律法學士長老づきて、 Mark 11:28 ひけるは、すぞ、すべく、か、けしぞ。 Mark 11:29 イエズスへてひけるは、一言はん、へよ、らば、すかをげん。 Mark 11:30 ヨハネの洗禮よりせしか、よりせしか、へよ、と。 Mark 11:31 彼等りけるは、よりとはんか、らばぜざりしとはれん、 Mark 11:32 よりとはんか、人民ありと。ヨハネを預言めたればなり。 Mark 11:33 てイエズスにへて、らず、とひしかば、イエズスへて、すかをげず、とへり。 Mark 12:0 Mark 12:1 イエズス、彼等ひけるは、葡萄りて、らし、酒醡り、物見小作して遠方旅立ちしが、 Mark 12:2 季節り、小作より葡萄受取らしめんとて、一人彼等はししに、 Mark 12:3 小作へてち、空手にて逐歸せり。 Mark 12:4 はししに、彼等け、めたり。 Mark 12:5 はししに、彼等をもし、其他數人の[使]をも、せり。 Mark 12:6 一人最愛ありければ、彼等をばふならん、とて最後をもはししに、 Mark 12:7 小作ひけるは、相続なり、いざれかしさん、らば家督るべし、と。 Mark 12:8 へてし、葡萄てり。 Mark 12:9 れば葡萄如何處分せんか。りて、小作ぼし、葡萄他人ふべし。 Mark 12:10 []まざるか、つる人々てしは、首石られたり。 Mark 12:11 されしにて、には不思議なり」とあるなり、と。 Mark 12:12 司祭律法學士は、イエズスがしてひしりたれば、へんとりたりしも、群衆れたり。きてりしが、 Mark 12:13 言質へんに、ファリザイとヘロデのとのより、人々をイエズスのはししに、彼等りてひけるは、よ、眞實にしてをもらざることはる、ず、眞理によりてへばなり。 Mark 12:14 セザルにはむべきか、めざるべきか、と。 Mark 12:15 イエズス彼等狡猾りて、むるや。デナリオをりてせよ、とひしかば、 Mark 12:16 彼等せり。ひけるは、とはのなるぞ、と。彼等セザルのなりとひしに、 Mark 12:17 イエズスへて、らばセザルのはセザルにし、せ、とひしかば、彼等いにイエズスを感歎たり。 Mark 12:18 復活なしと主張せるサドカイ、イエズスのり、ひてひけるは、 Mark 12:19 よ、モイゼのししによれば、兄弟してし、さざるは、兄弟りて兄弟ぐべし、とあり。 Mark 12:20 るに兄弟ありて、さずしてし、 Mark 12:21 りてさずしてし、三のくにして、 Mark 12:22 七りしかど、さず、最後せり。 Mark 12:23 復活彼等復活せば、となるべきか、は七りたればなり、と。 Mark 12:24 イエズスへてひけるは、聖書をも能力をもらざるがれるにずや。 Mark 12:25 死者より復活したらんには、らずがず天使等し。 Mark 12:26 死者復活するきては、モイゼの荊棘ひしまざりしか、へらく「はアブラハムの、イザアクのヤコブのなり」と、 Mark 12:27 死者にはず、生者にてす。ればいにれり、と。 Mark 12:28 一人律法學士は、サドカイへるをき、イエズスの彼等ひしをて、づき、ての一なるものはぞ、とひしに、 Mark 12:29 イエズスへてひけるは、ての一なるものは、「イスラエルよけ、なるなり。 Mark 12:30 し、し、し、して能力して、なるすべし」と、一のなり。 Mark 12:31 二もじく、「すべし」となり。よりいなるなし、と。 Mark 12:32 律法學士ひけるは、し、よ、へるなり。にして、の[]なし。 Mark 12:33 し、智恵し、し、してすべし、するは、ての燔祭犠牲れり、と。 Mark 12:34 イエズスへしをて、からず、とひしが、てイエズスになかりき。 Mark 12:35 イエズス[]殿へつつひしへてひけるは、律法學士如何ぞキリストをダヴィドのなりとふや。 Mark 12:36 ダヴィド聖霊によりてく「我主へらく、すまで、せよ」と。 Mark 12:37 くダヴィドらキリストをふるに、如何にしてならんや、と。しき群衆びてけり。 Mark 12:38 イエズスきて人々ひけるは、律法學士用心せよ、彼等にて敬禮せらるる、 Mark 12:39 會堂にて上座むる宴席にて上席み、 Mark 12:40 けて寡婦食盡すなり。彼等一入審判くべし、と。 Mark 12:41 イエズス、賽銭して、群衆投入るるへるに、富者くは多分投入れたりしが、 Mark 12:42 一人しき寡婦りて、二ミスタれしかば、 Mark 12:43 イエズス弟子呼集めてひけるは、ぐ、しき寡婦は、賽銭投入れたるてのよりもれたり。 Mark 12:44 てのは、れるよりれしに、しきより、てる生計れたればなり、と。 Mark 13:0 Mark 13:1 <w>第</w>三<w>項</w> エルサレムの<w>滅亡</w><w>等</w>の<w>預言</w> イエズス[]殿ふに、弟子一人よ、へ、如何に、構造如何に、とひしかば、 Mark 13:2 イエズスへてひけるは、一切建築るか、れずしてされじ、と。 Mark 13:3 イエズス橄欖て、[]殿ひてへるに、ペトロヤコボヨハネアンデリアひけるは、 Mark 13:4 何時あるべきぞ。してされめんに、如何なるあるべきぞ、へ、と。 Mark 13:5 イエズスへて彼等ひけるは、はされじと注意せよ。 Mark 13:6 くのりて、はキリストなりとひて、くのはすべければなり。 Mark 13:7 戰争戰争きてるるれ、るべし、れどらざるなり。 Mark 13:8 に、ひ、地震飢饉處々にあらん、なり。 Mark 13:9 みよ、人々衆議所し、會堂にてたれ、證據として、総督王侯とのたんとす。 Mark 13:10 福音萬民宣傳へられるべし。 Mark 13:11 人々きてさんはんかとずることれ、はらんへ、ずして聖霊なればなり。 Mark 13:12 兄弟兄弟を、し、子等兩親ひ、さん。 Mark 13:13 てのまれん。れどまで耐忍はるべし。 Mark 13:14 むべき荒廃」の、つべからざる厳然たるをば、るべし。ユデアに人々るべし、 Mark 13:15 り、よりをか取出さんとてるべからず。 Mark 13:16 上衣らんとてるべからず。 Mark 13:17 りて懐胎せるするなる。 Mark 13:18 らざらんれ。 Mark 13:19 して、が[萬物を]創造ひし開闢よりるまでらず、にもらざらんあるべければなり。 Mark 13:20 はずは、はるるなからん。れどひし、まれたる人々に、へり。 Mark 13:21 ひて、よキリスト此處り、彼處り、とありともずることれ。 Mark 13:22 キリスト、預言りて、ふべくば、まれたる人々をさへはさんとて、いなる不思議なるとをすべければなり。 Mark 13:23 ればみよ。一切げたるぞ。 Mark 13:24 患難み、へず、 Mark 13:25 ち、能力動揺せん、 Mark 13:26 人々は、いなる権力榮光とをて、るをん。 Mark 13:27 使はし、よりまで、四方よりまれたる蒐集めしめん。 Mark 13:28 無花果よりべ、ぎてずれば、きをる。 Mark 13:29 く、るをば、くしてれるをれ。 Mark 13:30 ぐ、るまでは現代ぎざらん。 Mark 13:31 天地ぎん、れどぎざるべし。 Mark 13:32 をば、天使等も、も、何人らず、のみ[ふ]。 Mark 13:33 注意し、警戒し、祈祷せよ、何時なるかをらざればなり。 Mark 13:34 りて遠方旅立つにり、じて、て、門番には警戒するじたるがし。 Mark 13:35 れば警戒せよ、るは何時なるべきか、夕暮なるか夜半なるか、なるかなるか、らざればなり。 Mark 13:36 くは、りてねたるをん。 Mark 13:37 てのふ、警戒せよ[、とへり]。 Mark 14:0 Mark 14:1 <w>第</w>四<w>項</w> イエズスの<w>受難</w>の<w>預備</w> 過越無酵との最早二日にあるべければ、司祭律法學士如何りてかイエズスをすべき、とりたりしが、 Mark 14:2 「祝日にはすべからず、くは人民騒動らん」とたり。 Mark 14:3 イエズスベタニアにりて、病者シモンのにて食卓へるに、一人ナルドの香油りたるちてり、りてぎしかば、 Mark 14:4 人々りて、香油したるぞ、 Mark 14:5 香油は三百デナリオ以上りて、貧者たりしものを、とひて、身顫しつつりたるに、 Mark 14:6 イエズスひけるは、け、はすや。善業ししなり。 Mark 14:7 貧者れば、随時むことをべけれど、らざればなり。 Mark 14:8 は、して、ぎたるなり。 Mark 14:9 ぐ、世界何處にもあれ、福音宣傳へられんには、しし記念としてらるべし、と。 Mark 14:10 に十二一人なるイスカリオテのユダ、イエズスを司祭らんとて、彼等りしが、 Mark 14:11 彼等きてび、へんとせしかば、ユダ如何にしてくイエズスをさんかと、たり。 Mark 14:12 無酵過越[の]を弟子イエズスにひ、何處きて過越へんふか、とひしかば、 Mark 14:13 イエズス二人弟子はすとて、ひけるは、け、らば水瓶にせるはん、ひてき、 Mark 14:14 何處にもあれ、ひてへ、く、弟子過越すべき何處なるぞ、と。 Mark 14:15 らば、えたるなる高間さん、其處にてへよ、と。 Mark 14:16 弟子でてりしに、イエズスのひしくなりしかば、食事準備せり。 Mark 14:17 夕暮びて、イエズス十二り、 Mark 14:18 一同きてしつつあるに、イエズスひけるは、ぐ、一人するもの、さんとす、と。 Mark 14:19 彼等ひて、なるかと云出でしに、 Mark 14:20 イエズス彼等ひけるは、十二一人にして、くるもの、なり。 Mark 14:21 は、きてされたるくとなるれざりしならば、りてかりしものを、と。 Mark 14:22 弟子するに、イエズスり、してき、彼等へてひけるは、れよなり、と。 Mark 14:23 り、して彼等ひ、みしが、 Mark 14:24 イエズス彼等ひけるは、衆人さるべき新約なり。 Mark 14:25 ぐ、にて、なるものをまんまでは、より葡萄まじ、と。 Mark 14:26 賛美歌り、彼等橄欖きしが、 Mark 14:27 イエズスひけるは、今夜きてかん、して「牧者たん、らされん」とあればなり、 Mark 14:28 れど復活したるだちてガリレアにかん、と。 Mark 14:29 ペトロイエズスにひ、假令きてくとも、らず、とへるを、 Mark 14:30 イエズスひけるは、ぐ、今日今夜二次に、三次まん、と。 Mark 14:31 言張りて、假令すとも、まじ、とひければ、一同しくたり。 Mark 14:32 <w>第</w>五<w>項</w> イエズスの<w>御</w><w>受難</w> 彼等ゲッセマニとへる田舎家るや、イエズス弟子ひ、此處せよ、とひて、 Mark 14:33 ペトロとヤコボとヨハネとをひしに、びがたくなりて、 Mark 14:34 彼等ひけるは、ぬばかりにふ。此處りてめてれ、と。 Mark 14:35 しくみて、平伏し、ふべくばよりらんひしが、 Mark 14:36 ひけるは、アバ、よ、はざるなし、よりらしめへ、れどくにはあらで、思召なれかし、と。 Mark 14:37 ひて、弟子れるを、ペトロにひけるは、シモンれるか、に一時間はざりしか。 Mark 14:38 誘惑らざらんめてれ、精神れども肉身し、と。 Mark 14:39 きて、ひしが、 Mark 14:40 りて弟子れるをへり。彼等れて、イエズスに如何ふべきかをらざりしなり。 Mark 14:41 りて彼等ひけるは、りてめ、事足れり、れり、罪人されんとす、 Mark 14:42 きよ、かん、すはさんとするものづけり、と。 Mark 14:43 イエズスふに、十二一人なるイスカリオテのユダり、司祭律法學士長老よりれるしき群衆などをちてへり。 Mark 14:44 イエズスをりたる彼等合圖へて、接吻するなり、へて引行け、とひいたりしが、 Mark 14:45 りてにイエズスにづき、ラビかれ、とひて接吻せしかば、 Mark 14:46 彼等イエズスにけて、へたり。 Mark 14:47 てる一人き、大司祭ちてししが、 Mark 14:48 イエズスへて群衆ひけるは、強盗に[ふ]く、とをちてへに出來りしか、 Mark 14:49 日々に[]殿て、りてへたりしに、へざりき。[]成就せんなり、と。 Mark 14:50 に、弟子きて、れり。 Mark 14:51 一人青年ひたるイエズスにひたりしが、人々をもへしかば、 Mark 14:52 て、にてれり。 Mark 14:53 彼等、イエズスを大司祭引行きしに、司祭律法學士長老此處りしが、 Mark 14:54 ペトロにイエズスにひて、大司祭中庭までもみ、してれり。 Mark 14:55 大司祭議會りて、イエズスをさんとし、證據むれども、ざりき。 Mark 14:56 數多して僞證すれども、證據一致せず、 Mark 14:57 ちてして僞證し、 Mark 14:58 にてれるこの[]殿ち、三日にてらざるものをてんとへるを、けり、とひしも、 Mark 14:59 彼等證言一致せざりき。 Mark 14:60 大司祭眞中立上り、イエズスにひて、彼等よりめらるるして、何事をもへざるか、とひたれど、 Mark 14:61 イエズス黙然として、一言はず、大司祭ひて、すべきキリストなるか、とひしかば、 Mark 14:62 イエズスひけるは、り、して全能して、るをん、と。 Mark 14:63 大司祭衣服き、證人めんや。 Mark 14:64 冒涜けり。如何へるぞ、とひしに一同、イエズスのるとめたり。 Mark 14:65 はイエズスにし、御顔ひ、預言せよ、とひて、にてちなどしめ、平手にてたり。 Mark 14:66 てペトロはなるりしが、大司祭下女一人りて、 Mark 14:67 ペトロのれるをしかば、熟視めて、もナザレトのイエズスとりき、とひたるに、 Mark 14:68 みて、らず、せず、とひしが、きしに、けり。 Mark 14:69 下女て、てる人々ひ、彼等なり、と云出でけるを、 Mark 14:70 ペトロめり。暫時ありて、てる人々ペトロにひ、彼等なり、しくガリレアなれば、とひしかば、 Mark 14:71 ペトロでて、へるらず、とひしが、 Mark 14:72 二次けり。てペトロ、二次三次まん、とイエズスのひたりし御言でて、せり。 Mark 15:0 Mark 15:1 けてに、大司祭は、律法學士長老議會りてイエズスをり、れてピラトにししが、 Mark 15:2 ピラトイエズスにひ、はユデアなるか、とひしに、へて、へる[し]、とへり。 Mark 15:3 大司祭數多へければ、 Mark 15:4 ピラトイエズスにひて、をもへざるか、彼等ふる事柄如何ばかりなるかをよ、とひしも、 Mark 15:5 イエズスをもはざりしかば、ピラトは感嘆たり。 Mark 15:6 祭日り、総督が、人々囚人一個を、彼等すのありしが、 Mark 15:7 一揆して、一揆入獄したるバラバといへるありき。 Mark 15:8 群衆出頭してられん願出でしに、 Mark 15:9 ピラトへて、、ユデアよりされんするか、とへり。 Mark 15:10 大司祭によりてしたることをればなり。 Mark 15:11 るに大司祭バラバをさしむべく、群衆ししかば、 Mark 15:12 ピラトへて、らばユデア如何處分せんするか、とひしに、 Mark 15:13 彼等十字架けよ、とびたり。 Mark 15:14 ピラト、ししぞ、とひたれど、彼等益々十字架けよ、とたり。 Mark 15:15 ピラト人民満足せしめんとして、バラバを彼等し、イエズスをばちて十字架けん引行せり。 Mark 15:16 兵卒、イエズスを中庭引出だして、呼集め、 Mark 15:17 イエズスにせ、みてらせ、 Mark 15:18 ユデアかれ、とひて、め、 Mark 15:19 もてち、きかけ、きてたり。 Mark 15:20 嘲弄してぎて、衣服せ、十字架けんとて引出ししが、 Mark 15:21 一個のシレネをシモンとびて、アレキサンデルとルフォとのなるもの、田舎よりりてりかかりければ、十字架はせ、 Mark 15:22 イエズスを、ゴルゴタと引行けり。ゴルゴタは(カルヴァリオ)髑髏せらる。 Mark 15:23 没薬ぜたる葡萄を、イエズスにましめんとしたれど、はざりき。 Mark 15:24 十字架くるや、るべきと、きて衣服てり。 Mark 15:25 九イエズスを十字架けしが、 Mark 15:26 罪標にはユデアされたりき。 Mark 15:27 二人強盗一人に、一人十字架けられたり。 Mark 15:28 て[]に、「罪人せられたり」とある成就せり。 Mark 15:29 往來人々イエズスをり、りてひけるは、神殿ちて三日よ、 Mark 15:30 十字架よりりてらをへ、と。 Mark 15:31 大司祭じくりて、律法學士ひけるは、他人ひしに、らをはず。 Mark 15:32 イスラエルのキリスト、十字架よりりよ、らばぜん、と。十字架けられたるも、たり。 Mark 15:33 十二り、地上暗黒となりて三びしが、 Mark 15:34 にイエズス、はりて、エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニとへり。は、ひしや、となり。 Mark 15:35 てる人々きて、エリアをぶよ、とひけるに、 Mark 15:36 一人きて、海綿ませ、けてましめつつ、け、エリアりてすややをん、とひけるが、 Mark 15:37 イエズスはりて、へり。 Mark 15:38 に[]殿よりまでけしが、 Mark 15:39 イエズスの對面てる百夫はりてひしをひけるは、なりき、と。 Mark 15:40 たりし婦人ありて、にはマグダレナ、マリアヤコボとヨゼフとのマリア、にサロメありき。 Mark 15:41 彼等はイエズスのガリレアにひしひてりしが、にイエズスとにエルザレムにりたりし婦人たりき。 Mark 15:42 夕暮びて、安息日なる用意なれば、 Mark 15:43 頭立ちたる議員アリマテアのヨゼフり、てるなれば、らずしてピラトのり、イエズスのめしが、 Mark 15:44 ピラトはイエズス最早死亡したりやとり、百夫して、したりやとひ、 Mark 15:45 百夫よりりて、ヨゼフにへたり。 Mark 15:46 ヨゼフひて、イエズスをしてみ、りたるめ、入口ばしけり。 Mark 15:47 マグダレナ、マリアとヨゼフの[]マリアとは、イエズスのかれたりき。 Mark 16:0 <w>第</w>三<w>篇</w> イエズスの<w>御</w><w>復活</w><w>及</w><w>御</w><w>昇天</w> Mark 16:1 安息日ぎてマグダレナ、マリアとヤコボのマリアとサロメときて、イエズスにらんとて香料ひ、 Mark 16:2 一に、でてれるり、 Mark 16:3 入口よりばし退くべき、といにりしが、 Mark 16:4 げてれば、きてあり、いなるものなりき。 Mark 16:5 るにびて、衣服たる少年せるをて、れしかば、 Mark 16:6 婦人ひけるは、るることれ。十字架けられひしナザレトのイエズスをぬれども、復活ひて、此處にはさず。かれひしよ。 Mark 16:7 きて、弟子とペテロとにり、ちてガリレアにひ、ひしく、彼處にてん、とげよ、と。 Mark 16:8 婦人きつつよりでしが、恐怖何事をもらざりき。 Mark 16:9 てイエズスは一復活ひて、マグダレナ、マリアにひしが、七個惡魔より逐出されしなり。 Mark 16:10 きて、イエズスとりし人々きつつあるにげしかど、 Mark 16:11 彼等きて、イエズスがきてひしぜざりき。 Mark 16:12 彼等二人田舎かんとして途中、イエズスなる姿にてひしを、 Mark 16:13 彼等きて人々げしかど、をもぜざりき。 Mark 16:14 最後にイエズス、十一會食せるにひ、復活へるをたる人々ぜざりしをて、彼等信仰と、頑固なるへり。 Mark 16:15 ひけるは、世界きて、ての造物福音べよ。 Mark 16:16 せらるるはれ、ぜざるめられん。 Mark 16:17 ずる人々にははん、彼等によりて惡魔逐払ひ、しき言語し、 Mark 16:18 へ、死毒むもなく、病人按手せばえん、と。 Mark 16:19 彼等ひてイエズスげられひて、ふ。 Mark 16:20 弟子出立して、べしが、ひて、へるによりてひたりき。 Luke 0:0 <w>路加</w>の<w>耶蘇</w><w>基督</w><w>聖</w><w>福音</w><w>書</w> Luke 1:0 <w>緒言</w> Luke 1:1 成立ちしを、よりしく目撃して役者たりし人々の Luke 1:2 言傳へしねんとて、くの着手せるがに、 Luke 1:3 きテオフィロよ、ての最初よりしく取調べて、順序よく書贈るをへり。 Luke 1:4 をしてへられし確實なるをらしめんなり。 Luke 1:5 <w>第</w>一<w>款</w> <w>洗</w><w>者</w>ヨハネ<w>誕生</w>の<w>次第</w> <w>第</w>一<w>篇</w> キリスト<w>御</w><w>幼年</w><w>及</w><w>私生活</w> <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>降誕</w>の<w>豫備</w> ユデアのヘロデの、アビアのにザカリアとへる司祭あり。はアアロンのなるにて、をエリザベトとへり。 Luke 1:6 二人ながら御前しきにして、ての禁令規律とをなく履行たりしが、 Luke 1:7 エリザベトは石女なれば、彼等なくして、二人とも年老いたりき。 Luke 1:8 るにザカリアによりて、御前司祭ひけるに、 Luke 1:9 司祭慣例ひ、きて、殿り、たり。 Luke 1:10 り、人民群集して、にてけるに、 Luke 1:11 使香台ちてザカリアにれしかば、 Luke 1:12 ザカリアぎ、ろしさにたれたり。 Luke 1:13 天使ひけるは、るるれザカリア、れられたり。エリザベト一子まん、をヨハネとくべし。 Luke 1:14 してにはへざるとなり、くの誕生りてばん。 Luke 1:15 御前偉大にして、葡萄とをまず、胎内より聖霊たされん。 Luke 1:16 イスラエルのくのを、たるらしめ、 Luke 1:17 エリアの精神能力とをかん、完全なる人民へんとて、先祖子孫らせ、信者義人知識らせんなり、と。 Luke 1:18 ザカリア、天使ひけるは、りてかあるをるべき。老人にして、年老いたればなり。 Luke 1:19 天使へてひけるは、御前つガブリエルにして、はされたるは、りて福音げんなり。 Luke 1:20 よ、時期りて成就すべきぜざりしにより、となりて、までふことはじ、と。 Luke 1:21 人民はザカリアをちつつ、殿内るをしみたりしが、 Luke 1:22 づるにびてはざれば、人々殿内にて幻影れり。手眞似するのみにて、なりしが、 Luke 1:23 日數ちてりしに、 Luke 1:24 ならずしてエリザベト懐胎せしかば、るる箇月にして、 Luke 1:25 へらく、人々がしめんとて、ひたるひしなり、と。 Luke 1:26 <w>第</w>二<w>款</w> マリア<w>天使</w>の<w>告</w>を<w>蒙</w>る 六月り、天使ガブリエルガリレアのナザレトとへるに、 Luke 1:27 ダヴィドのヨゼフと聘定せし童貞女よりされしが、童貞女をマリアとへり。 Luke 1:28 天使入來りてひけるは、たし、恩寵てるよ、す。にてせられたるなり、と。 Luke 1:29 マリアりていに祝詞如何なるものぞ、とるを、 Luke 1:30 天使ひけるは、るるれマリア、御前恩寵たればなり、 Luke 1:31 懐胎して一子まん、をイエズスとくべし。 Luke 1:32 偉大にして、へられん。なるダヴィドの玉座ひて、 Luke 1:33 ヤコブのなくめ、治世なかるべし、と。 Luke 1:34 マリア天使ひけるは、らざるに、如何にしてかあるべき。 Luke 1:35 天使へてく、聖霊ひ、能力はん、よりるべきなるものはへらるべし。 Luke 1:36 親族エリザベトすら、老年ながら一子懐胎せり、石女ばれたる六月なり。 Luke 1:37 何事にははざるあらじ、と。 Luke 1:38 マリアひけるは、召使なり、れかし、と。天使れり。 Luke 1:39 <w>第</w>三<w>款</w> マリア エリザベトを<w>訪問</w>す。 ならずして、マリアちて山地なるユダのきしが、 Luke 1:40 ザカリアのりて、エリザベトに挨拶せしに、 Luke 1:41 エリザベト、マリアの挨拶くや、胎内にてり、エリザベトは聖霊たされ、 Luke 1:42 はりてひけるは、にてせられたり、胎内御子せられふ。 Luke 1:43 によりて我主來臨うしたるぞ。 Luke 1:44 挨拶くや、びて胎内れり。 Luke 1:45 なるぜしよりはれし成就すべければなり、と。 Luke 1:46 マリアひけるは、り、 Luke 1:47 精神救主にてびにへず、 Luke 1:48 召使しきをひたればなり。より萬代も、なるへん、 Luke 1:49 全能にて大事ひたればなり。なる御名。 Luke 1:50 矜恤代々るる人々り。 Luke 1:51 権能し、れる人々らし、 Luke 1:52 権力あるよりし、しきをばめ、 Luke 1:53 ゑたるかせ、めるをばしうしてらしめへり。 Luke 1:54 矜恤れず、イスラエルを引受ひ、 Luke 1:55 先祖ひしく、アブラハムにも子孫にも、世々なくぼしはん、と。 Luke 1:56 てマリア、エリザベトとにして、れり。 Luke 1:57 てエリザベト、ちて男子みしが、 Luke 1:58 隣人親戚いなるひしきて、祝賀たり。 Luke 1:59 八日り、人々割禮さんとてり、によりてザカリアとけんとせしに、 Luke 1:60 へて、るべからず、ヨハネとくべし、とひしかば、 Luke 1:61 人々親戚に、けられたるなしとて、 Luke 1:62 手眞似して、づけんとするぞ、とひけるに、 Luke 1:63 ザカリアめて、はヨハネなりとしたれば、感嘆したりしが、 Luke 1:64 てザカリアのけ、け、ひてれり。 Luke 1:65 隣人き、てのユデアの山里言弘められしかば、 Luke 1:66 記憶めて、如何なるらんとふか、とへり、御手りき。 Luke 1:67 ザカリア聖霊たされ、預言してひけるは、 Luke 1:68 すべき、イスラエルのし、 Luke 1:69 ダヴィドのて、ひたればなり。 Luke 1:70 よりなる預言りてひしく、 Luke 1:71 より、てのよりひ、 Luke 1:72 先祖矜恤れて、記憶はんなり。 Luke 1:73 してはんと、アブラハムにひしなり。 Luke 1:74 ればよりはれて、なくり、 Luke 1:75 とに生涯御前らん。 Luke 1:76 孩兒よ、預言へられん。面前ちてへ、 Luke 1:77 さるべき救霊知識ふべければなり。慈悲れり。 Luke 1:78 旭日よりひて、 Luke 1:79 暗黒せる人々らし、平安かんとしふ、と。 Luke 1:80 孩兒成長し、精神強健にして、イスラエルにるるまで荒野れり。 Luke 2:0 Luke 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> イエズスキリストの<w>御</w><w>降誕</w> 天下戸籍取調ぶべしとの、セザル、オグストよりしが、 Luke 2:2 戸籍調は、シリノがシリアの総督たりしめたるものなり。 Luke 2:3 けんとて、故郷りけるに、 Luke 2:4 ヨゼフもダヴィド血統なれば、 Luke 2:5 懐胎せる聘定マリアとけんとて、ガリレアのナザレトよりユデアのベトレヘムとへるダヴィドのれり。 Luke 2:6 其處りしに、マリアちて、 Luke 2:7 み、みて馬槽させきたり。旅舎彼等なかりしなり。 Luke 2:8 るに地方牧者ありて、夜中交代してりしが、 Luke 2:9 しも使ちて、榮光彼等らしたれば、彼等いにれたり。 Luke 2:10 天使彼等ひけるは、るるれ、人民一般ぶべきいなる福音ぐればなり。 Luke 2:11 今日ダヴィドのて、救主へり、たるキリストなり。 Luke 2:12 とせよ、にてまれ、馬槽かれたる嬰兒るべし、と。 Luke 2:13 しき天使はりて、賛美し、 Luke 2:14 「には光榮には御好意人々平安」とへたり。 Luke 2:15 天使等りて牧者ひけるは、ベトレヘムまでき、へる次第ん、と。 Luke 2:16 りて、マリアとヨゼフと馬槽かれたる孩兒とにへり。 Luke 2:17 りにて、孩兒きてはれしらせければ、 Luke 2:18 ける牧者よりはるる不思議ひしが、 Luke 2:19 マリアはめてたり。 Luke 2:20 牧者は、はれしにはず、見聞せし一切きて、光榮し、賛美りつつれり。 Luke 2:21 孩兒割禮かるべき八日りて、胎内らざる天使よりはれしく、をイエズスとばれへり。 Luke 2:22 <w>第</w>三<w>項</w> キリスト<w>御</w><w>幼年</w> てモイゼの律法に、マリアが日數ちて、[兩親]孩兒げんへてエルザレムにけり。 Luke 2:23 律法して「るる男子は、なるへらるべし」とあるがにして、 Luke 2:24 律法はれたるく、山鳩か、鴿かを犠牲げんなりき。 Luke 2:25 しもエルザレムに、シメオンとへるあり。義人にして畏敬し、イスラエル[の]のめられんちて、聖霊となり、 Luke 2:26 聖霊より、のキリストをざるうちは、せざるされたりしが、 Luke 2:27 []によりて、[]殿りしに、兩親孩兒イエズスをへ、律法慣例ひてはんとてりければ、 Luke 2:28 シメオン孩兒き、りてひけるは、 Luke 2:29 よ、こそ御言ひて安樂かしめふなれ、 Luke 2:30 たればなり。 Luke 2:31 萬民ひしにして、 Luke 2:32 異邦らすべきたるイスラエルの光榮なる、と。 Luke 2:33 イエズスの父母は、孩兒きてはれたる驚嘆したりしが、 Luke 2:34 シメオン彼等して、マリアにひけるは、は、イスラエルにて、くの堕落復活とのかれ、反抗くるてられたり、 Luke 2:35 にてかるべく、してくのるべし、と。 Luke 2:36 アゼルなるファヌエルのに、はアンナ[とひて]、至極老年べる預言あり。處女より七りしに、 Luke 2:37 寡婦となりて、八十四にり、[]殿れず、断食祈祷とを晝夜奉事りしが、 Luke 2:38 同時りて、稱賛し、エルザレムにて、贖罪てる人々孩兒たりき。 Luke 2:39 [兩親は]律法何事をもし、ガリレアのナザレトなるりしが、 Luke 2:40 孩兒成長して、智恵ち、精神彌増ひ、恩寵りき。 Luke 2:41 過越祝日には、兩親にエルザレムにりしが、 Luke 2:42 イエズス十二になりひし兩親祝日慣例にエルザレムにりしに、 Luke 2:43 祝日ぎてきイエズスはエルザレムにへり。兩親らず、 Luke 2:44 らんとひつつ、き、親族知己めたれども、はざりしかば、 Luke 2:45 ねつつエルザレムにりしに、 Luke 2:46 三日に、イエズスが[]殿にて學者し、彼等へるを見付けたり。 Luke 2:47 智恵應答とにたりしが、 Luke 2:48 兩親感嘆せり。はイエズスにひ、よ、何故ししぞ。よ、とはひつつたり、とひければ、 Luke 2:49 イエズスひけるは、ねたるや。むべきをらざりしか、と。 Luke 2:50 兩親ひし御言らざりき。 Luke 2:51 てイエズス彼等り、ナザレトにりて彼等ひしが、てのたりき。 Luke 2:52 てイエズス智恵も、とに寵愛次第彌増へり。 Luke 3:0 <w>第</w>二<w>篇</w> キリストの<w>公</w><w>生活</w> <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>布教</w>の<w>豫備</w> Luke 3:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>洗者</w>ヨハネの<w>先駆</w> チベリオ、セザルの在位の十五、ポンシオ、ピラトはユデアの総督たり、ヘロデはガリレアたり、兄弟フィリッポはイチュレアトラコニト地方たり、リサニアはアビリナたり、 Luke 3:2 アンナとカイファとは司祭たりし、ザカリアのヨハネ、荒野りて御言り、 Luke 3:3 ヨルダン[]の地方りて、させんに、改心洗禮宣傳へたり。 Luke 3:4 預言イザヤのして「荒野はるありてく、へ、くせよ。 Luke 3:5 てのめられ、てのされ、れるはくせられ、しきなるとなり、 Luke 3:6 ん」とあるにはず。 Luke 3:7 てヨハネ、せられんとて出來れる群衆ひけるは、よ、るべきるるを、へしぞ。 Luke 3:8 れば改心相當なるべよ。にアブラハムりとはんとすることれ。ぐ、よりアブラハムの子等すことをふ。 Luke 3:9 かれたり。ばざるは、られて投入れらるべし、と。 Luke 3:10 群衆ヨハネにひて、らばすべきぞ、とひければ、 Luke 3:11 へて、二肌着てるたぬへよ、食物てるにせよ、とたり。 Luke 3:12 税吏ありて、せられんとてり、よ、すべきぞ、とひしかば、 Luke 3:13 ヨハネ彼等ひ、まりたるをもることれ、とへり。 Luke 3:14 兵卒ひて、すべきぞ、とへば、ヨハネ彼等ひ、は、をもますことれ、讒訴することれ、給料れりとせよ、とへり。 Luke 3:15 人民びて、ヨハネをはキリストならんと、推量りつつありければ、 Luke 3:16 ヨハネへて人々ひけるは、にてす、れどりてものらんとす、くにもらず。聖霊とにてふべし。 Luke 3:17 ありて禾場め、め、えざるにてふべし、と。 Luke 3:18 ヨハネくのへて、福音たり。 Luke 3:19 れどヘロデ、兄弟ヘロヂァデのき、せるての惡事きてヨハネにめられければ、 Luke 3:20 惡事へてヨハネを監獄閉籠めたりき。 Luke 3:21 <w>第</w>二<w>款</w> イエズス<w>自身</w>の<w>準備</w> 人民りてせらるる、イエズスもせられてふに、け、 Luke 3:22 聖霊れて、鴿くイエズスのひ、よりして、愛子なり、によりてんぜり、とへり。 Luke 3:23 イエズス三十にして[を]ひ、にはヨセフのはれひしが、ヨセフのはヘリ、はマタト、 Luke 3:24 はレヴィ、はメルキ、はヤンネ、はヨゼフ、 Luke 3:25 はマタチヤ、はアモス、はナホム、はヘスリ、はナッゲ、 Luke 3:26 はマハト、はマタチヤ、はセメイ、はヨゼフ、はユダ、 Luke 3:27 はヨハンナ、はレサ、はゾロバベル、はサラチエル、はネリ、 Luke 3:28 はメルキ、はアッヂ、はコサン、はエルマダン、はヘル、 Luke 3:29 はイエズ、はエリエゼル、はヨリム、はマタト、はレヴィ、 Luke 3:30 はシメオン、はユダ、はヨセフ、はヨナ、はエリヤキム、 Luke 3:31 はメレヤ、はメンナ、はマタタ、はナタン、はダヴィド、 Luke 3:32 はイエッセ、はオベド、はボオズ、はサルモン、はナアッソン、 Luke 3:33 はアミナダブ、はアラム、はエスロン、はファレス、はユダ、 Luke 3:34 はヤコブ、はイザアク、はアブラハム、はタレ、はナコル、 Luke 3:35 はサルグ、はラガウ、はファレグ、はヘベル、はサレ、 Luke 3:36 はカイナン、はアルファクサド、はセム、はノエ、はラメク、 Luke 3:37 はマチュサレ、はエノク、はヤレド、はマラレエル、はカイナン、 Luke 3:38 はヘノス、はセト、はアダム、なり。 Luke 4:0 Luke 4:1 イエズス、聖霊ちてヨルダン[]よりり、聖霊によりて荒野かれ、 Luke 4:2 四十[りて]惡魔みられひしが、をもはず、日數ちてへり。 Luke 4:3 惡魔イエズスにひ、ならば、じてとならしめよ、とひしかば、 Luke 4:4 イエズスひけるは、して「くるは、のみにらず、てのる」とあり、と。 Luke 4:5 惡魔き、寸時世界國々して、 Luke 4:6 ひけるは、所有権力國々榮華とをへん。のものせられて、ふ。 Luke 4:7 禮拝せば、るべし。 Luke 4:8 イエズスへてひけるは、して「たるし、にのみへよ」とあり、と。 Luke 4:9 惡魔イエズスをエルサレムにへ、[]殿たせてひけるは、ならば、此處よりげよ、 Luke 4:10 して「使じて、らせひ、 Luke 4:11 らざる彼等にてへん」とあればなり。 Luke 4:12 イエズスひけるは、して「たるむべからず」とあり、と。 Luke 4:13 てのりて、惡魔イエズスをれたり。 Luke 4:14 <w>第</w>一<w>款</w> 十二<w>使徒</w><w>選定</w><w>以前</w>の<w>事實</w> <w>第</w>二<w>項</w> イエズスガリレアに<w>布教</w>し<w>給</w>ふ イエズス[]能力によりてガリレアにひしに、名聲地方まり、 Luke 4:15 所々會堂にてひ、てのめられひつつありき。 Luke 4:16 てられひしナザレトのり、安息日りて會堂り、まんとてひしに、 Luke 4:17 預言イザヤのされ、きてされたるへり。 Luke 4:18 「せば、注油してはしひ、貧者福音べしめ、けたるたるさしめ、 Luke 4:19 にはを、瞽者にはゆるげしめ、へられたるきて自由ならしめ、ばしきげしめふ」と。 Luke 4:20 イエズスきて役員し、ひしかば、注目たり。 Luke 4:21 イエズス彼等ひて、今日成就せり、とひしかば、 Luke 4:22 證明し、よりづるしききて、ヨゼフのずや、とひければ、 Luke 4:23 イエズス彼等ひけるは、に、醫者らをせとのきて、がカファルナウムにてせりとけるを、故郷なる此處にもせ、とはん、と。 Luke 4:24 ひけるは、ぐ、預言にして、故郷歓迎せらるるはあらず。 Luke 4:25 ぐ、エリアの、三箇月ぢて地上飢饉ありしに、イスラエルのくの寡婦ありしかど、 Luke 4:26 エリアは一人にもはされず、シドンのサレプタの一人寡婦にのみはされたり、 Luke 4:27 預言エリゼオの、イスラエルのくの病者ありしかど、シリアナアマンのは、一人くせられざりき、と。 Luke 4:28 人々きて、へず、 Luke 4:29 ちてイエズスをより逐出し、てる断崖連行き、さんとせしかども、 Luke 4:30 イエズスは彼等りてへり。 Luke 4:31 てガリレアのなるカファルナウムにり、安息日ひけるに、 Luke 4:32 権威びたるにより、人々たり。 Luke 4:33 會堂汚鬼かれたるありて、びてひけるは、 Luke 4:34 ナザレトのイエズスよ、け、関係かあらん。さんとてへるか。なるかをれり、なるなり、と。 Luke 4:35 イエズスめて、せよ、よりでよ、とひしかば、惡鬼中央し、しもへずしてよりでたり。 Luke 4:36 人々れ、何事ぞ、権威能力とを汚鬼へば、づるよ、とひ、 Luke 4:37 イエズスの名聲地方まりきたり。 Luke 4:38 イエズス會堂でて、シモンのひしに、シモンのりしを、 Luke 4:39 人々ひければ、イエズスちてふや、りて、きて彼等給仕したり。 Luke 4:40 りて種々患者てる人々をイエズスのりければ、一々按手してへり。 Luke 4:41 惡魔くのよりでて、びつつ、なり、とひければ、イエズスめて、はざりき、惡魔キリストたるればなり。 Luke 4:42 夜明けて、イエズスでてしきひしに、群衆ねてり、れざらしめんとて引止めければ、 Luke 4:43 イエズス彼等ひけるは、にも福音宣傳へざるべからず、はされたればなり、と。 Luke 4:44 てガリレアの會堂にて説教しつつへり。 Luke 5:0 Luke 5:1 群衆御言かんとてりければ、イエズスゲネザレトのへるに、 Luke 5:2 れるをへり。漁師りて、りしが、 Luke 5:3 イエズス、シモンのなるり、ひてしくれしめ、して船中より群衆ひき。 Luke 5:4 ひて、シモンにひ、乗出してれ、とひしかば、 Luke 5:5 シモンへてひけるは、よ、終夜きてをもざりき、れどせによりてさん、とて、 Luke 5:6 したるに、めたるく、けんとしければ、 Luke 5:7 けしめんとて、なる仲間きしかば、彼等りて満載し、まんばかりになれり。 Luke 5:8 シモン、ペトロて、イエズスの足下平伏し、よ、罪人なれば、よりざかりへ、とへり。 Luke 5:9 は、りたるしきにきたればなり。 Luke 5:10 シモンのなる、ゼベデオのヤコボとヨハネともりき。てイエズス、シモンにひ、るることれ、よりとならん、とひしかば、 Luke 5:11 彼等せ、一切きてイエズスにへり。 Luke 5:12 イエズスへる全身めるありて、イエズスをるよ、平伏してひ、よ、思召ならばくすることをふ、とひしに、 Luke 5:13 イエズス、べてひ、我意なりくなれ、とふや、れり。 Luke 5:14 イエズスにもらざるようめて、て、[ひけるは]きて司祭せ、くなりたるに、彼等への證據として、モイゼのぜし献物せ、と。 Luke 5:15 るにイエズスの名聲がりて、群衆しくき、されんとて、りければ、 Luke 5:16 荒野けてへり。 Luke 5:17 イエズスしてひけるに、ガリレア、ユデアのての村落びエルザレムよりりしファリザイ律法學士たりしが、能力れつつありき。 Luke 5:18 しも人々癱瘋めるにてり、れてイエズスの御前んとむれども、 Luke 5:19 群衆るべきず、屋上ぎて、、イエズスの御前眞中せり。 Luke 5:20 イエズス、彼等信仰て。よ、さる、とひしかば、 Luke 5:21 律法學士ファリザイめて、ひけるは、冒涜すはぞ。りのすことをんや、と。 Luke 5:22 イエズス彼等り、へてひけるは、ふるぞ。 Luke 5:23 さるとふと、きてめとふと、き。 Luke 5:24 すのあるらしめん、とて癱瘋ひ、ず、きよ、りてれ、とひしかば、 Luke 5:25 彼等り、たりしりて、光榮しつつ、りしが。 Luke 5:26 りて、光榮り、みて、今日不思議なるたり、とたり。 Luke 5:27 イエズスでて、レヴィとくる税吏収税せるをて、へ、とひしかば、 Luke 5:28 一切き、ちてへり。 Luke 5:29 てレヴィ自宅てイエズスのなる饗筵けしに、税吏などしく彼等じうしければ、 Luke 5:30 ファリザイなる律法學士きて、イエズスの弟子ひ、何故税吏罪人飲食にするぞ、とひけるに、 Luke 5:31 イエズスへてひけるは、醫者するは、壮健なるずしてめるなり、 Luke 5:32 りしは義人ず、罪人びて改心せしめんなり、と。 Luke 5:33 彼等イエズスにひけるは、ヨハネの弟子數次断食祈祷し、ファリザイのもするに、何故飲食するぞ、と。 Luke 5:34 イエズス彼等ひけるは、新郎朋友をして、新郎断食せしむるをんや。 Luke 5:35 れど新郎彼等よりはるるるべく、には断食すべし、と。 Luke 5:36 イエズス彼等ひけるは、しき衣服りて、衣服はあらず、するは、しきり、しき衣服よりれる布片似合はず。 Luke 5:37 しきはあらず、せば、しきき、流出でてらん。 Luke 5:38 しきしきるべく、てこそながらつなれ。 Luke 5:39 みながらしきはあらず、きをしとへばなり、と。 Luke 6:0 Luke 6:1 過越二日安息日に、イエズス麦畑弟子み、みてしければ、 Luke 6:2 ファリザイの人々彼等ひけるは、安息日すべからざるせるや。 Luke 6:3 イエズスへてひけるは、ダヴィドがへる人々ゑしししを、まざりしか。 Luke 6:4 り、司祭すべからざるりてし、へる人々にもへしなり、と。 Luke 6:5 彼等ひけるは、安息日たるなり、と。 Luke 6:6 安息日り、イエズス會堂りてへるに、えたる其處りければ、 Luke 6:7 律法學士、ファリザイ、イエズスをふる見出さんに、安息日すやとりしが、 Luke 6:8 イエズスりて、えたるに、きて眞中て、とひければ、きててり。 Luke 6:9 イエズス彼等ひ、はん、安息日さるるはか、か、生命か、ぼすか、とひて、 Luke 6:10 一同らしひ、に、べよ、とひしかば、べてえたり。 Luke 6:11 るに彼等めたるや、如何にしてイエズスを處分せんかとたり。 Luke 6:12 <w>第</w>二<w>款</w> 十二<w>使徒</w><w>選定</w><w>後</w>の<w>事實</w> イエズスらんとてり、終夜祈祷ひしが、 Luke 6:13 天明りて弟子び、より十二みて、使徒へり。 Luke 6:14 ちペトロとへるシモンと兄弟アンデレア、ヤコボとヨハネ、フィリッポとバルトロメオ、 Luke 6:15 マテオとトマ、アルフェオのヤコボとゼロテとへるシモン、 Luke 6:16 ヤコボの兄弟ユダと謀叛となりしイスカリオテのユダとなり。 Luke 6:17 イエズス、りてかなるひしが、弟子一群しき群衆あり。イエズスにされんとて、ユデアの地方、エルザレムびチロとシドンとの湖辺よりれるものなり。 Luke 6:18 汚鬼まさるる人々され、 Luke 6:19 群衆イエズスにれんとたり、よりでて、てのせばなり。 Luke 6:20 イエズス弟子げてひけるは、なるしきなればなり。 Luke 6:21 なるうるかさるべければなり。なるふべければなり。 Luke 6:22 なるまれ、ざけられ、られ、しとして排斥せらるる、 Luke 6:23 にはれ、いなればなり。彼等先祖預言したりき。 Luke 6:24 れども、めるなるすればなり。 Luke 6:25 れるなるうべければなり。なるくべければなり。 Luke 6:26 人々せらるるなる彼等先祖預言したりき。 Luke 6:27 れば聴聞するぐ、し、み、 Luke 6:28 し、するれ、 Luke 6:29 たば、をもけよ。上衣には、下衣をもむことれ。 Luke 6:30 むるへよ、より取戻すことれ。 Luke 6:31 られんとするを、へ、 Luke 6:32 するすればとて、かあらん、罪人するするなり。 Luke 6:33 めばとて、かあらん、罪人すなり。 Luke 6:34 くるあらんことをしてせばとて、かあらん、罪人しきけんとて、罪人すなり。 Luke 6:35 れどし、まずしてし、め、らばいにして、たるべし、らざるにも仁慈せばなり。 Luke 6:36 れば慈悲あること、慈悲くなれ。 Luke 6:37 是非することれ、らば是非せられじ。することれ、らばせられじ。せ、らばされん。 Luke 6:38 へよ、らばへられん。くし、れ、れ、るるにして、れられん。りたるにて、らるべければなり。 Luke 6:39 てイエズス彼等ひけるは、瞽者瞽者るか、二人ながらるにずや。 Luke 6:40 弟子らず、にもあれ、くならば完全なるべし。 Luke 6:41 兄弟見詰めて、みざる、 Luke 6:42 ずして、でか兄弟ひて、兄弟よ、をしてよりかしめよ、とふをんや。僞善よ、よりけ、らばにして、兄弟よりくをべし。 Luke 6:43 ぶはず、ぶはず、 Luke 6:44 によりてらる。より無花果らず、覆盆子より葡萄らざるなり。 Luke 6:45 よりし、よりす。るはれたるよりづればなり。 Luke 6:46 よ、とびつつ、はざるはぞや。 Luke 6:47 りて、たるかをさん。 Luke 6:48 つるにりて基礎ゑたるし。洪水りて激流けども、かすはず、したればなり。 Luke 6:49 れどきてはざるは、基礎なくしててたるし、激流けば、れてし、と。 Luke 7:0 Luke 7:1 イエズスての人民かせりて、カファルナウムにひしが、 Luke 7:2 百夫んぜるみてするばかりなれば、 Luke 7:3 イエズスのくや、ユデア長老はし、りてはんはしめたり。 Luke 7:4 彼等イエズスのりてひ、ふにへたるなり、 Luke 7:5 國民し、會堂てたればなり、とひければ、 Luke 7:6 イエズス彼等ひ、からずなりへる百夫朋輩はしてはしめけるは、よ、はしふことれ、不肖にして、屋根ふにらざればなり。 Luke 7:7 御前るにへずとへり。りながら一言にてへ、らばえん。 Luke 7:8 ながら、部下兵卒ありて、けとへばき、れとへばり、せとへばすなり、と。 Luke 7:9 イエズスきて感嘆し、へる群衆みてひけるは、ぐ、イスラエルのにても、信仰ひしなし、と。 Luke 7:10 はされし人々りてれば、みたりしえたりき。 Luke 7:11 イエズスナイムとへるふに、弟子しき群衆きてありしが、 Luke 7:12 づきしもさるる死人あり。獨子にて、寡婦なり、しくたり。 Luke 7:13 寡婦ふやれをひて、くことれ、とひつつ、 Luke 7:14 づきてひしかば、ける人々れり。 Luke 7:15 イエズス、若者よ、ず、きよ、とふや、したるりてめけるを、ひしかば、 Luke 7:16 人々き、光榮してひけるは、いなる預言れり、へるなり、と。 Luke 7:17 ユデア一般周圍地方まれり。 Luke 7:18 ヨハネの弟子一切げしかば、 Luke 7:19 ヨハネ弟子二人びて、るべきなるか、るか、とひてイエズスにはしければ、 Luke 7:20 彼等イエズスのりてひけるは、洗者ヨハネはして、るべきなるかるかとふ、と。 Luke 7:21 當時イエズスは、くの惡鬼とよりし、くの瞽者視力ひしが、 Luke 7:22 へて使ひけるは、見聞せしを、きてヨハネにげよ、瞽者え、跛者み、病者り、聾者え、死者り、貧者福音かせらる、 Luke 7:23 きてかざるなり、と。 Luke 7:24 ヨハネの使りて、イエズスヨハネの群衆ひけるは、んとて荒野でしぞ、かさるるか、 Luke 7:25 らばんとてでしぞ、衣服たるか、よ、衣服しく人々は、帝王り、 Luke 7:26 らばんとてでしぞ、預言か、ぐ、預言よりもれるなり、 Luke 7:27 して「よ、使面前はさん、ちてふべし」とあるはなり。 Luke 7:28 ぐ、よりれたるに、洗者ヨハネよりなる預言はあらず、れどにてよりいなり。 Luke 7:29 けるての人民税吏までも、ヨハネの洗禮けてしとせり、 Luke 7:30 れどファリザイ律法學士せられずして、御旨んぜり、と。 Luke 7:31 ひけるは、れば現代にかへん、彼等は、たるぞや、 Luke 7:32 してひ、笛吹きたれども、らず、きたれども、かざりき、とへるにたり。 Luke 7:33 洗者ヨハネりて、せずまざれば、惡魔かれたりとひ、 Luke 7:34 りて飲食すれば、み、税吏罪人とのたり、とふ。 Luke 7:35 りながら、智恵てのしとせられたり、と。 Luke 7:36 一人のファリザイ、イエズスに會食せんひければ、ファリザイりて、食卓ひしが、 Luke 7:37 しも罪人なる一個ありて、イエズスがファリザイにて食卓へるをくや、香油りたるり、 Luke 7:38 イエズスの足下にてち、次第にてし、にてひ、接吻香油ぎければ、 Luke 7:39 イエズスをきたるファリザイひけるは、して預言ならば、るるにして如何なるなるかを、れるならん、罪人なるものを、と。 Luke 7:40 イエズスへて、シモンよ、あり、とひければ、よ、せられよ、とふに、 Luke 7:41 [ひけるは]、二人負債あり、一人は五百デナリオ、一人は五十デナリオの負債あるを、 Luke 7:42 すべきなければ、二人せり、せんれなるぞ、と。 Luke 7:43 シモンへて、ふにくをされたるならん、とひしに、イエズス、判断せり、とひ、 Luke 7:44 みてシモンにひけるは、るか、りしに、へざりしを、し、へり。 Luke 7:45 接吻せざりしに、入來りてよりえず接吻せり。 Luke 7:46 がざりしに、香油げり。 Luke 7:47 ぐ、したるがに、くのさるるなり、さるるするし、と。 Luke 7:48 ひ、さる、とひしかば、 Luke 7:49 食卓にせる人々でけるは、何人なればをもすぞ、と。 Luke 7:50 イエズスひて、信仰へり、んじてけ、とへり。 Luke 8:0 Luke 8:1 イエズス、説教福音べつつ、町々村々巡廻ひければ、十二使徒ひ、 Luke 8:2 惡鬼逐払はれ、されたる數人婦人惡魔よりでたる、マグダレナとばるるマリア、 Luke 8:3 ヘロデの家令クサのヨハンナスザンナ、其他くの婦人ありて、財産彼等供給たり。 Luke 8:4 しき町々よりイエズスのりければ、イエズスひけるは、 Luke 8:5 きにでしが、路傍ちしかば、けられ、めり。 Luke 8:6 ちしかば、たれど、なきにりてれたり。 Luke 8:7 ちしかば、ちて蔽塞げり。 Luke 8:8 ちしかば、生出でてべり、と。イエズスひて、てるけ、とはりへり。 Luke 8:9 弟子如何にとひしに、 Luke 8:10 ひけるは、奥義はりたれど、てせらる、彼等つつえず、きつつらざらんなり。 Luke 8:11 し、御言なり、 Luke 8:12 路傍人々にして、彼等じてはれざらん惡魔りてよりふなり。 Luke 8:13 は、びてくれど、く、じて、には退人々なり。 Luke 8:14 ちしは、きたる快樂とに蔽塞がれて、ばざる人々なり。 Luke 8:15 るにちしは、善良なるにて、きてち、忍耐人々なり。 Luke 8:16 して、ひ、寝台はあらず、入來せんに、燭台く。 Luke 8:17 してれざるはなく、れてれずにならざるはなし。 Luke 8:18 聞方注意せよ。てるへられ、たぬてりとをもはるべければなり、と。 Luke 8:19 てイエズスの兄弟はんとてりしかど、群衆づくことはざりしかば、 Luke 8:20 兄弟はんとててり、とぐるありしに、 Luke 8:21 イエズスへて人々ひけるは、御言兄弟なり、と。 Luke 8:22 イエズス、弟子小舟ひしに、彼方らん、とひて乗出せり。 Luke 8:23 にイエズスひしが、暴風り、ちてかりければ、 Luke 8:24 弟子づきて、よ、ぶ、とひつつイエズスをましたるに、きて怒涛とをひしかば、波風みてとなれり。 Luke 8:25 て、信仰何處る、とひければ、彼等感嘆して、ふぞ、も、へばふよ、とへり。 Luke 8:26 ガリレアにへるゲラサ地方りて、 Luke 8:27 上陸ひしに、一箇ありてへたり。惡魔かれたるしくして、衣服をもにもまず、にのみりしが、 Luke 8:28 イエズスをるや御前平伏し、びて、御子イエズスよ、関係かあらん。くはしむることれ、とへり。 Luke 8:29 イエズス惡鬼に、よりでよ、とへばなり。惡鬼へらるるしく、にてられ、にてらるるも、り、惡魔られて、荒野たりき。 Luke 8:30 イエズスひて、ぞ、とひしに軍団なり、とへり、りたる惡魔ければなり。 Luke 8:31 てイエズスのじてなきかしめはざらんひたりしが、 Luke 8:32 其處くのにてしかば、惡魔るをされんひけるに、イエズスひければ、 Luke 8:33 惡魔よりでてり、周章しくより飛入りて溺死せり。 Luke 8:34 牧者成行るやきて、吹聴せしかば、 Luke 8:35 人々んとてでしが、イエズスのり、惡魔でたりしの、衣服にして、イエズスの足下せるをれたり。 Luke 8:36 人々惡魔はれし次第誰彼げしかば、 Luke 8:37 ゲラサ地方人民りて、より立去はんをイエズスにへり、いにれたればなり。てイエズスりてひしに、 Luke 8:38 惡魔れしはんひしかど、イエズスらしてひけるは、 Luke 8:39 りて、如何ばかりいなるひしかをげよ、と。くてりて、イエズスの如何ばかりいなるひしか言弘めたり。 Luke 8:40 イエズスひしに、たりければ、群衆歓迎せり。 Luke 8:41 しもをヤイロとえるり、會堂なりしが、イエズスの足下平伏して、はんへり、 Luke 8:42 に十二ばかりのありて、なんとすればなり。イエズスにて、群衆られへるに、 Luke 8:43 十二血漏へる一人醫者財産したれども、にもされざりしが、 Luke 8:44 よりづきてイエズスの衣服れしかば、出血れり。 Luke 8:45 イエズス、れしぞ、とへばめるを、ペトロひたる人々ひけるは、よ、群衆りてはすに、れし、とふか。 Luke 8:46 イエズスひけるは、れしあり、よりでたるをゆればなり、と。 Luke 8:47 れざりしをきつつ、りてイエズスの足下平伏し、れし理由えたる次第とを公衆しければ、 Luke 8:48 イエズスひけるは、信仰へり、んじてけ、と。 Luke 8:49 らざるに、會堂り、せり、わすことれ、とひしに、 Luke 8:50 イエズスきてひけるは、るることれ、ぜよ、らばかるべし、と。 Luke 8:51 ひて、ペトロ、ヤコボ、ヨハネ父母にもはず、 Luke 8:52 れるを、れ、したるにず、ねたるなり、とひしに、 Luke 8:53 人々したるをりて、嘲笑たり。 Luke 8:54 るにイエズス、り、はりて、きよ、とへば、 Luke 8:55 りてきしかば、食物ふるへり。 Luke 8:56 兩親きしが、りしにもるな、とイエズスへり。 Luke 9:0 Luke 9:1 て十二使徒呼集めて、惡魔能力権利とをひ、 Luke 9:2 べ、病者はさんとして、 Luke 9:3 ひけるは、りてをもふることれ、下衣つことれ。 Luke 9:4 れのるもりて、其處より出去ることれ。 Luke 9:5 けざるあらば、り、彼等する證據として、までもえ、と。 Luke 9:6 て十二使徒出立して村々巡廻し、福音べ、病者たり。 Luke 9:7 ヘロデ、イエズスによりてはるるてのきてへり。人々はヨハネ死者より復活したりとひ、 Luke 9:8 人々はエリアれたりとひ、人々預言一人復活したりとへばなり。 Luke 9:9 てヘロデひけるは、ヨハネはりしものを、ゆるなるぞ、とてイエズスをたり。 Luke 9:10 使途りて、面々ひし一切げければ、イエズス彼等へて、にベッサイダ附近なるしき退ひしに、 Luke 9:11 群衆りてひしかば、イエズスけてり、治療するへり。 Luke 9:12 きしかば、十二[使徒]づきてひけるは、しきるなれば、群衆解散して、周圍田家宿らせ、食物めしめへ、と。 Luke 9:13 るにイエズス彼等ひ、食物へよ、とひしかば、彼等ひけるは、とあるのみ。きてての群衆食物はんか、と。 Luke 9:14 居合せたる男子五千なりしが、イエズス、人々を五十組々せしめよ、と弟子ひければ、 Luke 9:15 彼等くにして、せしめたり。 Luke 9:16 イエズスとをり、ぎてし、きて弟子ち、群衆かしめひしかば、 Luke 9:17 してりしが、したるひて十二ありき。 Luke 9:18 イエズスひけるに、弟子りしが、ひてひけるは、群衆ふぞ、と。 Luke 9:19 彼等へてひけるは、人々洗者ヨハネなりとひ、はエリアなりとひ、預言一人復活したるなりとふ、と。 Luke 9:20 イエズス彼等ひけるは、ふか、と。シモン、ペトロへて、のキリストなり、とひしかば、 Luke 9:21 イエズスしく彼等め、にもらざるじて、 Luke 9:22 ひけるは、様々しめられ、長老司祭律法學士排斥せられ、され、して三日復活すべし、と。 Luke 9:23 一同ひてひけるは、わがらんとせば、て、日々十字架りてふべし。 Luke 9:24 生命はんとするひ、生命ふべければなり。 Luke 9:25 假令世界くとも、せば、かあらん。 Luke 9:26 とをづるをば、使との威光らんづべし。 Luke 9:27 れどぐ、此處てるに、るまでははざらん人々あり、と。 Luke 9:28 御言八日ばかりをて、イエズスペトロとヤコボとヨハネとをへ、らんとてひしに、 Luke 9:29 に、御顔り、衣服くなりてけり。 Luke 9:30 しも二個ありてイエズスとりしが、モイゼとエリアとにして、 Luke 9:31 威光びてれつつ、イエズスがにエルザレムにげんとし逝去れり。 Luke 9:32 ペトロ人々へずしてりたりしに、むるや、イエズスの榮光と、てる二人とをたり。 Luke 9:33 二人イエズスをれければ、ペトロらずして、イエズスにひけるは、よ、此處り、はモイゼのはエリアのにせん、と。 Luke 9:34 に、一叢りて彼等ひしかば、弟子けり。 Luke 9:35 よりきてく、「愛子なる、け」と。 Luke 9:36 けるイエズスのみひしが、弟子して、たりし當時にもらざりき。 Luke 9:37 翌日彼等群衆しくへしが、 Luke 9:38 しも一個群衆よりはりてひけるは、よ、くはへ、獨子なるものを、 Luke 9:39 あはれや惡鬼けば、びてし、かせ抅攣させ、くるばかりにしてくに立去る。 Luke 9:40 弟子に、逐払ひしかど、はざりき。 Luke 9:41 イエズスえてひけるは、信仰なきなる何時までりてばんや。此處れ、と。 Luke 9:42 づきけるに、惡魔して抅攣させしかば、 Luke 9:43 イエズス汚鬼り、してへり。 Luke 9:44 大能き、イエズスのへるての感嘆しければ、イエズス弟子ひ、めよ、人々さるるあらん、とひしが、 Luke 9:45 彼等せず、彼等らざらんに、してされしかば、きてイエズスに[事たり。 Luke 9:46 に、いなるか、との彼等りしかば、 Luke 9:47 イエズスひ、一人孩兒りてたせ、 Luke 9:48 彼等ひけるは、にてもあれ、孩兒くるは、くるなり、くるは、はしひしものをくるなり、一同は、いなるなり、と。 Luke 9:49 ヨハネへて、よ、惡魔あるをしが、はざるなれば、じたり、とひければ、 Luke 9:50 イエズスひけるは、ずることれ、せざるにするなればなり、と。 Luke 9:51 <w>第</w>一<w>項</w> <w>旅行</w>の<w>始</w>の<w>事實</w> <w>第</w>三<w>篇</w> イエズスエルザレムへの<w>最後</w>の<w>旅行</w> イエズスがよりられふべき日數ちんとしければ、エルザレムにくべく御顔め、 Luke 9:52 數人使はしひしかば、彼等きてイエズスの準備せんとて、サマリアのりしかど、 Luke 9:53 イエズスの御顔エルザレムにへるによりて、人々けざりき。 Luke 9:54 ればヤコボとヨハネと二人弟子て、よ、じてよりし、彼等ぼさしめば如何に、とひければ、 Luke 9:55 イエズスみて、りてひけるは、如何なる精神なるかをらざるなり、 Luke 9:56 りしは、ぼさんず、はんがなり、と。一同けり。 Luke 9:57 一行めるイエズスにひ、何處にもあれ、はん、とひしかば、 Luke 9:58 イエズスひけるは、あり、あり、れどするなし、と。 Luke 9:59 るに一人ひて、へ、とひしかばよ、きてへとひけるに、 Luke 9:60 イエズスひけるは、死人をして死人らしめ、きてげよ、と。 Luke 9:61 一人ひけるは、よ、はん、れど我家處置するへ。 Luke 9:62 イエズスひけるは、けてみるは、せざるなり、と。 Luke 10:0 Luke 10:1 七十二指名して、らんとする町々處々に、二人づつはさんとして、 Luke 10:2 ひけるは、収穫けれどもし、収穫はさんを、収穫へ。 Luke 10:3 け、はすは、るるがし、 Luke 10:4 財布ふることれ、途中にてにも挨拶すことれ。 Luke 10:5 れのるも、平安あれかしとへ、 Luke 10:6 其處平安あらば、平安らん、らずばらん。 Luke 10:7 りて、はする飲食せよ、くるにすればなり。よりることれ、 Luke 10:8 れのるとも、人々けなば、せらるるし、 Luke 10:9 其處にある病人し、人々ひて、づけり、とへ。 Luke 10:10 れのるとも、人々けずば、でてへ、 Luke 10:11 にてきしまでも、ひてうぞ、りながらづきたるをれ、と。 Luke 10:12 ぐ、には、ソドマはかのよりもさるるあらん。 Luke 10:13 なるコロザイン、なるベッサイダ、はれし奇蹟、チロとシドンとのはれしならば、彼等改心して、ひてせしならん。 Luke 10:14 れば審判りて、チロとシドンとはよりもさるるあらん。 Luke 10:15 カファルナウムよ、地獄にまでめらるべし、にまでもげられたるものを。 Luke 10:16 き、んずるんじ、んずるはしひしものをんずるなり、と。 Luke 10:17 て七十二びつつり、よ、りて、惡魔すらも歸服す、とひしかば、 Luke 10:18 イエズス彼等ひけるは、サタンが電光よりつるをつつありき。 Luke 10:19 に、一切勢力蹂躙るべき権能けたれば、するはあらじ、 Luke 10:20 りながら、鬼神するをぶことれ、されたるをべ、と。 Luke 10:21 イエズス、聖霊によりて喜悦してひけるは、天地なるよ、稱賛す、學者智者して、人々ひたればなり。よ、きは御意ひしなり。 Luke 10:22 一切よりはりたり、に、なるかをなく、したらんに、なるかをなし、と。 Luke 10:23 弟子みてひけるは、なる。 Luke 10:24 ぐ、くの預言帝王は、んとせしかどることをず、かんとせしかどくことをざりき、と。 Luke 10:25 しも一人律法學士立上り、イエズスをみんとしてひけるは、よ、してか永遠生命べき。 Luke 10:26 イエズスひけるは、律法したるぞ、むぞ、と。 Luke 10:27 へて、し、し、し、精神してたるし、すべし、とひしに、 Luke 10:28 し、へ、らばくることをん、とへり。 Luke 10:29 るにぜんとしてイエズスにひ、とはぞ、とひしかば、 Luke 10:30 イエズスへて、エルザレムよりエリコに強盗りしが、彼等ぎてはせ、半死半生にしてれり。 Luke 10:31 一人司祭れるに、き、 Luke 10:32 一人のレヴィも、來合せてしかど、けり。 Luke 10:33 るに一人のサマリア旅路辿りつつりけるが、し、 Luke 10:34 づきて葡萄とをぎ、繃帯してせ、宿ひて看護せり。 Luke 10:35 翌日デナリオ銀貨して宿主へ、看護せよ、したらんは、ふべし、とへり。 Luke 10:36 強盗りたるかりしとゆるぞ、とひけるに、 Luke 10:37 律法學士へたるなり、とひしかばイエズス、きてくせよ、とへり。 Luke 10:38 きけるに、イエズスひしを、マルタとくる自宅にて接待せり。 Luke 10:39 にマリアとくる姉妹ありて、足下して御言たるに、 Luke 10:40 マルタは饗應しさに取紛れたりしが、りてひけるは、よ、姉妹一人して饗應さしむるをとしはざるか、ればじてけしめへ、と。 Luke 10:41 へてひけるは、マルタマルタ、様々きてがすれども、 Luke 10:42 必要なるは、マリアは最良部分めり、はるまじきなり、と。 Luke 11:0 Luke 11:1 てイエズス、にてへるに、ふや、弟子一人ひけるは、よ、ヨハネも弟子へしく、へ、と。 Luke 11:2 イエズス彼等ひけるは、へ、よ、はくは御名とせられんを、御國らんを、 Luke 11:3 日用を、日々へ、 Luke 11:4 負債あるすにり、へ、ふことれ、と。 Luke 11:5 ひけるは、てる夜中き、よ、せ、 Luke 11:6 一個友人旅路れるに、すべきなければ、とはんに、 Luke 11:7 よりへて、はすことれ、ぢ、子等れば、きてふることをず、とあらんか、 Luke 11:8 るをきてまざるは、ぐ、假令なればとてはきてへざるも、はしさのきて、するふるならん。 Luke 11:9 ぐ、へ、らばへられん、せ、らば見出さん、け、らば[を]かれん、 Luke 11:10 け、見出し、は[を]かるべければなり。 Luke 11:11 はんにへんや、を[はんに]へんや、 Luke 11:12 はんにへんや、 Luke 11:13 ればながらも、ふるをれば、は、人々善良なるふべきをや、と。 Luke 11:14 イエズス惡魔逐出ふに、なりしが、惡魔逐出ふやひしかば、群衆感嘆せり。 Luke 11:15 れど人々は、惡魔逐出すは惡魔ベエルゼブブにるなり、とひ、 Luke 11:16 は、イエズスをみんとて、よりのたり。 Luke 11:17 イエズス見抜きて彼等ひけるは、び、[ふ]ともるべし、 Luke 11:18 サタンはば、如何にしてかつべき、ふ、ベエルゼブブにりて惡魔逐出すと。 Luke 11:19 ベエルゼブブにりて惡魔逐出すならば、子等りて逐出すぞ、らば彼等審判となるべし。 Luke 11:20 れど惡魔逐出すならば、れるなり。 Luke 11:21 武装して住所は、てる安全なりと、 Luke 11:22 よりりてたば、める武器ひて、捕獲物たん。 Luke 11:23 らざるし、めざるらすなり。 Luke 11:24 汚鬼よりでしれたるりて安息むれどもず、く、でし我家らん、と。 Luke 11:25 りてめられられたるをるや、 Luke 11:26 きてよりも惡鬼へ、りて此處む、よりもくなるなり、と。 Luke 11:27 へるに、群衆よりげて、なるししよ、ひし乳房よ、とひしかば、 Luke 11:28 イエズスひけるは、なるきて人々よ、と。 Luke 11:29 群衆りければ、イエズスひけるは、現代邪惡にして、むれども、預言ヨナのへられじ、 Luke 11:30 ちヨナがニニヴとなりしく、現代るもり。 Luke 11:31 南方女王は、審判りて、現代ちてめん、より、サロモンの智恵かんとてりたればなり、よ、サロモンにれるものり。 Luke 11:32 ニニヴ審判りて現代ちてめん、彼等はヨナの説教によりて改心したればなり、よ、ヨナにれるものり。 Luke 11:33 して、れたるはあらず、入來せん燭台く。 Luke 11:34 なり、にしてくば、全身かなるべく、しくばかるべし。 Luke 11:35 に、にならざるせよ、 Luke 11:36 全身かにしてなくば、全體かにしてけるらさるるくならん、と[へり]。 Luke 11:37 イエズスへるに、一人のファリザイにてはんことをひしかば、りてひしが、 Luke 11:38 イエズス食前はざりしを、りければ、 Luke 11:39 ひけるは、ファリザイは、との外部むれど、内部不義とにてり。 Luke 11:40 なるよ、外部ひしは、内部をもひしにずや。 Luke 11:41 りながられるせ、らば一切めらるべし。 Luke 11:42 れどなるファリザイ薄荷荃蓀其他一切野菜の十の一をむれど、するとをけばなり、してこそ彼等をもらざるべかりしなれ。 Luke 11:43 いなるファリザイ會堂にては上座を、にては敬禮めばなり。 Luke 11:44 なるれざるて、人々らざるなり、と。 Luke 11:45 律法學士一人へて、よ、ひては、にも侮辱ふるなり、とひしかば、 Luke 11:46 イエズスひけるは、なる律法學士人々にはざるはすれど、らはだもれざればなり。 Luke 11:47 なる預言墓標つるししは先祖にして、 Luke 11:48 先祖所為同意するす、彼等したるにつればなり。 Luke 11:49 によりて智恵はく、「彼等預言使徒はさんに、彼等し、迫害せん」と。 Luke 11:50 れば世界開闢以來されたるての預言、 Luke 11:51 ちアベルのより祭壇神殿とのれしザカリアのるまで、現代はれん、ぐ、現代はるべし。 Luke 11:52 いなる律法學士知識りて、らもらず、らんとする人々をもみたればなり、と。 Luke 11:53 に、ファリザイ律法學士しくでて、様々閉口せしめんとし、 Luke 11:54 イエズスをへんとして陰謀らし、より何事をかへんとせり。 Luke 12:0 Luke 12:1 しき群衆周圍なるに、イエズス弟子ひけるは、ファリザイ麪酵用心せよ、僞善なり。 Luke 12:2 はれたるれざるべきはなく、れたるれざるべきはなし、 Luke 12:3 暗黒にてひし光明はれ、室内にてきし屋根にてべらるべければなり。 Luke 12:4 ればわがたるぐ、肉體してをもざるるることれ。 Luke 12:5 るべきさん、したる地獄投入るる権能あるれよ、り、ぐ、れよ。 Luke 12:6 五にてるにずや、るにも、御前れらるるなし。 Luke 12:7 すらへられたり、るることれ、くのれり。 Luke 12:8 ぐ、人々にて宣言するは、使にて宣言せん。 Luke 12:9 れど人々にては、使にてまるべし。 Luke 12:10 されん、れど聖霊して冒涜したるされじ。 Luke 12:11 人々會堂に、官吏権力かん如何へ、はんかとふことれ、 Luke 12:12 ふべきは、りて、聖霊ふべければなり、と。 Luke 12:13 群衆より、イエズスにひ、よ、兄弟じて、家督たしめへ、とひしかば、 Luke 12:14 イエズスひけるは、よ、判事分配として、めしぞ、と。 Luke 12:15 人々ひけるは、みてての貪欲用心せよ、生命所有物なるにらざればなり、と。 Luke 12:16 彼等りてひけるは、富者かにりければ、 Luke 12:17 へけるは、産物むべきなきを如何にせんと。 Luke 12:18 へらく、べし、ち、いなるてて、其處産物財貨とをまん、 Luke 12:19 してひ、よ、多年用意へたる財産數多あれば、んじ、飲食してしめ、とはん、と。 Luke 12:20 れどはく、愚者よ、今夜されんとす、らばへたるるべきぞ、と。 Luke 12:21 みて、御前まざるなり、と。 Luke 12:22 弟子ひけるは、ればぐ、生命をかをかん、とふことれ、 Luke 12:23 生命食物り、衣服れり。 Luke 12:24 みよ、なくなく、をも納屋をもたざれども、ふなり、ること幾何ぞや。 Luke 12:25 工夫して寿命だもふることをんや、 Luke 12:26 ればすらもはざるに、其他ふや。 Luke 12:27 百合如何つかをみよ。なくなし、れどもう、サロモンだも榮華て、百合ほどにはざりき。 Luke 12:28 今日りて明日投入れらるるをさへ、はせへば、をや、信仰。 Luke 12:29 も、をかをかまんとむることれ、大望すことれ、 Luke 12:30 異邦は、一切むれども、することをへばなり。 Luke 12:31 ればと、とをめよ、らば一切へらるべし。 Luke 12:32 よ、るることれ、は、御意ひたればなり。 Luke 12:33 所有物りてへ、びざるり、きざるへよ、彼處には盗人づかず、はざるなり。 Luke 12:34 には、るべければなり。 Luke 12:35 してあるべし。 Luke 12:36 も、主人婚莚よりりてかばかん、とくるくによ。 Luke 12:37 主人めたるをらるるなり、ぐ、主人してかせ、ひて彼等給仕せん。 Luke 12:38 主人十二までにるも三までにるも、きをば、彼等なり。 Luke 12:39 るべし、家父盗人るべきらば警戒して穿たしめじ。 Luke 12:40 用意してあれ、はざるるべければなり、と。 Luke 12:41 ペトロ、イエズスにひ、よ、ふは、にか、てのにもか、とひしかば、 Luke 12:42 ひけるは、じて家族よくへしめんとて、戸主家族つる、忠義にして執事なるか、 Luke 12:43 主人へるをらるるなり。 Luke 12:44 ぐ、主人てる一切らしめん。 Luke 12:45 もしに、我主しとひて、下男下女打擲き、飲食してめんか、 Luke 12:46 せざるらざるに、主人りてし、不忠じくせん。 Luke 12:47 主人りて用意せず、主人ひてはざるは、たるるからん。 Luke 12:48 れども、らずしてたるべきしたるは、たるるかるべし、へられたるめられ、委托したるければ催促するかるべし。 Luke 12:49 地上たんとてれり、ゆるにはをかまん。 Luke 12:50 るににはくべき洗禮あり、為遂げらるるまで、れる如何許ぞや。 Luke 12:51 は、地上平和れりとふか、ぐ、つて分離なり。 Luke 12:52 より一家に五あらば、三は二に、二は三してれん、 Luke 12:53 に、に、に、に、に、してるるあらん、と。 Luke 12:54 イエズス群衆ひけるは、西よりるをればらんとふ、にしてしてり。 Luke 12:55 南風くをればくなるべしとふ、にしてしてり。 Luke 12:56 僞善よ、天地有様くるれるに、如何見分けざる、 Luke 12:57 如何しき見定めざる。 Luke 12:58 敵手官吏途中にてされんめよ。らくは判事き、判事下役し、下役監獄れん、 Luke 12:59 ぐ、最終の一までもさざるは、其處でざるべし、と。 Luke 13:0 Luke 13:1 ありて、ピラトが數人のガリレア彼等犠牲へしげしかば、 Luke 13:2 イエズスへてひけるは、は、ガリレアひたればとて、てのガリレアりてかりしとふか。 Luke 13:3 ぐ、らず、れど改心せずば、じくぶべし。 Luke 13:4 シロエにれたるされし十八も、エルザレムにめるてのりて負債ありしとふか。 Luke 13:5 ぐ、らず、れど改心せずばじくぶべし、と。 Luke 13:6 イエズスひけるは、葡萄無花果ゑたりしが、りてめたれどざりしかば、 Luke 13:7 葡萄小作ひけるは、りて無花果むれどざるに三なり、ればせ、ぐや、と。 Luke 13:8 小作へて、よ、今年へ。周圍りて肥料しなば、 Luke 13:9 もあらん、くばふべし、とへり、と。 Luke 13:10 安息日りて、イエズス彼等會堂にてひけるに、 Luke 13:11 しも十八以來癈疾かれ、まりてしもることはざるあり。 Luke 13:12 イエズスづけひ、よ、癈疾よりはれたるぞ、とひて按手ひしかば、 Luke 13:13 びて光榮たり。 Luke 13:14 るに會堂、イエズスの安息日ひしをり、へて群衆ひ、くべき六日あり、ればりてされよ、安息日にはすべからず、とひければ、 Luke 13:15 へてひけるは、僞善よ、安息日りて、驢馬を、より解放ちて、ひにくにずや。 Luke 13:16 るを十八年間サタンにがれたる、アブラハムのは、安息日かるべからざりしか、と。 Luke 13:17 イエズスひけるに、反對せる赤面し、人民りて、イエズスのさるる光榮あるてのたり。 Luke 13:18 ひけるは、にかたる、にかへん、 Luke 13:19 一粒芥種し、りてきたれば、ちて大木り、めり、と。 Luke 13:20 ひけるは、にかへん、 Luke 13:21 麪酵し、りて三せば、るるにる、と。 Luke 13:22 <w>第</w>二<w>項</w> <w>旅行</w><w>中</w>の<w>他</w>の<w>事實</w> てイエズス、へつつぎてエルザレムへふに、 Luke 13:23 よ、はるるきか、とひしかば、人々ひけるは、 Luke 13:24 よりめよ、ぐ、くのむべけれども、はざるべし。 Luke 13:25 家父りてぢたらんには、ちて、よ、へ、とひつつむべけれど、へて、何處なるかをらず、とはん。 Luke 13:26 御前にて飲食し、にてひしなり、とはんとすべし。 Luke 13:27 れどもひ、何處なるかをらず、よ、よりれ、とはん。 Luke 13:28 、アブラハム、イザアク、ヤコブ一切預言りながら、のみ逐出さるるをば、其處痛哭切歯とあらん。 Luke 13:29 東西よりりて、人々あらん。 Luke 13:30 よ、なるになり、なるにならん、と。 Luke 13:31 に、ファリザイ數人づきてイエズスにひ、ヘロデさんとす、でて此處れ、とひしかば、 Luke 13:32 彼等ひてひけるは、きてげよ、よ、今日明日も、惡魔逐払ひ、人々し、して三日るべし、 Luke 13:33 れども、今日明日も、まざるらず、はエルザレムのるるは、預言たるりて相應しからざればなり、と。 Luke 13:34 エルザレムよ、エルザレムよ、預言し、はされたる人々よ、に[むる]く、子等めんとせし幾度ぞや、れどぜざりき。 Luke 13:35 よ、荒廃れてらん、ぐ、御名によりてるものせられよかし、とへんるまで、なかるべし、と。 Luke 14:0 Luke 14:1 イエズス安息日せんとて、ファリザイだちたるひしかば、彼等たり、 Luke 14:2 しも水腫れる御前りければ、 Luke 14:3 イエズスへて律法學士とファリザイとにひ、安息日すはきか、とひしに、 Luke 14:4 彼等黙然たりしかば、イエズスへてし、さてらしめて、 Luke 14:5 彼等へてひけるは、驢馬ちたるものあらんに、安息日なりとも、引上げざらんや、と。 Luke 14:6 彼等して、ふることはざりき。 Luke 14:7 かれたる人々上席状態て、彼等りてひけるは、 Luke 14:8 かれたる上席くことれ、らくはよりもかれたらんに、 Luke 14:9 とをきたるりてひ、れとはん、らば赤面して末席くにるべし。 Luke 14:10 ればかれたるきて末席け、らばきたるりて、めとはん。列席せる人々面目あるべし。 Luke 14:11 げられ、げらるべし、と。 Luke 14:12 イエズスきたるひけるは、午餐晩餐くる朋友兄弟親族める隣人くことれ、らくは彼等きてとならん。 Luke 14:13 さて饗筵けば、貧窮廃疾なるけ、 Luke 14:14 彼等ゆべきなくして、なるべし。義人復活いらるべければなり、と。 Luke 14:15 列席一人きてイエズスにひけるは、にてせんなる、と。 Luke 14:16 イエズスひけるは、いなる晩餐けて、くの招待せしが、 Luke 14:17 晩餐時刻りてはし、最早萬事ひたればられよ、とかれたる人々はしめしに、 Luke 14:18 彼等一同でたり。は、小作ひたればきてざるべからず、せ、とひ、 Luke 14:19 は、ひたればきてみんとす、せ、とひ、 Luke 14:20 一人は、りたるがくことはず、とひしかば、 Luke 14:21 りて次第主人げしに、家父りてひけるは、とにきて、貧窮廃疾なる人々此處れ、と。 Luke 14:22 て、ひしくにしかど空席あり、とひしかば、 Luke 14:23 主人ひけるは、き、ひて、我家つるまでらしめよ、と。 Luke 14:24 ぐ、かれたる一人晩餐はじ、と。 Luke 14:25 群衆しくイエズスにひければ、みてひけるは、りて、 Luke 14:26 父母妻子兄弟姉妹生命までもむにざれば、弟子たることはず、 Luke 14:27 十字架ひてはざるは、弟子たることはず。 Luke 14:28 か、てんとして、してする費用り、てる成就するにれりややをへざらんや、 Luke 14:29 めたる成就することはずば、でて、 Luke 14:30 めて成就することはざりき、とはん。 Luke 14:31 如何なるか、でてへんとするにり、して、二に、ふことをべきか、と、らざらんや、 Luke 14:32 べからずばに、使節はして講和むべし。 Luke 14:33 しくてる見限らざるは、にてもあれ弟子たることはず。 Luke 14:34 なり、れどはば、てかせん、 Luke 14:35 土地にも肥料にもなくして、てられんのみ、てるけ、と。 Luke 15:0 Luke 15:1 税吏罪人、イエズスにかんとてづきければ、 Luke 15:2 ファリザイ律法學士きて、罪人けてするよ、とたりしかば、 Luke 15:3 イエズス彼等りてひけるは、 Luke 15:4 か、ありてひたらんに、九十九きてせたるものを見出すまでねざらんや。 Luke 15:5 見出さば、びてせ、 Luke 15:6 りて朋友隣人呼集め、せたりししたればべ、とはん、 Luke 15:7 ぐ、く、改心する一個罪人には、改心せざる九十九の義人よりも、あるべし。 Luke 15:8 如何なるか、ダラクマ十ありてひたらんに、し、きてすまでさざらんや。 Luke 15:9 さば、朋友隣人呼集めて、ひたりしダラクマをしたればべ、とはん。 Luke 15:10 ぐ、く、改心する一個罪人には、使びあるべし、と。 Luke 15:11 ひけるは、二人ありしが、 Luke 15:12 次男なるものひ、よ、てらるべき財産へ、とひしかば、子等財産てり。 Luke 15:13 幾日ざるに、次男一切めて遠國出立し、彼處にて放蕩なる生活財産浪費せり。 Luke 15:14 一切して地方飢饉りしかば、しくなり、 Luke 15:15 地方りてりしに、小作りてはせたり。 Luke 15:16 もてたさんたりしかど、ふるなかりき。 Luke 15:17 みてひけるは、にはける傭人幾許かあるに、此處にてなんとす。 Luke 15:18 ちてり、よ、してもにもせり、 Luke 15:19 最早ばるるにらず、はくは傭人一人視做へ、とはん、と。 Luke 15:20 ちてしてきしが、かりけるに、じ、きてき、接吻せり。 Luke 15:21 は、よ、してもにもせり、最早ばるるにらず、とひしかど、 Luke 15:22 ひ、最上りてせ、指輪め、穿かせよ、 Luke 15:23 えたるりてれ、會食してしまん、 Luke 15:24 したるにり、せたるにされたればなり、とひてけり。 Luke 15:25 るに長男たりしが、りてづく奏樂舞踏物音えしかば、 Luke 15:26 一人びて、何事ぞとひしに、 Luke 15:27 ひけるは、れり、なくへたるにより、えたるりたるなり、と。 Luke 15:28 長男りてぜざりしかば、でてでけるに、 Luke 15:29 へてひけるは、よ、多年へ、きしなきに、一疋山羊だも、朋友會食せんに、よりへられしなし、 Luke 15:30 るを娼妓財産したる、るや、えたるれり、と。 Luke 15:31 ひけるは、よ、りて、なり、 Luke 15:32 れどもは、したるにり、せたるにされたれば、愉快してばざるをざりしなり、と。 Luke 16:0 Luke 16:1 イエズス弟子ひけるは、富豪一人家令ありしが、主人財産浪費せりとて、でられしかば、 Luke 16:2 主人び、きて何事ぞや、最早家令たるをざれば、家令たりし會計差出せ、とひしに、 Luke 16:3 家令ひけるは、主人家令よりへるは、すべきぞ、はず、乞食するはし、 Luke 16:4 家令められたる人々けられんには、すべきこそあれ、とて、 Luke 16:5 主人負債ある人々呼集めて、一人ひけるは、する負債幾許ぞ、と。 Luke 16:6 なり、とひしに、家令ひけるは、り、して五十とけ、と。 Luke 16:7 ひけるは、負債幾許ぞと、なりとひしに、家令ひけるは、りて八十とけ、と。 Luke 16:8 るに主人不正なる家令めて、手段なりとせり。子等子等よりもなればなり。 Luke 16:9 ぐ、不正友人り、えし永遠住處れしむべくよ。 Luke 16:10 小事なる大事にもなり、小事不正なる大事にも不正なり。 Luke 16:11 れば不正ならざりせば、せん。 Luke 16:12 他人ならざりせば、へん。 Luke 16:13 一人二人ふることはず、一人みて一人し、一人ひて一人むべければなり。とにふることはず、[とへり]。 Luke 16:14 るに貪欲なるファリザイ始終きてりければ、 Luke 16:15 イエズス彼等ひけるは、とするなり、れどふ、りては、御前むべきなり。 Luke 16:16 律法預言とはヨハネをとす、より宣傳へられ、してらんとす。 Luke 16:17 天地るは、律法つるよりはし。 Luke 16:18 して姦淫なり、よりされたる姦淫なり。 Luke 16:19 一人富豪あり、緋色亜麻とをひ、日々らしたるに、 Luke 16:20 ラザルとへる一人乞食あり、全身れて富豪門前し、 Luke 16:21 食卓よりつるらんすれどもふるなく、りて腫物たり。 Luke 16:22 るに乞食にければ、天使へられてアブラハムのりたるに、富豪して地獄られしが、 Luke 16:23 苦痛りて、げて、にアブラハムとなるラザルとを、 Luke 16:24 びてひけるは、アブラハムよ、みてラザルをはし、指先してさせへ、しめるを、と。 Luke 16:25 アブラハムひけるは、よ、存命け、ラザルがけしを記憶せよ、ればこそめられてしむなれ。 Luke 16:26 加之とのにはいなる定置かれたれば、此處よりらんとするもはず、其處より此處はざるなり、と。 Luke 16:27 富豪ひけるは、らばよ、はくはラザルをはし、 Luke 16:28 兄弟あれば、彼等苦悩らざる證明せしめへ、と。 Luke 16:29 アブラハムひけるは、モイゼと預言とあれば、彼等くべきなり、と。 Luke 16:30 富豪アブラハムよ、れど死者よりあらば、彼等改心すべし、とひければ、 Luke 16:31 アブラハムひて、モイゼと預言とにかざる彼等ならば、假令死者より復活すともぜざるべし、とへり、と。 Luke 17:0 Luke 17:1 イエズス弟子ひけるは、きはらざるをず、れどなる、 Luke 17:2 けられて投入れらるるは、一人かするよりは、りてれり。 Luke 17:3 注意せよ。兄弟さばめよ、して改心せばせ、 Luke 17:4 して、改心すとひつつらばせ、と。 Luke 17:5 使徒くは信仰へ、とひしかば、 Luke 17:6 ひけるは、一粒信仰だにあらば、ひて、けてて、とはんに、はん。 Luke 17:7 か、してよりれるひて、きてせよ、とあらんや。 Luke 17:8 夕餉支度し、飲食するして給仕せよ、さて飲食すべしとふにずや。 Luke 17:9 ぜししたればとて、主人感謝するか、 Luke 17:10 ふにらず。く、ぜられししたらん無益なり、すべきしたるへ、と。 Luke 17:11 <w>第</w>三<w>項</w> <w>旅行</w>の<w>終</w> イエズスエルザレムへふとて、サマリアとガリレアとの中程ひしが、 Luke 17:12 、十病者へて、り、 Luke 17:13 げてひけるは、イエズスよ、へ、と。 Luke 17:14 イエズスふや、きて司祭せよ、とひしかば、彼等に、途中にてくなれり。 Luke 17:15 一人くなりたるをるや、光榮しつつり、 Luke 17:16 イエズスの足下平伏して感謝せしが、サマリアなりき。 Luke 17:17 イエズスへてひけるは、くなりしは十ずや、何處にかる、 Luke 17:18 異邦は、りて光榮れるえざるなり、と。 Luke 17:19 ひけるは、ちてけ、信仰へり、と。 Luke 17:20 何時るべきかと、ファリザイはれし、イエズスへてひけるは、えてるものにず、 Luke 17:21 よ、此處彼處にありとふべきにもず、ればなり、と。 Luke 17:22 弟子ひけるは、んとするらん、れどざるべし。 Luke 17:23 は、此處彼處り、とはんも、くことれ、ふことれ、 Luke 17:24 電光きてよりく、りてあるべければなり。 Luke 17:25 れどくのけ、時代てられざるべからず。 Luke 17:26 ノエのりしく、にもあらん、 Luke 17:27 ちノエが方舟まで、人々飲食し、り、せられりしが、洪水りて彼等ぼせり。 Luke 17:28 ロトのりしくならん、人々飲食し、売買し、ゑ、てなどりしが、 Luke 17:29 ロトがソドマよりでしには、より硫黄りて、彼等ぼせり。 Luke 17:30 るべきにもくなるべし。 Luke 17:31 屋根りて器具らば、らんとてるべからず、じくるべからず。 Luke 17:32 ロトのへ。 Luke 17:33 生命はんとするひ、はんたん。 Luke 17:34 ぐ、には二人一個らんに、一人られ一人されん、 Luke 17:35 二人らんに、一人られ一人されん、二人らんに、一人られ一人されん、と。 Luke 17:36 弟子へて、よ、何處ぞ、とひしかば、 Luke 17:37 何處にもあれ、らんるべし、とへり。 Luke 18:0 Luke 18:1 イエズスりてまざるべしとて、彼等りてひけるは、 Luke 18:2 をもれずをもみざる一人判事ありしが、 Luke 18:3 一人寡婦ありて、り、する處分へ、とたりしを、 Luke 18:4 しくぜざりしかど、へらく、をもれずをもみざれど、 Luke 18:5 寡婦はしければ、處分せん、せずば、最後にはりてたん、と。 Luke 18:6 ひけるは、不義なる判事へるけ。 Luke 18:7 ぞ、へる人々晝夜はるを處分せずして、しめらるるをはんや。 Luke 18:8 ぐ、彼等處分ふべし。りながららん信仰見出すべきか、と。 Luke 18:9 義人としてみ、にせる人々ひて、へり。 Luke 18:10 二人らんとて[]殿りしに、一人はファリザイ一人税吏なりしが、 Luke 18:11 ファリザイちてりけるは、よ、窃盗不正姦淫なるがくならず、税吏くにもざるを、感謝る。 Luke 18:12 一週間二回断食し、歳入の十の一をむるなり、と。 Luke 18:13 るに税吏ちて、ぐるだにもてせず、ちて、よ、罪人なるへ、とたり。 Luke 18:14 ぐ、は、よりもとせられて、けり。げられ、げらるべし、と。 Luke 18:15 人々、イエズスにれしめんとて、孩兒りしを、弟子りけるに、 Luke 18:16 イエズス孩兒呼寄せてひけるは、子等るをして、ずることれ、なればなり。 Luke 18:17 ぐ、にても孩兒くるにあらずばらじ、と。 Luke 18:18 一人重立ちたるイエズスにひて、よ、してか永遠生命べき、とひしかば、 Luke 18:19 イエズスひけるは、きとふや、りのきものはあらず。 Luke 18:20 れり、れ、姦淫するれ、するれ、僞證するれ、父母へ、となり、と。 Luke 18:21 幼年よりれり、とひしに、 Luke 18:22 イエズスきてひけるは、けり、てるりて、貧者せ、らばん、してりてへ、と。 Luke 18:23 きてしめり、富豪なればなり。 Luke 18:24 イエズスしむをひけるは、めるるは如何きぞや、 Luke 18:25 駱駝るも、富者天國るよりはし、と。 Luke 18:26 ける人々らばはるうことをん、とひたるに、 Luke 18:27 イエズスひけるは、はざるにはふものぞ、と。 Luke 18:28 ペトロ、一切ててひたり、とひしかば、 Luke 18:29 イエズス彼等ひけるは、ぐ、にもあれに、兩親兄弟子供るるの、 Luke 18:30 にてくのけ、永遠けざるはなし、と。 Luke 18:31 てイエズス十二へてひけるは、今度エルザレムにる、きて預言されたる成就せん。 Luke 18:32 異邦され、られ、められ、せられ、 Luke 18:33 ちたる彼等さん、して三日復活すべし、と。 Luke 18:34 十二せざりき、彼等されて、はるるらざりしなり。 Luke 18:35 イエズスエリコにづき一人瞽者路傍してりしが、 Luke 18:36 群衆るをきて、何事ぞとひけるに、 Luke 18:37 人々ナザレトのイエズスのげしかば、 Luke 18:38 びて、ダヴィドのイエズスよ、へ、とへり。 Luke 18:39 てる人々りてせしめんとすれども、、ダヴィドのよ、へ、とければ、 Luke 18:40 イエズスり、じてらしめひ、づきしひて、 Luke 18:41 さんするぞ、とひしによ、えしめはんを、とへり。 Luke 18:42 イエズスひけるは、えよ、信仰へり、と。 Luke 18:43 え、光榮しつつイエズスにひたりしが、民衆て、りて光榮れり。 Luke 19:0 Luke 19:1 イエズスエリコにりてふに、 Luke 19:2 しもザケオとへるあり、税吏にして、富豪なりしが、 Luke 19:3 イエズスの何人なるかをんとすれど、くして群衆ざりければ、 Luke 19:4 ゆるにと、趨行きて無花果れり、其處をばふべければなり。 Luke 19:5 イエズスりてげ、ひけるは、ザケオりよ、今日宿らざるべからず、と。 Luke 19:6 りて歓迎せしかば、 Luke 19:7 衆人て、イエズス罪人となれり、ときければ、 Luke 19:8 ザケオちてひけるは、へ、財産貧者し、損害せしあらば、ふに四てせんとす、と。 Luke 19:9 イエズスひけるは、今日たり、もアブラハムのなればなり。 Luke 19:10 りしは、びたるねてはんなり、と。 Luke 19:11 人々きつつりしに、イエズスへてへり、にエルザレムにく、彼等るべしとれるをてなり。 Luke 19:12 ひけるは、貴人遠國き、けてらんとて、 Luke 19:13 家來びてし、るまで商売せよ、ときしが、 Luke 19:14 國民みければより使りて、む、とはせたれど、 Luke 19:15 けてり、きし家來商売して如何許ありしかをらんに、じてばしめしが、 Luke 19:16 りて、主君よ、は十けたり、とひしに、 Luke 19:17 主人ひけるは、し、よ、なものになりしが都會るべし、と。 Luke 19:18 りて、主君よ、は五じたり、とひしに、 Luke 19:19 主人ひけるは、都會れ、と。 Luke 19:20 一人りて、主君よ、なり、袱紗けり、 Luke 19:21 しきにして、かざるかざるるをて、れたればなり、とひしに、 Luke 19:22 主人ひけるは、よ、によりてかん、しきにして、かざるかざるるをりたるに、 Luke 19:23 銀行さざりしや、らばりて受取りしならん、と。 Luke 19:24 へる人々ひ、よりりて、十てるへよ、とひければ、 Luke 19:25 彼等主君よ、に十てり、とひしかど、 Luke 19:26 ぐ、てるはなおへられてあらん、れどたぬは、てるまでもはれん。 Luke 19:27 たるみし此處りて、眼前せ、[とへり]と。 Luke 19:28 りて、ちてエルザレムにへり。 Luke 19:29 <w>第</w>一<w>款</w> エルザレムにて<w>歓迎</w>せられ<w>給</w>ふ <w>第</w>四<w>篇</w> イエズスの<w>御</w><w>受難</w><w>及</w><w>御</w><w>復活</w> <w>第</w>一<w>項</w> <w>最後</w>の<w>一週間</w>の<w>始</w> 橄欖へるなるベトファゲとベタミアとにづきひしかば、弟子二人はさんとして、 Luke 19:30 ひけるは、對面け、らば、何人らざる驢馬がれたるにはん、きて此處れ、 Luke 19:31 くぞとあらば、ひんとふとへ、と。 Luke 19:32 はされたる人々きて、ひし驢馬てるにひ、 Luke 19:33 くぞ、とふを Luke 19:34 彼等ふなり、とひて、 Luke 19:35 イエズスの御許り、衣服驢馬てイエズスをせたり。 Luke 19:36 路次人々面々衣服きたりしが、 Luke 19:37 橄欖づき弟子群衆りて、奇蹟して、賛美め、 Luke 19:38 によりてれるせられよかし、には平安には光榮あれ、とひければ、 Luke 19:39 群衆より、ファリザイイエズスにひ、よ、弟子めよ、とひしに、 Luke 19:40 イエズスひけるは、ぐ、人々せばぶべし、と。 Luke 19:41 イエズスづきふや市街つつきてひけるは、 Luke 19:42 てだも、平和すべきもののなるかをりたらば[ならんに]、よりれたり。 Luke 19:43 らんとす、周圍き、圍みつつ四方よりり、 Luke 19:44 子等とを打倒し、にはをもさじ、訪問せられしらざりしなり、と。 Luke 19:45 イエズス[]殿り、にて売買する人々逐出ひ、 Luke 19:46 ひけるは、して「我家なり」とあるに、盗賊巣窟となせり、と。 Luke 19:47 日々[]殿にてへるを、司祭律法學士人民重立ちたる人々さんとてたれど、 Luke 19:48 如何にすべきかをざりき、人民れてたればなり。 Luke 20:0 Luke 20:1 <w>第</w>二<w>款</w> イエズスと<w>其</w><w>敵</w> イエズス[]殿人民へ、福音ひけるに、司祭律法學士長老りてひ、 Luke 20:2 げよ、すぞ、へしぞ、といしかば、 Luke 20:3 へてひけるは、一言はん、へよ、 Luke 20:4 ヨハネの洗禮よりせしかよりせしか、と。 Luke 20:5 彼等ひて、よりとはば、ぜざりしぞとはれん、 Luke 20:6 よりとはば人民りてヨハネの預言たる確信せるがに、たんとて、 Luke 20:7 れよりせしかをらず、とへしかば、 Luke 20:8 イエズス彼等ひけるは、すかをげず、と。 Luke 20:9 てイエズス人民ひて、ひけるは、葡萄り、小作して遠方りしが、 Luke 20:10 季節葡萄めしめんとて、一人小作はししに、彼等ちてしくせり。 Luke 20:11 はししに、をもめてしくし、 Luke 20:12 三のはししに、をもけてせり。 Luke 20:13 葡萄ひけるは、如何べき、愛子はさん、彼等ば、ふならん、と。 Luke 20:14 小作るや、ひて、相続なり、さん、すれば家督となるべし、とひて、 Luke 20:15 葡萄してせり。りて葡萄如何彼等處分すべきか、 Luke 20:16 りて小作ぼし、葡萄すべきなり、と。司祭きて、るべからず、とひしかば、 Luke 20:17 イエズス彼等熟視めてひけるは、らばして「建築てたるれり、 Luke 20:18 つるかれ、つるも微塵にせん」とあるはぞや、と。 Luke 20:19 司祭律法學士、イエズスがしてひしをりければ、即時へんとせしかど、人民れたり。 Luke 20:20 彼等ひつつ、イエズスを総督権威引渡すべき言質らしめんとて、義人へる間者はししに、 Luke 20:21 彼等イエズスにひてひけるは、よ、しくして、贔屓せず、眞理りてれり。 Luke 20:22 セザルにむるはきやや、と。 Luke 20:23 イエズス彼等狡猾なるをりてひけるは、むるや、 Luke 20:24 デナリオをせ、とはのなるぞ、と。彼等へてセザルのなり、とひしに Luke 20:25 はく、らばセザルのはセザルにし、せ、と。 Luke 20:26 彼等イエズスの人民むることはず、感服して沈黙せり。 Luke 20:27 復活否定せるサドカイ數人づきて、ひてひけるは、 Luke 20:28 よ、モイゼが書置きしによれば、兄弟りてし、子等は、兄弟りて、兄弟さすべきなり。 Luke 20:29 れば兄弟ありしに、り、なくしてしたれば、 Luke 20:30 なるりしが、なくしてせしかば、 Luke 20:31 三のり、七にして、さずしてし、 Luke 20:32 最後せり、 Luke 20:33 らば復活彼等たるべきか、は七りたればなり、と。 Luke 20:34 イエズス彼等ひけるは、現世子等すれども、 Luke 20:35 來世復活へたりとせらるべき人々は、がずらざらん、 Luke 20:36 最早するはず、復活なれば天使しくして子等なり。 Luke 20:37 死者復活するは、モイゼに、を「アブラハムの、イザアクの、ヤコブの」としてせり、 Luke 20:38 死者にはずして、生者にてす、くればなり、と。 Luke 20:39 律法學士へて、よ、へり、とひしが、 Luke 20:40 何事をもなかりき。 Luke 20:41 彼等ひけるは、キリストをダヴィドのなりとふはぞや。 Luke 20:42 ちダヴィド詩篇く、「我主へらく、 Luke 20:43 とならしむせよ」と、 Luke 20:44 ダヴィドするに、ならんや、と。 Luke 20:45 人民けるにて、イエズス弟子ひけるは、 Luke 20:46 律法學士用心せよ、彼等み、にては敬禮會堂にては上座宴會にては上席み、 Luke 20:47 ひて寡婦すなり、彼等いなる宣告くべし、と。 Luke 21:0 Luke 21:1 イエズスげて、める人々賽銭賽銭るるを、 Luke 21:2 一人しき寡婦の二るるをて、 Luke 21:3 ひけるは、ぐ、しき寡婦てのよりれたり。 Luke 21:4 は、彼等れるより賽銭れたるに、しきよりてる活計れたればなり、と。 Luke 21:5 <w>第</w>三<w>款</w> <w>種々</w>の<w>預言</w> 人々神殿献物にてられたるれるに、イエズスひけるは、 Luke 21:6 品々にはれずしてらざるらん、と。 Luke 21:7 彼等ひて、よ、何時あるべきぞ、らんには如何なるかあるべき、とひしに、 Luke 21:8 イエズスひけるは、はされじと注意せよ、くのしてり、なり、し、とふべければなり。れば彼等ふことれ、 Luke 21:9 戰争叛亂ありとくともるることれ、るべしとらざるなり、と。 Luke 21:10 彼等ひけるは、に、らひ、 Luke 21:11 處々地震疫病飢饉あり、凶變あり、いなるあるべし。 Luke 21:12 一切ちて、人々して迫害し、會堂に、監獄し、王侯総督かん、 Luke 21:13 るは證據とならんなり。 Luke 21:14 れば覚悟して、如何へんかとることれ、 Luke 21:15 てのることはざるべき、智恵とをふべければなり。 Luke 21:16 兄弟親族朋友よりられ、彼等さるるもあるべく、 Luke 21:17 てのまれん。 Luke 21:18 れども、一縷だもせじ。 Luke 21:19 忍耐て。 Luke 21:20 てエルザレムが軍隊まるるをば、滅亡づきたりとれ。 Luke 21:21 ユデアにるべく、市中立退くべく、地方市中るべからず。 Luke 21:22 刑罰にして、されたる成就すべければなり。 Luke 21:23 れどりてめるまするいなる地上いなるありて、むべければなり。 Luke 21:24 人々れ、捕虜となりて諸國かれ、エルザレムは異邦蹂躙られ、國民つるにらん。 Luke 21:25 れ、地上にはとのきて、國民狼狽へ、 Luke 21:26 人々世界らんとする豫期して、ろしさに憔悴ん、天上能力震動すべければなり。 Luke 21:27 が、いなる権力威光とをて、るをん。 Luke 21:28 らば、ぎてげよ、救贖はるることければなり、と。 Luke 21:29 イエズス彼等ひけるは、無花果一切よ、 Luke 21:30 せば、きをる。 Luke 21:31 るをば、しとれ。 Luke 21:32 ぐ、成就するまで、現代ぎざらん、 Luke 21:33 天地ぎん、れどぎざるべし。 Luke 21:34 め、らくは放蕩酩酊今生心勞りて、はずらん、 Luke 21:35 全面人間一切に、るべければなり。 Luke 21:36 ればるべきてのれ、つにへたるとせらるる警戒して不断れ、と。 Luke 21:37 イエズスは[]殿にてへ、でて橄欖へる宿ひしが、 Luke 21:38 人民は、かんとて、くより[]殿て、御許りき。 Luke 22:0 <w>第</w>二<w>項</w> イエズスの<w>御</w><w>受難</w>、<w>御</w><w>死去</w>、<w>及</w>び<w>殮葬</w> Luke 22:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>敵</w><w>等</w>イエズスの<w>死刑</w>を<w>謀</w>る 過越する無酵祭日づきけるに、 Luke 22:2 司祭律法學士如何にしてかイエズスをすべきとりたれど、人民たり。 Luke 22:3 るにサタン、十二一人にしてイスカリオテともばれたるユダにりしかば、 Luke 22:4 きて、司祭官吏にイエズスを方法りしかば、 Luke 22:5 彼等びてえんとせしに、 Luke 22:6 ユダして、群衆らざるにイエズスをさんものと、たり。 Luke 22:7 <w>第</w>二<w>款</w> <w>最終</w>の<w>晩餐</w> 過越[の]をるべき無酵り、 Luke 22:8 イエズス、ペトロとヨハネとをはさんとして、きて、せん過越せ、とひしかば Luke 22:9 彼等何處へんふぞ、とひしに Luke 22:10 イエズスひけるは、市中よ、水瓶にせるはん、きて Luke 22:11 ひ、ひて、弟子過越食事すべき何處るかとふ、とへ、 Luke 22:12 らばへたるいなる高間さん、其處にで準備せよ、と。 Luke 22:13 彼等きてるに、イエズスのひしくなりしかば、過越準備せり。 Luke 22:14 りて、イエズス十二使徒ひしが、 Luke 22:15 彼等ひけるは、くる過越食事にせんめり、 Luke 22:16 ぐ、にて成就するまでは、よりせざるべし、と。 Luke 22:17 り、してひけるは、りてて、 Luke 22:18 ぐ、るまでは、葡萄まじ、と。 Luke 22:19 り、してき、彼等へつつひけるは、さるるなり、記念としてへ、と。 Luke 22:20 晩餐りてをもくにしてひけるは、は、さるるべき新約なり。 Luke 22:21 りながらよ、食卓り。 Luke 22:22 豫定せられしくにしてくとも、なる、と。 Luke 22:23 弟子さんとするなるぞ、とめたり。 Luke 22:24 るに、いなりとゆべきぞ、とりしかば、 Luke 22:25 イエズス彼等ひけるは、異邦帝王り、恩人せらる、 Luke 22:26 れどあるべからず、いなるくにり、たる給仕くにるべし。 Luke 22:27 食卓ける給仕するとは、いなるぞ、食卓けるならずや、れどもるは給仕するし。 Luke 22:28 患難えずひしなれば、 Luke 22:29 ひしく、へんとす、 Luke 22:30 をして、我國食卓飲食せしめ、高座してイスラエルの十二審判せしめんなり、と。 Luke 22:31 ひけるは、シモンシモン、よ、はんとて、サタンめたり、 Luke 22:32 れどに、信仰えざらんれり、何時りて、兄弟等めよ、と。 Luke 22:33 イエズスにひ、よ、監獄にも、にもらん覚悟なり、とひしかば、 Luke 22:34 イエズスひけるは、ペトロ、ぐ、今日はざるらずとまん、と。彼等ひけるは、 Luke 22:35 を、財布なく、なく、なくてはしし不足かありし、と。 Luke 22:36 彼等かりきとひしかば、ひけるは、りながらは、財布あるへ、をもせよ、上衣りてへ、 Luke 22:37 ぐ、して「罪人せられたり」とあるも、成就せざるべからず、するらんとすればなり、と。 Luke 22:38 弟子よ、へ、此處二口あり、とひしかば、イエズス、れり、とへり。 Luke 22:39 <w>第</w>三<w>款</w> ゲッセマニに<w>於</w>るイエズス でて、橄欖ふに、弟子ひしが、 Luke 22:40 ふや、彼等ひて、誘惑らざらんれ、とひ、 Luke 22:41 らはげらるる彼等よりれてき、りて Luke 22:42 ひけるは、よ、思召ならば、よりへ、りながらにはあらで、思召れかし、と。 Luke 22:43 一箇天使よりれてへしが、イエズスぬばかりしみて、に、 Luke 22:44 りて、くにれり。 Luke 22:45 よりりて、弟子ひしが、彼等れるをて、 Luke 22:46 ひけるは、れるや、きよ、誘惑らざらんれ、と。 Luke 22:47 <w>第</w>四<w>款</w> イエズス<w>捕</w>へられ<w>給</w>ふ へるに、しも一団群衆りしが、十二一人なるユダとへるり、イエズスに接吻せんとてづきしかば、 Luke 22:48 イエズスひけるは、ユダ、接吻すか、と。 Luke 22:49 てイエズスの周圍たる人々成行て、よ、たば如何に、とひつつ、 Luke 22:50 一人大司祭ちて、せり。 Luke 22:51 イエズスへて、にてせ、とひ、れてへり。 Luke 22:52 づける司祭神殿長老ひけるは、は、強盗く、とをちて出來りしか、 Luke 22:53 日々神殿りしに、けざりき。れどもなり、黒暗勢力なり、と。 Luke 22:54 彼等イエズスをへて大司祭引行きしかば、ペトロひたりしが、 Luke 22:55 彼等中央炭火きて周圍せるに、ペトロもたりき。 Luke 22:56 一人下女せるを熟視め、りき、とひければ、 Luke 22:57 ペトロイエズスをみて、よ、らず、とへり。 Luke 22:58 少頃ありて、一人ペトロをて、彼等一人なり、とひしに、ペトロ、よ、らず、とへり。 Luke 22:59 時間て、一人言張りて、ひたりき、もガリレアなれば、とひしに Luke 22:60 ペトロは、よ、らず、とひしが、らざるにへり。 Luke 22:61 回顧りて、ペトロをひしかば、ペトロは、はぬまん、とひたりし御言し、 Luke 22:62 でてせり。 Luke 22:63 れる人々、イエズスをちて嘲笑ひ、 Luke 22:64 ひて御顔ち、ひて、預言せよ、てるはなるぞ、とひ、 Luke 22:65 冒涜して、様々たり。 Luke 22:66 くるとに、民間長老司祭律法學士り、イエズスを衆議所きて、はキリストなるか、げよ、とひしかば、 Luke 22:67 イエズス彼等ひけるは、ぐとも、ぜじ、 Luke 22:68 ふともへず、たじ、 Luke 22:69 れどもより全能らん、と。ひけるは、らばなるかと。 Luke 22:70 イエズス、へるがし、なり、とひしかば、 Luke 22:71 彼等ひけるは、證據せんや、よりけるものを、と。 Luke 23:0 Luke 23:1 <w>第</w>五<w>款</w> イエズスピラトの<w>前</w>に<w>出廷</w>し<w>給</w>ふ 群衆一同立上りて、イエズスをピラトの引行き、 Luke 23:2 へてしけるは、國民はし、セザルにむるじ、たるキリストなりとへるをめたり、と。 Luke 23:3 ピラトイエズスにひて、はユデアなるか、とひしかば、へて、へるがし、とへり。 Luke 23:4 ピラト司祭群衆とにひ、めず、とひしかど、 Luke 23:5 彼等言張りて、はガリレアを、ユデアの全國へつつ、人民煽動す、とへり。 Luke 23:6 ピラトガリレアときて、はガリレアなるかとひ、 Luke 23:7 ヘロデがなるをるや、當時エルザレムにりければ、イエズスをヘロデのれり。 Luke 23:8 ヘロデはイエズスをいにべり、きてありて、しくはんひ、によりてはるる不思議んことをたればなり。 Luke 23:9 くのひしかど、イエズスをもはず、 Luke 23:10 司祭律法學士ちてへければ、 Luke 23:11 ヘロデ兵士侮辱へ、衣服せて調戯り、にピラトにせり。 Luke 23:12 ヘロデとピラトとはたりしが、よりして朋友となれり。 Luke 23:13 ピラト、司祭官吏人民とを呼集めて Luke 23:14 ひけるは、を、人民はすとして、差出せり。れどもよ、審問すれども、ふるきては、見出さず、 Luke 23:15 ヘロデもり、したりしに、るべき何等處分もなかりしなり、 Luke 23:16 らしてさんとす、と。 Luke 23:17 祭日りては一人人民さざるをざりければ、 Luke 23:18 群衆一同びて、きて、にバラバをせ、とへり。 Luke 23:19 バラバとは、市中りし一揆人殺とのに、監獄れられたるなり。 Luke 23:20 ピラトはイエズスをさんとして、彼等りしかども、 Luke 23:21 彼等びて、十字架けよ、十字架けよ、とたり。 Luke 23:22 ピラト彼等ひて、惡事をかしたる、死罪めざれば、してさんとす、とひたるに、 Luke 23:23 彼等く、十字架けんめ、しければ、 Luke 23:24 ピラト彼等ぜんとし、 Luke 23:25 むるに、人殺一揆監獄れられたるし、イエズスをば、彼等せたり。 Luke 23:26 <w>第</w>六<w>款</w> <w>十字架</w><w>上</w>の<w>犠牲</w> 彼等イエズスを引行田舎よりれるシモンとへるシレネへ、ひてイエズスにきて十字架はせたり。 Luke 23:27 しき人民びイエズスの身上てる婦人ひければ、 Luke 23:28 イエズスみてひけるは、エルザレムのよ、くことれ、子等とのけ。 Luke 23:29 よ、らんとす、人々はん、石女なるまざるませざる乳房なりと、 Luke 23:30 ひては、ちよとひ、ひては、へとさん、 Luke 23:31 生木すららるれば、枯木如何にからるるべき、と。 Luke 23:32 二人罪人さるべきにて、イエズスとかれつつありしが、 Luke 23:33 髑髏(カルヴァリオ)とへるりて、イエズスを十字架け、強盗をも、一人に、一人に、にしたり。 Luke 23:34 てイエズスは、よ、彼等らざるなれば、へ、とひけるに、彼等はイエズスの衣服ちてにせり。 Luke 23:35 人民ちてたりしが、彼等にイエズスをりて、他人へり、してよりまれたるキリストならば、ふべし、とひ、 Luke 23:36 兵卒りつつ、づきて差出し、 Luke 23:37 ユデアならばへ、とたり。 Luke 23:38 イエズスのには、ギリシア、ラテンびヘブレオの文字にてきたる罪標ありて、「ユデアなり」とありき。 Luke 23:39 られたる強盗一人冒涜して、キリストならば、とをへ、とへるに、 Luke 23:40 一人へてめ、刑罰けながら、れざるか、 Luke 23:41 所為くるものなれば當然なれども、をもしたるなし、とひて、 Luke 23:42 イエズスにひ、よ、御國はん記憶へ、とひけれは、 Luke 23:43 イエズスひけるは、ぐ、今日樂園るべし、と。 Luke 23:44 十二なりしが、三るまで、地上暗黒り、 Luke 23:45 みて、神殿よりけたり。 Luke 23:46 イエズスはりて、よ、御手る、とひしが、ひつつへり。 Luke 23:47 百夫顛末て、光榮し、義人なりき、とひしが、 Luke 23:48 惨状ひて、次第たる群衆も、ちつつりたり。 Luke 23:49 れどイエズスの知人ガリレアよりひたりし婦人ちてたり。 Luke 23:50 しも、議員一人にユデアのなるアリマラアのヨゼフとくるあり、しき善人にして、 Luke 23:51 彼等決議處分同意せず、りしが、 Luke 23:52 ピラトのりてイエズスのめ、 Luke 23:53 してみ、穿ちてりたるの、をもりしなきにめたり。 Luke 23:54 用意にして安息日なりしが、 Luke 23:55 ガリレアよりイエズスにりし婦人ひて、とイエズスのかれたる状態とを、 Luke 23:56 りて香料香油支度せしかと、安息日ひてめり。 Luke 24:0 Luke 24:1 <w>第</w>三<w>項</w> イエズスの<w>御</w><w>復活</w> 安息日翌日婦人支度せし香料へてり、 Luke 24:2 よりばし退けられたるをて、 Luke 24:3 りけるに、イエズスのらざしかば、 Luke 24:4 當惑したりしが、しもける衣服けたる二人彼等てり。 Luke 24:5 彼等れてきたるに、二人ひけるは、生者死者ぬるや、 Luke 24:6 此處さず、復活へり。せ、だガリレアにひし如何りしかを。 Luke 24:7 ち、罪人され、十字架けられ、三日復活すべし、とひしなり、と。 Luke 24:8 婦人御言し、 Luke 24:9 よりりて、一切を十一使徒人々げたり。 Luke 24:10 使徒げしは、マグダレナ、マリアとヨハンナとヤコボのマリアへる婦人なりしが、 Luke 24:11 荒誕えて、使徒ぜざりき。 Luke 24:12 れどペトロはちてき、めてのみかれたるをしかば、りし次第しみつつれり。 Luke 24:13 同日弟子二人、エルザレムよりてたる、エンマウスとくる途中、 Luke 24:14 りたるてのたりしが、 Luke 24:15 ひて僉議しつつあるに、イエズスらもづきて、彼等へり。 Luke 24:16 れど彼等めざるはれてありき。 Luke 24:17 彼等ひ、みながらひつつしめるはぞ、とひしかば、 Luke 24:18 をクレオファとへる一人へてひけるは、りエルザレムに旅人にして、彼處りしらざるか、と。 Luke 24:19 イエズス何事ぞ、とひしに彼等ひけるは、ナザレトのイエズスのなり、預言にして、言行ともに一般人民とにして勢力ありしが、 Luke 24:20 大司祭首領は、死罪言渡して十字架けたる次第なり。 Luke 24:21 は、こそイスラエルをふべきなれと、待設たりしが、ありてより今日三日なり。 Luke 24:22 婦人かせたり、彼等未明りしに、 Luke 24:23 イエズスのらず、天使等れて、へりとぐるをたり、とひつつれり、 Luke 24:24 より人々きしに、婦人ひしくなるをしも、をば見付けざりき、と。 Luke 24:25 イエズス彼等ひけるは、嗚呼にして預言りしてのずるによ、 Luke 24:26 キリストは、けてして光榮るべきならざりしか、と。 Luke 24:27 てモイゼ預言め、ての聖書きて、する彼等説明ひしが、 Luke 24:28 彼等づきし、イエズスぎんとするもののくにしへるを、 Luke 24:29 彼等ひて、きてれんとすれば、へ、とひしかばへり。 Luke 24:30 食卓へるに、りてし、きて彼等ひければ、 Luke 24:31 彼等けてイエズスをりしが、ちにしてよりへり。 Luke 24:32 彼等ひけるは、路次りつつ聖書説明かしへるしたりしにずや、と。 Luke 24:33 さず、りてエルザレムにれば、十一使徒へる人々りて、 Luke 24:34 復活してシモンにひたり、とれるにひ、 Luke 24:35 途中にてりしひしめし次第れり。 Luke 24:36 に、イエズス眞中ちて、かれ、なるぞ、るることれ、とひければ、 Luke 24:37 彼等れて、幽霊たりとへるを、 Luke 24:38 イエズスひけるは、取亂して種々すや。 Luke 24:39 よ、自身なり、みよ、幽霊は、骨肉あるず、 Luke 24:40 とひて手足彼等へり。 Luke 24:41 彼等歓喜驚嘆しつつも、ぜざりければ、イエズス、すべきありや、とひ、 Luke 24:42 彼等焼魚一片と、蜂蜜とをしたるに、 Luke 24:43 彼等にてひ、りて彼等へり。 Luke 24:44 彼等ひけるは、りしに、モイゼの律法預言詩篇とに、してしたるは、成就せざるべからず、とりしなり、と。 Luke 24:45 聖書らしめんに、彼等精神きてひけるは、 Luke 24:46 されたるく、キリストはけて、死者より三日復活すること、くなるべかりき。 Luke 24:47 改心とは、エルザレムをめ、ての國民に、りて宣傳へられざるべからず、 Luke 24:48 證人なり。 Luke 24:49 へるものをはさんとす、よりの能力せらるるまで市中れ、と。 Luke 24:50 イエズス彼等をベタニアにひ、げてひしが、 Luke 24:51 しつつ彼等れて、げられひぬ。 Luke 24:52 彼等り、いなるてエルザレムにりしが、 Luke 24:53 よりに[]殿りて、りつつありき、アメン。 John 0:0 <w>約翰</w>の<w>耶蘇</w><w>基督</w><w>聖</w><w>福音</w><w>書</w> John 1:0 <w>序文</w> <w>托</w><w>身</w>の<w>御言</w> John 1:1 元始御言あり、御言御許り、御言にてありたり。 John 1:2 元始御許たるものにして、 John 1:3 萬物りてれり、りしもののも、らずしてりたるはあらず。 John 1:4 がうちに生命ありて、生命人間たりしが、 John 1:5 るとも、らざりき。 John 1:6 よりはされて、をヨハネとへるありしが、 John 1:7 りしは證明にして、證明し、てのをしてりてぜしめんなりき。 John 1:8 ずして、證明すべきたりしなり。 John 1:9 [御言こそ、]出來てのらすなりけれ。 John 1:10 り、りてりたれども、らず、 John 1:11 りしも、けざりき。 John 1:12 れどけし人々にはとなるべき権能けたり。ずる、 John 1:13 血統らず、らず、らず、りてりたるなり。 John 1:14 御言りて、宿へり、光榮りしが、よりれる獨子光榮なりき、恩寵眞理とにひしなり。 John 1:15 ヨハネはきて證明し、はりてく、よりるべきは、ちてしたるがよりにせられたり、とひて指示ししはなり、と。 John 1:16 充満せるよりかりて、恩寵恩寵へられたり。 John 1:17 律法はモイゼをへられたるも、恩寵眞理とはイエズス、キリストをりたるなり。 John 1:18 りしはあらず、獨子ひしなり。 John 1:19 <w>第</w>一<w>款</w> <w>洗者</w>ヨハネイエズスを<w>證明</w>す。 <w>第</w>一<w>篇</w> イエズス<w>言行</w>を<w>以</w>て<w>其</w><w>神性</w><w>及</w>び<w>派遣</w>を<w>證</w>し<w>給</w>ふ <w>第</w>一<w>項</w> <w>最初</w>の<w>證明</w><w>及</w><w>行為</w> ヨハネの證明し。ユデアがエルザレムより司祭びレヴィはして、なるぞ、とはしめし、 John 1:20 宣言せしが、なくして、キリストにずと宣言せり。 John 1:21 彼等らばぞや、はエリアなるか、とひしに、らずとひ、[]預言なるか、とひしに、へたり。 John 1:22 彼等なるぞ、はしし人々ふるしめよ、するぞ、とひしかば、 John 1:23 ひけるは、預言イザヤのひしく、「にせよ」とはるなり、と。 John 1:24 はされし人々はファリザイのなりしが、 John 1:25 ヨハネにひて、らばはキリストにもず、エリアにもず、[]預言にもざるに、するや、とひしに John 1:26 ヨハネへてひけるは、にてすれども、に、らざる一個てり、 John 1:27 るべきよりにせられたるにして、くにだもへず、と。 John 1:28 は、ヨハネのしつつありしヨルダン[]の彼方、ベタニアにてりき。 John 1:29 明日ヨハネ、イエズスのふをひけるは、を、を。 John 1:30 て、よりあり、よりしたるがよりにせられたり、とひて指示ししはなり。 John 1:31 らざりしかど、にてしつつれるは、をイスラエルにれしめんなり、と。 John 1:32 ヨハネ證明してひけるは、は[]よりりてふをたり。 John 1:33 らざりしかど、はしてにてせしめへえるもの、ひけらく、[]りてふをば、聖霊にてするなる、と。 John 1:34 目撃して、御子たる證明したるなり、と。 John 1:35 <w>第</w>二<w>款</w> イエズス<w>自</w>らを<w>證明</w>し<w>給</w>ふ 翌日ヨハネ又弟子兩人て、 John 1:36 イエズスのふをを、とひしかば、 John 1:37 二人弟子るをきて、イエズスにきしに、 John 1:38 イエズス回顧りてへるをひけるは、むるぞ、と。彼等、ラビ――せばよ――何處ふぞ、とひしかば、 John 1:39 イエズス、よ、とへり、彼等きてイエズスの其處れり。四時なりき。 John 1:40 シモンペトロの兄弟アンデレアは、ヨハネよりきてイエズスにひし兩人一人なりしが、 John 1:41 兄弟シモンにひてひけるは、メッシア――せばキリスト――にへり、と。 John 1:42 をイエズスのりしに、イエズス熟視めてひけるは、はヨナのシモンなり、ケファ――せばペトロ――とけられん、と。 John 1:43 次日ガリレアにかんとして、フィリッポにひしかば、イエズス、へ、とひしが、 John 1:44 フィリッポは、アンデレアとペトロとの故郷なる、ベッサイダのなりき。 John 1:45 フィリッポナタナエルにひてひけるは、モイゼの律法にも預言にもされしへり、ちナザレトのヨゼフのイエズスなり、と。 John 1:46 ナタナエル、何等かナザレトよりづるをんや、とひしかば、フィリッポ、よ、とへり。 John 1:47 イエズスナタナエルのるをひ、して、野心なきイスラエルなり、とへば、 John 1:48 ナタナエル、如何にしてふぞ、とひしに、イエズスへてひけるは、フィリッポがに、無花果るをたり、と。 John 1:49 ナタナエルへて、ラビ御子なり、イスラエルのなり、とひしかば、 John 1:50 イエズスへてひけるは、じたるは、無花果るをたりとげしによりてなり。よりもいなるん、と。 John 1:51 ひけるは、ぐ、けて使するをるべし、と。 John 2:0 John 2:1 三日にガリレアのカナに婚筵ありて、イエズスの其處れるに、 John 2:2 イエズスも弟子かれへり。 John 2:3 きければ、イエズスにひ、彼等なし、とひしに、 John 2:4 イエズス、婦人よ、とにかある、らずとひしかば、 John 2:5 給仕ひて、は、にもあれせ、とけり。 John 2:6 てユデア習慣ひて、其處に二三六個へありしが、 John 2:7 イエズス給仕に、てよ、とひければ、彼等までたししに、 John 2:8 イエズスりて筵司け、とひしかばけり。 John 2:9 筵司したるむるや、給仕りてれどもらざれば、新郎び、 John 2:10 ひて、して、人々へるにりてれるすに、までけるよ、とへり。 John 2:11 イエズスの奇蹟にして、をガリレアのカナにひ、光榮ひしかば、弟子信仰せり。 John 2:13 イエズス、兄弟弟子に、カファルナウムにひしが、其處しからざりき。 <w>第</w>一<w>款</w> イエズス<w>過越</w><w>祭</w>に<w>上</w>り<w>給</w>ふ <w>第</w>二<w>項</w> <w>各地</w>に<w>於</w>る<w>布教</w> ユデア過越づきければ、イエズスエルザレムにり、 John 2:14 []殿にて鴿人々せる兩替ひしかば、 John 2:15 めきたるり、彼等く[]殿より逐出し、をも逐出し、兩替してし、 John 2:16 鴿人々ひて、退けよ、商買すな、とへり。 John 2:17 弟子は、して「する熱心せり」とあるをせり。 John 2:18 てユデアへてイエズスにひけるは、如何なるしてすぞ、と。 John 2:19 イエズスへて、[]殿て、三日さん、とひしかば、 John 2:20 ユデアひけるは、[]殿は、るに四十六せしに、三日すべきか、と。 John 2:21 しイエズスは、の[]殿してひしなり。 John 2:22 れば死者より復活へる弟子ひたりしして、聖書とイエズスのひし御言とをぜり。 John 2:23 イエズス過越祭日りてエルザレムにくのへる奇蹟て、御名じたり。 John 2:24 れどイエズスは、はざりき、てのり、 John 2:25 へば、他人證明はざるなり。 John 3:0 John 3:1 にファリザイにニコデモとばれて、ユデアだちたるありしが、 John 3:2 イエズスのりてひけるは、ラビ、よりりたる教師なるれり、何人も、すにざれば、せる奇蹟ざればなり。 John 3:3 イエズスへてひけるは、ぐ、るるにずば、ることはず。 John 3:4 ニコデモひけるは、いたるにでかるるべき、胎内るるをんや。 John 3:5 イエズスひけるは、ぐ、とよりるるにずば、はず。 John 3:6 よりれたるなり、よりれたるなり。 John 3:7 れざるべからずとげたるをしむことれ。 John 3:8 なるく、くとも、何處よりりて何處くかをらず、よりれたるり、と。 John 3:9 ニコデモへて、如何にしてかべき、とひしかば、 John 3:10 イエズスへてひけるは、はイスラエルにたるなるに、らざるか。 John 3:11 ぐ、れるり、たるす、れど證言けざるなり。 John 3:12 地上りてすらぜざるものを、天上るともでかぜんや。 John 3:13 よりりたるもの、は、りしものなし。 John 3:14 モイゼが荒野にてげしく、げらるべし、 John 3:15 信仰するの、びずして永遠生命なり。 John 3:16 へるは、獨子にして、信仰するびずして永遠生命なり。 John 3:17 御子はしひしは、審判せしめんず、りてはれんなり。 John 3:18 信仰する審判せられず、ぜざる審判せられたり、獨子御名ぜざればなり。 John 3:19 審判とはなり、りたるに、に、よりもしたるなり。 John 3:20 み、められじとてらず。 John 3:21 れど眞理は、れんる、はれたればなり、と。 John 3:22 <w>第</w>二<w>款</w> イエズスユデアに<w>留</w>り<w>給</w>ふ イエズス弟子とユデア地方り、りてひしが、 John 3:23 ヨハネもサリムにきエンノンにかりければ、其處にてしつつあり、人々りてせられたり。 John 3:24 ちヨハネ監獄れられざりしなり。 John 3:25 るにヨハネの弟子とユデアとのに、洗禮きて議論りしかば、 John 3:26 彼等ヨハネのりてひけるは、ラビ、ヨルダン[]の彼方りしより證明せられたるは、して、くなり、と。 John 3:27 ヨハネへてひけるは、よりはりたるにずば、をもくるはず、 John 3:28 きてするく、て、はキリストにず、はされたるのみ、とげたりき。 John 3:29 新婦てるこそ新郎なれ。新郎としてちては、新郎びにぶ。れば円満なり。 John 3:30 ゆべくふべし。 John 3:31 よりれる衆人たり、よりのして地上る、よりれる衆人たるなり。 John 3:32 きしすとも、一人證言けず、 John 3:33 證言けたるは、眞實にてせるなり。 John 3:34 はしひし御言る、は[]ふに制限なければなり。 John 3:35 御子して萬物へり。 John 3:36 御子信仰する永遠生命す。れど御子ぜざる生命ざるべく、る、と。 John 4:0 John 4:1 <w>第</w>三<w>款</w> イエズスサマリアを<w>過</w>り<w>給</w>ふ にイエズス、弟子する、ヨハネよりもの、ファリザイりしをひしかば、 John 4:2 ――せるはイエズスにずして、弟子なりき―― John 4:3 ユデアをりてびガリレアにへり。 John 4:4 るにサマリアをらざるをざりしければ、 John 4:5 ヤコブがヨゼフにへし土地き、サマリアのシカルとへるひしが、 John 4:6 此處にヤコブのありけるに、イエズスれて、へり、は十二なりき。 John 4:7 にサマリアの一人みにりしかば、イエズスひて、ませよ、とへり。 John 4:8 弟子食物はんとてきたればなり。 John 4:9 サマリアのひけるは、はユデアなるに、ぞサマリアのなる飲物むるや、と。ユデアはサマリアらざるなり。 John 4:10 イエズスへてひけるは、り、ませよとへるなるかをらば、め、けるへしならん。 John 4:11 ひけるは、よ、たず、し、るを何處よりしてけるてるぞ。 John 4:12 ヤコブへ、らも子等家畜よりみしが、よりれるなるか。 John 4:13 イエズスへてひけるは、くべし、れどもへんとする永遠かず、 John 4:14 ふるは、て、永遠生命湧出づるとなるべし。 John 4:15 ひけるは、よ、なく此處みにもらざる其水へよ。 John 4:16 イエズスひけるは、きてれ。 John 4:17 へて、なし、とひしかば、イエズスひけるは、くこそなしとひたれ、 John 4:18 は五までちたりしに、あるはず、ひしはなり。 John 4:19 ひけるは、よ、るに、預言なり。 John 4:20 先祖にて禮拝したるに、ふ、禮拝すべきはエルザレムなりと。 John 4:21 イエズスひけるは、よ、ぜよ、となくエルザレムとなく、禮拝せんるなり。 John 4:22 らざる禮拝し、りたる禮拝す、はユデアよりづればなり。 John 4:23 禮拝が、とを禮拝すべきる、なり。も、禮拝するへばなり。 John 4:24 にてせば、禮拝するは、とを禮拝せざるべからず、と。 John 4:25 イエズスにひけるは、はメッシア(所謂キリスト)のるをる。ればらば萬事ぐべし。 John 4:26 イエズスひけるは、りつつあるなり、と。 John 4:27 弟子り、イエズスのへるをしみしかど、をか何故ふ、となかりき。 John 4:28 水瓶してき、其處なる人々ひ、 John 4:29 よ、ししらずひたるを、はキリストならんか、とひしかば、 John 4:30 彼等よりでてイエズスのれり。 John 4:31 弟子イエズスにひて、ラビへ、とひしに、 John 4:32 ひけるは、にはらざる食物すべきあり、と。 John 4:33 弟子食物りしぞ、とへるを、 John 4:34 イエズスひけるは、食物は、はしひし御旨ひてうするなり。 John 4:35 は、箇月あり、収穫る、とふにずや。ぐ、げて田畑よ、最早るべくみたり。 John 4:36 けて永遠生命るべきむれば、ぶべし。 John 4:37 一人一人るとへるなり。 John 4:38 はして、勞作せざりしらしめたり。人前勞作して、勞作したるを、ぎたるなり、と。 John 4:39 にては、ししらずげたり、としたるによりて、くのサマリアイエズスをぜしかば、 John 4:40 人々御許りて、此處はんことをへり、れば此處二日にして、 John 4:41 くの御言によりて信仰せり。 John 4:42 ひ、最早によりてずるず、きて、救世主たるれり、とたり。 John 4:43 <w>第</w>四<w>款</w> イエズスガリレアに<w>至</w>り<w>給</w>ふ るに二日、イエズス其處でてガリレアにへり。 John 4:44 預言本國ばれず、とひしが、 John 4:45 ガリレアにひしに、ガリレアは、祭日にエルザレムにてひし一切たりければ、イエズスを歓迎せり、彼等祭日きてありしなり。 John 4:46 てイエズスび、ひしガリレアのカナにひしに、一人あり、カファルナウムにてければ、 John 4:47 イエズスユデアよりガリレアにふときて、御許り、りてはんたり、なんとすればなり。 John 4:48 イエズスひけるは、奇蹟とをざればぜず、と。 John 4:49 イエズスにひて、よ、なざるへ、とひしに、 John 4:50 イエズス、け、く、とひしかば、イエズスのひし御言じてきたり。 John 4:51 に、ひて、きたるげければ、 John 4:52 回復せし時刻ひしに、彼等昨日午後れり、とふにぞ、 John 4:53 もイエズスがくとひしと同時なりしをり、一家りて信仰せり。 John 4:54 二の奇蹟は、イエズスユデアよりガリレアにひしひしなり。 John 5:0 <w>第</w>三<w>項</w> イエズスに<w>對</w>する<w>怨</w><w>現</w>る John 5:1 <w>第</w>一<w>款</w> イエズス<w>祭日</w>に<w>上</w>り<w>給</w>ふ ユデア祭日ありしかば、イエズスエルザレムにへり。 John 5:2 てエルザレムには、に、ヘブレオにてベテスダとへるあり、付属せるありて、 John 5:3 しき病人瞽者跛者癱瘋してくをれり。 John 5:4 として使り、あり、きて眞先りたる如何なるれるもゆればなり。 John 5:5 に卅八年來ふるありしが、 John 5:6 イエズスせるをふるしきをひしかば、えんするか、とひしに、 John 5:7 病者へけるは、よ、るるなし、ればちてるなり、と。 John 5:8 イエズスひ、きよ、寝台りてめ、とへば、 John 5:9 え、寝台りてみたり。安息日なりければ、 John 5:10 ユデアえたるひ、安息日なり、寝台ふべからず、とへるを、 John 5:11 は、しし寝台りてめとひたるなり、とへければ、 John 5:12 彼等寝台りてめとひしぞ、とひたれど、 John 5:13 えたるなるをらざりき、はイエズス雑踏ひたればなり。 John 5:14 イエズス[]殿にてひ、よ、されたり、すことれ、らくはいなるらん、とひけるに、 John 5:15 きて、ししはイエズスなりとユデアげしかば、 John 5:16 ユデアは、安息日ふとて、イエズスをたり。 John 5:17 イエズス、るまでへば、くなり、とひければ、 John 5:18 ユデアイエズスをさんとれり、安息日ふのみならず、して、しきとしへばなり。ればイエズスへて彼等ひけるは、 John 5:19 ぐ、に、何事をもはず。は、じくす。 John 5:20 して、ふ、くばかり、一層いなるはんとす。 John 5:21 死人してかしく、かすなり。 John 5:22 をも審判はず、審判ひたり。 John 5:23 ばんなり。ばざるは、はしひしばざるなり。 John 5:24 ぐ、きてはしひしずるは、永遠生命し、審判らずして、よりりたるなり。 John 5:25 ぐ、る、こそよ、死人くべく、きたるくべし。 John 5:26 生命く、にも生命するさせへり。 John 5:27 たるにより、審判する権能ひしなり。 John 5:28 しむれ、なるらんとす。 John 5:29 ししは、でて生命らんが復活し、ひしは、審判けんが復活せん。 John 5:30 らは何事をもはずして、くが審判す、審判正當なり、めず、はしひし思召むればなり。 John 5:31 證明せば、證明ならずとも、 John 5:32 證明するにあり、してわが證明なるをれり。 John 5:33 をヨハネにはししに、眞理證明せり。 John 5:34 よりの證明くるざれども、るははれんなり。 John 5:35 けるなりしが、暫時によりてしまんとせり。 John 5:36 れどもはヨハネのにりていなる證明す。うせよとてひししつつあるが、はしひしするなり。 John 5:37 はしひしも、ひしなり、れどきしなく、御姿なく、 John 5:38 御言むるなし、はしひしぜざればなり。 John 5:39 聖書永遠生命すとひてる、彼等證明するものなり、 John 5:40 れど生命ぜず。 John 5:41 名誉よりくるず、 John 5:42 れり、するあらざるなり。 John 5:43 りてれるに、けず、りてあらば、をばくるならん。 John 5:44 名誉けて、よりづる名誉めざるなれば、ずることをんや。 John 5:45 御前へんとすとふことれ、ふるあり、めるモイゼなり。 John 5:46 モイゼをずるならば、をもずるならん、したればなり。 John 5:47 れどぜずば、でかぜんや、[とへり]。 John 6:0 John 6:1 <w>第</w>二<w>款</w> イエズスガリレアにて<w>信仰</w>の<w>激變</w>を<w>起</w>させ<w>給</w>ふ イエズスきて、ガリレアのちチベリアデの彼方ひしに、 John 6:2 める人々へる奇蹟て、群衆しくひければ、 John 6:3 引退きて、弟子其處へり。 John 6:4 はユデア過越祭日なりき。 John 6:5 イエズスげて、無數群衆るをひしかば、フィリッポにひけるは、人々すべき何處よりふべきか、と。 John 6:6 へるは、はんなりき、らはさんとするへるなり。 John 6:7 フィリッポへけるは、二百デナリオのは、些少づつをくるも、人々にはらざるなり、と。 John 6:8 弟子一人なる、シモン、ペトロの兄弟アンデレア、イエズスにひて、 John 6:9 一人童子あり、大麦とをてり、れどしきに、になるぞ、とひしかば、 John 6:10 イエズス、人々せしめよ、とひ、此處かりければ、男子したるに、五千なりき。 John 6:11 イエズスり、ひてせる人々ち、をも彼等するにせてへり。 John 6:12 人々満腹せし、イエズス弟子ひ、れるらざるへ、とひしかば、 John 6:13 せし人々したる大麦ひて、十二のたせり。 John 6:14 人々、イエズスのひたる奇蹟て、るべき預言なる、とひしが、 John 6:15 イエズス彼等へてさんとするをひしかば、へり。 John 6:16 日没び、弟子りて、 John 6:17 り、カファルナウムにひてるに、けれどもイエズス彼等はず、 John 6:18 大風きてたり。 John 6:19 四五十したる人々イエズスのみてづきふをれしが、 John 6:20 イエズスなるぞ、るることれ、とひしかば、 John 6:21 彼等せんとしたるに、けり。 John 6:22 明日りて、此方てる群衆一艘あらざりしに、イエズス弟子はずして、弟子のみきしめたり。 John 6:23 しもチベリアデよりり、ひてせしきしかば、 John 6:24 人々イエズスと弟子との其處らざるをり、イエズスをねてカファルナウムにれり。 John 6:25 彼等り、イエズスを見付けて、ラビ何時此處ひしぞ、とひしかば、 John 6:26 イエズス彼等へてひけるは、ぐ、ぬるは、奇蹟ず、してりしなり。 John 6:27 つるにせずして、永遠生命るまでするへんとするにせよ、なるひたればなり、と。 John 6:28 人々イエズスにひ、かんには、すべきぞ、とひしに、 John 6:29 イエズスへてひけるは、はしひしずるは、なり、と。 John 6:30 彼等ひけるは、らばをしてぜしめんに、如何なるふぞ。 John 6:31 先祖荒野にてマンナをせり、して「彼等よりのへてせしめへり」とあるがし、と。 John 6:32 イエズス彼等ひけるは、ぐ、モイゼはよりのへず、こそよりのふなれ。 John 6:33 とは、よりりて生命ふるものなり、と。 John 6:34 人々よ、へよ、とひしかば、 John 6:35 イエズスひけるは、生命なり、ゑず、ずるは、何時かざるべし。 John 6:36 れどもげしく、たれども、ぜざるなり。 John 6:37 らん、逐出さじ、 John 6:38 よりりしは、我意さんずして、はしひし思召さんなればなり。 John 6:39 はしひし思召は、ひしはずして、復活せしむべきなり。 John 6:40 はしひし思召は、信仰する永遠生命なり。復活せしむべし、と。 John 6:41 てイエズスが、よりりたるなり、とひしに、ユデアきてきつつ、 John 6:42 ヨゼフのイエズスにして、父母れるならずや。るを如何ぞ、よりれりとふや、とひければ、 John 6:43 イエズスへてひけるは、ふことれ、 John 6:44 はしひしふにずば、何人ず、[は]復活せしめん。 John 6:45 預言[の]にして、「へらるるとならん」とあり。きてべるる、 John 6:46 りしにはず、よりのみりたるなり。 John 6:47 ぐ、ずる永遠生命す。 John 6:48 生命なり。 John 6:49 先祖は、荒野にマンナをしてせしが、 John 6:50 よりにして、せばせざらんなり。 John 6:51 よりりたるけるなり。わがせば永遠くべし。 John 6:52 してへんとするは、かさんなり、と。 John 6:53 てユデアひ、でかへてせしむるをんや、とひしかば、 John 6:54 イエズスひけるは、ぐ、せずまずば、生命せざるべし。 John 6:55 永遠生命す、して復活せしむべし。 John 6:56 食物なり。飲物なり。 John 6:57 り、る。 John 6:58 けるはしひて、りてくるく、するりてきん。 John 6:59 よりりしなる、先祖がマンナをしてせしがくならず、する永遠くべし、と。 John 6:60 イエズスカファルナウムなる會堂にてへつつひしに、 John 6:61 弟子には、きて、し、くことをん、とかりしが、 John 6:62 イエズス彼等きてけるをりてひけるは、かしむるか、 John 6:63 ればりしるを如何、 John 6:64 かすものはにして、するなし、りしなり生命なり。 John 6:65 れどもにはぜざるあり、と。イエズスより、ぜざる人々なるか、るべきなるかをへばなり。 John 6:66 ひけるは、ればこそて、よりはりたるにずばることをず、とげたるなれ、と。 John 6:67 は、弟子退きて、最早イエズスとまざりしかば、 John 6:68 イエズス十二ひ、らんとするか、とひしに、 John 6:69 シモン、ペトロへけるは、よ、にかかん、こそ永遠生命ふなれ。 John 6:70 御子キリストなるれり、と。 John 6:71 イエズス彼等ひけるは、十二みしにずや、るに一人惡魔なり、と。 はシモンのイスカリオテのユダをへるものにて、は十二一人ながら、イエズスをるべきなればなり。 John 7:0 <w>第</w>四<w>項</w> イエズスとユデア<w>人</w>との<w>衝突</w><w>益</w><w>甚</w>し John 7:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>幕屋</w><w>祭</w>に<w>往</w>き<w>給</w>ふ ユデアさんとれるにり、イエズスはユデアをることをはず、ガリレアをひしが、 John 7:2 ユデア幕屋祝日づきければ、 John 7:3 兄弟等イエズスにひ、へる弟子せん此處りてユデアにけ、 John 7:4 れんめながら、はあらず、せかし、とへり。 John 7:5 兄弟等ぜざりしなり。 John 7:6 ればイエズス彼等ひけるは、はれども、らず、 John 7:7 はざるにをばめり、きて、所業きことをすればなり、 John 7:8 祭日れ、たざれば、祭日らず、と。 John 7:9 ひてガリレアにひしが、 John 7:10 兄弟等りたるらもならずびたるにて祭日へり。 John 7:11 れば祭日りて、ユデア何處るぞとてし、 John 7:12 群衆きてかりき。善人なりとひ、人民はすのみとたり、 John 7:13 れどもユデアろしさに、きてなかりき。 John 7:14 祭日に、イエズス[]殿りてひければ、 John 7:15 ユデア驚嘆して、ばざるに如何にして文字れるぞ、とたるを、 John 7:16 イエズス彼等へてひけるは、のにず、はしひしの[]なり。 John 7:17 思召さんは、よりせるかへるかをらん。 John 7:18 光榮むれども、わしし光榮むるは、眞實にして不義あるなし。 John 7:19 モイゼは律法けしに、なきはぞや、 John 7:20 如何さんとはる、と。群衆へて、惡魔かれたり、さんとはする、とひしかば、 John 7:21 イエズスへてひけるは、ししにれり、 John 7:22 モイゼ割禮けたれば、――モイゼよりしにずして先祖よりでたるものなるに、――安息日にも割禮ひ、 John 7:23 モイゼの律法らじとて、安息日にも割禮くるに、安息日全身したればとて、るはぞや。 John 7:24 外見によりて是非することく、しき判断によりて是非めよ、と。 John 7:25 てエルザレムの人々ひけるは、人々さんとれるずや、 John 7:26 公然談話すれどもをもはず。がキリストたるめたるか、 John 7:27 りながら何處なるかをれり、キリストのには何處よりせるかをあらじ、と。 John 7:28 るにイエズス神殿にてはりつつへてひけるは、り、何處よりれるかをれり、れどもによりてりたるにはず、はしひし眞實にてす、らず、 John 7:29 れり、よりでて、はしひたればなり、と。 John 7:30 彼等イエズスをへんとれども、くるなかりき、らざればなり。 John 7:31 れど人民にはじたるく、キリストればとてすよりくの奇蹟さんや、とたり。 John 7:32 人民がイエズスにきてけるファリザイりしかば、司祭とファリザイとは、下役はしてイエズスをへしめんとせしを、 John 7:33 イエズス彼等ひけるは、て、御許かんとす、 John 7:34 ぬべけれどはじ、にははず、と。 John 7:35 てユデアひけるは、はじとて、何處かんとするぞ、異邦散在せる同邦きて、異邦へんとするか、 John 7:36 に、ぬべけれどはじ、にははず、とひしは何事ぞや、と。 John 7:37 祭日に、イエズスちてはりつつひけるは、けるあらばりてめ、 John 7:38 ずるは、聖書へるく、けるより流出づべし、と。 John 7:39 ひしは、ずる人々はるべき[]なりき、はイエズス光榮はざるにより、[]はざりしがなり。 John 7:40 群衆に、きて、預言なり、とあり、 John 7:41 キリストなり、ともありき。れどは、キリストはガリレアよりづべきなるか、 John 7:42 聖書にキリストはダヴィドのより、ダヴィドのたりしベトレヘムのよりづ、とへるにずや、とひつつ、 John 7:43 イエズスにきて群衆諍論じたり。 John 7:44 にはイエズスをへんとするありたれど、くるなかりき。 John 7:45 れど下役は、司祭とファリザイとのりしに、らざる、とはれて、 John 7:46 下役りしてあらず、とへしかば、 John 7:47 ファリザイへけるは、はされしか、 John 7:48 びファリザイに、一人だもじたるありや、 John 7:49 れど律法らざる群衆はれたるなり、と。 John 7:50 イエズスにりしニコデモは、一人なりしが、彼等ひて、 John 7:51 律法は、にもさず、をもらずして、むるものなるか、とひしかば、 John 7:52 彼等へてひけるは、ガリレアなるか、聖書よ、預言はガリレアよりるものにずとれ、と。 John 7:53 自宅れり。 John 8:0 John 8:1 イエズス、橄欖き、 John 8:2 黎明[]殿ひしに、人民御許りければ、してひしが、 John 8:3 律法學士、ファリザイ姦淫せるへられたる一人りて眞中たせ、 John 8:4 イエズスにひけるは、よ、姦淫せるへられたり、 John 8:5 モイゼは律法じたるが、ふぞ、と。 John 8:6 へるは、イエズスをみて、ふる條件なりしが、イエズスはめ、もてへり。 John 8:7 るに彼等ひてまざりしかば、イエズス立上り、なきは、つべし、とひ、 John 8:8 めて物書へるに、 John 8:9 彼等きて、年長として一人々々立去り、イエズスと眞中てるとのみりしかば、 John 8:10 イエズス立上りてひけるは、よ、たりし人々何處るぞ、めざりしか、と。 John 8:11 も、とひしかば、イエズスひけるは、めじ、け、すことれ、と。 John 8:12 てイエズス人々りて、なり、暗黒まず、生命べし、とひければ、 John 8:13 ファリザイひけるは、證明す、證明眞實ならず。 John 8:14 イエズスへてひけるは、證明すれども、證明眞實なり、何處よりりて何處くかをればなり。れどは、何處よりりて何處くかをらず、 John 8:15 肉親によりて是非し、をも是非せず、 John 8:16 是非するあれば、是非する眞實なり、ずしてはしひしとなればなり。 John 8:17 律法して、「二人眞實なり」とあり、 John 8:18 し、はしひしふなり、と。 John 8:19 彼等ちイエズスにひ、何處にかる、とひしかば、イエズスひけるは、をもをもらず、りたらばをもれるならん、と。 John 8:20 イエズスがひしは、[]殿賽銭にてへつつありしなれども、くるなかりき、らざればなり。 John 8:21 ればイエズス彼等ひ、く、ぬべけれども、せん、にははず、とひしかば、 John 8:22 ユデアにははずとひしが、自殺せんとするか、とひけるに、 John 8:23 イエズスひけるは、よりせるに、よりせり、なるに、ず、 John 8:24 によりて、せんとへり、なるぜずば、すべし、と。 John 8:25 彼等なるぞ、とひしかば、イエズスひけるは、よりぐるなり。 John 8:26 きてふべきくべきし、りながらはしひし眞實にてし、りてよりきしものなり、と。 John 8:27 ても彼等は、イエズスがへることをらざりき。 John 8:28 ればイエズス彼等ひけるは、げたらんなるり、には何事をもさず、へるに、るをらん。 John 8:29 はしひしして、ならしめはず、御意へるせばなり、と。 John 8:30 へるに、信仰するかりければ、 John 8:31 イエズスじたるユデアひ、らば弟子にして、眞理り、 John 8:32 眞理自由ならしめん、とひしかば、 John 8:33 彼等へけるは、はアブラハムの子孫にしてにも奴隷たりしなし、自由なるべしとふや、と。 John 8:34 イエズス彼等ひけるは、ぐ、奴隷なり、 John 8:35 奴隷なくず、こそなくるなれ、 John 8:36 れば自由ならしめば、自由るべし。 John 8:37 がアブラハムの子孫なるれり、れどもれられざるによりて、さんとす。 John 8:38 きてり、きてふなり、と。 John 8:39 彼等へて、はアブラハムなり、とひしかば、イエズス彼等ひけるは、アブラハムの子等ならばアブラハムのせ、 John 8:40 るによりきたる眞理ぐるたるさんとる、アブラハムのさざる、 John 8:41 すなり、と。彼等イエズスにひけるは、私通によりてれしず、あり、と。 John 8:42 イエズス彼等ひけるは、ならばするならん、より出來りたればなり、りしにず、こそはしひしなれ。 John 8:43 へざるは何故ぞ、ざるなり。 John 8:44 惡魔なるよりでてふ、より殺人にして眞理たざりき、眞理らざればなり、よりる、僞者にしてなればなり。 John 8:45 眞理けどもぜず、 John 8:46 あるせん。眞理くもぜざるは何故ぞ、 John 8:47 よりの御言く、かざるはよりのならざるによれり、と。 John 8:48 てユデアへてイエズスにひけるは、が、はサマリアにして惡魔かれたるなり、とへるはならずや。 John 8:49 イエズスへけるは、惡魔かれず、べるに、侮辱す。 John 8:50 光榮めず、審判り。 John 8:51 ぐ、らば永遠ざるべし、と。 John 8:52 てユデアひけるは、惡魔かれたるをこそはりたれ、アブラハムもし、預言せり、るをらば永遠はじとふ。 John 8:53 アブラハムよりもいなるなるか、預言したるに、なりとするぞ。 John 8:54 イエズスひけるは、光榮せば、光榮皆無るべし、光榮するなり。するなり。 John 8:55 らざれどもれり、らずとはば、しく僞者たるべし、れども御言る。 John 8:56 アブラハムは、んとしみしが、べり、と。 John 8:57 てユデアイエズスにひ、だ五十ならざるに、もアブラハムをたりしや、とひたるに、 John 8:58 イエズスひけるは、ぐ、はアブラハムのるるにちてす、と。 John 8:59 人々りてイエズスにたんとしけるに、イエズスして[]殿よりへり。 John 9:0 John 9:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>生來</w>の<w>瞽者</w><w>醫</w>さる イエズスりかかりに、一人れながらの瞽者ひしかば、 John 9:2 弟子、ラビ瞽者れしはぞ、兩親か、とひたるに、 John 9:3 イエズスひけるは、ししにず、れんなり。 John 9:4 はしひしさざるべからず、はざるらんとす、 John 9:5 なり、と。 John 9:6 ひて、イエズスし、り、りて、 John 9:7 ひけるは、シロエのりてへ、と。シロエとははされたるものとせらる。きてひしに、目明きてれり。 John 9:8 隣人乞食せるを人々は、りて乞食たりしならずや、とへば、なりとひ、 John 9:9 たるなりとふをは、なりとたり。 John 9:10 れば彼等如何にしてきたるぞ、とへるに、 John 9:11 へけるは、イエズスとするりてり、シロエのりてへとひしかば、きてひて、ゆるなり、と。 John 9:12 人々何處るぞとひしにらず、とへり。 John 9:13 彼等瞽者なりしをファリザイきしが、 John 9:14 イエズスのりてひしは、安息日なりければ、 John 9:15 ファリザイに、如何にしてゆるにりしぞ、とへるをへて、わがり、ひたればゆるなり、とひしかば、 John 9:16 ファリザイは、安息日らざるよりのずとひ、は、罪人なるでか奇蹟ふをんや、とひて彼等諍論ありき。 John 9:17 ればねて瞽者なりしに、けしふぞ、とへば、は、預言なり、とへり。 John 9:18 ユデアは、瞽者にして、ゆるになれるをぜざれば、目明きし兩親び、 John 9:19 ひてひけるは、瞽者れしとへるなるか、らば如何にしてゆるぞ、と。 John 9:20 兩親へて、なると、瞽者れしとは、る、 John 9:21 れど如何にしてゆるかをらず、けしなるかは、らざるなり、へ、年長けたればるべし、とへり。 John 9:22 兩親ひしは、ユデアれたるにして、彼等が、イエズスをキリストなりと宣言するあらば、會堂より逐出すべし、とせたるにれり、 John 9:23 年長けたればへ、と兩親ひしはなり。 John 9:24 彼等瞽者なりし呼出して、光榮せよ、罪人なるれり、とひしかば、 John 9:25 ひけるは、罪人なりやはらず、瞽者なりしにゆるなり、と。 John 9:26 彼等ししぞ、如何にしてけしぞ、とひしに、 John 9:27 げてけり、かんとはする、弟子らんするか、とへしかば、 John 9:28 彼等ひてひけるは、弟子にてあれ、はモイゼの弟子なり、 John 9:29 がモイゼにひしれど、何處よりせるかをらず、と。 John 9:30 瞽者なりしへて、何處よりせるかをらざるこそしけれ、けしものを。 John 9:31 る、罪人はず、れど奉事して御旨あればふことを。 John 9:32 開闢以來れながらなる瞽者けしあるかず、 John 9:33 よりでたるにずば何事をもざりしならん、とひしかば、 John 9:34 ファリザイへて、れたるに、ふるか、とひてだせり。 John 9:35 イエズスだされしき、ひし信仰するか、とひしに、 John 9:36 へて、よ、信仰すべきぞ、とひしかば、 John 9:37 イエズスひけるは、それをたり、なり、と。 John 9:38 よ、ず、とひて平伏しつつイエズスを禮拝れり。 John 9:39 イエズスひけるは、審判れり、えざるえ、ゆる瞽者るべし、と。 John 9:40 ファリザイイエズスとりしきて、瞽者なるか、とひしかば、 John 9:41 イエズス彼等ひけるは、瞽者ならばなかるべし、れどゆとふにりて、るなり。 John 10:0 John 10:1 <w>第</w>三<w>款</w> <w>善</w>き<w>牧者</w> ぐ、るに、よりせずしてよりゆるは、盗人なり強盗なり、 John 10:2 よりるは牧者なり。 John 10:3 門番き、き、一々名指して引出す、 John 10:4 せば、ちてふ、ればなり、 John 10:5 れども他人にははず、く、他人らざればなり、と。 John 10:6 イエズス彼等ひしかど、彼等たるをらざりき。 John 10:7 ればイエズス彼等ひけるは、ぐ、なり、 John 10:8 りし盗人強盗にして、聴從はざりき。 John 10:9 なり、りてらばはれ、出入して牧場べし。 John 10:10 盗人るはみ、し、さんとするにならざれども、 John 10:11 れるは生命なり。牧者なり、牧者生命つ、 John 10:12 れども牧者ずしてざる被雇人は、るをればててげ、す。 John 10:13 被雇人ぐるは、被雇人にしてらざるなり。 John 10:14 牧者にしてり、る、 John 10:15 ひ、るがし、生命つ。 John 10:16 せざるてり、彼等をもらざるべからず、彼等き、牧者となるべし。 John 10:17 へるは、らんが生命つるにる、 John 10:18 よりはあらず、こそつるなれ。つるのし、るのす、よりけたるなり、と。 John 10:19 に、ユデア諍論れり、 John 10:20 には、惡魔かれてへるなり、くや、とかりしが、 John 10:21 は、惡魔かれたるず、惡魔瞽者くことをんや、とたり。 John 10:22 <w>第</w>四<w>款</w> イエズス<w>奉殿</w><w>記念祭</w>に<w>上</w>り<w>給</w>ふ てエルザレムに奉殿記念祭はれて、なりしが、 John 10:23 イエズス[]殿りてサロモンのふに、 John 10:24 ユデア圍みて、何時まで疑惑せしむるぞ、キリストならば、明白げよ、とひければ、 John 10:25 イエズス彼等ひけるは、れどもぜざるなり、御名へる證明するものなるに、 John 10:26 ぜず、らざればなり。 John 10:27 き、彼等り、彼等ふ、 John 10:28 永遠生命彼等ふ、彼等長久びず、彼等よりはじ、 John 10:29 ひたるは、一切れて偉大し、御手よりなし、 John 10:30 とはなり、と。 John 10:31 てユデアりてイエズスにたんとせしかば、 John 10:32 イエズス彼等ひけるは、わがれる善業ししが、たんとはするぞ。 John 10:33 ユデアへけるは、つは善業ず、冒涜にてありながらとするなり。 John 10:34 イエズス彼等ひけるは、律法して「へらく、なり」とあるにずや、 John 10:35 げられたる人々びたるに、聖書すべからず、なりとひたればとて、 John 10:36 は、聖成してはしひしひて、冒涜すとふか、 John 10:37 もしさずばずることれ、 John 10:38 れどもしさば、ぜずともぜよ、らばりてずるにらん、と。 John 10:39 彼等イエズスをへんとれるを、彼等れて、 John 10:40 ヨルダン[]の彼方、ヨハネがしつつありしり、其處ひしに、 John 10:41 くの御許りて、ヨハネは奇蹟をもはざりしかど、 John 10:42 きてげしなりき、とひつつイエズスを信仰せるかりき。 John 11:0 <w>第</w>五<w>項</w> <w>衝突</w><w>其</w><w>極</w>に<w>達</w>す John 11:1 <w>第</w>一<w>款</w> ラザルの<w>復活</w> てマリアと姉妹マルタとのなるベタニアに、ラザルとへるりしが、 John 11:2 マリアは香油ぎ、にてひしにして、めるラザルは兄弟なり。 John 11:3 れば姉妹をイエズスの御許はし、めり、とはしめしに、 John 11:4 イエズスきてひけるは、るものにず、光榮りて光榮なり、と。 John 11:5 イエズスはマルタと姉妹マリアとラザルとをひしが、 John 11:6 ラザルのめるをき、ること二日にして、 John 11:7 弟子ひ、ユデアへかん、とひしかば、 John 11:8 弟子ひけるは、ラビ、唯今ユデアたんとしたりしに、彼處ふか。 John 11:9 イエズスへてひけるは、一に十二あるにずや、は、かざれども、 John 11:10 は、あらざるくなり、と。 John 11:11 ひて親友ラザルはれり、れどきてより喚起さん、とひしかば、 John 11:12 弟子と、れるならばゆべきなり、とへり。 John 11:13 イエズスのひしはなりしを、弟子りてせることをひしならんとひたりければ、 John 11:14 イエズスかにひけるは、ラザルはせり、 John 11:15 ぜしめんに、彼處らざりしことをぶ、かん、と。 John 11:16 ればチヂモとばれたるトマ、相弟子ひけるは、きてなん、と。 John 11:17 てイエズスりてひしに、ラザルは四日なりき。 John 11:18 るにベタニアはエルザレムにくして、廿五てたれば、 John 11:19 數多のユデア、マルタとマリアとを兄弟きてはんりてありき。 John 11:20 マルタはイエズスふとくや、へしが、マリアはたり。 John 11:21 マルタイエズスにひけるは、よ、此處ししならば、兄弟なざりしものを、 John 11:22 れど何事ふともふべしとは、れるなり、と。 John 11:23 イエズス、兄弟復活すべし、とひしかば、 John 11:24 マルタひけるは、復活復活すべきことをれり、と。 John 11:25 イエズス、復活なり、生命なり、ずるすともくべし、 John 11:26 きてずるは、永遠するなし、ずるか、とひしに、 John 11:27 マルタひけるは、よ、り、ける御子キリストのひたるなるをず、と。 John 11:28 ひてきて姉妹マリアをきて、してふ、とひしに、 John 11:29 くや、ちてイエズスのれり、 John 11:30 ちイエズスはずして、マルタがへしひしなり。 John 11:31 ればマリアとりてたりしユデアちてしをかんとてくぞ、とひつつひしが、 John 11:32 マリアはイエズスのり、るや足下平伏して、よ、此處ししならば、兄弟なざりしものを、とひければ、 John 11:33 イエズスり、れるユデアれるを胸中感激して御心がしめひ、 John 11:34 何處きたるぞ、とひしに、彼等は、よ、へ、とひければ、 John 11:35 イエズスへり。 John 11:36 ればユデアひし如何許なるを、とひしが、 John 11:37 人々れながらなる瞽者けしに、せざらしむるをざりしか、とひければ、 John 11:38 イエズス心中感激しつつへり。にして、ひてありしが、 John 11:39 イエズス、けよ、とへば死人姉妹マルタひけるは、よ、最早四日なればきなり、と。 John 11:40 イエズスひけるは、ぜば光榮るべし、とげしにずや、と。 John 11:41 けしに、イエズスげてひけるは、よ、ひしことをる。 John 11:42 何時は、よりれども、はしひし彼等ぜしめんとて、へる人々へるなり、と。 John 11:43 りてく、ラザル出來れ、とはりひしに、 John 11:44 したりし手足かれたる出來り、まれたれば、イエズス人々に、きてかしめよ、とへり。 John 11:45 ればマリアとマルタとの來合せて、イエズスのひししユデアには、じたるかりしが、 John 11:46 にはファリザイりて、イエズスのひしぐるありしかば、 John 11:47 司祭、ファリザイ議會召集して、數多奇蹟すを、如何にすべきぞ、 John 11:48 かば、信仰すべく、ロマりて土地國民とをぼすべし、とひたるに、 John 11:49 一人カイファとばるる大司祭なりけるが、彼等ひけるは、せず、 John 11:50 一人人民して國民びざるはあるはざるなり、と。 John 11:51 よりひしにず、大司祭なれば、イエズスが國民ふべき預言したるなり、 John 11:52 國民のみならず、散亂れたる子等めんがなりき。 John 11:53 ればより、彼等イエズスをさんとりしかば、 John 11:54 イエズス最早にユデアはず、荒野ける地方き、エフレムとへるりて、弟子其處へり。 John 11:55 てユデア過越づきければ、ちてめんに、地方よりエルザレムにれるかりしが、 John 11:56 彼等イエズスをしつつ[]殿ちて、如何ふぞ、らざるか、とへり。 John 11:57 司祭ファリザイは、イエズスをふべきにより、在所れるあらば申出づべし、と命令したりしなり。 John 12:0 John 12:1 <w>第</w>二<w>款</w> イエズスの<w>聖</w><w>役</w><w>終</w>らんとす 過越六日、イエズスベタニアにひしに、ラザルのしたりしを復活せしめひしなれば、 John 12:2 人々イエズスの晩餐け、マルタ給仕しけるが、ラザルはイエズスと食卓ける一人なりき。 John 12:3 るにマリアは純粋のナルドの香油りてイエズスのぎ、もてひしかば、香油てり。 John 12:4 弟子一人、イエズスをるべきイスカリオテのユダ、 John 12:5 何故香油を三百デナリオにりて貧者さざりしぞ、とへり。 John 12:6 ひしは貧者れるず、盗人にして、財嚢り、れらるるれるなり。 John 12:7 るにイエズスひけるは、け、香油へたるなり、 John 12:8 貧者れども、らざればなり、と。 John 12:9 てユデア群衆、イエズスの此處ふをり、りイエズスののみならず、死者より復活せしめひしラザルをんとてりしが、 John 12:10 司祭長はラザルをもさんとへり、 John 12:11 に、りてイエズスを信仰する、ユデアければなり。 John 12:12 翌日祭日りししき群衆、イエズスエルザレムにきて、 John 12:13 梭櫚りてへ、ホザンナ、御名によりてるイスラエルのせられへかし、とはりりしが、 John 12:14 イエズスは驢馬へり、して John 12:15 シオンのよ、るることれ、よ、驢馬りてる」とあるがし。 John 12:16 弟子らざりしが、光榮ひてイエズスにきてされたりしとをせり。 John 12:17 てイエズスがラザルをより呼出して、死者より復活せしめひし居合せたりしき人々證明し、 John 12:18 群衆、イエズスが奇蹟ひしをきてへしかば、 John 12:19 ファリザイひけるは、効験もなきをずや、りてへり、と。 John 12:20 るに祭日禮拝せんとてりたる人々異邦もありしが、 John 12:21 人々ガリレアのベッサイダれなるフィリッポにづき、ひて、よ、はイエズスにえんす、とひしかば、 John 12:22 フィリッポりてアンデレアにげ、アンデレアとフィリッポとイエズスにげしに、 John 12:23 イエズスへてひけるは、光榮べきれり。 John 12:24 ぐ、ちて、せざれば、 John 12:25 にしてるも、すればくのぶ。生命するひ、にて生命は、ちて永遠生命るべし、 John 12:26 へばふべし、してには、ふるるべし、へば、榮誉はん。 John 12:27 げり、をかはん、よ、ひてれしめへ、りながら、にこそれるなれ、 John 12:28 よ、御名光榮あらしめへ、と。よりりてく、光榮あらしめたり、光榮あらしめん、と。 John 12:29 ちてきたる群衆は、れりとひ、人々は、天使ひたるなり、とへり。 John 12:30 イエズスへてひけるは、りしはずしてなり。 John 12:31 審判なり、逐出されんとす、 John 12:32 よりげられたらんは、萬民せん、と。 John 12:33 へるは、如何なるすべきかをはんとてなるに、 John 12:34 群衆へけるは、キリストは永遠すとこそ、律法よりけるものを、げられるべしとふや、とはなるぞ、と。 John 12:35 イエズス彼等ひけるは、り、するみて、追付かるな。行先らず、 John 12:36 するに、らんぜよ、と。ひて、イエズスりて彼等よりへり。 John 12:37 ばかりしき奇蹟彼等ひたれど、彼等イエズスをぜざりき。 John 12:38 預言イザヤの成就せんなり、く「よ、きてじたるぞ、れたるぞ」と。 John 12:39 彼等ざりしはイザヤのひしによれり、 John 12:40 く「彼等にてず、にてらず、りてされざらんに、彼等まし、彼等頑固にしへり」と。 John 12:41 イザヤがひしは、光榮て、きてりしなり。 John 12:42 れども、重立ちたる人々にも、イエズスを信仰せるかりしが、ファリザイり、會堂よりされじとて、公言せざりき。 John 12:43 彼等光榮よりも光榮みしなり。 John 12:44 イエズスはりてひけるは、ずるは、ずるにずして、はしひしずるなり。 John 12:45 は、はしひしるなり。 John 12:46 としてれり、ずるらざらんなり。 John 12:47 きてらざれば、かず、りしはかんずして、はんなればなり。 John 12:48 んじてけざるには、あり、りしくべし。 John 12:49 よりりしにず、はしひしら、ふべきるべきひしなり、 John 12:50 命令永遠生命たるる、ればるは、ひしるなり、と。 John 13:0 <w>第</w>二<w>篇</w> <w>主</w>イエズス<w>御</w><w>受難</w><w>御</w><w>死去</w><w>御</w><w>復活</w><w>等</w>を<w>以</w>て<w>己</w>が<w>神性</w>と<w>派遣</w>とを<w>證</w>し<w>給</w>ふ <w>第</w>一<w>項</w> イエズス<w>己</w>に<w>関</w>する<w>證言</w>を<w>全</w>うし<w>給</w>ふ John 13:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>過越</w>の<w>晩餐</w> 過越祭日、イエズスよりるべきれるをひて、てもが[弟子]をひしが、までへり。 John 13:2 晩餐つるにみ、惡魔にイエズスをさんを、シモンのイスカリオテのユダのれしかば、 John 13:3 イエズスより萬事はりたると、よりでてとをひ、 John 13:4 晩餐よりりて上衣ぎ、りてび、 John 13:5 銅盤り、弟子ひて、びたるもてへり。 John 13:6 てシモン、ペトロにふや、ペトロ、よ、ふか、とひしに、 John 13:7 イエズスへて、らざれども、にはるべし、とひければ、 John 13:8 ペトロひけるは、してあるべからず、と。イエズスはずば、一致するあらじ、とひしかば、 John 13:9 シモン、ペトロ、よ、のみならず、をもをも、とひしが、 John 13:10 イエズスひけるは、ひたる全身くして、ふをせず、けれどてにはず、と。 John 13:11 なるをひて、きにはずとひしなり。 John 13:12 彼等りて上衣り、きて彼等ひけるは、ししたるをるや。 John 13:13 ぶ、ふことやし、なればなり。 John 13:14 るにたりたるにしてひたれば、はざるべからず。 John 13:15 したるは、ししく、にもさしめんなり。 John 13:16 ぐ、よりもいならず、使徒はししよりもいならず、 John 13:17 りてはばなるべし。 John 13:18 てをしてふにず、みたる人々れり。れども聖書に「するひてげたり」とある成就せんなり。 John 13:19 るにちてぐるは、りたらんをしてなることをぜしめんなり。 John 13:20 ぐ、はすくるけ、くるはしひしものをくるなり、と。 John 13:21 イエズスりて御心ぎ、證明して、ぐ、一人さんとす、とひければ、 John 13:22 弟子してへるぞとりて、見合せたりしが、 John 13:23 イエズスのへる一人弟子りにたるに、 John 13:24 シモン、ペトロ、もてしつつ、へるはぞ、とひければ、 John 13:25 りて、なるか、とひしかば、 John 13:26 イエズスへてひけるは、してふるなり、と。して、シモンのイスカリオテのユダにひしに、 John 13:27 一片るやサタンれり。てイエズスひて、せ、とひしかど、 John 13:28 食卓けるものは一人として、ひしかをらず、 John 13:29 にはユダが財嚢てるによりて、祭日するへ、貧者かをせ、とイエズスのへるならん、と人々もありき。 John 13:30 ユダは一片くるやきしが、なりき。 John 13:31 <w>第</w>二<w>款</w> <w>食堂</w>に<w>於</w>る<w>談話</w> ユダがでし、イエズスひけるは、光榮光榮へり、 John 13:32 光榮ひたれば、光榮させ、させふべし。 John 13:33 小子よ、り、ぬべけれども、てユデアひて、にははずとひしく、にもふ。 John 13:34 しきふ、すべし、せしく、すべし、 John 13:35 せば、によりて弟子たるめん、と。 John 13:36 シモン、ペトロ、よ、何處ふぞ、とひしにイエズスひけるは、はず、はん、と。 John 13:37 ペトロはざるはぞや、生命をもてんとす、とひしかば、 John 13:38 イエズスひけるは、生命をもてんとするか、ぐ、はざるべし。 John 14:0 John 14:1 ぐべからず、ずればをもぜよ。 John 14:2 し、らずばげしならん、りてへんとすればなり。 John 14:3 りてへたるりてへ、をもらしめん。 John 14:4 り、をもれり、と。 John 14:5 トマひけるは、よ、らず、でかん、と。 John 14:6 イエズスひけるは、なり、眞理なり、生命なり、らずしてははあらず。 John 14:7 りたらば、をもりたらん、よりらん、たり、と。 John 14:8 フィリッポひ、よ、へ、らば事足るべし、とへるを、 John 14:9 イエズスひけるは、しくれるに、らざるか、フィリッポよ、をもるなり、せとふや、 John 14:10 す、とはぜざるか、よりるにず、こそしてふなれ。 John 14:11 は、すとぜざるか、 John 14:12 らばぜよ。ぐ、ずるをもし、よりいなるさん、けばなり。 John 14:13 りて(に)むるは、何事さん、光榮せられはんなり。 John 14:14 によりてをかめば、さん。 John 14:15 せばれ、 John 14:16 してひ、弁護ひて、永遠らしめはん。 John 14:17 眞理にして、らざるにりて、くるにはず、れどもらん、りて、ふべければなり。 John 14:18 孤児としてさじ、らんとす。 John 14:19 暫時にして、最早ざるべし、れどる、りてくべければなり。 John 14:20 に、わがり、り、らん。 John 14:21 命令しては、するなり、するせらるべく、してすべし、と。 John 14:22 イスカリオテにざるユダ、イエズスにひけるは、ぞ、してはざるや。 John 14:23 イエズスへてひけるは、せば、らん、ひ、りてまん、 John 14:24 せざるらず、してきしはずして、ひしのなり。 John 14:25 りてりしが、 John 14:26 りてはしふべき弁護たる聖霊は、ひしてのへ、でしめふべし John 14:27 平安し、平安ふ、ふるは、ふるくにはず、ぐべからず、るべからず、 John 14:28 きてらんととひしは、けるなり、するならば、るをぶならん、よりいにせばなり。 John 14:29 るにだちてげたるは、りてぜしめんなり。 John 14:30 最早らじ、る、をもせず。 John 14:31 れどしてひしらんに、て、此處よりらん。 John 15:0 John 15:1 <w>第</w>三<w>款</w> グッセマニに<w>往</w>く<w>途中</w>の<w>談話</w> 葡萄にして、栽培なり、 John 15:2 ばざるは、り、は、ばしめんに、かしふべし。 John 15:3 りたるりてきなり。 John 15:4 れ、るべし。葡萄るにずばぶことはざるく、るにずばはじ。 John 15:5 葡萄にしてなり、くのなり、れては、何事をもはず。 John 15:6 らずばてられてれ、はれ、投入れられてけん。 John 15:7 り、らば、するはんにへらるべし。 John 15:8 りて光榮ふは、しきびて弟子らんなり。 John 15:9 く、せり、れ。 John 15:10 らばりてるがくなるべし。 John 15:11 れるは、りて、うせられんなり。 John 15:12 すること、せしがくせよ、なり。 John 15:13 生命つるよりいなるてるはあらず。 John 15:14 ずるはばなり。 John 15:15 最早ばじ、らざればなり。べり、よりきしらせたればなり。 John 15:16 みたるにず、こそみててたるなれ、きてして、によりて何事ふも、はんなり。 John 15:17 ずるは、せんなり。 John 15:18 まば、よりめりとれ。 John 15:19 のものなりしならば、がものとしてせしならん、れども、のものにずして、より選出せるなれば、むなり。 John 15:20 よりいならず、とりしを記憶せよ、迫害したれば、をも迫害せん、りたれば、をもらん、 John 15:21 れどもてのは、彼等さん、はしひしらざるなり。 John 15:22 りて彼等ぐるなかりせば、彼等なかりしならん。れどくるになし。 John 15:23 をもむなり、 John 15:24 彼等りて、何人さざりしはざりせば、彼等なかりしならん。れど眼前とをみたるなり。 John 15:25 彼等律法して「彼等なくめり」とある成就せんなり。 John 15:26 よりはさんとする弁護よりづる眞理らば、きて證明はん、 John 15:27 よりへるにりて證明さん。 John 16:0 John 16:1 りしは、かざらんなり。 John 16:2 人々會堂より逐出さん、すとらん。 John 16:3 さんとするは、をもをもらざるなり。 John 16:4 りたるは、らばをして、げたるをでしめんがなり。 John 16:5 よりげざりしは、りしなり、はしひしらんとするに、何處るぞと一人もあらず、 John 16:6 れどりしにりて、てり。 John 16:7 りながらぐ、るはあり、らずば弁護るまじきを、りなばはすべければなり。 John 16:8 らばめて、審判とにきてめしめん。 John 16:9 きてとは、人々ぜざりしなり。 John 16:10 きてとは、りて最早ざるべきなり。 John 16:11 審判きてとは、審判せられたるなり。 John 16:12 ふべきけれども、へず。 John 16:13 眞理らん一切眞理はん。よりるにずして、きたらんり、るべきふべければなり。 John 16:14 光榮あらしむべし、がものを受取りてふべければなり。 John 16:15 ふものはものなり、ものを受取りてはんとへるは、てなり。 John 16:16 くにして最早ざるべく、くにしてん、ればなり、[とへり]。 John 16:17 弟子人々くにしてざるべく、くにしてん、ればなり、とへるは何事ぞ、とひつつ、 John 16:18 て、くにしてとへるはぞや、らず、とりしに、 John 16:19 イエズス彼等はんとするをりてひけるは、は、くにしてざるべく、くにしてん、とへるを僉議へるか、 John 16:20 ぐ、しみかんにぶべく、ふべけれども、りてとなるべし。 John 16:21 まんとするや、時期れりとてふれども、れば、一人れたるによりて、最早苦痛ゆるなし。 John 16:22 けども、ば、ぶべく、よりなかるべし。 John 16:23 には、何事をもはざらん。ぐ、もしによりてむるあらば、ふべし。 John 16:24 までは、によりてをもめざりしが、めよ、らばかるべし。 John 16:25 りしかど、最早らずして明白きてぐべきる、 John 16:26 にはによりてめん、らんとははず、 John 16:27 して、よりでたるをじたるがに、へばなり。 John 16:28 よりでてりしが、れてる、とひしかば、 John 16:29 弟子ひけるは、明白ひてはず。 John 16:30 にしては、萬事ひて、ふをはざるり、によりてよりへるず、と。 John 16:31 イエズス彼等ひけるは、ずるか、 John 16:32 る、最早れり、れもがじし散亂れてくにらん。れどず、せばなり。 John 16:33 りたるは、平安なり。てははん、れどもしかれ、てり、と。 John 17:0 John 17:1 <w>第</w>四<w>款</w> イエズスの<w>司祭</w><w>的</w><w>祈祷</w> イエズスてて、ぎてひけるは、れり、御子をして光榮あらしめんに、御子光榮あらしめへ、 John 17:2 よりはりし人々永遠生命へしめんとて、萬民権能ひたればなり。 John 17:3 永遠生命は、唯一にてと、はしへるイエズス、キリストとをるにり。 John 17:4 地上にて光榮あらしめ、さしめんとてひしうせり。 John 17:5 よ、世界存在だちてせし光榮て、光榮あらしめへ。 John 17:6 は、よりみてひし人々御名せり。彼等のものたりしにひ、彼等り、 John 17:7 ひしよりづることをにしてれり。 John 17:8 ひし彼等け、彼等けて、よりでたるをり、はしひしことをぜり。 John 17:9 彼等る。るはずして、ひたる人々なり、彼等のものなればなり。 John 17:10 ものはのもの、のものはものにして、彼等光榮たり。 John 17:11 最早らず、彼等り、る。なるよ、ひたる人々御名へ、彼等ならんなり。 John 17:12 彼等なりし御名彼等たりしが、ひたる人々ち、一人せず、聖書成就せんに、せたるのみ。 John 17:13 る、りてるは、彼等円満ならしめんがなり。 John 17:14 御言彼等け、彼等めり、のものにざるく、彼等のものにざればなり。 John 17:15 るは彼等より取去へとにはず、彼等りてれしめへとなり。 John 17:16 のものにざるく、彼等のものにず、 John 17:17 くは彼等眞理ならしめへ、御言眞理なり、 John 17:18 はしひしく、彼等はせり、 John 17:19 彼等をも眞理ならしめんとして、彼等ならしむ。 John 17:20 るは彼等のみならず、彼等によりてずる人々にして、 John 17:21 彼等ならんなり。よ、るがく、彼等りてならんにして、はしひしぜしめんとてなり。 John 17:22 ひし光榮彼等へたり、なるがく、彼等ならんなり。 John 17:23 彼等す、彼等うせられんはしひしと、ひし彼等をもひしとを、らんなり。 John 17:24 よ、くはひし人々も、ならんを、世界開闢以前よりひてひたる光榮を、彼等せんなり。 John 17:25 しきよ、らざれどもり、彼等はしひしことをれり。 John 17:26 御名彼等らせたり、らせんとす、ひたる彼等して、彼等らんなり、[とへり]。 John 18:0 <w>第</w>二<w>項</w> イエズスの<w>御</w><w>死去</w><w>及</w><w>御</w><w>復活</w> John 18:1 <w>第</w>一<w>款</w> イエズスの<w>御</w><w>受難</w> イエズスひて、弟子にセドロンの渓流彼方ひしが、其處りけるに、弟子ひてへり。 John 18:2 イエズス弟子此處ひければ、れるユダもたり。 John 18:3 ればユダは、一隊兵卒下役大司祭ファリザイよりけて、提燈炬火武器とをちて此處れり。 John 18:4 イエズスるべきひて、進出でて彼等ひ、ぬるぞ、とひしかば彼等、ナザレトのイエズスを、とへしに、 John 18:5 イエズス、なり、とひしが、せるユダも彼等たり。 John 18:6 てイエズスがなりとふや、彼等後退してれたり。 John 18:7 イエズスぬるぞ、とひしに彼等、ナザレトのイエズスを、ひたれば、 John 18:8 イエズスひけるは、なりとげたり、ぬるならば、人々してらしめよ、と。 John 18:9 て、ひたる人々一人はざりき、とひし御言成就せんなり。 John 18:10 にシモン、ペトロちたりしかば、きて大司祭ち、ししが、をマルクスとへり。 John 18:11 てイエズスペトロにひけるは、めよ、ひたるまざらんや、と。 John 18:12 兵隊千夫長びユデア下役、イエズスをへてり、 John 18:13 アンナの引行けり、大司祭たるカイファのなるがにして。 John 18:14 カイファはてユデアひて、一人人民するはなり、との忠告へたりしなり。 John 18:15 るにシモン、ペトロ一人弟子、イエズスのひたりしが、弟子大司祭られたりければ、イエズスと大司祭りしも、 John 18:16 ペトロはちてありしに、大司祭られたりし弟子でて門番らいしかば、ペトロをれたり。 John 18:17 門番ペトロにひ、弟子一人ならずや、とひしにらずとへり。 John 18:18 しもかりければ、下役炭火ちてるに、ペトロもりてれり。 John 18:19 大司祭弟子とにきてイエズスにひしかば、 John 18:20 イエズスひけるは、白地り、何時てのユデアまる會堂び[]殿にてへ、何事をもりしなし、 John 18:21 ふや、りし聴聞したる人々へ、彼等こそひしるなれ、と。 John 18:22 ひしかば、立合へる一人下役にてイエズスのち、大司祭ふるにきか、とひしを、 John 18:23 イエズスひけるは、ひしくば所以せよ、くばつや、と。 John 18:24 てアンナはイエズスをりたるに、大司祭カイファのりたりき。 John 18:25 てシモン、ペトロりつつてるに、人々弟子一人ならずや、とひしかばペトロみて、らずとへり。 John 18:26 一人大司祭にしてペトロにとされし親族なるにてへるをたるにずや、とふを、 John 18:27 ペトロみたるに、へり。 John 18:28 人々、イエズスをカイファのよりきしが、天明なりき。彼等れずして過越犠牲に、官廰らざりしかば、 John 18:29 ピラト彼等でて、して如何なる告訴するぞ、とひしに、 John 18:30 彼等へて、惡人ならずばさざりしならん、とひければ、 John 18:31 ピラト彼等ひ、引受けて律法け、とひしにユデアされず、とへり。 John 18:32 イエズスがて、如何なるすべきかを、してひし御言成就せんなりき。 John 18:33 てピラトり、イエズスを呼出して、はユデアなるか、とひしに、 John 18:34 イエズスひけるは、よりへるか、きてげたるか。 John 18:35 ピラトへけるは、ユデアならんや、國民大司祭したるが、したるぞ。 John 18:36 イエズスひけるは、我國のものにず、我國のものならば、をユデアされじとて、ふならん、れど我國のものならず、と。 John 18:37 てピラトイエズスにひ、らばなるか、とひしにイエズスへたまいけるは、へる[がし、]なり、れ、れり。眞理證明へんなり、眞理れるく、と。 John 18:38 ピラトイエズスにひけるは、眞理とはぞや、と。ひてびユデアき、彼等ひけるは、をも見出さず、 John 18:39 過越りて、一人すは慣例なるが、らばユデアよりされんするか、と。 John 18:40 彼等一同びて、ならでバラバを、とへり、バラバは強盗なりき。 John 19:0 John 19:1 ピラトイエズスをへてち、 John 19:2 兵卒みてらせ、上衣せ、 John 19:3 御前りて、ユデアよ、かれ、とひてたり。 John 19:4 てピラト出來り、人々ひてひけるは、をもさざるらしめんに、引出すぞ、と。 John 19:5 てイエズス、上衣にて出來ひしかば、ピラト、を、とひしに、 John 19:6 大司祭下役イエズスをるやでて、十字架けよ、十字架けよ、とひければピラト、りて十字架けよ、をもさざるを、とひしに、 John 19:7 ユデアへけるは、律法あり、律法によりてせざるべからず、は、としたればなり、と。 John 19:8 ピラトきて、れ、 John 19:9 りてイエズスにひ、何處ぞ、とひしかど、イエズスはざれば、 John 19:10 ピラトひけるは、はざるか、十字架くるのも、すのも、らざるか、と。 John 19:11 イエズスひけるは、よりへられたるにずば、してらのあらんや。したるてかいなり、と。 John 19:12 よりピラトイエズスをさんとたれども、ユデアびて、さばセザルのず、とするはセザルになればなり、とひければ、 John 19:13 ピラトきてイエズスをし、敷石、ヘブレオにてはガパタとへるにて、審判けり。 John 19:14 過越用意にして、十二なりしが、ピラトユデアひ、を、とひしに、 John 19:15 彼等けよ、けよ、十字架けよ、とければピラト彼等に、十字架けんや、とへるを大司祭、セザルのなし、とへたり。 John 19:16 てピラト、十字架くるにイエズスを彼等しければ、兵卒りて引出ししが、 John 19:17 イエズス十字架ひ、髑髏、ヘブレオにてゴルゴタとへるへり。 John 19:18 彼等此處にて十字架け、二人左右に、イエズスをば中央にしてけたり。 John 19:19 るにピラト罪標きて十字架きしが、ユデアナザレトのイエズスとされたりき。 John 19:20 イエズスの十字架けられひし市街くして、罪標はヘブレオとギリシアとラテンとのにてきたれば、ユデアみたるし。 John 19:21 ればユデア大司祭ピラトにひ、ユデアかずして、ユデア自稱せしへ、とひしをピラトは、 John 19:22 きしきし[なれ、]とへたり。 John 19:23 兵卒、イエズスを十字架けし衣服下衣とをけ、衣服して一人づつちしが、下衣よりつにりたるなきなりしかば、 John 19:24 かずして、のになるべきかにせんとへり。聖書して「彼等衣服ち、下衣にせり」とある成就せんにして、兵卒せるなり。 John 19:25 てイエズスの十字架に、姉妹ちクレオファの[]マリアと、マグダレナ、マリアとちてありしが、 John 19:26 イエズスせる弟子とのてるをひてひ、婦人よ、なり、とひ、 John 19:27 弟子ひて、なり、とひければ、より弟子イエズスの我家りたり。 John 19:28 てイエズス何事れるをひて、聖書成就てんに、くとひしが、 John 19:29 其處ちたるかれてありしに、兵卒海綿し、イソプにして差付けしかば、 John 19:30 イエズスひて、れりとひ、れてへり。 John 19:31 用意にて安息日なれば、安息日十字架らざらんに、りてさんを、ユデアピラトにひしかば、 John 19:32 兵卒りて、なる十字架けられたる一人りしが、 John 19:33 イエズスにり、へるをらざりき。 John 19:34 れど兵卒一人もてきしかば、流出でたり。 John 19:35 目撃せし證明せしが、證明眞實にして、眞實なるをれり、にもぜしめんなり。 John 19:36 りしは、聖書に「るべからず」とある成就せんなり。 John 19:37 聖書く「彼等けるものをん」と。 John 19:38 アリマテアのヨゼフ、ユデアりてにはすれども、イエズスの弟子なれば、らんをピラトにひしに、ピラトししかばりてイエズスのせり。 John 19:39 イエズスにりしニコデモも、没薬との混合へてりしが、 John 19:40 兩人イエズスの受取り、ユデア習慣ひて香料にてけり。 John 19:41 てイエズスの十字架けられひしありて、をもらざるありければ、 John 19:42 彼等はユデア用意なるにり、きにせて、イエズスを其處めたり。 John 20:0 John 20:1 <w>第</w>二<w>款</w> イエズスの<w>御</w><w>復活</w><w>及</w>び<w>出現</w> 、マグダレナ、マリアき、よりけられたるをしかば、 John 20:2 りてシモン、ペトロびイエズスのひし一人弟子り、より取去りたるあり、何處きたるからず、とひければ、 John 20:3 ペトロと一人弟子でてけり。 John 20:4 二人りしが、一人弟子ペトロにちてき、 John 20:5 めて、はれるをしも、らざるに、 John 20:6 シモン、ペトロよりり、りてればはりて、 John 20:7 ひたりしかれずして、きてりき。 John 20:8 きし一人弟子り、じたり。 John 20:9 彼等だ、イエズスが死者より復活ふべし、との聖書らざりければなり。 John 20:10 兩人弟子れり。 John 20:11 れどマリアはちてりしが、きつつめてきしに、 John 20:12 白衣たる天使、イエズスのかれたりしに、に、せるをたり。 John 20:13 彼等マリアにひ、よ、何故くぞ、とひしかば、マリアひけるは、我主取去りたるありて、何處きたるからざるなり、と。 John 20:14 りて回顧りしに、イエズスのへるをたり。れどイエズスなるらざりしが、 John 20:15 イエズスに、よ、何故くぞ、ぬるぞ、とひしかば、マリア園丁ならんとひてひけるは、よ、取去りしならば、きたるげよ、るべし、と。 John 20:16 イエズス、マリアよ、とひければ回顧りて、ラボニ、よ、とへり。 John 20:17 イエズスこれにひ、らざればるるれ、わが兄弟等りて、なるなるるとへ、とひければ、 John 20:18 マグダレナ、マリアきて、たり、云々へり、と弟子げたり。 John 20:19 れて、弟子ユデアしさにぢてれるに、イエズスりてひけるは、かれ、と。ひて、 John 20:20 とを彼等ひければ、弟子べり。 John 20:21 イエズスひけるは、かれ、はしひしく、すなり、と。 John 20:22 ひて、けてひけるは、聖霊けよ、 John 20:23 さんもされん、めんもめられたるなりと。 John 20:24 るに十二一人にしてチヂモとばるるトマは、イエズスのひし彼等らざりしかば、 John 20:25 弟子ひ、たり、とひしに、ひけるは、て、れ、るるにずばぜじ、と。 John 20:26 八日弟子にありてトマもりしが、ぢたるにイエズスりて眞中ひ、かれ、とひて、 John 20:27 てトマにひけるは、れてよ、べてれよ、信者とならずして信者となれ、と。 John 20:28 トマへて、我主よ、よ、とひしかば、 John 20:29 イエズスひけるは、トマしによりてじたるが、ずしてぜし人々こそなれ、と。 John 20:30 にも數多を、イエズス弟子眼前ひしかど本書にはせず。 John 20:31 せられたるは、がイエズスの御子キリストたるぜんじて御名によりて生命なり。 John 21:0 John 21:1 イエズス、チベリアデの湖辺にて弟子ひしが、ひし次第し。 John 21:2 シモン、ペトロとチヂモとばるるトマと、ガリレアのカナれなるナタナエルと、ゼベデオの子等と、二人弟子りけるに、 John 21:3 シモン、ペトロ、く、とひしかば彼等く、とひて、きてりしに、をもざりき。 John 21:4 天明りてイエズスへり、りながら弟子イエズスなるめざれば、 John 21:5 イエズス彼等ひ、子等あるか、とひしに彼等しとへたり。 John 21:6 イエズス、せ、らば獲物あらん、とひければ、彼等したるに、しくして、くことはざれば、 John 21:7 イエズスのへる弟子ペトロにひて、なり、とひしをシモン、ペトロ、なりとくや、なりければ上衣ひて飛入り、 John 21:8 弟子てるきつつにてれり、からず、そ五十なりければなり。 John 21:9 りてれば炭火ありて、せられたるあり、ありき。 John 21:10 イエズス彼等ひ、りたるれとひしかば、 John 21:11 シモン、ペトロりて、なる百五十三まで充満たるりしが、くまでしかりしかどけざりき。 John 21:12 イエズス彼等に、りてせよ、とひしに、弟子なることをりて、ぞと一人もなかりしが、 John 21:13 イエズスづきひ、りて彼等へ、にしへり。 John 21:14 イエズスが死者より復活して、弟子ひしはにてなりき。 John 21:15 彼等したるに、イエズスシモン、ペトロにひけるは、ヨハネの[]シモン、人々りてするか、と。よ、り、するはなり、とひしかばイエズス、せよ、とへり。 John 21:16 び、ヨハネの[]シモン、するか、とひしに、よ、り、するはなり、とひしかばイエズスせよ、とへり。 John 21:17 ひて、ヨハネの[]シモン、するか、とひしかば、ペトロは、するかとまではれたるをひしが、よ、萬事へり、するはなり、とひしに、イエズスひけるは、せよ。 John 21:18 ぐ、かりししてたりしが、いたらんべん、してして、まざるかん、と。 John 21:19 ペトロが如何なるげて光榮あらしむべきかをしてひしなり。てて、へ、とペトロがひしが、 John 21:20 ペトロ回顧りてイエズスのひし弟子晩餐イエズスのはりて、なるぞ、とひし弟子へるをたり。 John 21:21 ペトロてイエズスにひ、よ、如何に、とひしに、 John 21:22 イエズスペトロにひけるは、るまでにらんずとも、かあらん、へ、と。 John 21:23 れば弟子せずとの兄弟等はりしが、せず、とイエズスのペトロにひしにはず、るまでらんずとも、かあらん、とひしのみ。 John 21:24 きて證明し、きしは、弟子にして、證明眞實なるる。 John 21:25 れどイエズスのひしにもしく、一々さば、ふにすべき書籍は、世界すらもすことはざるべし。 Acts 0:0 <w>使徒</w><w>行録</w> Acts 1:0 <w>第</w>一<w>編</w> <w>聖</w>ペトロの<w>事蹟</w> <w>第</w>一<w>項</w> エルザレムに<w>於</w>る<w>聖</w><w>會</w>の<w>開始</w> Acts 1:1 <w>第</w>一<w>款</w> キリスト<w>傳</w>と<w>聖</w><w>會</w><w>史</w>との<w>間</w>の<w>事柄</w> テオフィロよ、一のりて、てイエズスのよりひしことをべ、 Acts 1:2 ひし使徒聖霊りてき、げられひしまでにびたりしが、 Acts 1:3 イエズス受難くのて、彼等きたる證明し、四十彼等れ、してへり。 Acts 1:4 <w>第</w>一 キリストの<w>御</w><w>昇天</w> しつつ彼等に、エルザレムをれずして約束つべしとじ、ひけるは、「づから約束けり、 Acts 1:5 ヨハネはにてしたれども、しからずして聖霊にてせらるべきなり、と。 Acts 1:6 ればりたる人々ひて、よ、イスラエルの回復ふはなるか、とひければ、 Acts 1:7 イエズスひけるは、権能によりてひし時刻は、るべきにず、 Acts 1:8 聖霊能力けて、はエルザレム、ユデア全國、サマリア、證人とならん、と。 Acts 1:9 てて彼等げられひしが、一叢けてえざらしめたり。 Acts 1:10 彼等ふをたるに、白衣二人彼等ちてひけるは、 Acts 1:11 ガリレアよ、ぎつつてるや、れてげられひしイエズスは、ふをたるく、くにしてふべし、と。 Acts 1:12 <w>第</w>二 <w>使徒</w><w>等</w>ユダの<w>後任</w><w>者</w>を<w>選</w>む 使徒橄欖へるよりエルザレムにりしが、はエルザレムにく、安息日にもかるべき道程なり。 Acts 1:13 りてペトロとヨハネ、ヤコボとアンデレア、フィリッポとトマ、バルトロメオとマテオ、アルフェオのヤコボとゼロテなるシモンと、ヤコボの兄弟ユダとの宿れる高間りしが、 Acts 1:14 彼等婦人びイエズスのマリア、びイエズスの兄弟等に、じうして耐忍びつつ祈祷從事たり。 Acts 1:15 れる百廿なりしが、ペトロ兄弟ちてひけるは、 Acts 1:16 兄弟人々よ、イエズスをへし案内となりしユダにきて、聖霊がダヴィドの預言ひたる聖書は、成就せざるべからず。 Acts 1:17 りてりたれども、 Acts 1:18 不義め、(されて)俯伏れ、眞中よりけてでたり。 Acts 1:19 エルザレムの住民りて、彼等方言にてハケルダマ、ばれたり。 Acts 1:20 して、「れて、なかるべし」、他人くべし」、とあれば、 Acts 1:21 れる人々より、イエズス、キリストが出入ひし、 Acts 1:22 ちヨハネの洗禮よりめ、れてげられひしるまで、一りし一人復活證人とならざるべからず、と。 Acts 1:23 彼等、バルサバとばれ、義人綽名されたるヨゼフと、マチアとの二人げ、 Acts 1:24 りてひけるは、てのへるよ、ユダのかんとて退きし使徒とを引受くべく、 Acts 1:25 二人れをへるかをらしめへ、と。 Acts 1:26 彼等へしに、はマチアにりしかば、十一使徒へられたり。 Acts 2:0 <w>第</w>二<w>款</w> <w>聖霊</w><w>降臨</w>によりてエルザレムに<w>於</w>る<w>聖</w><w>會</w><w>創立</w>せらる Acts 2:1 <w>第</w>一 <w>聖霊</w><w>降臨</w> ペンテコステのりしかば、一所けるに、 Acts 2:2 ちにしてよりしきるがありて、彼等せるり、 Acts 2:3 彼等れ、れてれり。 Acts 2:4 聖霊たされ、聖霊彼等はしめふにひて、種々言語にてでたり。 Acts 2:5 るに敬虔なるユデアの、天下諸國よりりてエルザレムにめるありしが、 Acts 2:6 るや、群集りて、れも使徒面々國語にてるをきければ、一同て、 Acts 2:7 じてひけるは、ガリレアならずや、 Acts 2:8 如何にして生國きたるぞ、と。 Acts 2:9 パルト、メド、エラミトメソポタミア、ユデア、カパドキア、ポント、[]アジア、 Acts 2:10 フリジア、パムフィリア、エジプト、クレネにきリビア地方めるびロマ寄留ち、 Acts 2:11 ユデアもユデア歸依せしも、クレタも、アラビアも、彼等國語にて大業るをきたるなり。 Acts 2:12 ればじて、何事ぞとひけるが、 Acts 2:13 嘲笑ひて、彼等へり、と人々もありき。 Acts 2:14 <w>第</w>二 ペトロの<w>説教</w> てペトロ十一立上り、げて人々りけるは、ユデアてエルザレムにめる人々よ、らざるべからず、けてけ。 Acts 2:15 なれば、人々へるひたるにず、 Acts 2:16 預言ヨエルをはれしなり、く「はく、日頃らば、てのがん、 Acts 2:17 子女預言し、青年老人みるべし、 Acts 2:18 にも、日頃りてがん、彼等預言すべし。 Acts 2:19 不思議を、へん、とあるべし、 Acts 2:20 いにして明白なるらざるに、暗黒り、らん、 Acts 2:21 御名まんはるべし」と。 Acts 2:22 イスラエルよ、け。ナザレトのイエズスは、れるく、ひし奇蹟不思議とをて、より證明せられたるにして、 Acts 2:23 豫定思召豫知とによりてされしを、不法にしてしたるなり。 Acts 2:24 冥府めらるることはざりければ、冥府きて復活せしめへり。 Acts 2:25 ダヴィドしてく、「えずりたり、かざらんに、せばなり。 Acts 2:26 しく、びにへず、加之肉體希望まん。 Acts 2:27 冥府はず、なる腐敗なかるべければなり、 Acts 2:28 生命らせへり、御顔たせふべし」と。 Acts 2:29 兄弟人々よ、ダヴィドにきてらずはしめよ。してられ、今日るまです。 Acts 2:30 預言にして、て、子孫より一人くべし、とひしたれば、 Acts 2:31 先見してキリストの復活し、冥府かれざりしと、肉體腐敗ざりしとをりたるなり。 Acts 2:32 イエズスを復活せしめへり、證人なり。 Acts 2:33 ればこそ御手げられ、より聖霊約束けて、ける聖霊ひたるなれ。 Acts 2:34 ダヴィドはりしにざれども、へらく「我主へらく、 Acts 2:35 とならしむるまでせ」と。 Acts 2:36 れば十字架けしイエズスをば、となしキリストとひしを、イスラエルのりてらざるべからず、と。 Acts 2:37 <w>第</w>三 <w>其</w><w>説教</w>の<w>結果</w> 人々きてされ、ペトロ使徒ひ、兄弟人々よ、すべきぞ、とひければ、 Acts 2:38 ペトロひけるは、改心せよ、されんに、イエズス、キリストの御名によりてせらるべし、らば聖霊ん。 Acts 2:39 約束にして、子等ざかれるたるへる一切なり、と。 Acts 2:40 ペトロくのて、人々せしめめて、時代よりされよ、とたり。 Acts 2:41 けし人々せられしが、即日弟子はりし三千なりき。 Acts 2:42 堪忍びて、使徒共同生活と、祈祷とに從事たりしが、 Acts 2:43 じ、使徒りて、くの不思議と、エルザレムにはれければ、一般人々いにれをたり。 Acts 2:44 信仰せる人々一所りてをも共有にし、 Acts 2:45 動産不動産り、面々じて一同ちつつ、 Acts 2:46 毎日じくして長時間[]殿り、家々きて喜悦眞心とを食事し、 Acts 2:47 諸共賛美りて、人民一般たり。くに、はるるを、日々増加せしめひつつありき。 Acts 3:0 <w>第</w>三<w>款</w> <w>聖</w><w>會</w>の<w>發展</w> Acts 3:1 <w>第</w>一 ペトロ<w>生來</w>の<w>跛者</w>を<w>全癒</w>せしむ 午後祈祷に、ペトロとヨハネと[]殿れるに、 Acts 3:2 れながらへたる一人、[]殿人々はんとて、毎日へる[]殿ゑられてありしが、 Acts 3:3 ペトロとヨハネとの[]殿らんとするをひければ、 Acts 3:4 ペトロ、ヨハネとめて、よ、とひけるに、 Acts 3:5 をかはん心構にて彼等熟視たりしかば、 Acts 3:6 ペトロひけるは、金銀なし、れどてるをばへん、ナザレトのイエズス、キリストの御名によりてちてめ、と。 Acts 3:7 りてしたるに、づきて、 Acts 3:8 ちてみしが、み、り、賛美しつつ彼等に[]殿れり。 Acts 3:9 人民賛美しつつめるをしが、 Acts 3:10 て[]殿してたりしなるをれば、りしりて、感嘆へざりき。 Acts 3:11 ペトロとヨハネとのたれば、人民きつつ、サロモンばれたる殿して彼等へり。 Acts 3:12 <w>第</w>二 ペトロ<w>神殿</w>にて<w>談話</w>す ペトロ人民へけるは、イスラエルよ、くや、我々くはによりてませしがくにむるや。 Acts 3:13 アブラハムの、イザアクの、ヤコブの先祖が、御子イエズスに光榮ひしなり、して、ピラトのすべしと判定せるを、面前みしなり。 Acts 3:14 なるものなるものをみて、殺人者されんめ、 Acts 3:15 生命ししに、死者より復活せしめへり、證人なり。 Acts 3:16 御名信仰によりて、御名れるづかしめたり。イエズスにれる信仰こそ、一同全癒させたるなれ。 Acts 3:17 兄弟等よ、にしてる、ししにしく、不知によりてししことを。 Acts 3:18 れどは、預言て、めキリストのしむべきひしを、くにしてうしひしなり。 Acts 3:19 ればされんに、改心してれ。 Acts 3:20 御前よりしめのりて、預定せられひしイエズス、キリストをはしはんなり。 Acts 3:21 けざるべからず、より、なる預言ひし、萬物回復時代なり。 Acts 3:22 ちモイゼにく、「なるは、兄弟より一人預言はん、らんは、くべし、 Acts 3:23 預言かざるは、人民よりぼさるべし」、と。 Acts 3:24 サムエル以來りし預言げたり。 Acts 3:25 預言子等なり、が、「地上せられん」、とアブラハムにひて、先祖ひし契約子等なり。 Acts 3:26 にこそ、御子して祝福はしひしなれ、不義よりらんなり、と。 Acts 4:0 Acts 4:1 <w>第</w>三 ペトロ<w>及</w>びヨハネ<w>衆議所</w>に<w>於</w>てキリストを<w>證</w>す ペトロヨハネと人民りつつりしに、 Acts 4:2 司祭神殿とサドカイの人々り、彼等人民へ、イエズスに死者復活くことをひて、 Acts 4:3 彼等へ、れければ、翌日まで拘留したり。 Acts 4:4 れどきたりし人々くは信仰して、男子五千べり。 Acts 4:5 明日司祭長老律法學士、エルザレムに集會するとなりしが、 Acts 4:6 アンナ大司祭もカイファも、ヨハネもアレキサンデルも、大司祭りき。 Acts 4:7 てペトロとヨハネとを眞中たせて、如何なる如何なるによりてひしぞ、とひかけたり。 Acts 4:8 ペトロ聖霊たされて彼等ひけるは、けや長老、 Acts 4:9 癈疾する善業き、りてされしかを尋問せらるるなれば、 Acts 4:10 一同びイスラエルの人民りてれ、壮健にしててるは、ナザレトのイエズス、キリスト、し、死者より復活せしめひし御名るなり。 Acts 4:11 つるにせられたるにして、とせられたるなる。 Acts 4:12 其他によりては救霊あるなし、かるべきものとしてへられしは、天下あらざればなり、と。 Acts 4:13 會衆彼等無學凡人なるへたれば、ペトロびヨハネの泰然たるをしみ、また彼等がイエズスにひたりしをもり、 Acts 4:14 されし彼等てるをて、一言してふことはず、 Acts 4:15 じて彼等衆議所より退け、評議して、 Acts 4:16 ひけるは、人々如何處分すべきぞ、エルザレムの人民一同りたる奇蹟彼等によりてはれ、明白にしてむことはず、 Acts 4:17 れど、一層民間まらざらんに、彼等かして、如何なるにもなからしむべし、とて、 Acts 4:18 彼等び、一切イエズスのふるれ、とめたり。 Acts 4:19 れどもペトロ、ヨハネはへて、くはくよりも御前正當なりや、ぜよ、 Acts 4:20 見聞せしらざるをず、とへり。 Acts 4:21 はれしきてるにり、彼等人民して使徒するに便なく、かしてせり。 Acts 4:22 全癒奇蹟はれしは四十以上なりき。 Acts 4:23 二人されてり、司祭長老ひしげしかば、 Acts 4:24 彼等きてひ、異口同音げてひけるは、よ、らゆるひしはなり。 Acts 4:25 聖霊りて、にして先祖なるダヴィドのて、「何故異邦振起り、人民徒事りしぞ、 Acts 4:26 地上國王ち、諸侯一致してキリストにらへり」、とひしが、 Acts 4:27 してヘロデびポンシオ、ピラトは、異邦、イスラエルのりて、注油ひしなる御子イエズスにらひ、 Acts 4:28 御手御旨ひしせり。 Acts 4:29 よ、彼等脅喝み、ふに、御言らずることをてしひ、 Acts 4:30 御手ばして、なる御子イエズスの御名によりて、治癒不思議とをはせへ、と。 Acts 4:31 れる彼等れる震動し、聖霊たされて、なく御言たり。 Acts 4:32 <w>第</w>一 <w>初代</w><w>信者</w>の<w>徳</w> <w>第</w>四<w>款</w> <w>神</w><w>聖</w><w>會</w>を<w>保護</w>し<w>給</w>ふ 信者群衆は、同心同意一人てるはず、をも共有にし、 Acts 4:33 使徒いなるて、我主イエズス、キリストの復活し、いなる恩寵彼等一同りき。 Acts 4:34 彼等には一人しきあらず、て、てるりて、れるり、 Acts 4:35 使徒足下きて、面々あるにひてへらるればなり。 Acts 4:36 にクプロ[]れなるレヴィヨゼフは、使徒よりバルナバ、して、とばれたるが、 Acts 4:37 りしをりてり、使徒足下けり。 Acts 5:0 Acts 5:1 <w>第</w>二 アナニアとサフィラとの<w>事件</w> るにアナニアとばるるサフィラとりしが、同意にてり、 Acts 5:2 幾分りて使徒足下きしかば、 Acts 5:3 ペトロひけるは、アナニアよ、何故サタンにはれて聖霊き、りたるぞ。 Acts 5:4 りしにして、られても[は]したるにずや、てしぞ、きしはずしてなり、と。 Acts 5:5 アナニアくや、れてえしかば、きたるいにき、 Acts 5:6 青年ちて取上げ、してれり。 Acts 5:7 りしをらずして入來るに、 Acts 5:8 ペトロひけるは、よ、りしだけなるか、げよ、と。だけなり、とへしかば、 Acts 5:9 ペトロひ、れぞしてみんとしたるや、よ、りし人々戸口り、をもすべし、とひければ、 Acts 5:10 足下れてえたり。青年入來りてせるをしてりければ、 Acts 5:11 教會ける人々いにけり。 Acts 5:12 <w>第</w>三 <w>使徒</w><w>等</w><w>奇蹟</w>を<w>行</w>ひて<w>信者</w>の<w>數</w><w>増加</w>す 數多不思議とは、使徒によりて民間はれ、[信者]にしてサロモンの殿りしが、 Acts 5:13 他人なく、人民彼等稱賛して、 Acts 5:14 信仰する男女群衆増加し、 Acts 5:15 には、人々病人し、ペトロのらん一人にもあれになりともはれ(てされ)んとて、寝台くはくにり、 Acts 5:16 近傍町々より病人汚鬼まさるるへて、人々しくエルザレムにたりしが、彼等されつつありき。 Acts 5:17 <w>第</w>四 <w>迫害</w><w>起</w>りて<w>使徒</w><w>等</w><w>益</w><w>奮發</w>す れば司祭ちサドカイましさにへず、 Acts 5:18 ちて使徒へ、監獄れたり。 Acts 5:19 れど使夜中監獄きて彼等し、 Acts 5:20 きて、[]殿ち、生命人民れ、とひしかば、 Acts 5:21 彼等き、黎明に[]殿りてへたり。司祭へる人々議員びイスラエル長老一同を[衆議所に]召集し、使徒らせんとて、監獄はししに、 Acts 5:22 下役りて監獄き、彼等らざるをり、げて、 Acts 5:23 ひけるは、監獄ぢ、看守門前てることは、見届けたれども、けばにはえざりき、と。 Acts 5:24 神殿司祭くや、使徒きて、成行如何にと當惑せるに、 Acts 5:25 りて、監獄れし人々は、[]殿ちて人民へつつあり、とげしかば、 Acts 5:26 神殿下役きて使徒れり、れど人民よりたれんれて、暴力ふるなかりき。 Acts 5:27 りて議會たせ、司祭尋問して、 Acts 5:28 によりてふることれとは、が、しくぜしなるに、をエルザレムにたせ、はしめんとするにずや、とひしかば、 Acts 5:29 ペトロ使徒へてひけるは、に[ふ]よりははざるべからず。 Acts 5:30 先祖は、けてししイエズスを復活せしめへり。 Acts 5:31 改心とをイスラエルにはんに、御手て、イエズスをとし救主としてひしなり。 Acts 5:32 證人にして、人々へる聖霊も、ふなり、と。 Acts 5:33 會衆きてへず、使徒さんとたりしが、 Acts 5:34 人民一般よりばるる律法學士ガマリエルとへるファリザイ議會ち、じて使徒たしめ、 Acts 5:35 會衆ひけるは、イスラエルよ、人々さんとするめ、 Acts 5:36 テオダ[なる]りて、人物し、せし四百なりしも、されたれば、信用せし人々りて皆無となれり。 Acts 5:37 人別調、ガリレアのユダりて人民ひ、はしめしが、びたればせしりたりき。 Acts 5:38 はん、人々ざかりてけ、計画くは事業よりのものならばるべく、 Acts 5:39 よりのものならば、すことはずして、らくはにもらふらるべければなり、と。會衆賛成して、 Acts 5:40 使徒呼出し、ちて、イエズスのによりて厳禁してせり。 Acts 5:41 使徒イエズスの御名恥辱くるにられしをびつつ會衆りしが、 Acts 5:42 日々神殿にて、家々りてへ、キリスト、イエズスの福音べてまざりき。 Acts 6:0 <w>第</w>五<w>款</w> ステファノの<w>殉教</w> Acts 6:1 <w>第</w>一 <w>執事</w>の<w>選挙</w> 弟子はるにひ、ギリシアのユデア寡婦毎日らされたりとて、ヘブレオのユデアしてくにりしかば、 Acts 6:2 十二使徒許多弟子呼集めてひけるは、御言食卓給仕するは、道理ず。 Acts 6:3 兄弟等よ、より、聖霊知慮とにちて好評あるめ、事務らしめ、 Acts 6:4 らは祈祷宣教とにねん、と。 Acts 6:5 群衆一同ひしかば、信仰聖霊とにてるステファノにフィリッポ、プロコロ、ニカノル、チモン、パルメナ、ユデア歸依したりしアンチオキアのニコラをみて、 Acts 6:6 使徒差出したるに、使徒祈祷しつつ按手せり。 Acts 6:7 御言まり、エルザレムに弟子非常にして、司祭信仰歸服したるしかりき。 Acts 6:8 <w>第</w>二 ステファノ<w>衆議所</w>に<w>引</w>かる てステファノは恩寵勇氣とにちて、いなる奇蹟とを人民たりしが、 Acts 6:9 人々は、所謂解放會堂びクレネ、アレキサンドリアびシリシアと[]アジアとの出身會堂よりちて、ステファノと争論すれども、 Acts 6:10 智恵へる聖霊とに抵抗するはざりき。 Acts 6:11 れば彼等人々教唆して、がモイゼととを冒涜するせるをけり、とはしめ、 Acts 6:12 人民長老律法學士とを煽動して、一斉りてへ、衆議所引出し、 Acts 6:13 僞證ててはせけるは、聖所律法とにするりてまず、 Acts 6:14 は、ナザレトのイエズスぼし、モイゼのへしふべし、とふをけり、と。 Acts 6:15 議會列座せる一同ぎてステファノをれば、天使くなりき。 Acts 7:0 Acts 7:1 <w>第</w>三 ステファノの<w>説教</w> 司祭してるか、とひしかば、 Acts 7:2 ステファノひけるは、かれよ、兄弟にしてたる人々アブラハム、カランに住居するにだちて、メソポタミアにりし光榮れて、 Acts 7:3 ひけるは、親族れて、さんれ、と。 Acts 7:4 てアブラハムカルデアでてカランにみしが、死後彼處より、めるひ、 Acts 7:5 つるだに、にては遺産はざりき。れど所有としてへ、あらざりしも、子孫へんひ、 Acts 7:6 ひけるは、「子孫他國み、人々奴隷し、四百虐待せん、 Acts 7:7 れども彼等へし國民くべし、彼等でて、此處にて禮拝せん、とへり」、と。 Acts 7:8 アブラハム割禮契約はりしかば、イザアクをみて八日割禮し、イザアクはヤコブをみ、ヤコブ十二めり。 Acts 7:9 みてヨゼフをエジプトにりたれど、して、 Acts 7:10 ての患難より救出し、エジプト國王ファラオンより寵愛させ、智恵ひしにり、ファラオンはエジプトととをげてらしめたり。 Acts 7:11 るにエジプトカナアンに飢饉いなる災難り、先祖食物ざりしに、 Acts 7:12 ヤコブエジプトにあるをきて、先祖はし、 Acts 7:13 にヨゼフ兄弟られ、はファラオンにられたり。 Acts 7:14 ヨゼフはして、なるヤコブ家族て七十五らししにより、 Acts 7:15 ヤコブエジプトにり、先祖も、彼處して、 Acts 7:16 シケムにられ、アブラハムがてシケムにてヘモルの子等より買受けし墓地られたり。 Acts 7:17 のアブラハムにひし約束づきしに、していにエジプトに繁殖したれば、 Acts 7:18 ヨゼフをらざるるにびて、 Acts 7:19 種族り、先祖まして、へざらんてしめたり。 Acts 7:20 モイゼりてれたりしが、しくしててらるる三月、 Acts 7:21 てられしをファラオンのげて、として養育したり。 Acts 7:22 てモイゼはエジプト學術へられ、言行ありしが、 Acts 7:23 四十兄弟たるイスラエルの子孫みんとのり、 Acts 7:24 せらるるをぎ、エジプトちて被害せり。 Acts 7:25 モイゼは兄弟等が、によりてふべきをるならんとひしに、彼等らざりき。 Acts 7:26 翌日彼等へるれて和睦め、人々よ、兄弟なるにするや、とひしかば、 Acts 7:27 せる退けてひけるは、ててとし判官とせしぞ、 Acts 7:28 昨日エジプトししさんとするか、と。 Acts 7:29 によりモイゼ脱走してマヂアン地方旅人り、彼處にて二人げたり。 Acts 7:30 四十てシナイ荒野て、ゆる天使れければ、 Acts 7:31 モイゼしみ、見届けんとしてづきけるに、ありてく、 Acts 7:32 先祖ちアブラハムの、イザアクの、ヤコブのなり、と。モイゼ戰慄きて、ず、 Acts 7:33 はく、履物げ、てる聖地なればなり、 Acts 7:34 はエジプトにみ、きて彼等はんれり、れ、をエジプトにはさん、と。 Acts 7:35 彼等が、ててとし判官ししぞ、とひてみしモイゼをば、れし天使て、としとしてはしひしなり。 Acts 7:36 モイゼ彼等して、エジプトの紅海荒野に、四十奇蹟とをひしが、 Acts 7:37 ぞイスラエルのひて、より一人預言はん、くべし、とひしモイゼなる。 Acts 7:38 荒野せし、シナイにてりし天使先祖りしくべき生命かりしなり。 Acts 7:39 先祖ふことをみ、けてをエジプトに転じ、 Acts 7:40 アアロンにへらく、んずべき神々れ、をエジプトのよりししモイゼにきては、如何になりしかをらず、と。 Acts 7:41 彼等りてり、偶像犠牲げ、によりてびたりしかば、 Acts 7:42 彼等はず、ふるにへり。預言したるがし、[く]「イスラエルのよ、荒野て、四十犠牲供物とをげしか、 Acts 7:43 はモロクの幕屋とせるレンファの禮拝せんとてれるれり、ればをバビロンの彼方すべし」と。 Acts 7:44 證明幕屋先祖荒野りて、がモイゼにりて、たりしひてれ、とひしくなりき。 Acts 7:45 異邦先祖面前追払ひし占有せしに、先祖幕屋りて、ヨズエとりて、ダヴィドの時代りしが、 Acts 7:46 ダヴィドは御前て、ヤコブの住處けんひければ、 Acts 7:47 サロモンはてたり。 Acts 7:48 れどは、にてれるず、 Acts 7:49 ち「はく、なり、なり、如何なるをからん、何處なるか、 Acts 7:50 りたるものならずや」と預言へるがし。 Acts 7:51 くしてにもにも割禮なきよ、何時聖霊らふこと、先祖ししく、す、 Acts 7:52 先祖は、預言れをか迫害せざりし、彼等義者來臨預言せる人々したるに、義者をばしたるとなれり。 Acts 7:53 天使によりて律法けしも、らざりき、と[べたり]。 Acts 7:54 <w>第</w>四 ステファノの<w>最期</w> きて、人々くるがく、ステファノにひて切歯すれども、 Acts 7:55 聖霊ちたれば、ぎて、光榮へるイエズスとをて、 Acts 7:56 ひけるは、よ、けて、へるをる、と。 Acts 7:57 彼等ひ、びつつ一同ちかかり、 Acts 7:58 ステファノを市街より追出してちしが、立會はサウロとへる若者足下上衣けり。 Acts 7:59 彼等に、ステファノりてひけるは、イエズスへ、と。 Acts 7:60 きつつはりてひけるは、よ、彼等はせふことれ、と。りてりけるが、サウロは死刑賛成したりき。 Acts 8:0 Acts 8:1 <w>第</w>五 <w>烈</w>しき<w>迫害</w><w>起</w>る エルザレムの教會していなる迫害り、使徒ユデアびサマリアの地方離散せしが、 Acts 8:2 敬虔なる人々ステファノをり、いなるせり。 Acts 8:3 てサウロは教會らし、家々りて男女引出し、して拘留せしめつつありしが、 Acts 8:4 離散せる人々りて、御言福音宣傳へつつありき。 Acts 8:5 <w>第</w>一 フィリッポのサマリアに<w>於</w>る<w>布教</w>の<w>功績</w> <w>第</w>二<w>項</w> <w>教會</w><w>異邦</w><w>人</w>の<w>中</w>に<w>弘</w>まらんとす <w>第</w>一<w>款</w> サマリア<w>人</w><w>及</w>びエチオピアの<w>閹者</w>に<w>及</w>ぼせる<w>感化</w> てフィリッポ、サマリアの都會りてキリストのべければ、 Acts 8:6 人々へてフィリッポのきすまし、せるたり。 Acts 8:7 くの汚鬼きたる人々よりびつつで、癱瘋跛者とのされたるかりければ、 Acts 8:8 市中いなるとなれり。 Acts 8:9 にシモンとへるあり、市中魔術ひて、サマリアの人民はし、大人し、 Acts 8:10 よりるまで歸服して、所謂大神とはなり、とたりしが、 Acts 8:11 人々歸服せるは、魔術はれたるなりき。 Acts 8:12 れどフィリッポがぶる福音じて、男女にイエズス、キリストの御名によりてせられければ、 Acts 8:13 シモンらもじてせられ、フィリッポのれず、いなる奇蹟とのはるるを驚嘆たり。 Acts 8:14 <w>第</w>二 サマリアに<w>於</w>るペトロ<w>及</w>びヨハネの<w>聖</w><w>役</w> てエルザレムに使徒、サマリア御言れたるをき、ペトロとヨハネとをはしければ、 Acts 8:15 兩人彼處りて彼等聖霊けんれり。 Acts 8:16 彼等イエズスの御名によりてせられしのみにて、聖霊一人にもひしなければなり。 Acts 8:17 兩人信者按手しければ、聖霊りつつありき。 Acts 8:18 使徒按手によりて聖霊けらるるをるや、シモン彼等差出し、 Acts 8:19 如何なる按手するも聖霊にも能力へよ、とひしかば、ペトロひてひけるは、 Acts 8:20 びよ、にてらるるものとひたればなり。 Acts 8:21 配分なくなし、御前しからざればなり。 Acts 8:22 れば不義より改心してれ、さるるあらん。 Acts 8:23 によれば、胆汁不義縲絏とのればなり、と。 Acts 8:24 シモンへてひけるは、こそりて、れるなからしめよ、と。 Acts 8:25 てペトロとヨハネとは、御言りて、エルザレムにりしが、途次サマリアくの福音べたり。 Acts 8:26 <w>第</w>三 エチオピアの<w>閹者</w>の<w>感化</w> 使フィリッポにりて、ちてひ、エルザレムよりガザにれ、しきなり、とひしかば、 Acts 8:27 ちてきしに、しも一人のエチオピアちエチオピア女王カンダケの大臣なる閹者にしてれる禮拝にエルザレムにたりしが、 Acts 8:28 して、預言イザヤ[の]をみながらりつつありき。 Acts 8:29 []フィリッポにひ、づきてけ、とひしかば、 Acts 8:30 フィリッポりて、預言イザヤ[の]をめるをき、れりとふか、とひしに、、 Acts 8:31 なくばでかることをん、とひて、りてせんをフィリッポにへり。 Acts 8:32 みつつありし聖書し、「屠所かれ、かざるなきがく、 Acts 8:33 しめられて裁判はれたり、時代處分ぶるん、ける地上よりかれたればなり」。 Acts 8:34 閹者フィリッポにひて、ふ、預言へるはぞ、他人か、とひければ、 Acts 8:35 フィリッポきて、聖書としてイエズスの福音べたり。 Acts 8:36 きけるに、あるりしかば閹者よ、あり、せらるるにかある、とひしを、 Acts 8:37 フィリッポ、一心ぜばかるべし、とひければへて、イエズス、キリストの御子たるず、とひ、 Acts 8:38 じてめしめ、二人ながらりてフィリッポ閹者せり。 Acts 8:39 彼等よりりしに、フィリッポを取去ひしかば、閹者ざりしかども、びつつたりき。 Acts 8:40 てフィリッポはアゾトにれ、町村福音宣傳へつつカイザリアにれり。 Acts 9:0 <w>第</w>二<w>款</w> サウロ<w>異邦</w><w>人</w>にキリストを<w>知</w>らしむる<w>為</w>に<w>選</w>まる Acts 9:1 <w>第</w>一 サウロの<w>不思議</w>なる<w>改心</w> サウロは弟子して、脅喝殺害毒氣きつつ司祭り、 Acts 9:2 ダマスコの會堂する書簡へり。男女見出さば、りてエルザレムに引行かんなりき。 Acts 9:3 途中ダマスコ附近りけるに、よりりてししかば、 Acts 9:4 れつつ、サウロよサウロよ迫害する、とあるをきて、 Acts 9:5 よ、ぞ、とひけるに迫害せるイエズスなり、あるらふはりてし、とへり。 Acts 9:6 サウロりて、よ、さしめんと思召したるぞ、とひしにひけるは、きて市中れ、すべき彼處にてげらるべし、と。 Acts 9:7 へる人々は、をばきながらをもざれば、ててみたりしが、 Acts 9:8 サウロよりきてけども、えざりしかば、きてダマスコにきしに、 Acts 9:9 三日此處りてえず飲食せざりき。 Acts 9:10 るにダマスコにアナニアとへる弟子ありしが、幻影に、アナニアよ、とひしかばよ、此處り、とひしを、 Acts 9:11 ひけるは、ちて、へるき、ユダのにサウロとくるタルソねよ、るなり、と。 Acts 9:12 サウロは、アナニアとくる入來りて、視力回復せん按手するをたりしなり。 Acts 9:13 れどアナニアへけるは、よ、がエルザレムに聖徒しし如何許なるかは、くのきしが、 Acts 9:14 此處にても司祭よりけて、御名捕縛するのせり、と。 Acts 9:15 アナニアにひけるは、け、異邦國王びイスラエルのに、みしなり、 Acts 9:16 には、如何許しむべきかをさんとす、と。 Acts 9:17 てアナニアきてり、サウロに按手して、兄弟サウロよ、れるにてひしイエズス、視力回復し、聖霊たされんはしへり、とひしかば、 Acts 9:18 ちサウロのよりきものちて、視力回復し、ちてせられしが、 Acts 9:19 食事してづけり。數日、ダマスコの弟子りて、 Acts 9:20 會堂てイエズスの御子たる宣傳へければ、 Acts 9:21 てて、める人々をエルザレムに迫害たりしにて、りしは、彼等捕縛して、司祭引渡さんならずや、とたれど、 Acts 9:22 サウロはりて、イエズスはキリストなりと断言し、ダマスコにめるユデア閉口せしめつつありき。 Acts 9:23 日頃てユデア一同、サウロをさんと協議せしが、 Acts 9:24 計略サウロにられたり。彼等、サウロをさんとて、晝夜[市街の]りけるに、 Acts 9:25 弟子夜中りてれ、城壁よりしてれしめたり。 Acts 9:26 サウロ、エルザレムにり、めて弟子ならんとすれども、弟子たるぜずしてれければ、 Acts 9:27 バルナバへて使徒連行き、途中にてり、ひし次第ダマスコにてイエズスの御名に、なく盡力せし次第れり。 Acts 9:28 よりサウロ、エルザレムにりて彼等出入し、なく御名盡力したりけるが、 Acts 9:29 ギリシアのユデア弁論しければ、彼等さんとりしを、 Acts 9:30 兄弟等りてカイザリアにり、タルソにかしめたり。 Acts 9:31 <w>第</w>一 ルッダ<w>及</w>ヨッペに<w>於</w>るペトロの<w>奇蹟</w> <w>第</w>三<w>款</w> <w>百夫</w><w>長</w>コルネリオの<w>改宗</w>、<w>及</w>び<w>異邦</w><w>人</w><w>中</w>の<w>教會</w><w>開始</w> てユデア、ガリレア、サマリアにては教會一般平和次第成立ち、する畏敬み、聖霊によりて増加しつつありしが、 Acts 9:32 ペトロ諸方して、ルッダにめる聖徒りしに、 Acts 9:33 此處にてエネアとへるの八以來癱瘋みてせるにひ、 Acts 9:34 ひて、エネアよ、イエズス、キリストふ、きてへよ、とひければきたり。 Acts 9:35 てルッダびサロンにめる歸依せり。 Acts 9:36 てヨッペに一人弟子あり、はタビタ、してドルカ[鹿]とはれ、從來善行慈善とにみたりしが、 Acts 9:37 りて病死せしかば、ひて高間きたり。 Acts 9:38 てルッダはヨッペにきにり、弟子ペトロの此處るをき、二人はして、猶豫なくれ、とはしめしかば、 Acts 9:39 ペトロちて彼等りしが、するや人々高間き、寡婦を圍みてきつつ、ドルカがたりし襦袢上衣とをせり。 Acts 9:40 ペトロし、きてり、ひて、タビタきよ、とひしかば、き、ペトロをれり。 Acts 9:41 ペトロしてたしめ、聖徒寡婦びて、生回りたるをへたり。 Acts 9:42 ヨッペにりければ、信仰する人々く、 Acts 9:43 ペトロはシモンとへるりて、しくヨッペにるにれり。 Acts 10:0 Acts 10:1 <w>第</w>二 <w>百夫</w><w>長</w>コルネリオの<w>改宗</w> カイザリアにコルネリオとばるるあり、イタリアする軍隊百夫にして、 Acts 10:2 信心く、家族一同畏敬し、人民くの施與ひ、りつつありしが、 Acts 10:3 午後幻影に、使りて、コルネリオよ、とべるをかにしかば、 Acts 10:4 りて、よ、何事ぞや、とひしに天使へけるは、祈祷施與とは、記念として御前れり、 Acts 10:5 をヨッペにはして、ペトロともばるるシモンとけ、 Acts 10:6 海岸めるシモンとへる宿れるなり、すべきはん、と。 Acts 10:7 れる天使りて、コルネリオは二人部下信心一人兵卒とをび、 Acts 10:8 事情りてヨッペにはせり。 Acts 10:9 翌日彼等途中りけるが、づけるの十二ペトロらんとて屋根れり。 Acts 10:10 るにゑて物欲しかりければ、支度するうち、はるるくになり、 Acts 10:11 けていなるり、四隅されて、よりさるるをたり。 Acts 10:12 には地上ゆる四足のもの、ふもの、あり。 Acts 10:13 ありて、ペトロきよ、りてせよ、とひしかば、 Acts 10:14 ペトロ、よ、らじ、れたるものからぬものをせしことし、とひけるに、 Acts 10:15 ありて、ひしものを、からずとふことれ、とへり。 Acts 10:16 にして、器物取上げられたり。 Acts 10:17 ペトロに、幻影如何なるぞと當惑せるしも、コルネリオよりはされたる人々、シモンのねて門前り、 Acts 10:18 づれて、ペトロともばるるシモンは此處宿れりや、とたり。 Acts 10:19 ペトロは幻影きてけるを、聖霊はく、よ、ぬ、 Acts 10:20 ちてり、躊躇するなく彼等け、彼等はしたるなれば、と。 Acts 10:21 ペトロ人々りてひけるは、ぬるはなり、如何なるありてれるぞ、と。 Acts 10:22 彼等ひけるは、百夫コルネリオは、畏敬してユデア一般好評ある義人なるが、なる天使より、きてけとのけたり、と。 Acts 10:23 てペトロ、彼等じて宿らしめ、翌日諸共出立しけるが、ヨッペより數人兄弟へり。 Acts 10:24 次日カイザリアにりしに、コルネリオは親族しき朋友呼集めて、彼等待受けたり。 Acts 10:25 ペトロの入來るや、コルネリオへて足下禮拝せしかば、 Acts 10:26 ペトロしてひけるは、て、なり、と。 Acts 10:27 りつつり、くのれるをて、 Acts 10:28 人々ひけるは、ユデアにして異邦づくはざるは、なり。れど何人をも、れたるものからぬものとふべからざるを、へり。 Acts 10:29 かれて躊躇するなくりしが、はん、きし所以ぞ、と。 Acts 10:30 コルネリオひけるは、以前午後我家りてれるに、しもける衣服けたる一人男子ちてひけるは、 Acts 10:31 コルネリオよ、りはれられ、施與御前記念せられたり。 Acts 10:32 をヨッペにはし、ペトロともばるるシモンをえよ、海岸なるシモンの宿れり、と。 Acts 10:33 りてはししが、くこそたまひつれ。れば御前りて、よりぜられたるらんとす、と。 Acts 10:34 ペトロきてひけるは、はず、 Acts 10:35 れの國民にもあれ、畏敬して御意へるむ。 Acts 10:36 御言をイスラエルのり、イエズス、キリストを平安ひしが、萬民すなる。 Acts 10:37 ユデア一般りしれるならん、ちヨハネの宣傳へし洗禮、ガリレアよりりしにして、 Acts 10:38 はナザレトよりでたるイエズスに、聖霊能力とを注油ひしなり。慈善ひ、惡魔へられたるしつつへり、したればなり。 Acts 10:39 は、ユデアびエルザレムに一切證人なるがユデアけてしたれども、 Acts 10:40 三日復活せしめれしめへり。 Acts 10:41 人民一般にはあらで、より預定せられし證人死者より復活ひたる飲食したるれしめひしなり。 Acts 10:42 よりてられて、生者死者との審判たる人民證明すべしと、イエズスひしなり。 Acts 10:43 ずるの、御名によりてくるは、預言證明したるなり、と。 Acts 10:44 ペトロりつつあるに、聖霊ける人々一同ひ、 Acts 10:45 ペトロにれる割禮ある信徒は、聖霊恩寵異邦にもがれたるにてたり。 Acts 10:46 彼等なるりてるをけばなり。 Acts 10:47 てペトロへけるは、人々聖霊りたれば、じてせらるるをんや、と。 Acts 10:48 彼等がイエズス、キリストの御名によりてせられんぜしかば、彼等はペトロが數日らんへり。 Acts 11:0 Acts 11:1 <w>第</w>三 エルザレムの<w>信徒</w>ペトロの<w>處置</w>を<w>非難</w>し<w>後</w><w>之</w>を<w>賞賛</w>す 異邦御言れし使徒びユデアに兄弟等えしかば、 Acts 11:2 ペトロがエルザレムにるや、割禮ある人々りて、 Acts 11:3 ひけるは、割禮りてせしや、と。 Acts 11:4 ペトロ次第してひけるは、 Acts 11:5 ヨッペのりてりしに、はるるくにして幻影ひしが、いなる器物四隅されつつよりりてるを、 Acts 11:6 むるに、地上四足のもの、野獣爬蟲あるをたり。 Acts 11:7 、ペトロきよ、りてせよ、とへるをもきたれば、 Acts 11:8 よ、らじ、れたるものからぬものはりしなし、とひしに、 Acts 11:9 よりありて、ひしものをからずとふことれ、とへ、 Acts 11:10 までくなりしが、また引上げられたり。 Acts 11:11 しもカイザリアより、はされたるりしかば、 Acts 11:12 躊躇するなく彼等け、と[]へり。兄弟り、一行りたるに、 Acts 11:13 天使ちて、ふを次第れり。ち、をヨッペにはして、ペトロとばるるシモンをけ、 Acts 11:14 一家かるべき御言らん、と。 Acts 11:15 るにるや、最初ひしく、聖霊彼等ひたれば、 Acts 11:16 我主て、ヨハネはにてしたるに聖霊にてせられん、とひし御言せり。 Acts 11:17 にイエズス、キリストを信仰せる同様なる恩寵彼等にもひしを、なれば、ずるべかりしぞ、と。 Acts 11:18 人々きて黙然たりしが、光榮りてひけるは、ればは、生命させんに、異邦にも改心ひしなり、と。 Acts 11:19 <w>第</w>四 アンチオキアの<w>教會</w><w>開始</w> ステファノのりし迫害離散したりし人々は、フェニケア[]、クプロ[]、びアンチオキア[]まできしも、ユデアにも御言らざりしが、 Acts 11:20 彼等にクプロびクレネの人々ありて、アンチオキアにりしかば、ギリシアにもりて、イエズスのげ、 Acts 11:21 御手彼等りければ、數多じて歸依せり。 Acts 11:22 沙汰エルザレムなる教會りしかば、バルナバをはしてアンチオキアまでらしめしに、 Acts 11:23 りて恩寵び、決心してらん一同たり。 Acts 11:24 善人にして聖霊信仰とにてるなりければ、しき群集けり。 Acts 11:25 てバルナバ、サウロをねんとてタルソにり、ひてアンチオキアにき、 Acts 11:26 兩人彼處教會して、しき群集へたり。弟子はアンチオキアにて、基督信徒ばるるにれり。 Acts 11:27 預言、エルザレムよりアンチオキアにりしが、 Acts 11:28 彼等より一人のアガポとへるちて、飢饉世界るべきを、聖霊によりてたりけるに、してクロウヂオ[皇帝]の時代りしかば、 Acts 11:29 弟子じてユデアにめる兄弟補助らんめ、 Acts 11:30 げて、バルナバとサウロとのして長老れり。 Acts 12:0 Acts 12:1 <w>第</w>三<w>項</w> ヘロデ、アギリッパ<w>第</w>一<w>世</w><w>教會</w>を<w>迫害</w>す 當時ヘロデは、教會人々まさんとしてし、 Acts 12:2 てヨハネの兄弟ヤコボをししが、 Acts 12:3 がユデアへるをて、ペトロをもへたり。無酵祭日なりしかば、 Acts 12:4 へて監獄れ、過越人民さん心構にて、兵卒らせたり。 Acts 12:5 てペトロは監獄られつつあるに、教會りをたり。 Acts 12:6 てヘロデがさんとする、ペトロ二個がれて二人兵卒り、看守門前りて監獄たるに、 Acts 12:7 しも使れ、光明室内きたり。天使ペトロのきてまし、きよ、とひければ、よりちたり。 Acts 12:8 天使めて履物穿け、とひしに、ペトロししかば、上衣ひてへ、とへり。 Acts 12:9 ペトロでてたりしが、天使よりらるるなるをらず、幻影心地たり。 Acts 12:10 二の番所ぎて、ずるりしかば、彼等け、でて一筋きしに、天使れり。 Acts 12:11 ペトロりて、使りてをヘロデのびユデア待設けしてのより救出ひたるをりたる、とひて、 Acts 12:12 思案しつつ、マルコとばるるヨハネのマリアのれり。くの此處りてけるを、 Acts 12:13 ペトロきければ、ロデとへる下女きにで、 Acts 12:14 ペトロのるや、かずしてり、ペトロ門前てり、とげしかば、 Acts 12:15 人々ロデにひ、へり、とひたれど、下女は、なりと断言するに、人々はペトロの天使ならん、とたり。 Acts 12:16 れどペトロきてまざれば、人々き、きしが、 Acts 12:17 手眞似にて人々め、監獄より取出ひし次第り、をヤコボ兄弟等げよ、とひて、でてけり。 Acts 12:18 びて、ペトロは如何にせしぞ、とて兵卒一方ならず、 Acts 12:19 ヘロデはペトロをめて見出さざりしかば、看守審問して死罪し、てユデアよりカイザリアにりて、其處れり。 Acts 12:20 てチロシドンの人々、ヘロデのれしにより、せてり、王室侍從プラストの紹介和睦めたり、彼等地方によりて糊口すればなり。 Acts 12:21 期日りてヘロデし、高座きて彼等談話しけるを、 Acts 12:22 人民なり、ず、と稱讃せるに、 Acts 12:23 ヘロデ光榮せざりければ、使たれ、まれてせり。 Acts 12:24 て、御言がりつつありしが、 Acts 12:25 バルナバとサウロとはへ、マルコともばるるヨハネをへてエルザレムよりれり。 Acts 13:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>聖</w>パウロの<w>事蹟</w> Acts 13:1 <w>第</w>一<w>項</w> パウロ<w>第</w>一<w>回</w>の<w>傳道</w><w>旅行</w> アンチオキアの教會に、數人預言教師ありて、にバルナバと、黒人くるシモンと、クレネのルシオと、ヘロデの乳兄弟なるマナヘンと、サウロとりしが、 Acts 13:2 彼等断食しけるに、聖霊ひけるは、バルナバとサウロとをちて、彼等じたる從事せしめよ、と。 Acts 13:3 彼等断食祈祷し、兩人按手して、かしめたり。 Acts 13:4 れば兩人聖霊によりはされてセリュキアにき、彼處よりクプロ[]に航海して、 Acts 13:5 サラミネにりしかば、ユデア會堂にて御言宣傳へ、ヨハネは助手として彼等りき。 Acts 13:6 彼等りてパフォスにりしに、魔術にして預言なる一人のユデアへり。をバリエズとひてセルジオ、パウロとへる地方総督りしが、 Acts 13:7 総督智慮あるにて、バルナバとサウロとをきて御言かんとすれども、 Acts 13:8 魔術エリマ、せらる、兩人抵抗して、総督信仰よりざからしめんとたり。 Acts 13:9 パウロともへるサウロ、聖霊たされてぎ、 Acts 13:10 嗚呼所有狡猾僞計とにてるよ、惡魔よ、一切よ、なるげてまず、 Acts 13:11 よ、御手り、瞽者となりてるまでざるべし、とひけるに、朦朧暗黒ひ、りつつ手引するたりしかば、 Acts 13:12 総督りして、感嘆信仰せり。 Acts 13:13 パウロへる人々、パフォより出帆してパンフィリア[]の[]ペルゲンにりしが、ヨハネは彼等りてエルザレムにれり。 Acts 13:14 彼等はペルゲンをてピジヂア[]の[]アンチオキアにり、安息日會堂りてせしかば、 Acts 13:15 律法預言[の]を捧読したる會堂彼等はしてはせけるは、兄弟たる人々よ、人民となるべきあらばれ、と。 Acts 13:16 パウロちて、(沈黙せしめんに)手眞似して、ひけるは、イスラエルの男子畏敬せる人々よ、け、 Acts 13:17 イスラエル先祖み、エジプト地方寄留せし人民引立て、げて彼處よりし、 Acts 13:18 四十荒野彼等挙動び、 Acts 13:19 カナアンの民族ぼし、土地彼等がしめひしが、 Acts 13:20 四百四十たるなり。預言サムエルにるまで判事ひ、 Acts 13:21 彼等めしかば、は四十ベンヤミン、シスのたるサウルをひ、 Acts 13:22 退けてダヴィドをげてひしが、證明してへらく、「わがへる、エッセのなるダヴィドをたり、我意すべし」と。 Acts 13:23 約束に、子孫より救主イエズスをイスラエルにひしが、 Acts 13:24 るにちてヨハネは改心洗禮をイスラエルの人民宣傳へたり。 Acts 13:25 れどヨハネ使命ふるにりて、へるず、りながらよ、あり、くにもらず、とたりき。 Acts 13:26 兄弟たる人々よ、アブラハムの子等よ、畏敬するよ、にこそ、救霊られたるなれ。 Acts 13:27 はエルザレムにめるは、キリストをらず、安息日捧読する預言をもらず、して預言うせり。 Acts 13:28 死罪理由見出さずして、ピラトにさんめ、 Acts 13:29 してされたりしうしたるよりしてめたり。 Acts 13:30 れど三日死者より復活せしめひしかば、 Acts 13:31 くのにガリレアよりエルザレムにりし人々ひ、彼等るまで人民して證人たり。 Acts 13:32 先祖されし約束福音ぐ、 Acts 13:33 イエズスを復活せしめて、子等約束うしひたればなり、して、「なり、今日めり」、とあるがし。 Acts 13:34 死者より復活せしめひて、腐敗すべからざる指示してへらく、「ダヴィドにししなる約束うせん」と。 Acts 13:35 ればに、「なる腐敗なかるべし」とへるあり、 Acts 13:36 ちダヴィドは、生涯思召じてへ、りて先祖かれて腐敗たれども、 Acts 13:37 死者より復活せしめひし腐敗ざりしなり。 Acts 13:38 ればれ、兄弟たる人々よ、イエズスにりてこそ、げられ、 Acts 13:39 モイゼの律法とせらるるをざりし一切きても、ずるとせらるるなれ。 Acts 13:40 めや、預言の[に]はれしくは到來せん。 Acts 13:41 ち「よ、れる人々感嘆し、してびよ、りてさん、るともぜざるべきなり」とあり、と。 Acts 13:42 パウロバルナバの兩人會堂づる安息日にもらんはれしが、 Acts 13:43 散會くのユデアびユデア歸依せし人々兩人りしかば、兩人彼等りて、恩寵らんたり。 Acts 13:44 安息日には、御言聴聞せんとて、りてりしが、 Acts 13:45 ユデア群集しきをましさにたされ、りてパウロのみければ、 Acts 13:46 パウロバルナバ毅然としてひけるは、御言るべかりき。るに退けて、永遠生命るにらずとせるをて、転じて異邦はんとするなり。 Acts 13:47 じて、「てて異邦とし、までとならしめん」とへり、と。 Acts 13:48 異邦きてび、御言りしが、永遠生命預定せられし人々信仰せり。 Acts 13:49 御言地方まりければ、 Acts 13:50 ユデア敬虔なる貴夫人重立ちたる人々煽動して、パウロとバルナバとにして迫害させ、地方より彼等追出せり。 Acts 13:51 兩人人々ひてい、イコニオムにりしが、 Acts 13:52 弟子欣喜聖霊とにたされてありき。 Acts 14:0 Acts 14:1 イコニオムにて、兩人にユデア會堂りてりければ、ユデアびギリシアずるしかりしが、 Acts 14:2 ぜざるユデア異邦煽動し、弟子してさせたり。 Acts 14:3 れど兩人しく滞在して、なく盡力し、彼等によりて奇蹟とをはしめて、恩寵保證へり。 Acts 14:4 るに住民二個れて、はユデア味方となり、使徒味方となりしが、 Acts 14:5 異邦とユデアに、ちて兩人しめ、たんとせしかば、 Acts 14:6 兩人りてリカオニア[]のなるリストラ、デルペン地方け、 Acts 14:7 彼處にて福音宣傳たり。 Acts 14:8 リストラにはぬ一人り、生來跛者にて、みたるなかりしが、 Acts 14:9 パウロのれるをきければ、パウロぎて、さるべき信仰あるを、 Acts 14:10 眞直立上れ、とひしかば、りてたり。 Acts 14:11 群集パウロがせるげ、リカオニアの方言にて、神々姿にてへり、とひて、 Acts 14:12 バルナバをヅウスとび、パウロをぜるがにヘルメスとび、 Acts 14:13 此方るズウスの神官數多とを門前りて、人民犠牲げんとせり。 Acts 14:14 使徒ちバルナバとパウロとくや、衣服き、群集りて、 Acts 14:15 はりつつひけるは、人々よ、せるや、じく有情人間にして、福音べ、しきれ、をしてりとらゆるひし、けるぜしめんとするなり。 Acts 14:16 前代萬民己々むをひしも、 Acts 14:17 らを證明はざるなく、よりみをひて、らし季節へ、食物欣喜とをて、たしめふなり、と。 Acts 14:18 兩人りて、うじて群集め、げざらしめたり。 Acts 14:19 數人のユデア、アンチオキアとイコニオムとよりり、群集煽動してパウロにち、せりとひて引出だしけるが、 Acts 14:20 弟子みけるに、りてり、翌日バルナバとにデルペンに出立せり。 Acts 14:21 兩人福音べてくのへし、リストラとイコニオムとアンチオキアとにり、 Acts 14:22 弟子め、信仰らんめ、許多患難らざるべからず、とへつつありき。 Acts 14:23 彼等に、教會長老て、断食祈祷とをして、彼等信仰せるねたり。 Acts 14:24 てピシジア[]をてパンフィリア[]にりしが、 Acts 14:25 []ペルゲンに御言りてアッタリア[]にり、 Acts 14:26 其處より出帆して、為遂げたる事業すべき、恩寵ねられたりしなるアンチオキアにれり。 Acts 14:27 其處りて、教會人々め、ひし異邦信仰ひし報告し、 Acts 14:28 しく弟子れり。 Acts 15:0 Acts 15:1 <w>第</w>二<w>項</w> エルザレムの<w>教</w><w>議會</w> 人々、ユデアよりりて兄弟等ひ、モイゼの慣例ひて割禮くるにずば救霊ず、とへければ、 Acts 15:2 パウロとバルナバと、彼等して一方ならぬししが、信徒はパウロ、バルナバ、反對數人をエルザレムにせ、問題使徒長老はんめたり。 Acts 15:3 れば彼等教會見送られて、フェニケアびサマリアを異邦感化事情りて、兄弟一同いなるさせたり。 Acts 15:4 一行エルザレムにりて、教會使徒長老とにへられ、ひし次第げしが、 Acts 15:5 ファリザイなる數人信者ちて、異邦割禮けざるべからず、じてモイゼの律法らしむべし、とひければ、 Acts 15:6 使徒長老調べんとてれり。 Acts 15:7 しき、ペトロちて彼等ひけるは、兄弟たる人々よ、しき以前に、よりみて、異邦福音かせ、ぜしめひしは、なり。 Acts 15:8 は、ひしく、彼等にも聖霊ひて證明ひ、 Acts 15:9 信仰によりて彼等め、彼等とをひしことなし。 Acts 15:10 るをれぞ、みて、先祖はざりしを、弟子はせんとはする。 Acts 15:11 はるるはイエズス、キリストの恩寵によれりとは、ずるにして、彼等るなり、と。 Acts 15:12 會衆沈黙して、パウロとバルナバとが、異邦ひしての奇蹟とをるをきたりしが、 Acts 15:13 彼等沈黙ちたる、ヤコボへてひけるは、兄弟たる人々よ、け、 Acts 15:14 シモンめて異邦み、よりひし次第べしが、 Acts 15:15 預言へり、して、 Acts 15:16 「りて、れたるダヴィドの幕屋再興し、れたるひ、てん、 Acts 15:17 人々び、ばれたる萬國異邦なり、ふ」、とあるがし。 Acts 15:18 めよりふ、 Acts 15:19 によりてふに、異邦より歸依する人々はすべからず、 Acts 15:20 りて、偶像げられしと、私通と、絞殺されしとをむべし、 Acts 15:21 モイゼのは、安息日會堂まれ、ぶるよりれの市町にもればなり、と。 Acts 15:22 使徒長老教會一同に、よりみて、パウロ、バルナバとにアンチオキアにはすをしとせり、人々はバルサバともばるるユダ、びシラにして、兄弟重立ちたるなりき。 Acts 15:23 彼等せられし書翰く、「使徒兄弟たる長老、アンチオキアとシリアとシリシアとに異邦たりし兄弟等挨拶す。 Acts 15:24 れば、人々じたるもなきに、よりきてし、したるなれば、 Acts 15:25 一致してみ、 Acts 15:26 我主イエズス、キリストの御名生命まざりし至愛なるバルナバびパウロとに、はさんしとせり。 Acts 15:27 ればユダとシラとをはしたるが、彼等づからげん。 Acts 15:28 聖霊とは、必要なる何等をもはしめざるをしとせり。 Acts 15:29 偶像げられしと、絞殺されしものと、私通とをつべきなり。まば、にてしかるべし、健康なれ、」と。 Acts 15:30 彼等してアンチオキアにり、信徒めて書翰ししが、 Acts 15:31 人々みて、べり。 Acts 15:32 ユダとシラとは預言なれば、くの談話兄弟めたりしが、 Acts 15:33 此處りてはししらんとて、兄弟等無事されてたり。 Acts 15:34 れどシラは此處るをしとせしかば、ユダ一人エルザレムにり、 Acts 15:35 パウロとバルナバとはアンチオキアにり、數人御言へ、福音べつつありき。 Acts 15:36 <w>第</w>三<w>項</w> <w>聖</w>パウロ<w>第</w>二<w>回</w>の<w>傳道</w><w>旅行</w> 數日、パウロはバルナバにひ、して、御言宣傳へしての市町し、安否はん、とひしが、 Acts 15:37 バルナバはマルコともばるるヨハネをへんとへるに、 Acts 15:38 パウロは、てパンフィリアにてれ、かざりしなれば、承容るべからず、とたりしかば、 Acts 15:39 衝突してるるにれり。さればバルナバはマルコをへてクプロ[]へ出帆せしが、 Acts 15:40 パウロはシラをみて、兄弟等より恩寵ねられて出立し、 Acts 15:41 シリアとシリシアとをりて教會め、使徒長老規定るべきたり。 Acts 16:0 Acts 16:1 パウロデルベンとルストラとにりしに、しも此處にチモテオとへる弟子あり、信者となりたるユデア婦人にて、はギリシアなりしが、 Acts 16:2 ルストラびイコニオムに兄弟等好評へつつありき。 Acts 16:3 パウロひて出發せんとめ、へて地方なるユデアして割禮せり。彼等のギリシアたりしことをればなり。 Acts 16:4 市町、エルザレムに使徒長老規定らせんとて、人々しければ、 Acts 16:5 教會信仰うせられて、人員日々彌増しつつありき。 Acts 16:6 兩人フリジアびガラチア地方りしに、聖霊[]アジアに御言ひしが、 Acts 16:7 ミジア[]にりて、ビチニア[]へかんとみしも、イエズスのはざりき。 Acts 16:8 てミジアをてトロアデにりけるに、 Acts 16:9 パウロ夜中幻影され、一人のマケドニアりてみ、マケドニアにりてへ、とへるをたり。 Acts 16:10 パウロ幻影るや、がマケドニア福音ふるよりされたる確信して、にマケドニアへかんとめたり。 Acts 16:11 トロアデより出帆してサモトラキアへ直航し、翌日ネエプルにり、 Acts 16:12 其處よりマケドニアの取付都會にして殖民なるフィリッピにれり。數日り、 Acts 16:13 安息日りて門外で、しきき、りたるりつつりけるに、 Acts 16:14 テアチロ紅色染料にしてべるルヂアとへるきけるを、きて、パウロよりはるるかしめひ、 Acts 16:15 一家せられしが、ひて、忠實なるとせば我家りてれ、とひて、ひてらしめたり。 Acts 16:16 途中卜筮鬼神かれて、卜筮主人許多利益させつつある一人出會ひしが、 Acts 16:17 パウロとひつつはりて、にして、救霊ぐるなり、とたり。 Acts 16:18 くする數日にして、パウロめ、回顧りて鬼神ひ、イエズス、キリストの御名によりて、よりず、とひしかば即時でたり。 Acts 16:19 るに主人は、利益くなりたるをて、パウロとシラとをへ、官吏市場まで連行きて、 Acts 16:20 官吏差出し、人々はユデアにして、市中し、 Acts 16:21 ロマたるくべからずふべからざる慣習うるなり、とひ、 Acts 16:22 人民りて使徒反對せしかば、官吏じて襦袢かせ、たせ、 Acts 16:23 くのはせて監獄り、るべき看守じたり。 Acts 16:24 看守命令けたれば、二人を奥の監房れ、にてめたりしが、 Acts 16:25 夜半り、パウロとシラとりて賛美し、監獄人々たるに、 Acts 16:26 地震ありて、監獄基礎まで震動し、けて、一同縲絏けたり。 Acts 16:27 看守めて監獄けたるを囚徒げしひ、きて自殺せんとしければ、 Acts 16:28 パウロはりてひけるは、自害すな、此處り、と。 Acts 16:29 看守燈火めてり、きつつパウロとシラとの足下平伏し、 Acts 16:30 ひてで、よ、してか救霊べき、とひしかば、 Acts 16:31 彼等ひけるは、イエズスを信仰せよ、らば家族救霊べし、とて、 Acts 16:32 看守人々一同とに御言りしかば、 Acts 16:33 看守夜中ながら即時兩人りてひ、家族せられしが、 Acts 16:34 彼等自宅ひて食卓へ、家族一同じてべり。 Acts 16:35 り、官吏刑吏はして、人々せ、とはせしかば、 Acts 16:36 看守をパウロにげて、官吏せとてはしたるでてなくけ、とひけるな、 Acts 16:37 パウロ刑吏ひけるは、彼等我々たせ、ロマたる裁判なくして監獄れたるに、我々追出すか、あるべからず、彼等りて、 Acts 16:38 我々すべし、と。刑吏げしかば、官吏ロマたるきてれ、 Acts 16:39 びて二人で、らんことをひたり。 Acts 16:40 てパウロとシラとは監獄よりでてルジアのり、兄弟等ひてめ、出立したりき。 Acts 17:0 Acts 17:1 よりアンフィポリとアポロニアとをてテサロニケにりしが、此處にユデア會堂ありければ、 Acts 17:2 パウロによりて彼等り、安息日りて、聖書きて弁論し、 Acts 17:3 キリストがしみて死者より復活すべかりしと、ぐるイエズスがキリストたるとをきてしたるに、 Acts 17:4 人々べる數多のギリシア其他貴婦人からず承服して、パウロとシラとにけり。 Acts 17:5 るにユデアして、無頼漢より數人惡者け、人々招集して市中がし、ヤソンのみてパウロとシラとを人民引出さんとめたりしが、 Acts 17:6 彼等見付ず、ヤソンと數人兄弟とを吏員引行きて、天下したる人々此處にもれるを、 Acts 17:7 ヤソンが承容れて、一同にイエズス[とふ]りとへ、セザルのらふなり、とびつつ、 Acts 17:8 人民ける吏員とを煽動し、 Acts 17:9 ヤソン其他人々より保證けてせり。 Acts 17:10 兄弟等に、パウロとシラとをにベレアへりしかば、彼等其處きてユデア會堂りしが、 Acts 17:11 此處人々はテサロニケによりは、高尚にして、熱心け、してりややと、日々聖書調たり。 Acts 17:12 じたるく、ギリシアの貴婦人にも男子にもからざりき。 Acts 17:13 にテサロニケにるユデア、ベレアにもパウロによりて御言はれるをり、此處りて、群集煽動してがししかば、 Acts 17:14 兄弟等即時にパウロを海辺らしめ、シラとチモテオとはベレアにれり。 Acts 17:15 パウロを案内せる人々はアデンスまできしが、シラとチモテオとにるべくれとのを、パウロよりけてれり。 Acts 17:16 パウロアデンスにりて彼等てる都會偶像崇拝るを憤激し、 Acts 17:17 會堂にてはユデアびユデア歸依せし人々じ、市場にても居合せたる人々日毎たり。 Acts 17:18 にエピクリアンびストイック哲學者數人ひけるが、は、囀人ぞ、とひ、は、しき鬼神ぐるし、とたり、パウロがイエズスと復活との福音彼等ぐればなり。 Acts 17:19 てパウロをアレオパグに連行きてひけるは、けるしき如何なるものぞ、ることをべきか、 Acts 17:20 何等かのしきるるがに、何事なるかをらんとするなり、と。 Acts 17:21 アデンス寄留耳新しき何事かを、きてなりき。 Acts 17:22 パウロアレオパグの中央ちてひけるは、アデンス萬事宗教きがきをむ。 Acts 17:23 りがけに、禮拝て、れざるに[ぐ]、とせるをも見付けたればなり。ればらずしてべる其者をばげん。 Acts 17:24 世界一切とをへるは、天地にてせば、にてれるにははず、 Acts 17:25 萬物生命呼吸一切とをへば、何等しきあるもののく、人手にてへらるるず、 Acts 17:26 一人よりして全面ふまでに人類ひ、季節住居とをへるは、 Acts 17:27 をしてめ、さしめんなり。れどもは、面々からず、 Acts 17:28 りてこそ、存在するなれ。詩人誰彼も、なり、とへるがし。 Acts 17:29 なれば、芸術想像れる彫刻たるふべからず。 Acts 17:30 蒙昧時代見過ひて、ひて、何處にても改心すべしとふ。 Acts 17:31 ひて、ひし一個死者より復活せしめて萬民保證ひたる一人て、世界ひてかんとしふなり、と。 Acts 17:32 死者復活きて、人々は、嘲笑ひ、人々は、きてかん、とへり。 Acts 17:33 てパウロは、彼等より立去りしが、 Acts 17:34 ひて信仰せる數人あり。にアレオパグの裁判官ジオニジオ、ダマリスとへる婦人其他ありき。 Acts 18:0 Acts 18:1 パウロアデンスをでてコリントにりしが Acts 18:2 クロウヂオ[皇帝]が、ユデアロマをるべしとのししに、近頃イタリアよりれる、ポントれのアクィラとへるユデアと、プリシルラとにひしかば、彼等づき、 Acts 18:3 同業なりければ、同居して仕事たり、幕屋製造なりき。 Acts 18:4 安息日會堂じ、イエズスの御名みて、ユデアとギリシアとをりしが、 Acts 18:5 シラとチモテオとマケドニアよりりては、パウロ宣教從事し、イエズスのキリストたるをユデア證明しけるに、 Acts 18:6 彼等らひりければ、パウロ衣服ひてひけるは、すべし、なし、より異邦かんとす、と。 Acts 18:7 此處りて、べるチト、ユストとへるりしが、會堂にして、 Acts 18:8 會堂クリスポ家族一同信仰し、コリントしくきて、せられたり。 Acts 18:9 夜中幻影てパウロにひけるは、れずしてれ、することれ、 Acts 18:10 れば、りてするあらじ、となるもの市中ければなり、と。 Acts 18:11 てパウロは一箇月此處滞在して、彼等御言へたり。 Acts 18:12 るにガルリオがアカヤ[]の総督たりし、ユデアせてパウロにらひ、裁判所れ、 Acts 18:13 律法してむ、とひければ、 Acts 18:14 パウロかんとしけるを、ガルリオユデアひて、ユデアよ、不正極惡ならば、くはより道理なれど、 Acts 18:15 名義律法とにする問題ならば、よ、審判となるをまず、とひて、 Acts 18:16 彼等法廷よりしければ、 Acts 18:17 彼等會堂ソステネスをへ、裁判所にて打擲きたり、れどガルリオとせざりき。 Acts 18:18 パウロしく滞在して兄弟等げ、プリシルラびアクィラも同船して、シリアへ出帆せしが、くよりの誓願にて、ケンクレにりたりき。 Acts 18:19 てエフェゾにり、二人きてらは會堂り、ユデアりしが、 Acts 18:20 彼等しくらんひたれど、はずして、 Acts 18:21 れをげ、思召ならばるべし、とひてエフェゾより出發し、 Acts 18:22 カイザリアに上陸して[エルザレムに]り、教會挨拶してアンチオキアにれり。 Acts 18:23 <w>第</w>四<w>項</w> <w>聖</w>パウロ<w>第</w>三<w>回</w>の<w>傳道</w><w>旅行</w> パウロアンチオキアに滞在するくにして出發せしが、次第にガラチア地方びフリジアをりて、弟子一同堅固ならしめたり。 Acts 18:24 をアポルロとばれ、能弁にして聖書したる、アレキサンドリアれのユデア、エフェゾにりしが、 Acts 18:25 へられ、ヨハネの洗禮るのみなりしかど、熱心にして、イエズスのり、しくへつつありき。 Acts 18:26 ればなく會堂盡力でしを、プリシルラとアクィラときてひ、しくかせたり。 Acts 18:27 アポルロアカヤ[]にかんとしければ、兄弟等書簡弟子りて、承容れんめしに、きてじたる人々するかりき。 Acts 18:28 聖書によりてイエズスのキリストたる證明し、ひて公然ユデア説伏すればなり。 Acts 19:0 Acts 19:1 るにアポルロコリントにりし、パウロは高地りてエフェゾにり、弟子ひて、 Acts 19:2 信者となりて聖霊りたるか、とひしに、彼等聖霊すらきしなし、とひしかば、 Acts 19:3 パウロひけるは、らばによりてせられたるぞ、と。彼等へらく、ヨハネの洗禮けたるなり、と。 Acts 19:4 パウロひけるは、ヨハネは、るべきちイエズスをずべし、とひつつ、改心洗禮人民したるなり、と。 Acts 19:5 彼等きてイエズスの御名りてせられ、 Acts 19:6 パウロ按手せしかば、聖霊彼等ひて、彼等異國り、預言したり、 Acts 19:7 男子十二なりき。 Acts 19:8 パウロ會堂りて箇月らずり、きてじ、人々りしが、 Acts 19:9 頑固になりてぜず、群衆ありければ、パウロ彼等りて弟子をもれしめ、日々チランノとへる教場にて弁論たり。 Acts 19:10 りしかば、ユデア異邦も[]アジアにめる御言くにり、 Acts 19:11 ならぬ奇蹟をパウロのりてひ、 Acts 19:12 より手拭りて病人くれば、彼等惡鬼立去なりき。 Acts 19:13 るに各地るユデアの呪術なる人々は、パウロがぶるイエズスによりてず、とひて、惡鬼かれたるに、イエズスの御名べり。 Acts 19:14 せるはユデアなるスケヴァ大司祭男子なりしが、 Acts 19:15 惡鬼へて、イエズスをり、パウロをれり、れどぞ、とひて、 Acts 19:16 極惡かれたる彼等り、二人へてめしかば、彼等裸體られけられて、れり。 Acts 19:17 エフェゾにめるユデアびギリシア一般りしかば、恐怖一同ひて、イエズスの御名められつつありき。 Acts 19:18 信仰せる人々り、ひしはして告白り、 Acts 19:19 魔術ひたりし人々書籍り、衆人にて焼盡ししが、代價りて銀貨なるめたり。 Acts 19:20 御言まりて勢力つつあるくなりき。 Acts 19:21 げて、パウロ聖霊められて、マケドニアびアカヤをてエルザレムへかんとし、彼處りてロマをもざるべからず、とひて、 Acts 19:22 從者チモテオとエラストとの二人をマケドニアにし、く[]アジアにれり。 Acts 19:23 り、きて、一方ならぬ騒動れり。 Acts 19:24 ちデメトリオとへる一人細工あり、ヂアナ女神厨子りて、細工さする利益からざりしが、 Acts 19:25 細工同業職工呼集めてひけるは、よ、利益細工れるにして、 Acts 19:26 パウロが、にてれるものはず、とひて、にエフェゾのみならず、アジアをめて、しきざからしめしも、見聞せるなり。 Acts 19:27 より危険は、職業信用ならず、ヂアナ女神も`にせられ、アジア世界りて女神威厳くべきなり、と。 Acts 19:28 彼等きてち、びて、いなるエフェゾのヂアナ、とへり。 Acts 19:29 市中りていにち、一致して、パウロのなるマケドニアガイオとアリスタルコとをへて劇場押入りたり。 Acts 19:30 パウロも群衆入込まんとせしを弟子さず、 Acts 19:31 []アジアにてれる上官に、パウロの親友なる人々あり、使にて、劇場立入らざらんりしが、 Acts 19:32 人々彼是たり、會衆混雑して、大方何故りしかをさえらざればなり。 Acts 19:33 てユデアよりられたるアレキサンドルを雑踏より引出ししに、手眞似してまらんひ、人民べんとしたれど、 Acts 19:34 人々がユデアなるを見知るや、異口同音りて、いなるエフェゾのヂアナ、とべり。 Acts 19:35 書記官群衆めてひけるは、エフェゾよ、エフェゾのはヅウスのなるヂアナ女神たるかはらざらん、 Acts 19:36 むべからざるなれば、しく穏便にして、何事軽率すべからず。 Acts 19:37 人々れたれども、彼等みたるにもず、女神りたるにもず。 Acts 19:38 しデメトリオなる細工きてふるあらば、法廷かれたるあり、地方総督るあり、人々告訴すべし。 Acts 19:39 問題きてするあらば、正當議會するをべし。 Acts 19:40 今日きては、騒亂くるあり、集會弁解すべき理由もあらざればなり、と。 Acts 19:41 書記官りて散會げたり。 Acts 20:0 Acts 20:1 騒亂みて、パウロ弟子呼集め、奨励へてげ、マケドニアへかんとて出立せり。 Acts 20:2 地方り、許多談話人々めてギリシアにり、 Acts 20:3 滞在箇月にして、シリアへ出帆せんとしたるに、ユデアけてちければ、マケドニアをらんと決心せり。 Acts 20:4 ひし人々は、ベレエれなるピルロのソパテル、テサロニケアリスタルコびセコンド、デルベンガヨびチモテオ、[]アジアチキコびトロフィモなりき。 Acts 20:5 彼等ちて、トロアにてちしが、 Acts 20:6 無酵祭日、フィリッピより出帆し、にてトロアにり、其處七日なりき。 Acts 20:7 かんとてりしに、パウロは翌日出立すべきにて人々り、夜半までけしが、 Acts 20:8 れる高間燈火かりき。 Acts 20:9 にユチコとへる青年して熟睡したりしに、パウロのしければ、りのに三よりち、取上げたればしたりき。 Acts 20:10 パウロきてし、きてひけるは、ふることれ、り、と。 Acts 20:11 りてし、までけて出立せり。 Acts 20:12 人々青年きたるをりしかば、めらるる一方ならざりき。 Acts 20:13 はアッソスにてパウロをせんとて、りて彼處出帆せり、陸行てて豫定したればなり。 Acts 20:14 パウロアッソスにてひしかば、せてミチレネにり、 Acts 20:15 其處出帆して翌日キオスの沖合り、次日サモスにし、明日はミレトにれり。 Acts 20:16 パウロ[]アジアにてらざらん、エフェゾに立寄らじとしたるなりき。るべくばエルザレムにてペンテコステのさんとたればなり。 Acts 20:17 パウロミレトよりをエフェゾにはして、教會長老び、 Acts 20:18 彼等りしかば、パウロひけるは、が[]アジアにりし最初より、如何にしてりしかは、なり、 Acts 20:19 一切謙遜と、ユデア企書よりりし患難とに奉事しつつ、 Acts 20:20 するなく、らせ、にても家々きてもへ、 Acts 20:21 ユデアにも異邦にも、して改心すべき我主イエズス、キリストを信仰すべき證明したり。 Acts 20:22 []られてエルザレムにくなるが、如何なる到來すべきかはらず、 Acts 20:23 聖霊ての市町保證し、縲絏患難をエルザレムにてり、とへるをるのみ。 Acts 20:24 れどもしとず、くべきびてうし、イエズスよりはりたる恩寵福音證明するの[]をだにば、生命をもしとはざるべし。 Acts 20:25 れり、りて宣傳へたりしが、よ、ざるべし。 Acts 20:26 今日断言す、衆人きてなし、と。 Acts 20:27 思召なく、げたればなり。 Acts 20:28 聖霊教會御血ひたる教會せよとて、てて監督たらしめひたれば、にも全體にもみよ。 Acts 20:29 れり、出立まざるらんとす。 Acts 20:30 弟子ひてはせんとて、なる人々にもるべければ、 Acts 20:31 が三晝夜となく、一人々々めてまざりしを、記憶めて警戒せよ。 Acts 20:32 ね、建物られたるたらしむるとをふものの恩寵ぬ。 Acts 20:33 金銀衣服りしなきは、 Acts 20:34 れるがし。人々するは、兩手供給したればなり。 Acts 20:35 く、きてくべき、「ふるはくるよりもなり」、とイエズスのひし御言記憶すべきを、萬事せり、と。 Acts 20:36 りて、パウロきて一同りけるが、 Acts 20:37 いにき、パウロのきて接吻し、 Acts 20:38 ざるべし、とひしによりて殊更みたりしが、人々までけり。 Acts 21:0 Acts 21:1 彼等れてり、コス[]に直航して翌日ロデ[]にり、よりパタラ[]にきしが、 Acts 21:2 フェニケアへ渡海するひたれば、りて出帆し、 Acts 21:3 クプロ[]り、てシリアにり、チロにれり。其處にて船荷すべければなり。 Acts 21:4 弟子して、其處七日なりしが、彼等は[]によりて、パウロにエルザレムへることれ、とたり。 Acts 21:5 七日出發してきけるに、彼等妻子市外までりしかば、海岸きてり、 Acts 21:6 げて、彼等れり。 Acts 21:7 チロよりてて、プトレマイスに上陸し、兄弟等挨拶して彼等、 Acts 21:8 翌日出立してカイザリアにり、一人なるフィリッポ福音りてりしが、 Acts 21:9 童貞なるありて、預言しつつありき。 Acts 21:10 數日此處れるに、アガポとへる一人預言ユデアよりり、 Acts 21:11 づきてパウロのり、手足りてひけるは、聖霊はく、エルザレムにく、ユデアをばりて異邦さん、と。 Acts 21:12 きて、土地人々も、エルザレムにることれとたれど、 Acts 21:13 パウロへてひけるは、きてひしむる、イエズスの御名には、エルザレムにらるるならず、ぬる覚悟をさえせるなり、と。 Acts 21:14 ずして、御旨れかし、とひてみたり。 Acts 21:15 數日支度してエルザレムに、 Acts 21:16 カイザリアよりの弟子數人りてひ、ムナソンとへるクプロれの弟子宿らせんとて、けり。 Acts 21:17 <w>第</w>五<w>項</w> エルザレムに<w>於</w>るパウロ<w>就縛</w> エルザレムにりしかば、兄弟等歓迎せり。 Acts 21:18 翌日パウロにヤコボのりしに、長老りしかば、 Acts 21:19 パウロ彼等接吻して、りて異邦ひしりけるに、 Acts 21:20 彼等きて賞賛し、パウロにひけるは、兄弟よ、く、ユデアじたるびて、律法熱心なるが、 Acts 21:21 彼等は、異邦のユデアひ、面々男子割禮くるにばず、慣例ふにばず、とひてモイゼにざかるふるをけり。 Acts 21:22 如何にかすべき、彼等れるくべければ、しくるならん。 Acts 21:23 ればぐるせ、誓願せるあり、 Acts 21:24 彼等りてめ、費用じてさせよ、せばきてきしにして、律法りつつめるるべし、 Acts 21:25 異邦にしてじたる人々しては、議定して、偶像げられし絞殺されしものと私通とをくべし、と書贈れり、と。 Acts 21:26 てパウロ人々り、翌日めてに[]殿り、面々供物さんとて、期日めたり。 Acts 21:27 七日らんとする、[]アジアよりのユデア、パウロを[]殿しかば、人民煽動し、けてびけるは、 Acts 21:28 けよ、イスラエルの男子人民律法とにする人々へ、異邦を[]殿らしめて、聖所せるなり、と。 Acts 21:29 彼等はエフェゾなるトロフィモが市中るをて、パウロを[]殿れたりとひしなり。 Acts 21:30 市中りてぎ、人民りてパウロをへ、[]殿引出ししが、されたり。 Acts 21:31 人々パウロをさんとりければ、軍隊千夫長に、エルザレムれたりとの報告あり、 Acts 21:32 千夫長に、兵卒百夫らをゐて人民りしかば、人々千夫長兵卒とをて、パウロをめたり。 Acts 21:33 千夫長づきてへ、じてにてがせ、なるぞ、ししぞ、とぬるに、 Acts 21:34 群衆より口々彼是び、がしさに事實むるはざれば、じてパウロを兵営牽入れしめしが、 Acts 21:35 階段り、パウロ人民の[押合ふ]兵卒げらるるにべり、 Acts 21:36 せとびつつ、人民しくへばなり。 Acts 21:37 パウロかれて兵営らんとする千夫長ひ、りてきか、とひしかばひけるは、ギリシアれりや、 Acts 21:38 過日騒動して四千刺客引出ししエジプトずや、と。 Acts 21:39 パウロひけるは、はシリシア[]のタルソれなるユデアにして、れなき公民なり、人民せ、と。 Acts 21:40 ししかば、パウロ階段ちて人民手眞似したるに、沈黙したりければ、ヘブレオにてりけるは。 Acts 22:0 Acts 22:1 兄弟にしてたる人々よ、べんとする事由け、と。 Acts 22:2 人々がヘブレオにてるをきて一層沈黙せり。 Acts 22:3 てパウロひけるは、はユデアにして、シリシアのタルソにれ、市中てられ、先祖律法眞理ひてガマリエルの足下へられ、律法奮励せしは、今日一同せるくなりき。 Acts 22:4 男女拘留して、らしむるまで迫害せしは、 Acts 22:5 司祭長老きて證明せるがし。彼等より兄弟等てたる書簡け、人々りてエルザレムにき、けしめんとてダマスコへきつつありしに、 Acts 22:6 ダマスコにづかんとする途中日中いなるありてせり。 Acts 22:7 れて、サウロよ、サウロよ、何故迫害するぞ、とへるき、 Acts 22:8 よ、ぞ、とへしに、迫害せるナザレトのイエズスなり、とはれたり。 Acts 22:9 伴侶なる人々たれど、れるをば聞分けざりき。 Acts 22:10 よ、すべきぞ、とひたるにはく、ちてダマスコにけ、りたる其處にてはるべし、と。 Acts 22:11 えざれば、伴侶かれてダマスコにれり。 Acts 22:12 るにアナニアとて、律法遵奉敬虔にして、めるユデア一般好評ある、 Acts 22:13 ちて、兄弟サウロ、よ、とひしかば即時たり。 Acts 22:14 ひけるは、先祖は、をして御旨り、なるづからかしめん豫定へり。 Acts 22:15 見聞せしきて、萬民證人たるべければなり。 Acts 22:16 をか躊躇ふぞや、ちてせられよ、御名みてれ、と。 Acts 22:17 エルザレムにり、神殿にてれるはるるくになりて、 Acts 22:18 りしが、ひて、げ、くエルザレムをでよ、人々する證明承容れざるべければなり、とへり。 Acts 22:19 よ、ずる人々監獄閉籠め、會堂にてちし、 Acts 22:20 證人ステファノのされしひ、賛成して人々上衣りたりしは、彼等なり、とひたるに、 Acts 22:21 ひけるは、け、異邦はすべし、と。 Acts 22:22 人々まできけるが、りてげ、地上よりけよ、くるにらず、とひて、 Acts 22:23 びつつ衣服て、空中しければ、 Acts 22:24 千夫長じてパウロを兵営牽入れしめ、人々してくまでにぶことの何故なるかをらんとて、たしめ拷問せしめんとせり。 Acts 22:25 れば人々りたるに、パウロてる百夫ひけるは、ロマにして宣告せられざるつこときか、と。 Acts 22:26 百夫きて千夫長づき、げて、如何にせんとするぞ、はロマの公民なるを、とひしかば、 Acts 22:27 千夫長づきてパウロにひけるは、げよ、はロマなりや、と。パウロ、り、とひしに、 Acts 22:28 千夫長大金公民たり、とへしかばパウロ、れながらにしてり、とへり。 Acts 22:29 拷問せんとせし人々立去り、千夫長ロマ公民たるりては、りたるがれたり。 Acts 22:30 <w>第</w>六<w>項</w> パウロ<w>衆議所</w>に<w>出頭</w>しカイザリアへ<w>護送</w>せらる 翌日パウロがユデアへらるる所以しくらんとて、千夫長縲絏き、じて司祭議會とを招集し、パウロをしてたしめたり。 Acts 23:0 Acts 23:1 パウロ議員熟視めてひけるは、兄弟たる人々よ、今日るまで、良心して御前へたり、と。 Acts 23:2 司祭アナニア、へる人々に、パウロのてとぜしかば、 Acts 23:3 パウロひけるは、よ、はん、律法かんとてしながら、律法してじてたしむるか、と。 Acts 23:4 へる人々大司祭ふや、とひしに、 Acts 23:5 パウロひけるは、兄弟等よ、大司祭なるらざりき。して「ふことれ」とあり、と。 Acts 23:6 パウロ議員一部はサドカイなるに、一部はファリザイなるりて、議會はりけるは、兄弟たる人々よ、はファリザイにして、ファリザイなるが、死人復活希望裁判せらるるなり、と。 Acts 23:7 ひしかば、ファリザイとサドカイとの激論りて、會衆分裂せり。 Acts 23:8 はサドカイ復活天使しとふを、ファリザイれもりと主張すればなり。 Acts 23:9 じき叫喚となりて、ファリザイひてひけるは、何等をもめず、天使ありてりたらんには如何、とて、 Acts 23:10 しきひとなりしかば、千夫長パウロが彼等引裂かれんれて、兵卒じ、りて彼等よりパウロをり、牽入れしめたり。 Acts 23:11 ちパウロのれてひけるは、め、エルザレムにしたるがく、ロマにてもせざるべからず、と。 Acts 23:12 けて、ユデアり、ひてパウロをすまでは飲食すまじとへり。 Acts 23:13 りし四十以上なりしが、 Acts 23:14 司祭長老とのりてひけるは、大願てて、パウロをすまではをもれじとへり。 Acts 23:15 れば、パウロの事情しくらんとするくにして、出頭せしむる千夫長報知せよ、づかざるさんと覚悟せり、と。 Acts 23:16 パウロが姉妹きて、きて兵営りパウロにげしかば、 Acts 23:17 パウロ一人百夫びてひけるは、青年千夫長け、ぐべきあればなり、と。 Acts 23:18 百夫へて千夫長き、ひけるは、囚人パウロふに、るべきある青年かんてせり、と。 Acts 23:19 千夫長青年りて別所連行き、るべきとは何事ぞ、とひしかば、 Acts 23:20 ひけるは、ユデアせて、パウロの事情尋問せんとするくにして、明日パウロを議會出頭せしめん申出でんとす、 Acts 23:21 れど彼等ずることれ、彼等四十以上すまでは飲食せずとひ、準備して、約束ちつつあればなり、と。 Acts 23:22 千夫長げたりとにもることれ、とめて青年し、 Acts 23:23 二人百夫びてひけるは、カイザリアにけて、兵卒二百騎兵七十槍持二百の九より仕立てさせ、 Acts 23:24 へてパウロをらしめ、無事総督フェリクスのかしめよ、と。 Acts 23:25 ユデアがパウロをへてあらば、賄賂けたるく、りて讒訴せられんれしなり。 Acts 23:26 へたる書簡し、 Acts 23:27 クロウヂオ、ルジア、総督フェリクスに挨拶す。ユデアへられてされんとせしを、ロマたるき、軍隊牽往きて救出したるが、 Acts 23:28 彼等むる所以らんとして、議會れたるに、 Acts 23:29 へらるる彼等律法する問題たるをめて、死刑くは入獄あるをめず、 Acts 23:30 加之彼等せんとするありとげられたれば、り、告訴にも、法廷起訴せよ、と告示せり、健康なれ、と。 Acts 23:31 れば兵卒命令ひ、パウロをへて夜中にアンチパトリに連行き、 Acts 23:32 明日騎兵してはしめ、兵営りしが、 Acts 23:33 騎兵はカイザリアにり、総督添書して、パウロをもたしめたり。 Acts 23:34 総督添書みて、本國何國ぞ、とひ、シリシアなるきしかば、 Acts 23:35 告訴りてくべし、とひて、じてパウロをヘロデのらしめたり。 Acts 24:0 Acts 24:1 <w>第</w>七<w>項</w> カイザリアに<w>於</w>るパウロの<w>入獄</w> 五日司祭アナニア、長老びテルトルロとへる一人弁士りて、総督にパウロを告訴したり。 Acts 24:2 パウロ呼出されければ、テルトルロへをきてひけるは、きフェリクスよ、によりて泰平生活し、先見によりて人民改良せらるるきは、 Acts 24:3 何時にても何處にても、感謝へざるなり。 Acts 24:4 くまじきがに、はくは寛仁て、かれんを、 Acts 24:5 疫病にして、世界てのユデア騒亂し、ナザレト一揆張本にして、 Acts 24:6 []殿さんとまでめたるめたり。へ、律法ひて裁判せんとひしに、 Acts 24:7 千夫長ルジア不意り、多勢よりり、 Acts 24:8 告訴ずるに、らんてせり。さば、告訴する一切事情べし、と。 Acts 24:9 ユデアへて、し、とへり。 Acts 24:10 総督點頭きて發言ししかばパウロへけるは、多年國民判事たるれば、弁解せん。 Acts 24:11 了解らるるがく、禮拝エルザレムにりたる十二以上せず、 Acts 24:12 彼等を[]殿めたるも、へるにもず、會堂にも市中にも、人民召集したりしにもず、 Acts 24:13 告訴するきても、彼等するはざるなり。 Acts 24:14 りながら自白せん、彼等異端べるひて、先祖り、律法預言したるじ、 Acts 24:15 彼等らもてる義者不義未來復活を、りて希望するなり。 Acts 24:16 りて、して、良心なくたんむ。 Acts 24:17 わが國民し、供物誓願とをさんりしが、 Acts 24:18 アジアよりりし數人のユデアめられたるを、[]殿見付けたれど、群衆もなく騒亂もなかりき。 Acts 24:19 むべきあらば、彼等こそちて告訴すべきなれ。 Acts 24:20 人々にして、會議ちし何等かの不正なる見出したるならば、彼等ふべし。 Acts 24:21 彼等ち、はりて、今日裁判せらるるは、死者復活きてなり、とひし一聲なかるべし、と。 Acts 24:22 フェリクスしくりたりければ、裁判延期してひけるは、千夫長ルジアのりてかん、と。 Acts 24:23 百夫ずるに、パウロをがしめ、友人一人にだも供給するをずるなくしてるべきてせり。 Acts 24:24 數日フェリクス、ユデアなるドルジルラとり、パウロをきてキリスト、イエズスに信仰きしが、 Acts 24:25 パウロ正義貞操未來審判とにきてじければ、フェリクスきてへけるは、りてれ、かん、と。 Acts 24:26 加之フェリクスは、パウロよりへられんめるがに、數次きてりつつありしが、 Acts 24:27 二てポルチオ、フェストを後任たりければ、ユデアばしめんとてパウロをぎたるけり。 Acts 25:0 Acts 25:1 <w>第</w>八<w>項</w> パウロ、フェストの<w>法廷</w>に<w>出頭</w>す フェスト赴任して三日、カイザリアよりエルザレムにりければ、 Acts 25:2 司祭びユデア重立ちたる、パウロをへんとてり、 Acts 25:3 御恵にはじてパウロをエルザレムに連行かしめへ、とへり。途中して、さんとすればなり。 Acts 25:4 フェストへて、パウロはられてカイザリアにり、なく出立すべければ、 Acts 25:5 あらば、るべき人々りてふべし、とへり。 Acts 25:6 てフェストは、八日十日ばかり彼等滞在してカイザリアにり、翌日法廷し、じてパウロを引出させしが、 Acts 25:7 パウロ召出されければ、エルザレムよりりたるユデアみて、種々重罪はせたれど、するはざりき。 Acts 25:8 パウロは弁解して、ユデア律法しても、神殿しても、セザルにしても、らのしたるなし、とへり。 Acts 25:9 フェストユデアばせんとて、パウロにへて、エルザレムにり、彼處にて裁判けんするか、とひしかば、 Acts 25:10 パウロひけるは、はセザルの法廷てり、此處にて裁判せらるべし。れるがく、はユデアへたるなし、 Acts 25:11 へたるか、死刑何事をかしたらんには、せず、れど彼等はするたずば、彼等交付べからず、セザルに上告す、と。 Acts 25:12 てフェスト、陪席じてへけるは、セザルに上告したればセザルのくべし、と。 Acts 25:13 數日てアグリッパびベルニケは、フェストの安否はんとてカイザリアにり、 Acts 25:14 數日滞在しければ、フェストパウロのげてひけるは、にフェリクスよりかれたる一人囚人あり、 Acts 25:15 エルザレムにりし司祭、ユデア長老りて、宣告ひしかど、 Acts 25:16 何人にもあれ、被告原告對面して弁解するざるに、刑罰するは、ロマ慣例ず、とへたり。 Acts 25:17 彼等さず此處りたれば。翌日法廷し、じて引出さしめ、 Acts 25:18 原告ひしに、嫌疑けたるをばはせず、 Acts 25:19 宗教れりとパウロが断言せる一人死者イエズスにする問題提出したるのみ、 Acts 25:20 問題には當惑したればひて、エルザレムにり、きて裁判くるむか、とひしに、 Acts 25:21 パウロはオグストの裁判保留せらるる上告せしかば、じて、セザルのるまでらせけり、と。 Acts 25:22 アグリッパ、きたし、とフェストにひしかば、明日くべし、とへり。 Acts 25:23 翌日アグリッパとベルニケと華美してり、千夫長重立ちたる人々公判廷りしかば、フェストの命令にパウロ引出されたり。 Acts 25:24 てフェストひけるは、アグリッパ此處列席せるよ、は、ユデア群衆りてへ、最早くべきず、とびつつひしなり。 Acts 25:25 してする何等なきめたれど、オグストに上告せしにより、送付すべしとせり。 Acts 25:26 上書せんとするに確乎なる事實なきをて、にアグリッパよ、御前引出し、尋問して上書すべき事柄んとす、 Acts 25:27 囚人りてへざる無理なるをへばなり、と。 Acts 26:0 Acts 26:1 アグリッパパウロにひ、らの弁解するされたるぞ、とひしかば、パウロべて事由でけるは、 Acts 26:2 アグリッパよ、がユデアよりへらるるてのき、今日御前弁解せんは、りてとするなり。 Acts 26:3 殊更ユデア慣習問題も、なれば、くは忍耐はんを。 Acts 26:4 よりエルザレムにて、みし少年以來生活は、ユデアにして、 Acts 26:5 彼等證明するあらば、宗教なるひて、ファリザイとして生活せしは、よりれるなり。 Acts 26:6 より先祖れし約束みをくればこそ、ちて裁判くるなれ。 Acts 26:7 の十二晝夜となく、一向禮拝して、約束希望するに、よ、希望きてぞ、はユデアよりへらるる。 Acts 26:8 死者復活せしめを、しとする、 Acts 26:9 に、ナザレトのイエズスの御名して、いにらはざるべからず、とてはひたりしかば、 Acts 26:10 エルザレムにてもせり、司祭より権力りて、くの聖徒監獄閉籠め、彼等さるる賛成投票をなせり。 Acts 26:11 會堂數次彼等し、冒涜り、彼等してし、外國市町まで迫害しつつありき。 Acts 26:12 司祭より権力許可とをて、ダマスコにきし、 Acts 26:13 よ、途次日中に、にもれる伴侶せるをたり。 Acts 26:14 皆地れしが、ヘブレオにて、サウロよ、サウロよ、迫害するや、あるらふことはりてし、とへるけり。 Acts 26:15 よ、ぞ、とひしにはく、迫害するイエズスなり、 Acts 26:16 きてにててよ、れしは、てて役者し、と、れてすべききて證人たらしめんなり。 Acts 26:17 人民異邦よりはん、彼等はすは、 Acts 26:18 彼等きてよりに、サタンの権威よりらしめ、信仰りて聖徒配分とをさせんなり、と。 Acts 26:19 ればアグリッパよ、かずして、 Acts 26:20 ダマスコに人々に、にエルザレムに、にユデア地方り、異邦にまでも彼等改心すべき改心相應しきして、るべきげつつありき。 Acts 26:21 に、が[]殿りし、ユデアへてさんとみたり。 Acts 26:22 れどによりて、今日るまでるるなく、にも、いなるにも證明して、は、預言びモイゼが、将來こるべしとりしならず。 Acts 26:23 ちキリストのしむべき死者より復活して、人民異邦うべきなり、と。 Acts 26:24 パウロがりて弁解しつつあるに、フェストく、パウロよ、へるなり、博學わせたり、とひしかば、 Acts 26:25 パウロ [ひけるは、]きフェストよ、はず、常識とのなり。 Acts 26:26 [アグリッパ]へば、らずしてる。片隅はれたるにざれば、れざるものなきを確信すればなり。 Acts 26:27 アグリッパよ、預言ふか、ふをれり、と。 Acts 26:28 アグリッパパウロにひ、きてキリスト信者たらしむるに、れるなり、とひしかば、 Acts 26:29 パウロ [へける]は、御前は、らずらず、のみならでける人々一同縲絏くのは、とならんなり、と。 Acts 26:30 総督とベルニケと、列座人々立上りしが、 Acts 26:31 退きてひて、死刑くは就縛何事をもししなし、とへるに、 Acts 26:32 アグリッパフェストにひけるは、セザルに上告せざりしならば、さるべかりしものを、と。 Acts 27:0 Acts 27:1 <w>第</w>九<w>項</w> パウロロマへ<w>出立</w>して<w>難船</w>に<w>遇</w>ふ てパウロイタリアへ航海し、囚人に、オグストのユリオとへる百夫さるべしとせられしかば、 Acts 27:2 は[]アジアの處々廻航すべきアドラミットのりて出帆せしが、テサロニケのマケドニアアリスタルコも、りき。 Acts 27:3 翌日シドンにりしに[百夫]ユリオは懇切にパウロをひ、友人りて歓待くるせり。 Acts 27:4 此處出帆して、逆風にクプロ[]の風下り、 Acts 27:5 シリシアとパンフィリアとのして、リシア[]のミラ[]にり、 Acts 27:6 此處にてイタリアへ出帆するアレキサンドリアの見付けしかば、百夫へさせたり。 Acts 27:7 數日進行く、うじてグニド[半島]の沖合りしも、逆風にサルモネ[]にづき、クレタ[]の風下りて、 Acts 27:8 沿ひて、タラサのき、良港へるれり。 Acts 27:9 しく、断食ぎしとて、航海安全ならざれば、パウロ彼等警戒して、 Acts 27:10 ひけるは、男子よ、航海困難り、積荷ならず、にも損害かるべきことをむ、と。 Acts 27:11 れど百夫は、パウロのよりも船長船主とを信用し、 Acts 27:12 すに不便なればとて、多數決議によりて此處し、るべくクレタ[]のにして、西西との風下へるフェニスにりて、ごさんとなれり。 Acts 27:13 しも南風きければ、彼等目的へりとひてげ、くクレタ[]に沿ひて航行しけるに、 Acts 27:14 もなくユロアクィロとくる大風みしかば、 Acts 27:15 されて風上べくもあらず、せてひつつ、 Acts 27:16 コウダとへる[]り、うじて小艇むるをたり。 Acts 27:17 引上げしに船員は、シルト[]へられんれて、船體り、してれけるに、 Acts 27:18 しき風浪はされて、翌日積荷ね、 Acts 27:19 三日にはづから船具をもげたり。 Acts 27:20 數日えず、しき風浪りて、かるべき見込てたり。 Acts 27:21 人々飲食せざるしければ、パウロ彼等ちてひけるは、男子よ、きて、クレタ[]を出帆せざりしならば、損害危険とをれたりしものを。 Acts 27:22 安心せんむ、一人生命はずして、のみるべければなり。 Acts 27:23 する使昨夜ちて、 Acts 27:24 ひけるは、パウロよるることれ、はセザルの出廷せざるべからず、同船せるものをひたるなり、と。 Acts 27:25 れば男子んぜよ、はれしく、あるべし、とりてずればなり。 Acts 27:26 るべし、と。 Acts 27:27 十四りて、アドリアしつつありしに、夜半水夫何處やらん土地ゆるえしかば、 Acts 27:28 測鉛じたるに、廿なるめ、しくみて十五なるめたり。 Acts 27:29 らんしければ、よりのしてくるをちたりしが、 Acts 27:30 水夫よりれましさに、よりさんとするを口實にて小艇べたれば、 Acts 27:31 パウロ百夫兵卒とにひ、人々らずば、はじ、とひしに、 Acts 27:32 兵卒小艇断切りてるるにせたり。 Acts 27:33 けんとする、パウロ一同せんめてひけるは、をも飲食せずして空腹てるなり、 Acts 27:34 健康せんむ、一人一筋だにせざるべし、と。 Acts 27:35 りてり、一同にて感謝し、きてめしかば、 Acts 27:36 一層きて、人々食事したり。 Acts 27:37 て二百七十六なりしが、 Acts 27:38 人々りてねてくせり。 Acts 27:39 けて土地をば見知らねども、砂浜入江見付けて、ふべくは其處せんとひ、 Acts 27:40 りてて、をもめてげ、ひつつしてみけるが、 Acts 27:41 兩方まりたるりて乗上げ、りてかざれど、たりき。 Acts 27:42 兵卒囚徒ぎてげんれて、さんとしたれど、 Acts 27:43 百夫パウロをはんとしてじ、じて、人々をしてりてれしめ、 Acts 27:44 れる人々船具せたれば、なく上陸するたり。 Acts 28:0 Acts 28:1 <w>第</w>十<w>項</w> パウロマルタに<w>漂流</w>しロマに<w>至</w>る れてのマルタとばるることをりしが、一方ならぬ親切し、 Acts 28:2 雨降りてければとて、きて一同保養せしめたり。 Acts 28:3 パウロ若干めてべしに、でてきしかば、 Acts 28:4 のパウロのけるをて、めて殺人者なるべし、よりはれたるも、くるさず、とひけるに、 Acts 28:5 パウロして、けざりき。 Acts 28:6 人々は、してちにするならんとへるに、しくしてばざるをるや、りて、なりとたり。 Acts 28:7 にプブリオとばるる所有ありしが、接待して、三日懇切饗應せり。 Acts 28:8 るにプブリオの熱病赤痢とをひてければ、パウロり、按手してしたり。 Acts 28:9 りしめる人々りてされつつありしが、 Acts 28:10 いにびて、るにみ、必要なる品々れり。 Acts 28:11 三月は、したりし、ジョストリのあるアレキサンドリアのにて出帆し、 Acts 28:12 シラクサにりて滞留する三日、 Acts 28:13 此處より沿ひてレジオにりしに、南風きしかば、二日にプテリオにり、 Acts 28:14 此處にて兄弟等出會ひ、によりて彼等七日にして、にロマにれり。 Acts 28:15 ロマの兄弟等きて、アッピイフォロム三宿へるまでへしが、パウロ彼等感謝し、たり。 Acts 28:16 ロマにりしに、[百夫囚徒近衛隊長したれど、]パウロは宿一人守衛されたり。 Acts 28:17 三日パウロユデア重立ちたる呼集めしが、彼等りしかば、パウロひけるは、兄弟たる人々よ、先祖慣習するさざりしを、エルザレムより、囚人としてロマされしが、 Acts 28:18 彼等訊問死罪なきにより、さんとしたりしに、 Acts 28:19 ユデアみたるに、むをずしてセザルに上告せり。れどもきてふるあるにざれば、 Acts 28:20 ひてらんへり、イスラエルの希望にこそ、られたるなれ、と。 Acts 28:21 彼等パウロにひけるは、きてユデアより書簡けたるにもず、兄弟りてしき吹聴し、りたるあるにず、 Acts 28:22 れど、はくはへるかん、宗派らはるるればなり、と。 Acts 28:23 彼等して、パウロの宿がりりしかば、よりるまで説教して、證明し、モイゼの律法預言きて、イエズスのたりき。 Acts 28:24 はるるずるもあり、ぜざるもありて、 Acts 28:25 一致せずして退くにりしかば、パウロ一言べけるは、なる聖霊預言イザヤを先祖ひたる、 Acts 28:26 く「りてげよ、にてかんもらず、にてんもめざるべし、 Acts 28:27 くなり、ぢたり、にてにてき、にてり、してりてされんるればなり」と。 Acts 28:28 れば心得よ、異邦られて、彼等くべきなり、と。 Acts 28:29 パウロひしかば、ユデア退きていにへり。 Acts 28:30 パウロ宿箇年なりしが、入來歓迎して、 Acts 28:31 らずげらるるなくべ、イエズス、キリストのたりき。 Romans 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロロマ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Romans 1:0 <w>發端</w> Romans 1:1 イエズス、キリストのにして使徒され、福音たれたるパウロ、―― Romans 1:2 福音は、が、預言聖書に、御子我主イエズス、キリストにきてひしものにして、 Romans 1:3 御子肉體にてはダヴィドのよりり、 Romans 1:4 聖徳にては、大能て、死者よりの復活によりて、御子せられへり。 Romans 1:5 御名に、萬民信仰服從せしめんとて、恩寵使徒とをりたるなり、 Romans 1:6 萬民よりイエズス、キリストにされたるなれば、―― Romans 1:7 書簡てロマにりてせられ聖徒されたる人々る。くは、にてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Romans 1:8 信仰世界吹聴せらるるがに、一同にイエズス、キリストにりて感謝る。 Romans 1:9 祈祷えず記念し、 Romans 1:10 如何にしてか思召により、何時しからかなるて、らんとへるは、御子福音一心の、なり。 Romans 1:11 むは、恩寵へて、堅固ならしめん、 Romans 1:12 りて、との信仰むるなり。 Romans 1:13 兄弟等よ、異邦く、にも好果數次らんとして、までげられたるを、らざるをまず。 Romans 1:14 はギリシアにも異國にも、學者にも學者にもあり、 Romans 1:15 ればロマににも福音へんとするなり。 Romans 1:16 福音ず、ずるには、ユデアめギリシアにもとなるべき能力なればなり。 Romans 1:17 の[へる]信仰より信仰福音る、して、「義人信仰によりてきん」とあるがし。 Romans 1:18 <w>第</w>一<w>款</w> <w>人</w><w>皆</w><w>義</w>とせらるるを<w>要</w>す <w>第</w>一<w>編</w> <w>教理</w><w>上</w>の<w>事</w>。イエズス、キリストに<w>於</w>る<w>信仰</w>によりて<w>義</w>とせらるる<w>事</w> <w>第</w>一<w>項</w> <w>義</w>とせらるるの<w>必要</w><w>及</w>び<w>性質</w> は、眞理不義ふる人々の、ての不敬不義る。 Romans 1:19 きてられたる事柄彼等には顕然なり、彼等ひたればなり。 Romans 1:20 べからざる永遠能力神性も、世界創造以來られたるによりてられ、かにゆるがに、人々弁解するず。 Romans 1:21 りたれど、として光榮せず、感謝せず、理屈しくせられて、なるくなれり。 Romans 1:22 智者して愚者り、 Romans 1:23 ちざる光榮ふるに、つべき人間たるてせり。 Romans 1:24 によりて彼等淫亂ひて、彼等しむ、 Romans 1:25 眞實虚僞へ、造物主きて造物み、ふるにりたればなり。造物主こそは世々せられふなれ、アメン。 Romans 1:26 によりて彼等づべき情慾へり、彼等自然へて自然れるし、 Romans 1:27 じく自然てて私慾やし、づべきしてせるけたり。 Romans 1:28 めたるせざりしがに、彼等邪心ひて、彼等不當なるすにれり。 Romans 1:29 ゆる不義惡心私通貪吝不正ち、嫉妬殺人争闘詐欺狡猾み、讒害する、 Romans 1:30 誹謗する侮辱する傲慢なる自負する惡事發明父母はざる、 Romans 1:31 愚者背徳にして、愛情なく、忠實なく、慈悲なき人々たるなり。 Romans 1:32 す、とへる判定りたれども、ふのみならず人々賛同するなり。 Romans 2:0 Romans 2:1 れば是非するよ、弁解するず、他人是非するはする所以なり、是非するせばなり。 Romans 2:2 して、審判眞理へるれり。 Romans 2:3 是非しつつよ、審判れんとふか、 Romans 2:4 仁慈堪忍耐久とのなるをんずるか、慈愛改心きつつあるをらざるか。 Romans 2:5 頑固悔悛めざるとにりて、み、 Romans 2:6 じてふべきしき審判るべきりてれん。 Romans 2:7 忍耐善行め、光榮尊貴不朽とをむる人々には永遠生命ふべしとも、 Romans 2:8 へる眞理せず不義には、とあるべし。 Romans 2:9 霊魂には、ユデアめギリシアにも、患難辛苦とあるべけれど、 Romans 2:10 にはユデアめギリシアにも光榮尊貴平安とあるべし。 Romans 2:11 きてなればなり。 Romans 2:12 律法なくしてしし律法なくしてびん、律法ありてしし律法によりて審判せられん、 Romans 2:13 律法聴聞御前義人たらずして、律法實行こそとせらるべければなり。 Romans 2:14 律法たざる異邦が、自然律法は、律法たずと律法たるなり。 Romans 2:15 彼等律法されたるをし、良心し、相互に、弁解するあればなり。 Romans 2:16 福音ぶるく、がイエズス、キリストを人々密事審判ふべきかならん。 Romans 2:17 るにはユデアせられて律法んじ、し、 Romans 2:18 御旨り、律法されて一層有益なるめ、 Romans 2:19 盲者手引暗黒燈火、 Romans 2:20 愚者教師兒等師匠なりとし、律法學識眞理とのてるへり。 Romans 2:21 りながらへてへず、れとべてみ、 Romans 2:22 姦淫するれとひて姦淫し、偶像みてなるものをし、 Romans 2:23 律法りつつ律法りてしむ、 Romans 2:24 して、「御名によりて異邦らる」、とあるがし。 Romans 2:25 律法割禮ありとも、律法割禮割禮となれるなり。 Romans 2:26 れば割禮[の]律法禁令らば、割禮割禮しく視做さるべきにずや。 Romans 2:27 生來割禮[の]律法うせば、割禮ありながら律法れるめん。 Romans 2:28 あるがユデアたるにず、るものが割禮たるにず。 Romans 2:29 心中あるこそユデアによらずによるのものこそ割禮にして、よりらずよりる。 Romans 3:0 Romans 3:1 らばユデアぜるかある、割禮かある、 Romans 3:2 方面し、御言彼等せられたるなり。 Romans 3:3 假令彼等ぜざるありしも、かあらん、彼等信仰眞實しからしむべきか、してらず。 Romans 3:4 眞實にてし、なり。して「(よ)とせられ、審判せられふもはんなり」、とあるがし。 Romans 3:5 不義すとせば、をかはん、不義なるか、―― Romans 3:6 くにへり――してらず、りとせば、如何にしてか審判ふべき。 Romans 3:7 によりて眞實れ、光榮したらんには、でか罪人めらるるあらんや。 Romans 3:8 また――られてふと人々はるるく――さんすべけんや、人々せらるるはなり。 Romans 3:9 らばぞや、異邦なるか、してらず、にユデアもギリシアりとしたればなり。 Romans 3:10 して、「しきなく、 Romans 3:11 なく、むるなし、 Romans 3:12 ひてしきとなれり、なし、一人だもあるなし。 Romans 3:13 彼等きたるなり、き、あり、 Romans 3:14 とにち、 Romans 3:15 く、 Romans 3:16 とは、り、 Romans 3:17 彼等平和らず、 Romans 3:18 目前するれなし」とあるがし。 Romans 3:19 律法律法人々ひてふこと、れり、てのりて、世界屈服するにらんなり。 Romans 3:20 御前には、如何なる律法りてとせらるるあらじ、律法りてるは意識なればなり。 Romans 3:21 るに律法預言とにせられて、の[ふ]律法れたり。 Romans 3:22 ちイエズス、キリストに信仰の「ふ」信仰するび、てのり、差別あるなし、 Romans 3:23 したるにして、光榮すればなり。 Romans 3:24 人々とせらるるは、なくして恩寵り、キリスト、イエズスにりてなり。 Romans 3:25 從前ひしに、正義さんに、イエズス、キリストを犠牲へ、御血信仰たしめ、 Romans 3:26 正義せんとて、正義ひ、イエズス、キリストに信仰をもひしなり。 Romans 3:27 らば何處にかる、かれたり。如何なるかれたるか、てなるか、らず、信仰てなり。 Romans 3:28 ふに、とせらるるは律法らずして信仰る。 Romans 3:29 ユデアのみのならんや、異邦にもるにずや、異邦にもたるなり。 Romans 3:30 して、割禮信仰りてとし、割禮をも信仰りてとしへばなり。 Romans 3:31 らば信仰律法ぼすか、らず、律法うするなり。 Romans 4:0 Romans 4:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>舊約</w>を<w>以</w>て<w>信仰</w>に<w>由</w>りて<w>義</w>とせらるる<w>事</w>を<w>證</w>す ればアブラハムは肉身上よりしてたりとかはん、 Romans 4:2 はアブラハムによりてとせられたらんにはあるべきも、御前にはあらざればなり。 Romans 4:3 聖書とかへるぞ、[く]、「アブラハムぜり、としてせられたり」と。 Romans 4:4 は、とせられずして負債とせらる、 Romans 4:5 れどかず、不敬とし信仰するては、信仰恩寵規定ひてとしてせらるるなり。 Romans 4:6 くダヴィドも、らずしてよりとせらるるをなりとへり、 Romans 4:7 [く]、「不義され、はれたるなる、 Romans 4:8 はざりしなる」と。 Romans 4:9 らばは、割禮[の]にのみるか、割禮[の]にもぶか、アブラハムの信仰としてせられたりとひしが、 Romans 4:10 如何にしてせられしぞ、割禮割禮か、割禮ずして割禮なり。 Romans 4:11 割禮は、割禮信仰れる印證としてけたり。割禮にて信仰するとなり、彼等にも[信仰を]としてせられしめんなり。 Romans 4:12 割禮ある人々たるのみならず、アブラハムの割禮信仰人々にも割禮たらんなり。 Romans 4:13 アブラハム子孫に、世界世嗣たるべしとの約束ありしは、律法るに信仰れるなり。 Romans 4:14 律法人々にして世嗣たらば、信仰しくなり、約束せられたるなり。 Romans 4:15 律法し、律法なきには違法ければなり。 Romans 4:16 れば世嗣信仰る、かの約束恩寵ひて、ての子孫してめられんなり。律法子孫のみならず、アブラハムの信仰りて子孫たるなり。 Romans 4:17 して、「ててくのたらしめたり」とあるがく、アブラハムはぜししたるかし、きものをばるもののくに御前て、たるなり。 Romans 4:18 は「子孫くならん」とはれしに、希望すべくもざるに希望して、くのとならんぜり。 Romans 4:19 信仰なく、びてせるがく、サラのせるがくなるをみず、 Romans 4:20 約束てもらず躊躇せず、光榮りて、 Romans 4:21 ひしふべしと、くまでりて信仰めたり、 Romans 4:22 としてせられたるなり。 Romans 4:23 、「としてせられたり」とされたるは、のみならず、 Romans 4:24 なり。も、我主イエズス、キリストを死者より復活せしめひし信仰するは、[として]せらるべし、 Romans 4:25 され、とせられん復活ひたればなり。 Romans 5:0 Romans 5:1 <w>第</w>三<w>款</w> キリストによる<w>義</w>の<w>充満</w>せる<w>事</w> れば信仰りてとせられ、我主イエズス、キリストを和睦したるなり。 Romans 5:2 て、信仰によりててる恩寵て、の(子等の)光榮希望す。 Romans 5:3 加之患難とす、患難忍耐じ、 Romans 5:4 忍耐練達じ、練達希望ずるをればなり。 Romans 5:5 希望さず、りたる聖霊て、がれたるなり。 Romans 5:6 かりしに、キリストがりて不敬ひしはぞや。 Romans 5:7 義人するなり、善人なんや。 Romans 5:8 るにしてしくふは、罪人たりしにりて Romans 5:9 キリストひしをてなり。れば御血とせられたれば、りてよりはるべきなり。 Romans 5:10 なりしを御子によりて和睦したるなれば、和睦したる生命りてはるべきをや。 Romans 5:11 加之和睦させひし我主イエズス、キリストにりて、す。 Romans 5:12 <w>第</w>四<w>款</w> キリストとアダンとの<w>比較</w> れば一人りてり、りてりしく、したるがてのべるなり。 Romans 5:13 律法づるは、りしかど、律法なきをとせざれざりき。 Romans 5:14 りながら、アダンよりモイゼに、アダンの犯罪さざりし人々にもたりき。アダンは将來のアダンの前表なり。 Romans 5:15 れどとはしからず、一人りてしたるけれども、恩寵一人のイエズス、キリストのとにれるは、くのれたるなり。 Romans 5:16 結果とはしからず、審判よりして、有罪宣告りしに、くのよりとするにれるなり。 Romans 5:17 一人に、一人よりしてとなりたれば、るる恩寵とを人々は、一人のイエズス、キリストにりて、生命となるべし。 Romans 5:18 れば一人犯罪一切人間まで有罪宣告くるにりしく、一切人間一人とせられ生命るにれるなり。 Romans 5:19 一人從順りてくの罪人とせられしく、一人從順りてくの義人とせらるべし。 Romans 5:20 律法入來りてししかど、ししには恩寵彌増せり。 Romans 5:21 となりしく、恩寵我主イエズス、キリストにりてとなり、永遠生命らしめんなり。 Romans 6:0 <w>第</w>二<w>項</w> キリストによる<w>義</w>の<w>道義</w><w>的</w><w>結果</w> Romans 6:1 <w>第</w>一<w>款</w> キリストに<w>於</w>る<w>信仰</w>によりて<w>義</w>とせられし<w>人</w>の<w>道義</w><w>的</w><w>生活</w> らばをかはん、恩寵れんしてらんか、 Romans 6:2 らず、したるなれば、でかくべき。 Romans 6:3 らずやキリスト、イエズスにせられしが、してせられたるを。 Romans 6:4 はんに、洗禮られたるなり、キリストが光榮死者より復活ひしく、しき生命まんなり。 Romans 6:5 がれて状態肖似りたれば、復活にも肖似るべし。 Romans 6:6 十字架けられしは、ぼされて奴隷とならざらんなるる、 Romans 6:7 したるれたればなり。 Romans 6:8 ず、キリストとしたらば、キリストときんと。 Romans 6:9 はキリストは死者より復活して最早なく、なかるべしとればなり。 Romans 6:10 せしはにして一度ひたれど、くるはふなり。 Romans 6:11 を、にはしたるなれども、には我主キリスト、イエズスにけるへ。 Romans 6:12 はしむるほど、すべきたるべからず。 Romans 6:13 五體不義武器としてぐることれ、したりしにくるとしてげ、五體をも武器としてげよ。 Romans 6:14 律法らずして恩寵るがに、あるまじければなり。 Romans 6:15 らば如何にすべきか、律法らずして恩寵るがすべきか、らず。 Romans 6:16 らずや、はんとて奴隷としてぐれば、奴隷となるを。奴隷としてり、從順奴隷としてる。 Romans 6:17 れど感謝す、奴隷たりしに、交付されてびたるよりひ、 Romans 6:18 よりはれて奴隷となりたるなり。 Romans 6:19 きにして、語法はん、不義五體不潔不義奴隷としてげたりしがく、とならん五體奴隷としてげよ。 Romans 6:20 奴隷たりししては自由なりしが、 Romans 6:21 好果たりしぞ、あるのみ。 Romans 6:22 よりはれてり、好果にして、永遠生命なり。 Romans 6:23 報酬なるに、我主イエズス、キリストにれる永遠生命なり。 Romans 7:0 Romans 7:1 兄弟等よ、律法れる人々へば、律法らるるはけるのみなるらざるか。 Romans 7:2 あるは、存命律法がるとも、すればする律法かるるなり。 Romans 7:3 れば存命けば姦婦ばるべきも、したる律法よりされ、くも姦婦にはざるなり。 Romans 7:4 れば兄弟等よ、もキリストの[]りて、律法してしたるとなれり。死者より復活ひしのものにして、ばんなり。 Romans 7:5 りし律法れる罪科ばせんとて、五體きたりしが、 Romans 7:6 がれたりし律法よりされて、きによらず、しきにりてるにれり。 Romans 7:7 <w>第</w>二<w>款</w> <w>堕落</w><w>者</w>に<w>於</w>る<w>律法</w> らばをかはん、律法なるか、らず。りながら律法らずしてはらざりき。律法が「ることれ」とはざればらざりしに、 Romans 7:8 機會じ、によりて、所有慾望せり。律法なきしたるものにして、 Romans 7:9 昔時律法なくてきたりしが、りしかば、生回りて、 Romans 7:10 せり、かさんとてへられたるは、すものとなれり。 Romans 7:11 機會じてはし、せり。 Romans 7:12 律法なり、にしてしくなり。 Romans 7:13 らばなるものとなりたるか、らず、れんに、なるものをし、によりてきものとなるにりしなり。 Romans 7:14 律法霊的なるる、れど肉的にしてられたるなり。 Romans 7:15 らず、さずして、せばなり。 Romans 7:16 せば、律法同意してなりとす、 Romans 7:17 ればは、最早ずして宿れるなり。 Romans 7:18 れり、に、宿れるにず、しとも、うすることをず、 Romans 7:19 さず、せばなり。 Romans 7:20 せば、最早は、ずして宿れるなり。 Romans 7:21 ればさんとするは、として、きをゆ。 Romans 7:22 精神りては律法ぶとも、 Romans 7:23 五體ありて、精神敵對し、にして五體はしむるをむ。 Romans 7:24 嗚呼不幸なる肉體よりふべきぞ、 Romans 7:25 我主イエズス、キリストにれる恩寵なり。精神りては律法へ、肉身りてはふ。 Romans 8:0 Romans 8:1 <w>第</w>三<w>款</w> キリストによりて<w>再生</w>したる<w>人</w>の<w>福</w>なる<w>状態</w> ればキリスト、イエズスにりて、ひてまざるては、最早せらるべきなし、 Romans 8:2 生命ふるは、キリスト、イエズスにとのよりひたればなり。 Romans 8:3 れるがに、律法はざりしを、御子はしひ、處分へり。 Romans 8:4 はずひてめるて、律法禁令うせられんがなり。 Romans 8:5 人々み、人々む。 Romans 8:6 [と]なり、生命平安[と]なる。 Romans 8:7 みは敵對して律法せず、するはざればなり。 Romans 8:8 れば人々は、御意はず。 Romans 8:9 宿はば、らずしてるなり。キリストのせずば、キリストのものにず。 Romans 8:10 キリストさば、肉體したるものなれども、とせられたるく。 Romans 8:11 イエズスを死者より復活せしめひし宿はば、よりイエズス、キリストを復活せしめひしは、宿へるによりて、ぬべき肉體をもかしはん。 Romans 8:12 れば兄弟等よ、して、ひてくべき負債あるず、 Romans 8:13 ひてきなばすべく、さばくべし。 Romans 8:14 何人によらず、かるるたればなり。 Romans 8:15 けしは、奴隷たるのず、とせらるるけしなり。がアバぶはなり。 Romans 8:16 []精神に、たるをふ。 Romans 8:17 たれば世嗣たり、世嗣にして、キリストと共同世嗣たるなり。もししまば、光榮くべきなり。 Romans 8:18 ふに現世は、るべき将來光榮ぶものにず、 Romans 8:19 造物ぎててるは、子等れんてるなり。 Romans 8:20 造物せしめられたるもまず、希望せしめひしものにしてするのみ。 Romans 8:21 造物腐敗奴隷たるれて、子等光榮自由べければなり。 Romans 8:22 る、造物るまでき、陣痛へるなりと。 Romans 8:23 造物のみならず、聖霊最初たるも、き、子等とせられて肉體はれんてるなり。 Romans 8:24 はれたるは希望る、ゆる希望希望ず、希望せん。 Romans 8:25 ざる希望するにりては、忍耐つ。 Romans 8:26 く、聖霊ふ。るべきかをらざれども、[]ふべからざるて、ふ。 Romans 8:27 て、見透ふものは[]へるふ。御旨ひて、聖徒へばなり。 Romans 8:28 れり、する規定じて聖徒されたる人々には、萬事きてあらざるはなし、と。 Romans 8:29 豫知へる人々を、御子肖似らしめんと豫定へり、御子くの兄弟長子たらんなり。 Romans 8:30 豫定ひしにはし、ひしとならしめ、とならしめひしには、ふに光榮てしひしなり。 Romans 8:31 へてをかはん、もしにしはば、するぞ、 Romans 8:32 御子をすらはず、一同ひたれば、でかへて、一切はざらんや。 Romans 8:33 まれたる人々ふるぞ、とならしめならんか。 Romans 8:34 するぞ、して復活し、して執成ふキリスト、イエズスならんか。 Romans 8:35 ればキリストにするより、引離ぞ、苦難ならんか、か、か、裸體か、危険か、迫害か、か、 Romans 8:36 して「終日危険ひ、らるべきくせらるるなり」とあるがし。 Romans 8:37 れどてのりて、へるにより、ちてあり。 Romans 8:38 確信す、も、も、天使も、権勢も、能力も、現在も、未來も、(も)、 Romans 8:39 さもさも、如何なる造物も、我主イエズス、キリストにより、るものなし、と。 Romans 9:0 <w>第</w>三<w>項</w> キリストに<w>由</w>る<w>義</w>に<w>對</w>するユデア<w>人</w>の<w>位地</w> Romans 9:1 <w>第</w>一<w>款</w> イスラエル<w>人</w><w>排斥</w>せられしも、<w>神</w>の<w>約束</w>は<w>誠實</w>にして<w>其</w><w>處置</w>は<w>正義</w><w>完全</w>なり はキリスト[の御前]にひてらず、良心聖霊一致して證明す。 Romans 9:2 いなるあり、間断なき苦痛あり。 Romans 9:3 兄弟等には、らキリストにてられんをすらまんとす。彼等肉身上親族なり、 Romans 9:4 イスラエルなり、とせらるると、光榮契約律法拝禮約束とは彼等のものなり。 Romans 9:5 祖先彼等のもの、キリストも肉身上よりすれば彼等よりひしなり。萬物世々せられにてす、アメン。 Romans 9:6 れど御言れりとふにはず、イスラエルよりでしイスラエルたるにず、 Romans 9:7 アブラハムのたるたるにず、「イザアクよりづるばれん」とあり。 Romans 9:8 たる人々たるにずして、約束たる人々こそとせらるるなれ。 Romans 9:9 約束は、「らばらん、して[]サラには一子あるべし」となり。 Romans 9:10 加之レベッカも一人先祖イザアクによりて[双児を]懐胎せしに、 Romans 9:11 れず何等善惡さざるに、規定選抜ひてするに、 Romans 9:12 によらずによりて「へん」とはれたり。 Romans 9:13 して「イザアクをしエザウをめり」とあるがし。 Romans 9:14 ればをかふべき、不義ありや、らず、 Romans 9:15 はモイゼにく「まんみ、慈悲さん慈悲さん」と。 Romans 9:16 ればするにもにもらずして、るなり。 Romans 9:17 聖書ファラオンにらく「てしは、権能し、世界へられんなり」と。 Romans 9:18 れば思召み、思召くしふなり。 Romans 9:19 によりてはん、らばふや、思召抵抗せん、と。 Romans 9:20 よ、なればらふぞ。土器りたるひて、何故りしぞとふか。 Romans 9:21 陶師て、しきるのあるにずや。 Romans 9:22 もしひ、権能らしめんとして、ぶべくはりたるいなる忍耐ひしに、 Romans 9:23 光榮あるべく豫備ひしして、光榮なるをさんとしはば如何、 Romans 9:24 としてにユデアよりならず、異邦よりひしなり。 Romans 9:25 オゼアに、「わがたらざりしび、せられざりしせらるると(び、ざりしと)ばん、」 Romans 9:26 彼等に、ず、とはれして、ける子等へらるることあらん」とひしがし。 Romans 9:27 イザヤもイスラエルにきてはりけるは、「イスラエルのくなるも、のみはれん。 Romans 9:28 御言地上ふべければ、うしふべし」と。 Romans 9:29 イザヤが預言して、「萬軍はざりせば、はソドマのり、ゴモラにたるものとりしならん」、とひしがし。 Romans 9:30 <w>第</w>二<w>款</w> イスラエル<w>人</w>の<w>排斥</w>せらるるは、<w>其</w><w>過</w>に<w>由</w>れり らばをかふべき。追求せざりし異邦へたり、信仰れるなり。 Romans 9:31 てイスラエルは追求しつつも、らざりき。 Romans 9:32 ぞ、彼等信仰らずしてるがくにしたればなり。れるなり、 Romans 9:33 して、「よ、シオンにく、にもあれずるは、めらるるなからん」と、あるがし。 Romans 10:0 Romans 10:1 兄弟等よ、は、彼等はれんなり。 Romans 10:2 彼等熱心なる證明す、れど熱心知識一致せず、 Romans 10:3 らず、てんことをめて、せざればなり。 Romans 10:4 律法はキリストにして、ずるとせられんなり。 Romans 10:5 てモイゼは律法きて、「せる律法りてくべし」としたるに、 Romans 10:6 信仰きてはへらく、「ふことれ、らんと」、キリストを引下ならん。 Romans 10:7 「陰府らんと」、キリストをより呼起ならん。 Romans 10:8 るに(聖書に)へるぞ、「御言く、り、り」と、ぶる信仰なり。 Romans 10:9 もしイエズスを宣言し、死者より復活せしめひしことをぜばはるべし。 Romans 10:10 にはじてとせられ、には宣言して救霊べければなり。 Romans 10:11 聖書く、「(にもあれ)ずるめられじ」と。 Romans 10:12 萬民して、一切してせば、ユデアとギリシアとのあるなし。 Romans 10:13 にもあれ御名はるべし。 Romans 10:14 らばぜざりし如何にしてかまん、かざりし如何にしてかぜん、ぶるなくば如何にしてかくべき、 Romans 10:15 はされずば如何にしてかべん、して「し、平和げ、善事ぐる人々」、とあるがし。 Romans 10:16 れども福音へるにはず、ちイザヤく、「よ、きてぜしぞや」と。 Romans 10:17 れば信仰くよりり、くはキリストの御言てす。 Romans 10:18 れどはん、彼等こえざりしか、と。らず、も「世界行渡り、にまでべり」 Romans 10:19 れどはん、イスラエルはらざりしかと、[らず]、モイゼく「たらざるましめ、なるしてらしめん」と。 Romans 10:20 イザヤもく、「さざりし人々だされ、ねざりし人々公然れたり」と。 Romans 10:21 イスラエルにひてく、「ぜずしてらへるを、終日べててり」と。 Romans 11:0 Romans 11:1 <w>第</w>三<w>款</w> イスラエル<w>人</w>に<w>取</w>りての<w>大</w>いなる<w>慰</w> らばはん、ひしかと、らず、もイスラエルにして、アブラハムの、ベンヤミンのなればなり。 Romans 11:2 豫知ひしはざりしなり。エリアにきて聖書へるらざるか、イスラエルへてへらく、 Romans 11:3 「よ、彼等預言し、祭壇てり、一人れるに、めんとするなり」と。 Romans 11:4 してへるぞ、「に、バアルのかざる七千の男子したるなり」と。 Romans 11:5 く、恩寵りてれるはれたり。 Romans 11:6 恩寵ればるにず、らざれば恩寵最早恩寵ざるべし。 Romans 11:7 らばぞや、イスラエルたりしず、まれたるて、頑固になれり。 Romans 11:8 して、「彼等茫然たる精神べからざるべからざるひて今日る」、とあるがし。 Romans 11:9 ダヴィドく「はくは彼等食卓となり、となり、くものとなり、となれかし、 Romans 11:10 みてえざらしめ、何時ましめへ」、と。 Romans 11:11 ればはん、彼等きしはれんなるかと、らず、彼等ましむる堕落によりて、異邦れり。 Romans 11:12 彼等堕落となり、減少異邦とならば、彼等全數をや。 Romans 11:13 異邦はん、異邦使徒たるは、が[]榮誉さん。 Romans 11:14 如何にもして、骨肉たる刺激してまし、幾何かをはんなり。 Romans 11:15 彼等排斥和睦とならば、採用より再生するにじからざらんや。 Romans 11:16 初穂ならば全體あるべく、ならばあるべし。 Romans 11:17 假令幾何かのられて、野生橄欖たりしがれ、橄欖液汁とをにするものとなりたりとも、 Romans 11:18 ひてることれ、らんとするも、つにずしてこそつなれ。 Romans 11:19 はん、られしはがれんなりと。 Romans 11:20 し、彼等信仰りてられしに、信仰りててるなり。れどることれ、れよ。 Romans 11:21 はざりしなれば、くはをもはざるべし。 Romans 11:22 れば慈愛厳格とをよ、れし人々しては厳格しては慈愛慈愛ればのみ、らずんばかるべし。 Romans 11:23 彼等信仰らずばがるるならん、ぐことをへばなり。 Romans 11:24 生來野生なる橄欖より切取られ、本性して橄欖がれたれば、本性のものが橄欖がるるをや。 Romans 11:25 兄弟等よ、しとするなからんに、奥義らざるをまず、ちイスラエルの部分頑固になれるは、異邦全體入來るまでなり。 Romans 11:26 てイスラエルはりてはるるにるべし、して、「シオンにり、ヤコブより不敬らしめん。 Romans 11:27 彼等きたらん彼等ぶべき約束なり」、とあるがし。 Romans 11:28 福音きては、彼等なれども、選抜きては祖先至愛なり、 Romans 11:29 とは、取消さるるなければなり。 Romans 11:30 はざりしに、彼等從順りて慈悲りしく、 Romans 11:31 彼等はざるもの[りし]慈悲りて慈悲らんなり。 Romans 11:32 衆人はんに、從順へるなり。 Romans 11:33 嗚呼高大なる智恵知識と。判定さよ、さよ。 Romans 11:34 御心り、りたるぞ。 Romans 11:35 へて、ぞ。 Romans 11:36 萬事りてり、光榮世々す、アメン。 Romans 12:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>倫理</w><w>上</w>の<w>事</w> <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>的</w><w>生活</w>の<w>勧告</w> Romans 12:1 <w>第</w>一<w>款</w> キリスト<w>信者</w><w>相互</w>の<w>義務</w> れば兄弟等よ、りてむ。肉身て、ける、なる、御意へる犠牲道理禮拝としてへよ。 Romans 12:2 なく、御旨御意完全との如何なるものなるかをらん精神一新して改革せよ。 Romans 12:3 はりたる恩寵によりて、てのはん、んずべき程度以上んぜず、適宜に、夫々分配ひし信仰ひてんぜよ。 Romans 12:4 くのありて、てのうせざるがく、 Romans 12:5 くのは、キリストににして、たるなり。 Romans 12:6 ればはりたる恩寵ひてにしたれば、預言信仰ひてし、 Romans 12:7 に[從事し]、ふるに[り]、 Romans 12:8 し、ふる淡白てし、奮發てし、慈悲てすべし。 Romans 12:9 表裏あるべからず、ひてき、 Romans 12:10 兄弟み、推重し、 Romans 12:11 注意らず、熱心にしてへ、 Romans 12:12 希望によりてび、患難忍耐し、えず祈祷從事し、 Romans 12:13 聖徒入用け、接待ひ、 Romans 12:14 迫害するせよ、してふことれ。 Romans 12:15 人々び、人々き、 Romans 12:16 じうし、きをはずしてきにんじ、しとすることれ。 Romans 12:17 如何なるにもゆるなく、御前のみならず、衆人にもなるり、 Romans 12:18 り、べくんば衆人せよ。 Romans 12:19 至愛なるよ、復讐せずして[の]せよ、して、「く、復讐なり、いん」とあればなり。 Romans 12:20 ゑなばせしめ、かばましめよ。くすれば燃炭むならん、 Romans 12:21 たるるなく、て。 Romans 13:0 Romans 13:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>社會</w>に<w>於</w>る<w>信徒</w>の<w>義務</w> てるすべし。にしてよりでざるはなく、よりめられたるものなり、 Romans 13:2 らふらひ、らふ人々。 Romans 13:3 君主るべきは、ずしてなり。れざらんとするか、へ、らばよりべし。 Romans 13:4 せん役者なればなり。れどはばれよ、ぶるものにず、役者にしてゆるものなればなり。 Romans 13:5 れば服從するは、必要にして、のみならず、良心なり。 Romans 13:6 む、彼等役者にして、むればなり。 Romans 13:7 ればての負目せ、むべきにはめ、課物ふべきにはひ、るべきにはれ、ぶべきべ。 Romans 13:8 するのは、にも何等負債あるべからず、する律法うしたるなればなり。 Romans 13:9 姦淫するれ、れ、れ、僞證するれ、れ」、ありとも、くにせよとのる。 Romans 13:10 他人しきず、律法完備なり。 Romans 13:11 すべきは時期れるなり。よりくべきれり、信仰せしよりも救霊きにあり。 Romans 13:12 けたり、づけり、ればてて、るべし、 Romans 13:13 日中しくむべくして、饕食酔酗密通淫亂争闘嫉妬とにからず、 Romans 13:14 イエズス、キリストをよ、るべきすことれ。 Romans 14:0 Romans 14:1 <w>第</w>三<w>款</w> <w>信仰</w>の<w>弱</w>き<w>信徒</w>に<w>對</w>する<w>方法</w> 信仰くるに親切てし、ふことれ。 Romans 14:2 てのするをしとするに、野菜す。 Romans 14:3 するせざるんずべからず、せざるする是非すべからず、承容ひたればなり。 Romans 14:4 なればする是非するぞ、つもるるも、はるなり。ずやつならん、たしむるへばなり。 Romans 14:5 とを弁別するに、如何なるをもにす、料簡ふべきのみ。 Romans 14:6 区別する区別し、するす、感謝すればなり。せざるせずして感謝す。 Romans 14:7 くるなく、するなし、 Romans 14:8 くるもき、するもすればなり。くるもするもなり。 Romans 14:9 キリストのして復活ひしは、死者生者とをはんがなり。 Romans 14:10 るに何故兄弟是非するぞ、何故兄弟んずるぞ、法廷つべきなるをや。 Romans 14:11 して、「く、くるなり、てのまり、ての宣言するにらん」、とあるがし、 Romans 14:12 さるべし。 Romans 14:13 ればむべからず、兄弟に、かすべきもの、となるものをかざらんめよ。 Romans 14:14 イエズスに確信す、によりてからざるはなく、からざるは、からずとてのみ。 Romans 14:15 食物兄弟ひしむれば、ひてず、キリストのしてひしを、食物ぼすことれ。 Romans 14:16 ればてるきものはらるべかず、 Romans 14:17 飲食にあるにずして、聖霊れる平和とにればなり。 Romans 14:18 てキリストにふる御意ひ、人々にもしとせらるるなり。 Romans 14:19 平和追求して、つべきるべきなり。 Romans 14:20 食物事業ぼすことれ、てのしとも、してかするにはとなる。 Romans 14:21 肉食飲酒其他兄弟め、き、くなるざるをしとす。 Romans 14:22 に[]あらんか、御前て。しとするきてめざるなり、 Romans 14:23 れどひつつしたるせらる、は[]によりてざればなり、て[]らざるなり。 Romans 15:0 Romans 15:1 人々虚弱ふべくして、ばすべからず、 Romans 15:2 つべく、善事ばすべし。 Romans 15:3 キリストはばしはず、して、「[]をれる人々侮辱ちかかれり」、とあるがくにへり。 Romans 15:4 されたる教訓となり、をして聖書忍耐慰籍とをて、希望たしめんされたるなり。 Romans 15:5 はくは忍耐慰籍とををしてイエズス、キリストにひてじうせしめ、 Romans 15:6 我主イエズス、キリストのにしてにてすものをるをしめはんを。 Romans 15:7 ればキリストが光榮承容ひしく、承容れよ。 Romans 15:8 はん、キリスト、イエズスが割禮[の人々]の役者となりひしは、眞實し、祖先の[りし]約束め、 Romans 15:9 異邦をしてによりてめしめはんなり。して「ればよ、異邦宣言し、御名はん」とあるがし。 Romans 15:10 く、「異邦よ、べ」、 Romans 15:11 讃美せよ、れ」とあり。 Romans 15:12 イザヤく、「イエッセのして異邦むべきものらん、異邦希望せん」と。 Romans 15:13 はくは希望信仰によりて一切平安とをたしめ、聖霊希望ならしめはんを。 Romans 15:14 <w>第</w>一<w>款</w> <w>弁解</w><w>及</w>び<w>願望</w> <w>第</w>二<w>項</w> パウロ<w>自身</w>に<w>関</w>する<w>事故</w> 兄弟等よ、慈愛ち、ての智識ちて、訓戒なる確信す。 Romans 15:15 れど兄弟等よ、もすればりにりなく書贈りしこと、をしてさしめんとせるくなるは、よりはりたる恩寵れり。 Romans 15:16 恩寵あるは、異邦に、キリスト、イエズスの役者となりて、福音祭務執行し、異邦聖霊りてとせられ、御意へる献物とならんなり。 Romans 15:17 ればして、キリスト、イエズスにるべきあり。 Romans 15:18 キリストが異邦はしめんひ、とをて、 Romans 15:19 奇蹟との勢力聖霊能力りてへるざれば、らず。ちエルザレムよりイルリコ[]に地方りて、キリストの福音たせり。 Romans 15:20 福音べしは、キリストの御名へられたるず、他人きたる基礎かざらんなり。 Romans 15:21 して、「げられざりし人々ん、かざりし人々らん」、とあるがし。 Romans 15:22 げられて、までめられたりしが、 Romans 15:23 地方すべきなく、らんは、年來なるなれば、 Romans 15:24 イスパニアへかんに、立寄りて幾分満足たるより彼處られん希望なり。 Romans 15:25 ればはエルザレムにり、聖徒へんとす。 Romans 15:26 マケドニアびアカヤ[](の人々)はエルザレムに聖徒貧者に、幾何醵金するをしとせり。 Romans 15:27 人々しとせしが、彼等負債あるなり。異邦は、彼等霊的事物分配けたれば、肉的事物彼等すべきなり。 Romans 15:28 れば用事へ、彼等へててイスパニアへかん。 Romans 15:29 らば、キリスト(の福音)のなる祝福るべきは、なり。 Romans 15:30 兄弟等よ、我主イエズス、キリストにり、聖霊りて、ふ。へ。 Romans 15:31 ユデアに信者よりはれん贈物がエルザレムの聖徒はん、 Romans 15:32 御旨びてり、んずるなり。 Romans 15:33 はくは平和一同さんを、アメン。 Romans 16:0 Romans 16:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>種々</w>の<w>傳言</w><w>等</w> 姉妹にしてケンクライ教會執事なるフェベを依頼す。 Romans 16:2 聖徒として相應しく接待し、めんてのけよ、らもくのけ、をもけたればなり。 Romans 16:3 ふプリスカ、アクィラ教會にもしくとへ。彼等がキリスト、イエズスに協力にして、 Romans 16:4 生命差出せるは、のみならず、異邦教會彼等感謝するなり。 Romans 16:5 エペネトにしくとへ、するにして、キリストにる[]アジア最初信者なり。 Romans 16:6 いに盡力せしマリアにしくとへ。 Romans 16:7 アンドロニコびユニアにしくとへ、彼等親戚にして、監獄り、使徒く、よりにキリストにきしなり。 Romans 16:8 至愛なるアンプリアトにしくとへ。 Romans 16:9 キリスト(イエズス)にりて協力なるウルバノするスタキスにしくとへ。 Romans 16:10 キリストに忠實なるアッペルレにしくとへ。 Romans 16:11 アリストブルのなる人々しくとへ。親族ヘロヂオンにしくとへ。ナルキスの人々しくとへ。 Romans 16:12 盡力する[婦人]トリフェナびトリフォザにしくとへ。いに盡力せし至愛なる[婦人]ペルシデにしくとへ。 Romans 16:13 まれしルフォにしてなるしくとへ。 Romans 16:14 アッシンクリト、フレゴン、ヘルマス、バニトロバ、ヘルメス彼等兄弟等しくとへ。 Romans 16:15 フィロロゴびユリア、ネレオ姉妹、オリンピア彼等聖徒一同しくとへ。 Romans 16:16 なる接吻しくとへ。キリストの教會しくとへり。 Romans 16:17 兄弟等よ、む、びしして、せる人々めてけよ。 Romans 16:18 は、我主キリストにへずしてへ、諂諛て、無邪氣なる人々はすなり。 Romans 16:19 從順なる何處にもえたるは、なり。むらくはしてく、してからんを。 Romans 16:20 はくは平和にサタンをひ、我主イエズス、キリストの恩寵らんを。 Romans 16:21 協力なるチモテオ親族なるルシオとヤソンとソシパテルと、しくとへり。 Romans 16:22 書簡きしテルシオ、しくとふ。 Romans 16:23 教會との宿主カヨしくとひ、主計エラスト兄弟クワルトしくとへり。 Romans 16:24 はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを、アメン。 Romans 16:25 せられしに、預言じて、永遠り、信仰せしめんとて、萬民れたる奥義ひ、 Romans 16:26 福音とイエズス、キリストの宣教とにじて、堅固ならしむるをふもの、 Romans 16:27 智者せるに、イエズス、キリストを世々尊貴光榮とあれかし、アメン。 I Corinthians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロコリント<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>前</w><w>書簡</w> I Corinthians 1:0 <w>冒頭</w> I Corinthians 1:1 思召りてイエズス、キリストの使徒されたるパウロ、兄弟ソステネス、 I Corinthians 1:2 コリントに教會ちキリスト、イエズスにとせられ聖徒されたる人々彼等れのにもりて、我主イエズス、キリストの御名べる人々一同に[書簡る]。 I Corinthians 1:3 はくはにてイエズス、キリストより恩寵平安とをはらんことを。 I Corinthians 1:4 キリスト、イエズスにはりたる恩寵きて、えず感謝る。 I Corinthians 1:5 て、てのての智識にもめるとなりたればなり。 I Corinthians 1:6 キリストの證明くせられたれば、 I Corinthians 1:7 如何なる恩寵にもくるなくして、我主イエズス、キリストのふをてるなり。 I Corinthians 1:8 まで堅固ならしめ、無罪にして我主イエズス、キリストの降臨らしめふべし。 I Corinthians 1:9 御子にて我主イエズス、キリストにすべく、へるは、眞實にてせばなり。 I Corinthians 1:10 <w>第</w>一<w>項</w> <w>分裂</w>の<w>第</w>一<w>原因</w><w>即</w>ち<w>此</w><w>世</w>の<w>智恵</w> <w>第</w>一<w>編</w> コリント<w>信者</w><w>間</w>の<w>分裂</w>を<w>咎</w>む 兄弟等よ、我主イエズス、キリストの御名によりて勧告す、うして、分裂あるなく、同意一致せんことを。 I Corinthians 1:11 兄弟等よ、クロエの人々よりりしれば、に[種々の]争論ある。 I Corinthians 1:12 はんに、はパウロのもの、はアポルロのものはケファのもの、はキリストのものなりとふ。 I Corinthians 1:13 キリスト分割せられひしならんや、パウロは十字架けられしか、はパウロのりてせられしか。 I Corinthians 1:14 、クリスポとカヨとのをもせざりし感謝す、 I Corinthians 1:15 れば一人によりてせられたりとはあらじ。 I Corinthians 1:16 ステファナの一家をもしたれど、其外にはしたるをらざるなり。 I Corinthians 1:17 がキリストよりはされしは、するずして福音へんなり。智恵てすべきにず、キリストの十字架しくならざらんなり。 I Corinthians 1:18 十字架ぶるにはなるなれども、はるるには大能なり。 I Corinthians 1:19 して、「智者智恵ぼし、賢者さをはん」、とあればなり。 I Corinthians 1:20 智者何處にかる、律法學者何處にかる、論者何處にかる。ならしめひしにずや。 I Corinthians 1:21 [の]は智恵て、全智[の]にめざりしかば、宣教信者ふをしとしへり。 I Corinthians 1:22 ちユデアめ、ギリシア智恵ぬるに、 I Corinthians 1:23 十字架けられへるキリストを宣傳ふるなり。ユデアりてはくもの、ギリシアりてはなるなれども、 I Corinthians 1:24 されしユデアびギリシアりては大能智恵たるキリストなり。 I Corinthians 1:25 なるよりもく、よりもければなり。 I Corinthians 1:26 兄弟等よ、されしよ、れる智者からず、有力からず、からず、 I Corinthians 1:27 智者めんとて、なるひ、めんとて、ひ、 I Corinthians 1:28 ぼさんとて、しきにせらるるをばひしなり。 I Corinthians 1:29 何人御前らざらんなり。 I Corinthians 1:30 りてこそ、智恵成聖とにひしキリスト、イエズスにるなれ。 I Corinthians 1:31 されたるく、「らん」なり。 I Corinthians 2:0 I Corinthians 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>分裂</w>の<w>第</w>二<w>原因</w><w>即</w>ち<w>神</w>の<w>智恵</w>を<w>慮</w>らざる<w>事</w> 兄弟等よ、りし高尚なる談話智恵して、證明げしにず。 I Corinthians 2:2 てイエズス、キリスト、十字架けられひたるは、をもるをしとせず、 I Corinthians 2:3 りて、くしてれ、いになりき。 I Corinthians 2:4 談話宣教屈服せしむる人智らずして、聖霊大能すにりき。 I Corinthians 2:5 信仰人間智恵らずして、大能らんなり。 I Corinthians 2:6 れども完全なる人々ては、智恵る。智恵ず、ぶべき君主智恵ず、 I Corinthians 2:7 不可思議なる智恵にして、ち(く)れたりしもの、代々ちて光榮として豫定ひしものなり。 I Corinthians 2:8 君主一人らざりき。りたりしならば、彼等して光榮十字架けざりしならん。 I Corinthians 2:9 るにされしく、人々ひしず、かず、にもらざりしを、はしひしなり、 I Corinthians 2:10 るまで萬事洞見へばなり。 I Corinthians 2:11 は、に、如何なるるべき。なし。 I Corinthians 2:12 けしはず、よりにして、よりはりたるらんなり。 I Corinthians 2:13 るにりて、人智ふるてせず、てして、霊的事物霊的事物引合するなり。 I Corinthians 2:14 るに肉的人物承容れず、霊的是非すべきものなれば、りてはえてはざるなり。 I Corinthians 2:15 るに霊的人物萬事是非して、にも是非せられず。 I Corinthians 2:16 りてあらんや、はキリストのる。 I Corinthians 3:0 I Corinthians 3:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>尚</w>コリント<w>人</w>の<w>争論</w>を<w>咎</w>む 兄弟等よ、霊的人物するがくにしてはず、肉的人物ちキリストに小兒るがくにして、 I Corinthians 3:2 ましめ、食物へざりき。はざりしなりしが、肉的人物なるをはざるなり。 I Corinthians 3:3 嫉妬争論とあるは、肉的にしてむにずや。 I Corinthians 3:4 はパウロのものなりとふを、はアポルロのものなりとへば、たるにずや。らばアポルロ何者ぞ、パウロ何者ぞ、 I Corinthians 3:5 彼等りてぜしにして、ひたるぎず。 I Corinthians 3:6 ゑ、アポルロはげり、れど發育ひしはなり。 I Corinthians 3:7 ればうるも、ふるにらず、發育あるのみ。 I Corinthians 3:8 うるにして、ひ、面々くべきなり。 I Corinthians 3:9 助手にして、耕作なり。建築なり。 I Corinthians 3:10 は、はりたる恩寵ひて、建築基礎ゑしに、他人建築す、如何にして建築すべきかをるべし。 I Corinthians 3:11 ゑられたる基礎ちキリスト、イエズスをきては、基礎はざればなり。 I Corinthians 3:12 基礎に、寳石建築せば、 I Corinthians 3:13 面々建物れん、にせらるべし、され、面々建物如何すべければなり。 I Corinthians 3:14 にもあれ、建築したる建物にしてへなば、べく、 I Corinthians 3:15 建物けなばけん、れどたるくにはるべし。 I Corinthians 3:16 聖殿なるらざるか。 I Corinthians 3:17 神殿たばぼしふべし、神殿にしてなり。 I Corinthians 3:18 くことれ、しとあらば、智者たらんなるべし。 I Corinthians 3:19 智恵御前なればなり。して、「智者狡猾によりてへん」、とあり。 I Corinthians 3:20 、「智者なるをふ」、とあり。 I Corinthians 3:21 ればすべからず、 I Corinthians 3:22 萬事のものなり、はパウロ、はアポルロ、はケファ、現在未來一切のものなり、 I Corinthians 3:23 れどはキリストのものにして、キリストはのものなり。 I Corinthians 4:0 I Corinthians 4:1 <w>第</w>四<w>項</w> パウロ<w>自己</w>の<w>弁解</w> ればしく、をキリストの奥義分配ふべし。 I Corinthians 4:2 分配要求する忠實なるなれど、 I Corinthians 4:3 により、裁判によりて是非せらるることを、ず、是非するをもざるなり。 I Corinthians 4:4 良心むるはなけれども、りてとせらるるにはず、是非なり。 I Corinthians 4:5 ればは、ちて是非することれ、暗夜れたるををらし、ふべし、面々よりん。 I Corinthians 4:6 兄弟等よ、を、とアポルロとにててひしは、て、されたる以外に、一人一人げてらざらんばしめんなり。 I Corinthians 4:7 差別するぞや、てるにして、はざりしかある、ひしならば、はざりしがくにるや。 I Corinthians 4:8 れり、めり、我等きてとなれり。たれかし、らばたるをん。 I Corinthians 4:9 ふに、使徒たるを、まりたるとしてへり。世界天使等にも人間にも観物とせられたるなり。 I Corinthians 4:10 はキリストの愚者なるに、はキリストに智者なり、くしてく、くしてし。 I Corinthians 4:11 も、ゑ、き、素肌なり、たれ、まれる住所なく、 I Corinthians 4:12 手業みてし、はれてはし、迫害せられてはび、 I Corinthians 4:13 られてはり、衆人捨物くになれり。 I Corinthians 4:14 せるは、めんとにはず、至愛なるとしてむるのみ。 I Corinthians 4:15 キリストにて、ありとも數多からず、福音をキリスト、イエズスにみたるはなればなり。 I Corinthians 4:16 ふ、(がキリストにへるく)へ。 I Corinthians 4:17 に、忠實なる至愛チモテオをはしたるが、はキリスト、イエズスに教會ふるを、さしめん。 I Corinthians 4:18 人々らずとてれども、 I Corinthians 4:19 思召ならば、り、れる人々きて實力らんとす。 I Corinthians 4:20 にあるにずして實力にあればなり。 I Corinthians 4:21 をかめる、らんか、温和とをらんか。 I Corinthians 5:0 <w>第</w>二<w>編</w> コリント<w>人</w>の<w>國民</w><w>生活</w>に<w>関</w>する<w>規則</w> I Corinthians 5:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>近親</w><w>相婚</w><w>者</w>の<w>事件</w> によれば、私通あり、異邦にもらざる私通にして、れりとふ。 I Corinthians 5:2 てもるか、へるよりかれんみてかざるか。 I Corinthians 5:3 こそは其處らざれど、精神にては其處りてめるがく、ひし裁判せり。 I Corinthians 5:4 我主イエズス、キリストの御名り、精神して、我主イエズス、キリストの権力て、 I Corinthians 5:5 をサタンにす。肉體ぶるも、精神我主イエズス、キリストのはれんなり。 I Corinthians 5:6 れるはず、全體らすとらずや。 I Corinthians 5:7 無酵となりしく、きてしきたるべし。は、過越[の犠牲]たるキリストはられひたればなり。 I Corinthians 5:8 麪酵惡事不義との麪酵ひずして、純粋眞實との無酵ひてはざるべからず。 I Corinthians 5:9 書簡にて私通れと書贈りしが、 I Corinthians 5:10 私通貪欲掠奪偶像崇拝れとにはず、らば、らざるをざりしならん。 I Corinthians 5:11 れどもれと書贈るは、兄弟けらるるにして、私通貪欲偶像崇拝侮辱酩酊掠奪ならば、食事にするれとなり。 I Corinthians 5:12 でかあらんや。くはなるずや。 I Corinthians 5:13 をばふべき。惡人よりけ。 I Corinthians 6:0 I Corinthians 6:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>信者</w><w>間</w>の<w>訴訟</w> 関係せる事件ある審判聖徒はずして、しからざる人々てするあるはぞや。 I Corinthians 6:2 聖徒くべきなりとらずや、ればよりかるべきに、は、めて些細なるくにらざるか。 I Corinthians 6:3 らずや天使等くべきなり、をや。 I Corinthians 6:4 くべき事件あらば、教會しき人々てよ。 I Corinthians 6:5 へるはしめんとてなり。らば兄弟くべき一人らざるか。 I Corinthians 6:6 るを兄弟兄弟相手取りて、信者訴訟す。 I Corinthians 6:7 訴訟のあるすら、もなく失態なり。何故不義けざる、何故ばざる、 I Corinthians 6:8 不義詐欺とをし、兄弟してせるはぞや。 I Corinthians 6:9 不義なしとらずや。ることれ、私通も、偶像崇拝も、姦淫も、 I Corinthians 6:10 男娼も、男色も、盗賊も、貪慾も、酩酊も、侮辱も、掠奪も、ざるべし。 I Corinthians 6:11 人々にはなりしかど、我主イエズス、キリストの御名により、によりて、められ、とせられ、とせられたり。 I Corinthians 6:12 何事なりとも、あるにはず。何事なりとも、して奴隷ともならじ。 I Corinthians 6:13 食物食物なれども、ぼしふべし。肉體私通ずしてなり、肉體なり。 I Corinthians 6:14 復活せしめひたれば、能力をも復活せしめふべし。 I Corinthians 6:15 はキリストのなりとらずや、らばキリストのひて娼婦さんか、[否々]。 I Corinthians 6:16 娼婦一體になるとらずや、く、「二人一體らん」と、 I Corinthians 6:17 れどとなるなり。 I Corinthians 6:18 私通けよ、れもれども、私通するすなり。 I Corinthians 6:19 五體よりはりて、聖霊神殿なるらのものにざるらざるか。 I Corinthians 6:20 高價はれたり、光榮れ。 I Corinthians 7:0 I Corinthians 7:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>婚姻</w><w>及</w>び<w>童貞</w>の<w>身分</w> 書贈りしきては、れざるはなり。 I Corinthians 7:2 れど私通れんにはあるべく、あるべく、 I Corinthians 7:3 負債し、すべきなり。 I Corinthians 7:4 権利せずしてするとに、権利せずしてす。 I Corinthians 7:5 れ、從事せんとて合意むるも、るべし、色情きてサタンにはれざらんなり。 I Corinthians 7:6 へるは、命令ずして許可なり。 I Corinthians 7:7 は、くならんなりとも、固有て、一人一人し。 I Corinthians 7:8 れば婚姻さざる寡婦ひてふ、くにしてらんは、彼等りてなり。 I Corinthians 7:9 れどするはずば、しく婚姻すべし、婚姻するは[の]ゆるにればなり。 I Corinthians 7:10 婚姻りてばれたる人々には、るるれとず。ずしてなり。 I Corinthians 7:11 るるあらばにしてがず、和合すべし、離縁すべからず。 I Corinthians 7:12 其他人々にははん、ふにず、兄弟信者なるてるあらんに、同居する承諾せば、離別するれ。 I Corinthians 7:13 信者たる信者なるてるあらんに、同居する承諾せば、るべからず。 I Corinthians 7:14 信者なるは(信徒たる)によりてとせられ、信者なるも(信徒たる)によりてとせられたるなり。らざれば子等からざるべしとも、彼等たるなり。 I Corinthians 7:15 信者らばるにせよ、りて、兄弟姉妹奴隷たるべきにず、平和へるなり。 I Corinthians 7:16 よ、でかふべきややをらん、よ、でかふべきややをらん。 I Corinthians 7:17 面々分配ひしに、面々ひしむべし、ての教會ふるし。 I Corinthians 7:18 割禮ありてされたらんか、割禮れ、割禮なくしてされたらんか、割禮くるれ、 I Corinthians 7:19 あるは割禮ず、割禮ず、なり。 I Corinthians 7:20 されし身分るべし。 I Corinthians 7:21 奴隷にしてされたらんか、れ、假令自由となるるも、一層利用せよ。 I Corinthians 7:22 奴隷にしてされたるては自由となりしじく自由にしてされたるはキリストの奴隷たるなり。 I Corinthians 7:23 はれたり、奴隷となるれ。 I Corinthians 7:24 兄弟等よ、されたるに、りてるべし。 I Corinthians 7:25 童貞女きては、我主けざれども、より慈悲りたるとして、忠實ならん意見へんとす。 I Corinthians 7:26 れば目前困難にはしとふ。なるはりてければなり。 I Corinthians 7:27 がれたるか、かるるむるれ、されざるか、むるれ。 I Corinthians 7:28 假令るもとならず、童貞女するもとならず、肉身上困難けん、ふことをむ。 I Corinthians 7:29 兄弟等よ、へるはなり、まりぬ、ればてるたざるがく、 I Corinthians 7:30 かざるがく、ばざるがく、たざるがく、 I Corinthians 7:31 利用する利用せざるがくになるべきなし、くものなればなり。 I Corinthians 7:32 はざらんことをむ。なきは、如何にしてばしめんかと、ふに、 I Corinthians 7:33 は、如何にしてばしめんかと、ひてるるなり。 I Corinthians 7:34 婚姻せざる童貞女とは、身心ならんひ、婚姻したるは、如何にしてばしめんかと、ふなり。 I Corinthians 7:35 へるは、あらんがにして、けんとするにず、をして貞潔ましめ、餘念なく奉侍するしめんなり。 I Corinthians 7:36 ありて童貞女ぎたるをしとし、せざるをずとはば、へ、婚姻するもすにはず。 I Corinthians 7:37 れどありて、するあり、必要にもられず、我意権力ありて、童貞女にしてつをしとめたらんに、するはなり。 I Corinthians 7:38 れば童貞女婚姻ばしむるし、ばしめざるすなり。 I Corinthians 7:39 けるがるれども、永眠すれば自由なり、しくぐべし、すべきのみ。 I Corinthians 7:40 れど意見ひてらば、一層なるべし、ふなり。 I Corinthians 8:0 I Corinthians 8:1 <w>第</w>四<w>項</w> <w>偶像</w>に<w>献</w>げし<w>供物</w> 偶像供物きては、知識あるる。知識らすれどもつ。 I Corinthians 8:2 ありてをかれりとはば、如何るべきかをらざるなり、 I Corinthians 8:3 らばたるものなる。 I Corinthians 8:4 偶像供物するきては、偶像にもざるあらざるる。 I Corinthians 8:5 所謂神々にもにもりて、くのくのあるがくなれども、 I Corinthians 8:6 にはにてあるのみ、萬物りてり、なり。イエズス、キリストあるのみ、萬物りてり、る。 I Corinthians 8:7 れども知識各自あるにず、人々は、るも偶像めかしくひて、供物としてすれば、良心きものなるがに、りてさるるなり。 I Corinthians 8:8 れど食物御前引立つるものにず、するもなく、せざるもくるなかるべし。 I Corinthians 8:9 自由が、かせざる注意せよ。 I Corinthians 8:10 知識ある偶像食卓けるをば、良心きによりて、はれて偶像供物するにるべきにずや。 I Corinthians 8:11 てキリストのしてひし兄弟は、知識ぶべし。 I Corinthians 8:12 兄弟して、良心つくるは、キリストにりてすなり。 I Corinthians 8:13 食物兄弟かするならば、兄弟かせざらんに、何時までもせじ。 I Corinthians 9:0 I Corinthians 9:1 <w>第</w>五<w>項</w> パウロ、<w>生活</w><w>上</w>に<w>自由</w>を<w>濫用</w>せざりしことを<w>説示</w>す 自由ならずや、使徒ならずや、我主イエズス、キリストをりしにずや、るは、ならずや。 I Corinthians 9:2 假令りては使徒ずとするも、には使徒なり、使徒印章なればなり。 I Corinthians 9:3 人々する答弁なり。 I Corinthians 9:4 飲食するなきか、 I Corinthians 9:5 使徒兄弟等びケファのく、姉妹なるふるなきか、 I Corinthians 9:6 一人とバルナバとのみ勞働せざるなきか。 I Corinthians 9:7 費用じてづるあらんや、葡萄ゑてせざるあらんや、してまざるあらんや。 I Corinthians 9:8 人間通例りてのみはんや、律法ふにずや。 I Corinthians 9:9 ちモイゼの律法して、「穀物踏碾れ」、とあり、へるか、 I Corinthians 9:10 へるはなるか、されたるなり。希望し、穀物踏碾るの希望てすべきなり。 I Corinthians 9:11 霊的きたるなれば、肉的刈取るとも、大事ならんや。 I Corinthians 9:12 するに、てか一層らざらんや。れども利用せずして、もキリストの福音げざらんに、何事をもぶなり。 I Corinthians 9:13 らずや、聖職人々は[]殿し、祭壇ふる人々祭壇分配る。 I Corinthians 9:14 く、福音ぶる人々福音りて生活するひしなり。 I Corinthians 9:15 利用せざりしに、書送るは、られんとにはず、名誉はるるよりは、するこそりてければなり。 I Corinthians 9:16 福音ぶるも、名誉とするにず、必要れるなり。福音宣傳へざらんは、りてなればなり。 I Corinthians 9:17 せばならずすも、ねられたるなり。 I Corinthians 9:18 らば如何なるものぞ、福音べて、なく福音させ、福音利用せざるなり。 I Corinthians 9:19 衆人して自由なれども、るべくくのけんに、衆人奴隷となせり。 I Corinthians 9:20 ユデアけんには、ユデアしてユデアくにり、 I Corinthians 9:21 律法人々けんには、律法ざれども、律法にある人々して律法くにり、律法なき人々けんには、律法なきにずしてキリストの律法ども、律法なき人々して律法なきくにり、 I Corinthians 9:22 人々けんには、してり、如何にもして數人はんには、衆人して如何なるにもれり。 I Corinthians 9:23 如何なるをも福音にするは、らんとてなり。 I Corinthians 9:24 <w>第</w>六<w>項</w> <w>此</w><w>理</w>を<w>應用</w>して<w>献身</w>を<w>勧</w>む らずや、競走るとも、くるは一人のみ、べきれ。 I Corinthians 9:25 勝負萬事む、彼等つるんとするに、ちざるんとす。 I Corinthians 9:26 るは目的なきがくにはず、ふはつがくにはず、 I Corinthians 9:27 わがちて奴隷たらしむ、他人へててられんるればなり。 I Corinthians 10:0 I Corinthians 10:1 兄弟等らざるをまず、祖先り、り、 I Corinthians 10:2 モイゼにきてとをせられ、 I Corinthians 10:3 霊的食物し、 I Corinthians 10:4 霊的飲料めり。彼等ひつつありし霊的盤石よりりしが、盤石ちキリストなりき。 I Corinthians 10:5 れども彼等くは御旨はず、荒野にてれたり。 I Corinthians 10:6 前兆にして、彼等りし惡事らざらんなり。 I Corinthians 10:7 彼等なる人々偶像崇拝となるれ、して、「して飲食し、ちてしめり」、とあるがし。 I Corinthians 10:8 彼等私通する人々ありて、するに二萬三千びしが、彼等私通すべからず。 I Corinthians 10:9 彼等にキリストをむる人々ありて、ぼされしが、彼等くキリストをむべからず。 I Corinthians 10:10 彼等人々ありて、ぼすぼされしが、彼等くべからず。 I Corinthians 10:11 前兆として彼等りつつありしが、されたるは、べるとならんなり。 I Corinthians 10:12 ればてりとれじと注意すべし。 I Corinthians 10:13 みはなるもの眞實にてせば、以上みらるるはず、ふることをさせんに、つべき方法をもふべし。 I Corinthians 10:14 <w>第</w>七<w>項</w> <w>再</w>び<w>供物</w>の<w>問題</w>を<w>説</w>く れば至愛なるよ、偶像崇拝けよ。 I Corinthians 10:15 智者するにてれば、判断せよ。 I Corinthians 10:16 するは、キリストの御血かるのずや。は、るのずや。 I Corinthians 10:17 かるは、多人數なりとも、なり。 I Corinthians 10:18 れるイスラエルよ、犠牲する人々は、祭壇分配るにずや。 I Corinthians 10:19 らば何事ぞ、偶像げられし犠牲かなり、偶像かなり、とへるか、(らず)。 I Corinthians 10:20 れども異邦ぐる犠牲は、ぐるにずして惡鬼ぐるなり、惡鬼となるず。惡鬼とをはず、 I Corinthians 10:21 祭壇惡鬼祭壇とにはざるなり。 I Corinthians 10:22 惹起こさんとするか、よりもなるか。何事なりとも、あるにはず、 I Corinthians 10:23 何事なりとも、つるにはず、 I Corinthians 10:24 らずしてむべし。 I Corinthians 10:25 肉屋にては、良心何事をもはずしてせよ、 I Corinthians 10:26 てるなり。 I Corinthians 10:27 信者よりかれ、してあらば、せらるる一切を、良心何事をもはずしてせよ。 I Corinthians 10:28 ありて偶像げられたるなりとはば、げたるし、また良心してするれ。 I Corinthians 10:29 所謂良心のにはずして良心なり。良心りて自由是非せらるるや。 I Corinthians 10:30 感謝してせば、感謝するきてらるるや。 I Corinthians 10:31 ればふもむも何事すも、光榮にせよ。 I Corinthians 10:32 ユデアにも、異邦にも、教會にも、かするものとなるれ。 I Corinthians 10:33 利益となるめず、多數はれん有益なるめて、萬事んとするがくせよ。 I Corinthians 11:0 I Corinthians 11:1 らキリストにへるく、へ。 I Corinthians 11:2 <w>第</w>一<w>項</w> <w>集會</w>の<w>時</w>に<w>避</w>くべき<w>弊害</w> <w>第</w>三<w>編</w> <w>祭式</w>に<w>関</w>する<w>問題</w> 兄弟等よ、何事ても記憶し、へしるをす。 I Corinthians 11:3 るにらんす、てのはキリスト、、キリストのなり。 I Corinthians 11:4 りて祈祷預言すればめ、  I Corinthians 11:5 らずして祈祷預言すればむ、剃髪せるにしければなり。 I Corinthians 11:6 もしらずばるべし、れどりてとせば、るべし。 I Corinthians 11:7 にして光榮なればるべきにず、れど光榮なり、 I Corinthians 11:8 よりにずしてよりせり、 I Corinthians 11:9 られずして、られたればなり。 I Corinthians 11:10 天使等して、[ける]権利[の]をつべきなり。 I Corinthians 11:11 りながらりては、なくしてはあらず、なくしてはあらざるなり、 I Corinthians 11:12 よりせしく、り、して一切よりづ。 I Corinthians 11:13 判断せよ、らずして祈祷するりて相應しからんや。 I Corinthians 11:14 自然ふるにずや。つればりてなれども、 I Corinthians 11:15 つるはなり、被物としてへられたればなり。 I Corinthians 11:16 假令抗弁ふとゆるはありとも、にも教會にも慣例せざるなり。 I Corinthians 11:17 じてせず、りてらず、しくればなり。 I Corinthians 11:18 教會として分裂ありとけば、幾分ず。 I Corinthians 11:19 是認せられたるれんには、異端さへるべきなるをや。 I Corinthians 11:20 ればは、最早晩餐せんとにはず。 I Corinthians 11:21 晩餐するがに、ゑたるあれば酩酊したるもあり。 I Corinthians 11:22 飲食するには自宅にあるにずや、教會んじてしきめんとするか、をかふべき、せんか、をばせざるなり。 I Corinthians 11:23 よりりてにもへしにては、イエズスされへるりてり、 I Corinthians 11:24 してき、く、りてせよ、さるべきなり、記念としてせ、と。 I Corinthians 11:25 晩餐じくりてく、新約なり、記念としてせ、と。 I Corinthians 11:26 ふまで、に、すなり。 I Corinthians 11:27 にもあれ相應しからずしてし、まんは、御血とをさん。 I Corinthians 11:28 ればし、してむべし。 I Corinthians 11:29 相應しからずして飲食するは、へず、宣告飲食するなればなり。 I Corinthians 11:30 には、めるれるく、せるし。 I Corinthians 11:31 もしかばかるるなからん、 I Corinthians 11:32 かるるも、せられざらんよりされるなり。 I Corinthians 11:33 れば兄弟等よ、せんとて待合はせよ。 I Corinthians 11:34 たるあらば、りてかるるれんに、自宅にて食事すべし。其他らんめん。 I Corinthians 12:0 I Corinthians 12:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>霊的</w><w>賜</w>に<w>関</w>する<w>教訓</w> 兄弟等よ、霊的[]にしては、らざるをまず。 I Corinthians 12:2 異邦たりしはるるに、はぬ偶像たりし次第は、れるなり。 I Corinthians 12:3 さん、りてるに、イエズスはれよとなく、聖霊らずして、イエズスをにてすとず。 I Corinthians 12:4 分配なれどもにてす。 I Corinthians 12:5 分配なれどもにてす。 I Corinthians 12:6 作業分配なれども、てのてのにてす。 I Corinthians 12:7 るに人々はるは公益にして、 I Corinthians 12:8 一人知識はり、 I Corinthians 12:9 一人ひて學識はり、一人りて信仰はり、一人りてはり、 I Corinthians 12:10 一人奇蹟ひ、一人預言し、一人精神識別し、一人國語り、一人國語通訳するはるなり。 I Corinthians 12:11 れどもふものはして、思召面々ふなり。 I Corinthians 12:12 なるにく、一切しとなるがく、キリストもるなり。 I Corinthians 12:13 は、はユデアはギリシア奴隷自由なるも、一體らんせられ、かしめられたり。 I Corinthians 12:14 ずしてくのなり、 I Corinthians 12:15 もしざるせずとはば、してせざるか、 I Corinthians 12:16 もしざるせずとはば、してせざるか、 I Corinthians 12:17 りてならば何處ぞ、りてならば何處ぞ、 I Corinthians 12:18 ればは、思召其々へるなり。 I Corinthians 12:19 ならば、何處にかるべき、 I Corinthians 12:20 しとも、なり。 I Corinthians 12:21 ひて、せずとひ、兩足ひて、必要ならずとはず。 I Corinthians 12:22 しとゆる必要なり。 I Corinthians 12:23 しとへるは、ひて光榮へ、部分一層鄭重にすれども、 I Corinthians 12:24 部分りてはをもせず、身體調和ひて、缼乏せるには榮耀へり。 I Corinthians 12:25 分裂あるなく、一致はんがにして、 I Corinthians 12:26 しめばしみ、ばるればぶなり。 I Corinthians 12:27 はキリストのにして、幾分なり。 I Corinthians 12:28 教會人々ふに、使徒二に預言三に教師奇蹟[を]、[をたる]、[を]、國語國語通訳するへり。 I Corinthians 12:29 りて使徒なるか、りて預言なるか、りて教師なるか、 I Corinthians 12:30 りて奇蹟なるか、りてするなるか、りて國語なるか、りて通訳するなるか、 I Corinthians 12:31 へ、たるさん。 I Corinthians 13:0 I Corinthians 13:1 假令人間天使との言語るとも、なければ鐃鈸くなりたるのみ。 I Corinthians 13:2 假令預言するて、一切奥義一切學科り、假令なる一切信仰すとも、なければにもず。 I Corinthians 13:3 假令わが財産く(貧者食物として)へ、かるるすとも、なければあるなし。 I Corinthians 13:4 堪忍し、あり、まず、自慢せず、らず、 I Corinthians 13:5 非禮さず、らず、らず、はせず、 I Corinthians 13:6 不義ばずして眞實び、 I Corinthians 13:7 何事をもみ、何事をもじ、何事をも希望し、何事をもふるなり。 I Corinthians 13:8 預言り、言語み、知識ぶべきも、何時ゆるなし。 I Corinthians 13:9 不完全に、預言する不完全なれども、 I Corinthians 13:10 完全なるところらば不完全なるところはらん。 I Corinthians 13:11 小兒たりしは、小兒く、判断する小兒く、ふる小兒くなりしかど、大人となりては小兒てたり。 I Corinthians 13:12 るはてしてなれども、にはとをせ、不完全なれども、にはらるるがくにるべし。 I Corinthians 13:13 するものはなれども、就中いなるものはなり。 I Corinthians 14:0 I Corinthians 14:1 め、霊的預言せんへ。 I Corinthians 14:2 國語らずしてなり、によりて奥義るも、聞取なければなり。 I Corinthians 14:3 れども預言するりてて、め、む。 I Corinthians 14:4 國語つれども、預言する教會つ。 I Corinthians 14:5 國語すれども、預言をするてはなり。國語教會てん通訳するにざれば、預言するればなり。 I Corinthians 14:6 れば兄弟等よ、りて國語るとも、もし黙示知識預言教訓るにずば、するかあらん。 I Corinthians 14:7 なくしてするものすら、なるするにずば、でかかれ、かるるなるをるべき。 I Corinthians 14:8 喇叭もしまりなきせば、戰闘準備さんや。 I Corinthians 14:9 く、言語かなる談話すにずば、でからるべき、ひてならんのみ。 I Corinthians 14:10 言語ばかりしけれども、として意味あらざるはなし。 I Corinthians 14:11 意味らずば、れるとなり、とならん。 I Corinthians 14:12 く、霊的なれば、教會てんならんめよ。 I Corinthians 14:13 國語は、通訳するをもるべし。 I Corinthians 14:14 國語は、ると智恵好果ざるなり。 I Corinthians 14:15 らば如何にすべき、り、智恵らん。智恵はん。 I Corinthians 14:16 [のみ]をせば、常人代表する如何祝言へてアメンとへんや、へるかをらざればなり。 I Corinthians 14:17 感謝するはなれども、てざるなり。 I Corinthians 14:18 一同よりも國語感謝る。 I Corinthians 14:19 れど教會て、國語にて一るよりは、をもへんに、智恵む。 I Corinthians 14:20 兄弟等よ、智恵ては子兒となるれ。惡心ては子兒たるべく、智恵ては大人たるべし。 I Corinthians 14:21 律法して、「く、ひて、なる言語なるにてらん、かじ」、とあり。 I Corinthians 14:22 れば國語となるは、信者ずして信者なり、預言信者ずして信者なり。 I Corinthians 14:23 教會りて一處れる國語にてりなば、常人信者入來りて、へるはざらんや。 I Corinthians 14:24 れど預言せば、入來信者常人は、一同して屈服し、一同是非せられ、 I Corinthians 14:25 秘密暴露せられ、平伏禮拝り、すと宣言するならん。 I Corinthians 14:26 兄弟等よ、らば如何にすべき。は、聖歌あり、教訓あり、黙示あり、國語あり、通訳するあり、一切てしめんにせらるべし。 I Corinthians 14:27 國語あらば、二人くとも順次りて、一人通訳し、 I Corinthians 14:28 通訳するなくば、教會りては、沈黙してとにるべし。 I Corinthians 14:29 預言二人ひて、判断すべし。 I Corinthians 14:30 せるにして黙示あらば、すべし。 I Corinthians 14:31 びてくべく、順次預言するればなり。 I Corinthians 14:32 預言預言ふ、 I Corinthians 14:33 ずして平和にてす。聖徒教會く、 I Corinthians 14:34 婦人教會すべし。律法にもへるく、彼等るをされずしてふべきなり。 I Corinthians 14:35 何事をかばんとせば、自宅にてふべし、教會るは婦人りてづべきなればなり。 I Corinthians 14:36 御言よりでしものなるか、にのみれるものなるか、 I Corinthians 14:37 預言じたるものとはれなば、書送るはなるるべし。 I Corinthians 14:38 らずば、らもられざらん。 I Corinthians 14:39 れば兄弟等よ、預言せんことをひて、國語るをずるれ。 I Corinthians 14:40 れど一切しく秩序りてはるべきなり。 I Corinthians 15:0 <w>第</w>四<w>編</w> <w>教理</w>の<w>問題</w><w>即</w>ち<w>復活</w>の<w>事</w> I Corinthians 15:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>復活</w>を<w>證</w>す 兄弟等よ、へし福音今更ぐ、けてりててり、 I Corinthians 15:2 じたるにずして、へしらば、によりてはるるなり。 I Corinthians 15:3 ちわが一にへしは、らもけしにて、キリストが聖書じてひし、 I Corinthians 15:4 られひし聖書じて三日復活ひし、 I Corinthians 15:5 ケファにひ、十二使徒ひしなり。 I Corinthians 15:6 に五百以上兄弟一度ひしが、には永眠したるあれども、生存ふるし。 I Corinthians 15:7 にヤコボにれ、ての使徒れ、 I Corinthians 15:8 最終にはらぬにもへり。 I Corinthians 15:9 教會迫害せしなれば、使徒にして、使徒ばるるにらず。 I Corinthians 15:10 るにくなるは、恩寵れるなり、恩寵しからず、彼等一同よりもけり。れどもず、恩寵なり。 I Corinthians 15:11 にまれ彼等にまれ、宣傳へ、じたるなり。 I Corinthians 15:12 てキリスト死者より復活へりと宣傳ふるにして、死者復活するなしと人々るはぞや。 I Corinthians 15:13 死者復活するなくば、キリストも復活はざるべし。 I Corinthians 15:14 キリスト復活はざりしならば、宣教しく、信仰しく、 I Corinthians 15:15 僞證るべし。死者にして復活せざるならば、キリストを復活せしめはざりしものを、して復活せしめへりとしたればなり。 I Corinthians 15:16 死者にして復活するなければ、キリストも復活ひしなし。 I Corinthians 15:17 キリスト復活ひしなければ、信仰し、ればなり。 I Corinthians 15:18 らばキリストに永眠したる人々びたるならん。 I Corinthians 15:19 がキリストに希望のみならば、てのよりも憫然なるなり。 I Corinthians 15:20 れどに、キリストは永眠せる人々初穂として、死者より復活ひしなり。 I Corinthians 15:21 りてり、死者復活りてれり。 I Corinthians 15:22 一切アダンにするがく、一切キリストに復活すべし。 I Corinthians 15:23 順序ひて、初穂はキリスト、降臨キリストのものたる人々、 I Corinthians 15:24 にして、キリストにてひて、一切権威権能権力ぼしひたらんなり。 I Corinthians 15:25 てのは、たらざるをざるなり。 I Corinthians 15:26 最終ぼさるべきなり、はキリストの萬物せしめひたればなり。 I Corinthians 15:27 萬物せりとへば、萬物せしめへるものはらざるなし。 I Corinthians 15:28 萬物するにらば、御子らも萬物せしめひしものにふべし、萬物萬事となりはんなり。 I Corinthians 15:29 らずして、死者復活するなくば、死者せらるる人々とかすべき、彼等死者せらるるは何故ぞ。 I Corinthians 15:30 時々刻々危険へるはぞ。兄弟等よ、我主イエズス、キリストにて、きてが[くべき]名誉して誓言す、 I Corinthians 15:31 日々危険ふなり。 I Corinthians 15:32 くにしてエフェゾにひしならば、かあらん。死者して復活せずば、いざ飲食せん、明日ぬべければなり。 I Corinthians 15:33 かるるれ、交際風俗腐敗せしむ。 I Corinthians 15:34 誠實警戒してれ。面目くれども、らざるあるなり。 I Corinthians 15:35 <w>第</w>二<w>項</w> <w>復活</w>に<w>関</w>する<w>難問</w>に<w>答</w>ふ れどもはん、死者如何にして復活すべきか、如何なるるべきか、と。 I Corinthians 15:36 なるよ、くものはなざればくることし、 I Corinthians 15:37 くは将來あるべきくにず、假令麦等のみ。 I Corinthians 15:38 思召へ、固有ふ。 I Corinthians 15:39 てのず、人肉あり、獣肉あり、鳥肉あり、魚肉ありてなり。 I Corinthians 15:40 天體あり、地上あり、れど天上のものと地上のものとの光沢なり。 I Corinthians 15:41 も、も、にして、とはによりてなり。 I Corinthians 15:42 死者復活り。[身體は]腐敗かれ、不朽復活せん、 I Corinthians 15:43 卑賤かれ、光榮復活せん、虚弱かれ、復活せん、 I Corinthians 15:44 動物身體かれ、霊的身體復活せん。動物身體あれば、霊的身體もあり、して、 I Corinthians 15:45 「一のアダンはけるとせられたり」、とあるがく、最後のアダンはかすとせられたり。 I Corinthians 15:46 よりあるは霊的のものにず、動物のものにして、霊的のものはり。 I Corinthians 15:47 よりでてし、二のよりでてす。 I Corinthians 15:48 する人々せるのもののく、する人々せるのもののし。 I Corinthians 15:49 ればするもののびしく、するもののをもぶべし。 I Corinthians 15:50 兄弟等よ、はん、血肉はず、腐敗不朽べからず、と。 I Corinthians 15:51 よ、奥義らん、永眠すべきにざれども、變化すべきなり。 I Corinthians 15:52 倐忽喇叭らん喇叭るべく、死者不朽復活すべく、變化すべきなり。 I Corinthians 15:53 腐敗すべきもの不朽び、すべきもの不死ぶべければなり。 I Corinthians 15:54 すべきもの不死びたらんされたる成就せん、[く]、「勝利まれたり」、 I Corinthians 15:55 「よ、勝利何處にかある、よ、何處にかある」と。 I Corinthians 15:56 してなり、律法なり、 I Corinthians 15:57 我主イエズス、キリストを勝利ひたる感謝る。 I Corinthians 15:58 ればする兄弟等よ、確固としてかず、勞働しからざるりて、えずせ。 I Corinthians 16:0 <w>末文</w> I Corinthians 16:1 聖徒にする據金きては、がガラチアの教會ぜしく、せよ。 I Corinthians 16:2 りて據金せざらんに、一週間日毎に、成功じて自宅貯金すべし。 I Corinthians 16:3 りなば、添書してまん人々はし、をエルザレムにさしめん。 I Corinthians 16:4 くべき價値あらば、彼等くべきなり。 I Corinthians 16:5 はマケドニアをらんとするに、マケドニアをりてり、 I Corinthians 16:6 くはり、もあらん。何處くもよりられんなり。 I Corinthians 16:7 まず、はばらん希望すればなり。 I Corinthians 16:8 ペンテコステまではエフェゾにらんとす、 I Corinthians 16:9 くして貢献あるべきけ、するければなり。 I Corinthians 16:10 チモテオらば、注意してるるなからしめよ。しくへるなればなり。 I Corinthians 16:11 にせず、途中らかにりてしめよ、兄弟等とをてるなり。 I Corinthians 16:12 兄弟アポルロのげんに、兄弟等らんひたれど、ぜず、よきくならん。 I Corinthians 16:13 警戒して信仰ち、雄々しく挙動ひ、堅固なれ。 I Corinthians 16:14 はれよかし。 I Corinthians 16:15 兄弟等よ、ふ、ステファナのはアカヤ初穂にして、聖徒世話ねたるはなれば、 I Corinthians 16:16 人々協力してける人々せよ。 I Corinthians 16:17 ステファナ、フォルツナト、びアカイコの此處るをぶ、不在ひ、 I Corinthians 16:18 との精神んぜしめたればなり。れば人物んぜよ。 I Corinthians 16:19 []アジアの教會しくとへり。アクィラとプリシルラ教會は、しくとへり、(彼等宿る)。 I Corinthians 16:20 ての兄弟しくとへり。なる接吻しくへよ。 I Corinthians 16:21 パウロ自筆しくふ。 I Corinthians 16:22 我主イエズス、キリストをせずば排斥せられよ。我主ふ。 I Corinthians 16:23 はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを。 I Corinthians 16:24 はキリスト、イエズスに一同るなり、アメン。 II Corinthians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロコリント<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>後</w><w>書簡</w> II Corinthians 1:0 <w>緒言</w> II Corinthians 1:1 思召によりてイエズス、キリストの使徒たるパウロ、兄弟チモテオ、コリントに教會にアカヤ地方聖徒一同に[書簡る]。 II Corinthians 1:2 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 II Corinthians 1:3 すべき我主キリスト、イエズスの慈悲ち II Corinthians 1:4 一切患難へるは、をして、よりめらるるて、一切れる人々むるしめはんとなり。 II Corinthians 1:5 キリストのるるがく、キリストをるるなり。 II Corinthians 1:6 苦難へるも慰安救霊とのめらるるもにして、にもべるしむるなり。 II Corinthians 1:7 にするがく、をもにせんれば、する希望し。 II Corinthians 1:8 兄弟等よ、が[]アジアにひし困難きて、らざるをまず、めらるる過度にして、ばず、くるをすらふにりしかば、 II Corinthians 1:9 にはすとの返答ちたりき。まずして、死者復活せしめらんなり。 II Corinthians 1:10 よりひてへば、ふべき信頼するなり。 II Corinthians 1:11 りてくるにる、くのによりてはるを、くの感謝せられんとてなり。 II Corinthians 1:12 <w>第</w>一<w>項</w> パウロの<w>眞實</w>を<w>咎</w>め<w>得</w>る<w>者</w>はあらじ <w>第</w>一<w>編</w> パウロ<w>使徒</w>としての<w>動作</w><w>及</w>び<w>氣質</w>を<w>弁護</w>す とするは、世中してするに質直なるへる眞實とをてし、肉的智恵らず恩寵りてせるを、良心するなり。 II Corinthians 1:13 書遣るはならず、 II Corinthians 1:14 りたれば、イエズス、キリストの名誉なるがく、名誉なるを、までらん希望す。 II Corinthians 1:15 希望恩寵させんとて、り、 II Corinthians 1:16 てマケドニアにき、マケドニアよりり、よりユデアへられんとししが、 II Corinthians 1:17 したればとて、軽々しくせしものならんや、むるをばりてめ、りとひ、らずとふがあらんや。 II Corinthians 1:18 眞實して、りしには、らずとなきをふ。 II Corinthians 1:19 て、とシルヴァノとチモテオとをて、べられひし御子イエズス、キリストにては、らずとなく、りとあるのみ。 II Corinthians 1:20 約束りとなりたれば、ひて光榮にアメンとふるなり。 II Corinthians 1:21 をキリストに堅固ならしめ、注油ひしものはにてす。 II Corinthians 1:22 ひ、保證としてひしなり。 II Corinthians 1:23 けて、びて證者としる、らざりしは、宥恕するなり。 II Corinthians 1:24 信仰せんとするずして、協力なり、信仰りててばなり。 II Corinthians 2:0 II Corinthians 2:1 に、らじとめたり、 II Corinthians 2:2 もししましめば、しましむる其者ならでばしめんや。 II Corinthians 2:3 書遣りしも、らんばすべき人々りて、ぬるなからんにして、一同なりと、一同きてずるなり。 II Corinthians 2:4 いなる患難心痛とにより、くの書遣れり、しましめんとにはず、するきをらしめんなりき。 II Corinthians 2:5 しましめたるあらば、[のみ]をしましめたるにずして、幾許一同しましめたるなり、しくめじとてふ。 II Corinthians 2:6 くのよりけたる譴責にて事足れり。 II Corinthians 2:7 宥恕めよ、くはしみにむべければ、 II Corinthians 2:8 して、へんふ。 II Corinthians 2:9 書遣りしもにして、萬事へるややをらんとてなりき。 II Corinthians 2:10 何事をかしたらばせん、したるあるもしてキリストの御前したるなり。 II Corinthians 2:11 サタンのらざるにざれば、籠絡せられざらんなり。 II Corinthians 2:12 キリストの福音トロアデ[]にりしに、ひたれど、 II Corinthians 2:13 兄弟チトにはざるによりて心安からず、彼等げてマケドニアに出發せり。 II Corinthians 2:14 をして何時もキリスト、イエズスによりてさせ、何處にもへる感謝る。 II Corinthians 2:15 はるるにもぶるにも、キリストのしきなり、 II Corinthians 2:16 にはにしてらしむれど、にはにしてらしむ。も、へたるぞ。 II Corinthians 2:17 くのくに御言僞造せず、眞實よりづるく、御前にキリストにる。 II Corinthians 3:0 II Corinthians 3:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>新約</w>に<w>於</w>る<w>使徒</w><w>職</w> てんとするか、人々く、して、くはより、添書するなるか、 II Corinthians 3:2 こそされたる書簡にして、萬民られまるるなれ。 II Corinthians 3:3 に、りてめられたるキリストの書簡にして、てせずてし、石碑ならできたるものなり。 II Corinthians 3:4 キリストにりて御前確信す、 II Corinthians 3:5 何事かをよりるにはず、るはによれり。 II Corinthians 3:6 新約相當なる役者とならしめへり、役者役者なり、かしふ。 II Corinthians 3:7 イスラエルの、モイゼのある光榮に、熟視ざりしに、すら文字にて刻銘けられ、光榮りたれば、 II Corinthians 3:8 一層光榮あらざらんや。 II Corinthians 3:9 むる光榮なれば、むる光榮あるべきをや。 II Corinthians 3:10 きしは、れたる光榮しては光榮ならず、 II Corinthians 3:11 るべきものすら光榮りたれば、永存すべきものはりて光榮あるべきをや。 II Corinthians 3:12 れば希望けるに、らずひて、 II Corinthians 3:13 モイゼのくにはざるなり。るべきをイスラエルのせざらんきたり。 II Corinthians 3:14 彼等精神りて、今日るまで、舊約むに依然としてかれず。舊約はキリストにるものなれども、 II Corinthians 3:15 今日るまでモイゼのに、彼等かれたり。 II Corinthians 3:16 れどらんかるべし。 II Corinthians 3:17 なり、あるには自由あり、 II Corinthians 3:18 素顔にて光榮すがりて、光榮より光榮み、す、りてなるがし。 II Corinthians 4:0 II Corinthians 4:1 は、慈悲りたるによりてするなれば、なく、 II Corinthians 4:2 て、狡猾挙動ず、御言僞造せずして眞理し、御前ての良心へてつるなり。 II Corinthians 4:3 福音にしてまれたりとせば、ぶる人々してまれたるなり。 II Corinthians 4:4 彼等て、世間信者まし、せるキリストの光榮福音を、彼等かしめじとせるなり。 II Corinthians 4:5 べず、我主イエズス、キリストのべて、イエズス、キリストのとなす。 II Corinthians 4:6 じてよりかしめひしは、キリスト、イエズスの御顔光榮知識かしめんに、らしへり。 II Corinthians 4:7 <w>第</w>三<w>項</w> <w>使徒</w>たる<w>者</w>の<w>苦痛</w> れども土器てるなり、偉大なるは、らずしてるべきなり。 II Corinthians 4:8 萬事患難くれども苦悩せず、窮迫れども失望せず、 II Corinthians 4:9 迫害くれどもてられず、さるれどもびず、 II Corinthians 4:10 何時もイエズスのぶ、イエズスの生命れんなり。 II Corinthians 4:11 けるなれども、にイエズスのさる、イエズスの生命が、すべき肉身れんなり。 II Corinthians 4:12 ればき、生命くなり。 II Corinthians 4:13 るに信仰すれば、して、「じたるがりしなり」とあるがく、ずるがる、 II Corinthians 4:14 イエズスを復活せしめひしものが、をもイエズスと復活せしめ、たしめふべしとればなり。 II Corinthians 4:15 萬事にして、恩寵に、光榮としてくの感謝ならしめんなり。 II Corinthians 4:16 沮喪せず、外面腐敗すれども、内面日々なり。 II Corinthians 4:17 現在患難が、永遠重大にして無比なる光榮準備すればなり。 II Corinthians 4:18 みるはゆるものにずしてえざるものなり、ゆるものはれどえざるものは永遠なればなり。 II Corinthians 5:0 II Corinthians 5:1 は、幕屋なる地上住處るれば、らずしてよりはれる住處永遠る。 II Corinthians 5:2 はこの住處りてきつつ、にしてよりの住處せられんふ。 II Corinthians 5:3 たるものにしてにて見出されずばあるべし。 II Corinthians 5:4 幕屋りて、壓迫りてくは、がるるをまず、せられ、すべき部分生命れられんすればなり。 II Corinthians 5:5 へるし、保證として[]ひたるなり。 II Corinthians 5:6 れば何時するなく、肉體れて流浪するなるりて、 II Corinthians 5:7 信仰なれば、 II Corinthians 5:8 えてするなく、肉體れてらんす。 II Corinthians 5:9 れば肉體るもるるも御意はんむ、 II Corinthians 5:10 キリストの法廷れ、肉體りてししいらるべければなり。 II Corinthians 5:11 <w>第</w>四<w>項</w> <w>使徒</w>たる<w>者</w>の<w>生活</w> く、るべき人々む。られたれば、良心にもられたるべきず。 II Corinthians 5:12 つるず、となす機會へんとす、にならでれる人々ふるさせんなり。 II Corinthians 5:13 るるも謙遜るもなり。 II Corinthians 5:14 キリストのれり、へらく、ての一人ひしなれば、てのしたるなり。 II Corinthians 5:15 キリストが(てのに)ひしは、けるをして最早きず、復活ひしきしめんとてなり。 II Corinthians 5:16 より肉身によりてらず、てはキリストを肉身によりてりたりとも、最早くにしてるにず。 II Corinthians 5:17 キリストにれば、られたるとなりて、過去り、何事になりたるなり。 II Corinthians 5:18 よりづ、はキリストを和睦せしめ、和睦へり。 II Corinthians 5:19 はキリストのして和睦せしめ、人々はせず、ぬるに和睦てしへり。 II Corinthians 5:20 ればはキリストの使節たり、ふにし。キリストにりてふ、和睦れ。 II Corinthians 5:21 はざる見做ひしは、がキリストにとせられんなり。 II Corinthians 6:0 II Corinthians 6:1 は[キリストの]助手として、恩寵けざらんむ、 II Corinthians 6:2 はく、「けたり」と。こそはなれ、こそはなれ。 II Corinthians 6:3 られざらんをもはず、 II Corinthians 6:4 萬事役者としてす。いなる堪忍て、患難にも、困窮にも、苦悩にも、 II Corinthians 6:5 負傷するも、監獄るも、騒亂にも、勞働にも、徹夜にも、断食にも。 II Corinthians 6:6 貞潔學識と、耐忍温良と、聖霊[の好果]となきと、 II Corinthians 6:7 眞理と、左右武器とをて、 II Corinthians 6:8 尊榮耻辱惡評好評とをて、はすくにして眞實に、られざるがくにしてられ、 II Corinthians 6:9 するにくるく、さるるにされず、 II Corinthians 6:10 ふるがくなるもび、しきがくなるもくのましめ、するなきがくにして一切し、[役者としてすなり]。 II Corinthians 6:11 嗚呼コリントよ、き、くなれり、 II Corinthians 6:12 めらるるにはず、こそきなれ。 II Corinthians 6:13 わがふがくにらん、しくいんかれよ。 II Corinthians 6:14 信者じうするれ、不義かあらん、するかあらん、 II Corinthians 6:15 キリストとベリアルとするかあらん、信者信者かあらん、 II Corinthians 6:16 神殿偶像一致するかあらん、へるく、けるの[]殿なり、く、「彼等み、彼等まんとす、して彼等となり、彼等となるべし」、 II Corinthians 6:17 、「はく、れば彼等よりでてれよ、不潔なるものにれ、 II Corinthians 6:18 けてとなり、わが子女とならん、と全能へり」と。 II Corinthians 7:0 II Corinthians 7:1 れば至愛なるよ、約束霊肉てのよりめ、りてとなるうすべし。 II Corinthians 7:2 <w>第</w>五<w>項</w> <w>前</w><w>書簡</w>に<w>関</w>して<w>説明</w>を<w>與</w>へコリント<w>人</w>との<w>親睦</w>を<w>全</w>うせんとす 承容れよ、をもせず、をもはず、をもめしなし。 II Corinthians 7:3 ふはめんとにはず、生死にすべくりとはひたるなればなり。 II Corinthians 7:4 信用するいにして、とするいなり。一切患難て、へず。 II Corinthians 7:5 マケドニアにりし肉身なく、一切患難ひ、にはにはありき。 II Corinthians 7:6 れど人々は、チトの來着りてへり。 II Corinthians 7:7 來着りてならず、められしてせり。熱心げしかば、いなりき。 II Corinthians 7:8 書簡ましめたれども、後悔せず、假令書簡しにてもましめしを後悔したるありとも、 II Corinthians 7:9 べり。みしず、みて改心するにりたるなり。みしはひしものなれば、より何等損害をもけざるなり。 II Corinthians 7:10 ひてのは、なき救霊るべき改心じ、世間ず。 II Corinthians 7:11 ひてみしは、如何ばかりの奮發弁駁憤激恐怖愛慕熱心むるじたるかを。萬事きてまざるせり。 II Corinthians 7:12 れば書遣りしは、ししず、けしにもず、して御前てる奮發さんなり。 II Corinthians 7:13 たるチトのによりて一層べり。精神一同りてんぜられたればなり。 II Corinthians 7:14 とせしもとするなく、りしなりしく、チトのりしとなれり。 II Corinthians 7:15 一同從順きつつ歓迎したるとをして、へるし、 II Corinthians 7:16 萬事につけて信用するをぶ。 II Corinthians 8:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>慈善</w>を<w>勧</w>む II Corinthians 8:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>醵金</w>の<w>方法</w> 兄弟等よ、マケドニア[]の教會はりたる恩寵ぐ、 II Corinthians 8:2 彼等しき患難ひたれども、れ、しき貧窮は、なきせり。 II Corinthians 8:3 彼等じて、彼等保證す、以上せり。 II Corinthians 8:4 聖徒する醵金めて、 II Corinthians 8:5 希望以外にもら、せ、思召によりてにもせたり。 II Corinthians 8:6 ればチトにみて、慈善事業めたれば、にも為遂げんへり。 II Corinthians 8:7 信仰に、言語に、學識に、ての奮發に、するに、一切めるがく、慈善にもとなれかし。 II Corinthians 8:8 ずるがくにははず、他人奮發眞實みんとす。 II Corinthians 8:9 わがイエズス、キリストの恩寵れり、めるにてしながら、しきをましめんとて、しきとなりひしなり。 II Corinthians 8:10 きて勧告す、慈善あり、めしならず、一よりしたるなれば、 II Corinthians 8:11 實際為遂げよ、かりしく、所有物じて為遂ぐるからんなり。 II Corinthians 8:12 假令くとも嘉納せらるるはたざるものにらずしててるものにればなり。 II Corinthians 8:13 他人にしてめんとするにず、平均なり。 II Corinthians 8:14 は、彼等缺乏はざるべからず、らば彼等缺乏ひて、平均するにるべし。して、 II Corinthians 8:15 「たりしなく、たりしらざるなかりき」、とあるがし。 II Corinthians 8:16 感謝す、チトのにもして奮發ひたるによりて、 II Corinthians 8:17 れしならず、奮發くして、みて出立せり。 II Corinthians 8:18 一人兄弟はしたるが、福音きて教會ある II Corinthians 8:19 ならず、光榮さんへる慈善きて、教會よりとせられたるなり。注意して、 II Corinthians 8:20 多額醵金取扱ふに、められざらんとす。 II Corinthians 8:21 御前ならず、にもからんことをればなり。 II Corinthians 8:22 彼等一人兄弟はしたるが、奮發くのきてめたるならず、いに信用するにりて奮發しきをむ。 II Corinthians 8:23 ればたりする協力たるチトにても、教會使たりキリストの名誉たる兄弟等ても、 II Corinthians 8:24 と、きてれるとの教會面前せ。 II Corinthians 9:0 II Corinthians 9:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>施</w>の<w>性質</w><w>及</w>び<w>好果</w> 聖徒にせらるる醵金きては、書遣るにばず、 II Corinthians 9:2 けるをればなり。によりて、アカヤ[]は昨年より準備せりとて、マケドニアす、奮發しき人々ましたるなり。 II Corinthians 9:3 るを兄弟等はしたるは、きてしからず、へる準備らんなり。 II Corinthians 9:4 マケドニアりて、準備らざるをば、て、ふにばず、くは赤面するならん。 II Corinthians 9:5 兄弟等ひて、ちてり、約束せられし醵金を、むがくにせずむがくにして、かしめん必要へり。 II Corinthians 9:6 ふ、みてり、らん。 II Corinthians 9:7 せしく、まず、むをざるにでずしてすべし、びてふるへばなり。 II Corinthians 9:8 ての恩寵れしめ、をして何時萬事十分ならざるなく、ての善業ならしむることをふ、 II Corinthians 9:9 して、「[義人]らして貧人へたり、世々す」、とあるがし。 II Corinthians 9:10 すべきをもひ、し、ふべし。 II Corinthians 9:11 萬事み、すをて、きて感謝るにらん。 II Corinthians 9:12 祭務ふは、聖徒缺乏ならず、してくの感謝ならしむるなり。 II Corinthians 9:13 聖徒證據として、がキリストの福音して服從彼等にもてのにもせるきて、光榮らん。 II Corinthians 9:14 ひしれたる恩寵き、ひてらん。 II Corinthians 9:15 言盡きて感謝るべし。 II Corinthians 10:0 <w>第</w>三<w>編</w> パウロ<w>反對者</w>に<w>對</w>して<w>己</w>が<w>使徒</w>たる<w>事</w>を<w>主張</w>す II Corinthians 10:1 <w>第</w>一<w>項</w> パウロの<w>権力</w><w>及</w>び<w>勞力</w> 面前りて、らざるして大胆なるパウロ、らキリストの柔和謙遜とをふ。 II Corinthians 10:2 人々ひてむがふがに、は、其處りてはるる大胆人々はざらんなり。 II Corinthians 10:3 むとも、ひてふにはず。 II Corinthians 10:4 武器肉的ずして、城塞るほどによりてきなり。謀計と、 II Corinthians 10:5 智識らひて計畧堡塁とをし、ての理性にしてキリストに服從せしむ。 II Corinthians 10:6 服從完全になりたらん一切悖逆せんとす。 II Corinthians 10:7 外面よ、らキリストのものなりとはば、みてらキリストのものとなるがく、りとふべし。 II Corinthians 10:8 假令権力ならでつるに、ひたる権力きてるとも、赤面せざるべし。 II Corinthians 10:9 書簡すとはれざらん、 II Corinthians 10:10 ――彼等ふ、書簡こそしくけれ、面前には談話しと、―― II Corinthians 10:11 らざる書簡によりてるがく、實際りと覚悟せざるべからず。 II Corinthians 10:12 つる人々には、ぶるてせず、彼等り、べてらざるなり。 II Corinthians 10:13 度外らず、りてひたる分界によりてる、にまでべるなり。 II Corinthians 10:14 までかざるもののく、えてばしたるにずして、にキリストの福音びたればなり。 II Corinthians 10:15 他人度外らず、信仰彌増すにひて、分界じていならん希望し、 II Corinthians 10:16 準備せられたる他人分界らずして、えてにも福音べん希望す。 II Corinthians 10:17 しくによりてるべし、 II Corinthians 10:18 とせらるるは、つるずして、なればなり。 II Corinthians 11:0 II Corinthians 11:1 <w>第</w>二<w>項</w> パウロ<w>己</w>を<w>僞</w><w>教師</w>に<w>比較</w>す はくはなる容赦せんを、をも容赦せよ。 II Corinthians 11:2 奮發し、一人潔白なる少女としてキリストに婚約したればなり。 II Corinthians 11:3 れどるるは、狡猾によりてエワのはされしく、はれてキリストにする質朴はんなり。 II Corinthians 11:4 りて、べざりしのキリストをべ、らざりしくは承容れざりし福音けんか、れん。 II Corinthians 11:5 れど何事ても使徒らずとふ、 II Corinthians 11:6 談話にはけれども學識らず、れど萬事には顕然たり。 II Corinthians 11:7 めんりて、報酬なくして福音べたるが犯罪なりや、 II Corinthians 11:8 教會りて給金け、め、 II Corinthians 11:9 りてしかりしもをもはさず、マケドニアよりりし兄弟等らざるをへり、注意して、萬事はさじとしたるが、以後注意せんとす。 II Corinthians 11:10 るキリストの眞理によりてふ、名誉はアカヤ地方きてはれざるべし、 II Corinthians 11:11 何故ぞ、せざるなるか、へり。 II Corinthians 11:12 はんとす、機會むる人々機會ち、彼等をしてきてじからしめんなり。 II Corinthians 11:13 人々使徒にして狡猾なる勞働をキリストの使徒へるなり。 II Corinthians 11:14 しきず、サタンすら使なれば、 II Corinthians 11:15 役者役者ふは大事ず、彼等ふべし。 II Corinthians 11:16 はん、しくるべければ、なりとするれ、らずばとして承容れよ。 II Corinthians 11:17 名誉きては、ひてるにず、なるくにしてるなり。 II Corinthians 11:18 くの肉身上に、らん。 II Corinthians 11:19 智者なれば、びて愚者ぶなり。 II Corinthians 11:20 ありて奴隷とするも、すも、むるも、るも、つも、ぶ。 II Corinthians 11:21 しながらふ、きてくなりき。にもはん、せざるもあえてせず。 II Corinthians 11:22 彼等ヘブレオなるか、り、彼等イスラエルなるか、り、彼等アブラハムのなるか、り、 II Corinthians 11:23 彼等キリストの役者なるか、へるがくにはん、り。しく、監獄りしく、けられし無量にして、へるなりき。 II Corinthians 11:24 ユデアよりらず打擲せられし、 II Corinthians 11:25 笞刑けしたれし一度破船ひしにして、一晝夜海中りき。 II Corinthians 11:26 數次旅行して、盗賊邦人よりの異邦よりの都會僻地海上兄弟よりのひ、 II Corinthians 11:27 勞働み、數次らず、飢渇き、断食する度々にしてなりき。 II Corinthians 11:28 外部日々れる教會あり、 II Corinthians 11:29 れるあるにらざらんや、あるにけざらんや。 II Corinthians 11:30 るべくんば弱點きてらん、 II Corinthians 11:31 世々せられ我主イエズス、キリストのは、らざるふ。 II Corinthians 11:32 ダマスコにてアレタなるへんとてダマスコ都會りしかば、 II Corinthians 11:33 より石垣ひにされ、れたりき。 II Corinthians 12:0 II Corinthians 12:1 るべくんば、無益ながら、ひし幻影黙示とにばん。 II Corinthians 12:2 はキリストに一人れり、は十四、――肉體りてか肉體りてか、ず、しめす、――までげられしなり。 II Corinthians 12:3 れり。このは ――肉體りてか肉體りてかず、しめす、 II Corinthians 12:4 ――樂土げられて、はずるべからざるきしなり。 II Corinthians 12:5 らんとすれども、には弱點じ。 II Corinthians 12:6 らんとすともなるべきにはず、らんとすればなり。れどよりぎてんずるなからんめん。 II Corinthians 12:7 りたる黙示偉大なるにより、をしてらざらしめんに、肉身つべきサタンの使へられたり。 II Corinthians 12:8 よりらんまでりしに、 II Corinthians 12:9 へらく、には恩寵にてれり、うせらるればなり、と。ればキリストの能力宿らんに、びて弱點によりてらん。 II Corinthians 12:10 はキリストの弱點に、耻辱に、缺乏に、迫害に、患難んず、てこそければなり。 II Corinthians 12:11 になれり、ひられてなり。より引立てらるるなりき、るにらざるなりとも、何事無上使徒らざればなり。 II Corinthians 12:12 使徒たるの證據は、ての忍耐奇蹟不思議とによりて、成立てり。 II Corinthians 12:13 教會よりたりしはぞ、はさざりしなるか、不義せ。 II Corinthians 12:14 として支度せしが、はさじ、むるにして、所有物ざればなり。子等貯蓄すべきにず、こそ子等ふべきなれば、假令して、せらるるありとも、 II Corinthians 12:15 びてし、をもさん。 II Corinthians 12:16 はさざりしも、狡猾にして籠絡せりとせんか、 II Corinthians 12:17 れどはしし人々籠絡せしぞ。 II Corinthians 12:18 チトにみ、一人兄弟はししが、チトは籠絡せしか、精神足跡みしにずや。 II Corinthians 12:19 <w>結末</w> て、して弁解すとへり、御前にキリストにりてるなり。至愛なるよ、萬事てんがなるぞ。 II Corinthians 12:20 れどくは、りてんに、へるくならず、んにも、へるがくならざらんか、闘争嫉妬怨恨争論誹謗呟言驕慢擾亂あらんか、 II Corinthians 12:21 らんしめひて、くのしたるに、ひし不潔私通しきとを悔改めざるをあらんか。 II Corinthians 13:0 II Corinthians 13:1 とす、二三の證人りて、てのせらるべし。 II Corinthians 13:2 げしながら、其處らざれどもるとしく、しし人々てのにもぐ、らばしてさじ。 II Corinthians 13:3 キリストの證據めんとすれば、キリストはひてさず、いに能力あり。 II Corinthians 13:4 きによりて十字架けられひしかど、によりてへばなり。しとも、によりてきんとす、 II Corinthians 13:5 信仰るややを、せよ、にキリストのらざるか、非認せられたるなるか、 II Corinthians 13:6 非認せられたるざるをらん希望す。 II Corinthians 13:7 るは、さざらんなり。是認せられたるれんずして、假令非認せらるとも、善事はんなり。 II Corinthians 13:8 眞理あり、きては何事はざればなり。 II Corinthians 13:9 きをぶ、改善なり。 II Corinthians 13:10 不在にして書贈るはらんぼさんならでてんよりりたる権力て、りにしくせざらんとてなり。 II Corinthians 13:11 其外兄弟等よ、完全にして、め、うして平和て、らば平和とのさん。 II Corinthians 13:12 なる接吻しくへ、聖徒しくとへり。 II Corinthians 13:13 はくは我主イエズス、キリストの恩寵と、寵愛と、聖霊交際と、一同らんを、アメン。 Galatians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロガラチア<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Galatians 1:0 <w>冒頭</w> Galatians 1:1 よりにず、によるにもず、イエズス、キリストと、死者より復活せしめひしにてとによりて使徒たるパウロ、 Galatians 1:2 兄弟一同、ガラチアの教會に[書簡る]。 Galatians 1:3 はくはにて我主イエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Galatians 1:4 キリストはにて思召によりて、より救出さんとて、ひしなれば、 Galatians 1:5 世々光榮あれかし、アメン。 Galatians 1:6 がキリストの恩寵ひしざかりて、なる福音れるをしむ。 Galatians 1:7 なる福音あるにず、人々して、キリストの福音さんとするなり。 Galatians 1:8 れどにまれ、よりの使にまれ、べしして福音ぶるならば、はれよかし。 Galatians 1:9 ひしがねてふ、けしして福音ぶるあらばはれよかし。 Galatians 1:10 んとするか、御意んとするか、はんとむるか、はばキリストのざるべし。 Galatians 1:11 <w>第</w>一<w>項</w> パウロの<w>使徒</w>たる<w>事</w>と<w>其</w><w>教</w>とは<w>神</w>より<w>出</w>づ <w>第</w>一<w>編</w> パウロ<w>自己</w>に<w>就</w>きての<w>弁駁</w> 兄弟等よ、らせん、べし福音によれるものにず、 Galatians 1:12 よりびたるにず、イエズス、キリストの黙示によれるなり。 Galatians 1:13 ユデア行状如何は、きしなり。教會だしく迫害してし、 Galatians 1:14 なる同年輩人々りてユデアみ、先祖一層熱中して奮發たりしなり。 Galatians 1:15 るに胎内よりみて、恩寵へるは、 Galatians 1:16 をして福音異邦べしめんとて、御子はしふことの御意ひしかば、血肉らず、 Galatians 1:17 エルザレム先輩なる使徒にもかず、アラビアにり、ダマスコにれり。 Galatians 1:18 て三てペトロを訪問せんとてエルザレムにり、十五りしも、 Galatians 1:19 使徒には、兄弟ヤコボのにもはざりき。 Galatians 1:20 書遣御前にてなし。 Galatians 1:21 シリアびシリシア地方りしが、 Galatians 1:22 キリストにるユデアの教會らず、 Galatians 1:23 迫害しつつありしぼさんとしたりし信仰宣傳ふとき、 Galatians 1:24 きて光榮りつつありき。 Galatians 2:0 Galatians 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> パウロの<w>使徒</w><w>職</w>はペトロ<w>及</w>び<w>使徒</w><w>等</w>に<w>認</w>められたり 十四て、バルナバとにチトをもへて、びエルザレムにりしが、 Galatians 2:2 神託によりてりしなり。異邦ぶる福音彼等しき人々らせたり、萬一にもりししくならざらんなりき。 Galatians 2:3 るに、りしチトすら、異邦なるも割禮くるひられず、 Galatians 2:4 りたる兄弟ありて、がキリスト、イエズスにてる自由り、奴隷たらしめんとして入來りたれど、 Galatians 2:5 片時らず、彼等せざりき、福音眞理せしめんなり。 Galatians 2:6 殊更しき人々りては、――たりしかはせず、につきてなし、――しき人々何事をもへざりき。 Galatians 2:7 割禮ある人々福音ぶるのペトロにねられたるく、割禮なき人々ぶるねられたるをしかば、 Galatians 2:8 ――はペトロに割禮ある人々使徒となるひしは、にも異邦ひたればなり、―― Galatians 2:9 ともえたるヤコボとケファとヨハネとは、はりたる恩寵へて、一致としてとバルナバとにへたり。異邦り、彼等割禮ある人々らんなり。 Galatians 2:10 彼等は、貧者みんなりしが、心懸けてへり。 Galatians 2:11 れどもケファアンチオキアにりしむべきありしかば、面前反對せり。 Galatians 2:12 は、人々のヤコボのよりは、異邦たれど、彼等りしかばケファは割禮ある人々り、へて異邦たればなり。 Galatians 2:13 のユデア匿行同意せしかば、バルナバも彼等より匿行はるるにれり。 Galatians 2:14 彼等福音眞理ひてしくまざるをて、一同にてケファにへらく、ユデアにてありながら、ユデアくにせず、異邦へるに、異邦ひてユデア習慣はせんとはする。 Galatians 2:15 生來ユデアにして、異邦よりでし罪人にはず、 Galatians 2:16 りながらとせらるるは、律法らずして、イエズス、キリストに信仰るをるがに、律法らず、キリストに信仰りてとせられんに、キリスト、イエズスをずるなり、何人律法りてとせられざればなり。 Galatians 2:17 キリストにとせられんめて、罪人とせられなばキリストは役者なるか、否々。 Galatians 2:18 ちたるものをつれば、僞譎となるなり。 Galatians 2:19 ればきん律法律法し、 Galatians 2:20 キリストと十字架けられたるなり。くとも、最早ず、キリストこそふなれ。肉體くとも、してひし御子信仰くるなり。 Galatians 2:21 恩寵つるにず、とせらるる律法らば、キリストはひしなり。 Galatians 3:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>律法</w><w>並</w>に<w>福音</w>に<w>就</w>きての<w>論難</w> Galatians 3:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>律法</w>にて<w>詛</w>はれ、<w>信仰</w>にて<w>祝福</w>を<w>得</w>。 かなるガラチアよ、十字架けられひしイエズス、キリスト、目前かれひたるに、して眞理かしめしぞ、 Galatians 3:2 かんとす、聖霊りしは律法によるか、信仰ひしによるか。 Galatians 3:3 聖霊りしものを、なるか。 Galatians 3:4 しくしみしは無益とならんか、無益ざれかし。 Galatians 3:5 ればに[]ひて、奇蹟へるふは律法によるか、信仰ひしによるか、 Galatians 3:6 して、「アブラハムぜり、してとしてせられたり」とあるがし。 Galatians 3:7 信仰人々は、アブラハムの子等なりとれ。 Galatians 3:8 聖書は、信仰りて異邦としりて、てアブラハムに福音げてく、「萬民せられん」と。 Galatians 3:9 れば信仰人々は、忠實なるアブラハムとせらるべきなり。 Galatians 3:10 律法人々り、して、「律法されたるらんとして、らざるはるべし」、とあればなり。 Galatians 3:11 律法によりて御前とせられざるは、「義人信仰によりてく」、とあるをなり。 Galatians 3:12 律法信仰によるにずして、「によりてきん」、とあり。 Galatians 3:13 して、「さるるはれたるなり」、とあれば、キリストははれたるとなりて、律法よりひしなり。 Galatians 3:14 アブラハムの祝福がキリスト、イエズスによりて異邦ぼされ、約束せられひし聖霊信仰によりてけんなり。 Galatians 3:15 <w>第</w>二<w>項</w> <w>律法</w>の<w>下</w>に<w>在</w>りては<w>未</w><w>丁年</w><w>者</w>なるに、<w>信仰</w><w>及</w>びキリスト<w>教</w>の<w>下</w>に<w>在</w>りては、<w>丁年</w><w>者</w>となる 兄弟等よ、ふがくにへば、公正なる遺書するなくふるなし。 Galatians 3:16 アブラハムととに約束せられしくのすが[]とははずして、一人してへり、これちキリストなり。 Galatians 3:17 はん、ひし契約をば、より四百三十へられし律法が、約束しからしめんとてしたるにず。 Galatians 3:18 世継律法らば、約束らざるなり。れど約束て、をアブラハムにひたるなり。 Galatians 3:19 らば律法ぞや、約束せられし犯則かれしものにして、仲裁天使等によりて布告せられたるものなり。 Galatians 3:20 仲裁一方のものにざるに、にてす。 Galatians 3:21 れば律法約束するか、否々かすべき律法へられたらんには、律法によりづべし Galatians 3:22 とも、聖書萬物閉籠たり。約束はイエズス、キリストに信仰りて、ずるへられんなり。 Galatians 3:23 信仰には、律法閉籠められて、れんとする信仰るまでられつつありき。 Galatians 3:24 れば信仰りてとせられんに、律法をキリストに指導となれり。 Galatians 3:25 れど信仰りては、最早指導らず、 Galatians 3:26 、キリスト、イエズスに信仰りて、子等なればなり。 Galatians 3:27 ちキリストにりてせられたるは、くキリストをせるなり。 Galatians 3:28 てユデアもなくギリシアもなく、奴隷自由もなく、もなし、キリスト、イエズスに一人なればなり。 Galatians 3:29 キリストのものならば、アブラハムのなり、約束なる世嗣なり。 Galatians 4:0 Galatians 4:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>律法</w>の<w>下</w>には<w>奴隷</w>なれども、<w>信仰</w>によりては<w>自由</w>の<w>身</w>なり はん、世嗣家督なりとも、小兒奴隷なるなく、 Galatians 4:2 めたるまでは、後見人治産り。 Galatians 4:3 く、小兒小學へつつありき。 Galatians 4:4 れど満期りて、御子よりりたるもの、律法りたるものとしてはしへり。 Galatians 4:5 律法りし人々ひ、をしてとせらるることをしめはんなり。 Galatians 4:6 たるによりて、は、アバ、よ、とへる御子を、はしへり。 Galatians 4:7 れば最早奴隷ずしてたるなり、たるによりて世嗣たるなり。 Galatians 4:8 にはらず、生來たらざるものにへて奴隷たりき。 Galatians 4:9 れどり、られたるに、如何しき小學りて、へんとはする。 Galatians 4:10 季節とをる。 Galatians 4:11 ひ、きし無益とならんことをる。 Galatians 4:12 兄弟等よ、くにれば、はくはくにれ。せしなし、 Galatians 4:13 れるく、福音べし身體虚弱てし、身體となれるを、 Galatians 4:14 しむなくもなくして、使く、キリスト、イエズスのくにさへけたりき。 Galatians 4:15 主張せし何處にかある、證明す、べくんばをもりてへしならん。 Galatians 4:16 ればりてとなりたるか、 Galatians 4:17 人々盡力すれども、好意ず、盡力せしめんとて、をしてれしめんとせるなり。 Galatians 4:18 えず善事きて盡力せらるるはきことながら、のみにてはらざるなり。 Galatians 4:19 小子よ、にキリストのられは、陣痛へり。 Galatians 4:20 むらくはりて聲音へんを、きて當惑すればなり。 Galatians 4:21 律法らんとするよ、れ、律法きしなきか、 Galatians 4:22 して、アブラハムに二人ありしに、一人奴隷よりし、一人自由なるよりせり、とあり。 Galatians 4:23 奴隷ひてれしに、自由なる約束によりてれたり。 Galatians 4:24 はれしは前表にして、兩約す、はシナイよりして奴隷む、ちアガルなり。 Galatians 4:25 シナイはアラビアにりて、のエルザレムにり、子等奴隷なり。 Galatians 4:26 れどなるエルザレムは自由にして、なる。 Galatians 4:27 して、「石女にしてまざるよ、べ、せざるよ、げてはれ、されたるは、あるよりもければなり」、とあり。 Galatians 4:28 兄弟等よ、はイザアクの約束なり、 Galatians 4:29 によりてれたりしが、によれる迫害したりしく、るなり。 Galatians 4:30 れど聖書とかへる、「奴隷とを遂払へ、奴隷自由なる世嗣たるべからざればなり」、とあり。 Galatians 4:31 れば兄弟等よ、奴隷ず、自由なるなり、キリストのへるは自由なり。 Galatians 5:0 <w>第</w>三<w>編</w> <w>實用</w><w>的</w><w>訓戒</w> Galatians 5:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>自由</w>を<w>奴隷</w>の<w>身分</w>に<w>更</w>ふべからず 毅然として奴隷せらるることれ。 Galatians 5:2 パウロ断言す、割禮けなば、キリストはあらざるべし。 Galatians 5:3 に、割禮くる證明す、律法るべき負債あり。 Galatians 5:4 律法によりてとせられんとする人々よ、はキリストをれたるなり、恩寵より堕落せるなり。 Galatians 5:5 ち[]信仰りてこそ希望[する]をてるなれ。 Galatians 5:6 キリスト、イエズスに價値あるは割禮割禮ず、信仰なり。 Galatians 5:7 たりしものを、眞理はせじとてげしぞ、 Galatians 5:8 ふものよりでず、 Galatians 5:9 しの全體腐敗せしむ、 Galatians 5:10 によりて希望するは、なからんなり。れどにもあれは、ふべし。 Galatians 5:11 兄弟等よ、もし割禮宣傳ふるならば、迫害けつつあらんや。してらば、十字架みたるならん。 Galatians 5:12 はくははす人々裁除かれんを。 Galatians 5:13 兄弟等よ、されて自由たれば、自由機會としてふるなく、(の)へよ。 Galatians 5:14 は、「すべし」、との一言て、律法うせらるればなり。 Galatians 5:15 れどもしまば、ぼされざる用心せよ。 Galatians 5:16 はん、ひてめ、らばふまじ。 Galatians 5:17 し、す、るはするさざらんなり。 Galatians 5:18 かるれば、律法らず。 Galatians 5:19 なり、私通不潔猥褻邪淫、 Galatians 5:20 偶像崇拝魔術怨恨争闘嫉妬憤怒喧嘩擾亂異説、 Galatians 5:21 猜忌殺人酩酊饕食なり。げしく、ざるべし。 Galatians 5:22 るに好果は、()、平安堪忍慈恵善良、(忍耐)、 Galatians 5:23 温良眞實謹慎節制貞操なり、るものにひては律法あるなし。 Galatians 5:24 キリストのものたる人々は、肉身惡徳十字架けたるなり。 Galatians 5:25 によりてきなば、によりてむべし。 Galatians 5:26 虚榮みてることれ。 Galatians 6:0 Galatians 6:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>特別</w>の<w>勧告</w> 兄弟等よ、はれてありとも、かるるなれば、はるるあるべきをみて、柔和なる精神改善せしめよ。 Galatians 6:2 へ、らばキリストの律法うすべし。 Galatians 6:3 何者にもざるに、何者かなりとふはくなり。 Galatians 6:4 行状よ、らば他人してらず、のみによりてるならん、 Galatians 6:5 ふべければなり。 Galatians 6:6 は、ばしむる一切所有物へよ。 Galatians 6:7 れ、られふものにず、 Galatians 6:8 きし刈取らん、は、より腐敗刈取り、は、より永遠生命刈取らん。 Galatians 6:9 すにむべからず、時機らば、まずして刈取るべければなり。 Galatians 6:10 ればあるは、衆人信仰家人すべし。 Galatians 6:11 <w>結末</w> よ、づから如何なる大字にて書贈れるかを。 Galatians 6:12 人心んとするは、ひて割禮けしむ、キリストの十字架によりて迫害けざらんのみ。 Galatians 6:13 割禮くる人々が、律法らずして割禮けしめんとするは、肉身きてらんなり。 Galatians 6:14 我主イエズス、キリストの十字架てのしてなかるべし。りて十字架けられたるものにして、るもり。 Galatians 6:15 キリスト、イエズスに價値あるは、割禮割禮ず、なる造物なり。 Galatians 6:16 にもあれ、へる人々に、はくは平安慈悲とあれかし、のイスラエルのにもあれかし。 Galatians 6:17 よりはすべからず、イエズスの傷痕へばなり。 Galatians 6:18 兄弟等よ、はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを、アメン。 Ephesians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロエフェゾ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Ephesians 1:0 <w>冒頭</w> Ephesians 1:1 思召によりてイエズス、キリストの使徒たるパウロ、エフェゾにる(ての)聖徒にキリスト、イエズスに信徒に[書簡る]。 Ephesians 1:2 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Ephesians 1:3 <w>第</w>一<w>項</w> エフェゾ<w>信徒</w>の<w>為</w>に<w>感謝</w>し<w>祈祷</w>す <w>第</w>一<w>編</w> <w>聖</w><w>會</w>の<w>比</w>なき<w>光榮</w> すべき我主イエズス、キリストのはキリストに霊的祝福よりひ、 Ephesians 1:4 御前にしてなきたらしめんとて、寵愛て、世界開闢以前よりキリストによりてひ、 Ephesians 1:5 思召のまにまに、イエズス、キリストをとならしめん預定ひたればなり。 Ephesians 1:6 最愛なる御子ひし榮光ある恩寵なり。 Ephesians 1:7 るは、キリストにりて御血によれり、なる恩寵れるなり。 Ephesians 1:8 恩寵れて、智恵けり、 Ephesians 1:9 御旨ひて、キリストを預定ひし思召奥義を、はんなり。 Ephesians 1:10 思召は、時期つるにびて一切のもの、るものをもるものをもくキリストにふにり。 Ephesians 1:11 もキリストにまれ、思召萬事ふもののひて預定せられたり、 Ephesians 1:12 んじてキリストを希望せしが、光榮とならんなり。 Ephesians 1:13 キリストにて、眞理なる救霊福音き、じて約束せられひたりし聖霊せられしが、 Ephesians 1:14 世嗣保證として、られたる人々となり、光榮らんはりたるなり。 Ephesians 1:15 も、イエズスに信仰と、ての聖徒する愛情とをきて、 Ephesians 1:16 不絶感謝し、祈祷記念す。 Ephesians 1:17 我主イエズス、キリストの光榮が、知識黙示とのひてらしめ、 Ephesians 1:18 にして、によれる希望如何らしめ、聖徒ふべき世嗣光榮如何らしめ Ephesians 1:19 全能勢力作為によりて、て、勢力如何れて偉大なるかをらしめはんなり。 Ephesians 1:20 勢力をキリストにし、死者より復活せしめ、き、 Ephesians 1:21 一切権勢能力と、勢力主権との今世のみならず來世にもけられて[あるもの]のひ、 Ephesians 1:22 萬物せしめ、教會萬事となしへり。 Ephesians 1:23 教會はキリストのにして、萬物萬事たしへるものの充満なり。 Ephesians 2:0 Ephesians 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>神</w>が<w>教會</w>を<w>建</w>て<w>給</w>ひし<w>方法</w> とによりてしたるなりしが、 Ephesians 2:2 世間ひ、空中して不信ける、ひてめり。 Ephesians 2:3 りて、肉身生活し、とのするひて、人々く、生來なりき。 Ephesians 2:4 れども慈悲へるは、ひて寵愛り、 Ephesians 2:5 せしをキリストとかしひ――はれしも恩寵によれり、―― Ephesians 2:6 復活せしめ、キリスト、イエズスにせしめへり。 Ephesians 2:7 キリスト、イエズスに善良て、恩寵非常なるを、将來世々はんなり。 Ephesians 2:8 信仰はれたるは、恩寵るものにしてらにるにず、なり。 Ephesians 2:9 るにもず、のなからんなり。 Ephesians 2:10 作品にして、ひし善業、キリスト、イエズスにて[に]られたるなればなり。 Ephesians 2:11 れば肉體異邦にして、所謂割禮によりてけたる人々より、割禮へらるる記憶せよ。 Ephesians 2:12 には、キリストなくして、イスラエルの國籍かれ、約束びたる契約らず、希望なく、なきたりしに、 Ephesians 2:13 はキリスト、イエズスにりて、かりし、キリストの御血となれり。 Ephesians 2:14 イエズスは平和にてす、兩方にし、中垣を、肉體き、 Ephesians 2:15 種々ある律法を、ずるへり。平和して兩方人々一人しきらん、 Ephesians 2:16 []にする十字架し、十字架兩方人々一體し、がしめはんなり。 Ephesians 2:17 りて、かりしにも平和げ、かりし人々にも平和へり。 Ephesians 2:18 キリストによりてこそ、兩方人々は、づきることをるなれ。 Ephesians 2:19 れば、最早他所人寄留ず、聖徒國民となりて家人なり。 Ephesians 2:20 使徒預言との基礎てられ、ちキリスト、イエズスにして、 Ephesians 2:21 全體建物建築せられ、漸次げられて、なる神殿となり、 Ephesians 2:22 て、聖霊により、住處としててらるるなり。 Ephesians 3:0 Ephesians 3:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>教會</w>に<w>於</w>るパウロの<w>聖</w><w>役</w> パウロ、異邦にキリスト、イエズスの囚人たり。 Ephesians 3:2 はりたる恩寵分配をば、きしならん、 Ephesians 3:3 簡単したるく、奥義黙示されたるなり。 Ephesians 3:4 みて、キリストの奥義する知識るをべし。 Ephesians 3:5 奥義は、聖霊によりて、なる使徒預言されしがくには、前代られざりき。 Ephesians 3:6 異邦福音て、キリスト、イエズスにて、世嗣となり、一體となり、約束となるなり。 Ephesians 3:7 福音役者とせられたり、全能勢力によりてはりたる恩寵なり。 Ephesians 3:8 ての聖徒て、よりもに、キリストの福音を、異邦ぐる恩寵はれり。 Ephesians 3:9 萬物創造ひたるて、よりれたりし奥義如何を、衆人説明恩寵にして、 Ephesians 3:10 多方面なる智恵が、教會て、権勢能力[]られん、 Ephesians 3:11 我主イエズス、キリストにうしへる、世々預定ぜんなり。 Ephesians 3:12 信仰によりてらざる希望づき。 Ephesians 3:13 ればはくは、くる患難きて、落胆せざらんを。患難こそ光榮なれ。 Ephesians 3:14 我主イエズス、キリストの、 Ephesians 3:15 にもにもけらるる御前き、 Ephesians 3:16 光榮ひ、により、能力内面として堅固にせられん、 Ephesians 3:17 信仰によりてキリストの宿はんる。は、ざしきて、 Ephesians 3:18 ての聖徒に、さの如何り、 Ephesians 3:19 一切知識超絶せるキリストの寵愛ることをて、充満てるものにたされんなり。 Ephesians 3:20 はくはける能力によりて、えて、萬事へるものに、 Ephesians 3:21 教會びキリスト、イエズスにて、永遠るまで光榮あらんを、アメン。 Ephesians 4:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>以上</w>の<w>教理</w>より<w>出</w>づる<w>實用</w><w>的</w><w>結果</w> Ephesians 4:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>教會</w><w>一致</w>の<w>必要</w> ればりて囚人たるふ、されたる相應しく、 Ephesians 4:2 ての謙遜温良とをみ、忍耐してび、 Ephesians 4:3 平和にて精神一致注意せよ。 Ephesians 4:4 精神されたる希望なるがし。 Ephesians 4:5 信仰洗禮、 Ephesians 4:6 一同一同き、一同へる一同のみ。 Ephesians 4:7 るに面々はりたる恩寵は、キリストのひたるず、 Ephesians 4:8 に[聖霊に]く、「りてき、人々へり」と。 Ephesians 4:9 ひしは、までひしずしてぞや。 Ephesians 4:10 ひしものは、萬物充満たんとて、ひしものなり。 Ephesians 4:11 人々使徒とし、人々預言とし、人々福音とし、人々牧師教師としてへり。 Ephesians 4:12 聖徒うせられ、まれ、キリストの成立たんめなり。 Ephesians 4:13 く、信仰御子知識との一致りて完全なるとなり、キリストの成長らんにして、 Ephesians 4:14 最早小兒たらず、はさるるなく、誤謬なる誘惑とのに、にもされず、 Ephesians 4:15 眞理りて、により萬事ちキリストに成長せんなり。 Ephesians 4:16 によりてこそ全體ひ、四肢ずるひて、ての関節り、成長し、によりて成立つにるなれ。 Ephesians 4:17 <w>第</w>二<w>項</w> キリスト<w>教</w>の<w>聖徳</w>は<w>異教人</w>の<w>惡徳</w>に<w>反</w>す ひ、ふ、最早異邦むことれ、彼等精神しきにせてみ、 Ephesians 4:18 智恵まされ、てる不知に、頑固によりて生命よりざかり、 Ephesians 4:19 ずるなく、放蕩に、所有淫亂に、貪欲に、ねたるなり。 Ephesians 4:20 れどがキリストをびしはず、 Ephesians 4:21 きて、眞理のイエズスにるがに、きてびしならば、 Ephesians 4:22 以前行状きては、ひて腐敗するて、 Ephesians 4:23 精神主義一新し、 Ephesians 4:24 りて眞理よりづる聖徳とにられたるしきびしなり。 Ephesians 4:25 ればてて、れ、なればなり。 Ephesians 4:26 るともれ、るべからず。 Ephesians 4:27 惡魔機會ふるれ、 Ephesians 4:28 める最早むべからず、困窮せる人々に、きて手業せ。 Ephesians 4:29 不潔なる談話一切よりすべからず、きものならば人々恩寵へんするつるせ。 Ephesians 4:30 してせられりたる聖霊をしてへしむるれ、 Ephesians 4:31 をば一切惡心よりけ。 Ephesians 4:32 慈悲親切にしてもキリストにひしがくにせよ。 Ephesians 5:0 Ephesians 5:1 れば至愛なる小兒となり、 Ephesians 5:2 みて、キリストもし、しき献物とし、犠牲としてひしがくにせよ。 Ephesians 5:3 私通ての淫亂貪欲は、すらもへらるべからざること、聖徒たる相應しかるべし。 Ephesians 5:4 汚行なる談話戯言相應しからず、感謝すべきなり。 Ephesians 5:5 りてらざるべからず、ての私通淫亂貪欲は、偶像崇拝するにしきにして、キリスト世嗣たらざるなり。 Ephesians 5:6 空言くべからず、に、不信ればなり。 Ephesians 5:7 彼等するれ。 Ephesians 5:8 ては暗黒なりしかど、りてなり、くにめ。 Ephesians 5:9 は、ての慈愛正義眞實とにり。 Ephesians 5:10 如何なる御意ふかをよ。 Ephesians 5:11 ばざる暗黒するなく、めよ。 Ephesians 5:12 彼等は、にするすらなり。 Ephesians 5:13 てのむべきによりてる、るるはなればなり。 Ephesians 5:14 へるあり、「れるて、死者より立上れ、キリストらしはん」と。 Ephesians 5:15 れば兄弟等よ、如何みてむべきかにせよ。愚者くにせず、 Ephesians 5:16 智者くにみて、しければ機會めよ、 Ephesians 5:17 御旨如何りて、思慮なきれ。 Ephesians 5:18 れ、淫亂あるなり。ろ(たされて、 Ephesians 5:19 霊的讃美歌とをひ、ひて讃美り、 Ephesians 5:20 我主イエズス、キリストの御名て、萬事きてにて感謝し、 Ephesians 5:21 キリストをりつつ歸服せよ。 Ephesians 5:22 <w>第</w>三<w>項</w> <w>家庭</w>に<w>於</w>る<w>信者</w>の<w>義務</w> たるるがくにすべし、 Ephesians 5:23 たる、キリストが教會にして、救主せるがくなればなり、 Ephesians 5:24 れば教會のキリストにふがく、萬事ふべし。 Ephesians 5:25 たるよ、する、キリストも教會して、ひしがくにせよ、 Ephesians 5:26 ひしは、(生命の)により、水洗にてめてとならしめん、 Ephesians 5:27 光榮ある教會なく、なく、もなき教會を、へて、をしてなるもの、なきものたらしめんなり。 Ephesians 5:28 く、たるものもとしてすべきなり、するするなり。 Ephesians 5:29 如何なるも、肉身ひしなく、キリストが教會ひしがし、 Ephesians 5:30 にして、よりよりりたればなり。 Ephesians 5:31 父母きてひ、して二人一體るべし、 Ephesians 5:32 いなる奥義なり、はキリスト教會きてふ。 Ephesians 5:33 ればとしてし、畏敬すべし。 Ephesians 6:0 Ephesians 6:1 たるよ、父母へ、正當なり。 Ephesians 6:2 「父母へ」とは、約束したる一のにして、 Ephesians 6:3 ち「地上長命ならん」となり。 Ephesians 6:4 たるよ、子等なくして、規律訓戒とのてよ。 Ephesians 6:5 奴隷たるよ、キリストにふがくにき、単純なる肉身上主人へ。 Ephesians 6:6 人々はんとするがくに目前のみにてへず、キリストの奴隷としてより思召し、 Ephesians 6:7 ふるてせずてするがくに、くせよ。 Ephesians 6:8 奴隷たると自由たるとをはず、各自したるは、れもよりいらるべしとればなり。 Ephesians 6:9 主人たるよ、奴隷ひてくにして、彼等威嚇ふることれ、彼等とのして、きてなしとればなり。 Ephesians 6:10 <w>第</w>四<w>項</w> <w>信者</w>は<w>雄々</w>しく<w>信仰</w>の<w>為</w>に<w>戰</w>ふべし みて、兄弟等よ、大能勢力氣力、 Ephesians 6:11 惡魔計畧つことをに、武具けよ。 Ephesians 6:12 ふべきは血肉ひてにはず、権勢能力暗黒天空惡霊ひてなればなり。 Ephesians 6:13 れば抵抗し、萬事成功してに、武具れ。 Ephesians 6:14 れば眞實し、正義け、 Ephesians 6:15 平和福音する奮發き、 Ephesians 6:16 ての場合惡魔火箭すべき信仰り、 Ephesians 6:17 救霊御言なる[]り、 Ephesians 6:18 祈祷懇願て、れの機會ても聖霊りてり、忍耐聖徒一同懇願する注意せよ。 Ephesians 6:19 にもなして、福音奥義がれたる使節なれば、らずきてらするはり、 Ephesians 6:20 きてるべきれ。 Ephesians 6:21 <w>結末</w> するらんに、至愛なる兄弟にして忠實なる役者たるチキコは、萬事ぐるならん。 Ephesians 6:22 はししはするらせて、めんなり。 Ephesians 6:23 はくはにてイエズス、キリストより、平安信仰とを兄弟等はらんを。 Ephesians 6:24 はくは我主イエズス、キリストをらずての恩寵あらんを、アメン。 Philippians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロフィリッピ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Philippians 1:0 <w>冒頭</w> Philippians 1:1 イエズス、キリストのたるパウロびチモテオ、てフィリッピにてキリスト、イエズスに聖徒監督執事に[書簡る]。 Philippians 1:2 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Philippians 1:3 に、感謝し、 Philippians 1:4 ての祈祷一同びて懇願る。 Philippians 1:5 最初より、キリストの福音協力したれば、 Philippians 1:6 善業ひしの、キリスト、イエズスのまで、うしはん信頼せり。 Philippians 1:7 一同きてへるは至當なり、り、縲絏るにも、福音弁護してむるにも、恩寵ればなり。 Philippians 1:8 が、キリストのて、如何一同戀慕ふかは、ふ。 Philippians 1:9 は、智識てのとにみ、 Philippians 1:10 一層へて、キリストのるまでなくして、 Philippians 1:11 イエズス、キリストによりて、光榮讃美とのに、好果たされんなり。 Philippians 1:12 <w>第</w>一<w>項</w> パウロ<w>自身</w>の<w>音信</w> 兄弟等よ、らんす、する事柄は、福音裨益るにりしことを。 Philippians 1:13 縲絏へるのキリストのなるは、近衛全営にも何處にもられたり。 Philippians 1:14 兄弟多數は、縲絏りて、一層らず御言るにれり。 Philippians 1:15 とのにキリストをぶるもあれど、好意てするもあり、 Philippians 1:16 福音守護せんかれたるをりて、愛情よりするもあれば、 Philippians 1:17 眞心たず、縲絏困難さんひ、党派心よりキリストのもあり。 Philippians 1:18 りとてかあらん、如何様にもあれ、口實としてなりとも、眞心てなりとも、キリスト宣傳せられへば、ぶ、[以後も]ばん。 Philippians 1:19 とイエズス、キリストの助力とによりて、となるべきをればなり。 Philippians 1:20 てる希望せるへり、てもづるなかるべく、何時あるく、きてもしても、キリストは安全められふべきなり。 Philippians 1:21 りて、くるはキリストなり、ぬるはなり。 Philippians 1:22 肉身くる事業好果あるべくば、むべきかはさず、 Philippians 1:23 双方まれり、立去りてキリストとらんむ、りてなり、 Philippians 1:24 れど肉身は、必要なり。 Philippians 1:25 確信するがに、信仰進歩喜悦とをさんに、一同り、逗留すべきる。 Philippians 1:26 らば、キリスト、イエズスにて、きて彌増すべし。 Philippians 1:27 <w>第</w>二<w>項</w> <w>實用</w><w>的</w><w>勧告</w> キリストの福音相應しく生活せよ、りても、れても、精神てると、福音信仰一致してと、 Philippians 1:28 かされざるとをらんなり。かされざるこそ、には亡滅には救霊にして、よりづるものなれ。 Philippians 1:29 キリストのはりたるは、ずるのみならず、しむなればなり。 Philippians 1:30 へるは、きてきししきものなり。 Philippians 2:0 Philippians 2:1 幾許のキリストに幾許幾許聖霊幾許あらば、 Philippians 2:2 たせよ。じうし、じうし、同心同意にして、 Philippians 2:3 何事党派心虚榮にせず、謙遜してれるひ、 Philippians 2:4 のみをみずして他人みよ。 Philippians 2:5 はキリスト、イエズスのくなれ、 Philippians 2:6 してとははざりしも、 Philippians 2:7 きものとして奴隷り、たるり、外貌くにえ、 Philippians 2:8 りて、十字架るまで、へるとなりひしなり。 Philippians 2:9 最上げて、ふに一切れるてしへり、 Philippians 2:10 ちイエズスの御名しては、天上のもの、地上のもの、地獄のもの、むべく、 Philippians 2:11 てのにて光榮に、イエズス、キリストのせる公言すべし。 Philippians 2:12 れば至愛なるよ、ひしく、面前のみならず、不在りても、一層きつつ救霊うせよ、 Philippians 2:13 為遂ぐるとは、御好意さしめなればなり。 Philippians 2:14 なくなく、一切へ、 Philippians 2:15 なるりて、むべきなく、純粋なる子兒として、なきとならんなり。人々に、世界りて、 Philippians 2:16 生命てり、りししからず、せししからずして、キリストの名誉るべし。 Philippians 2:17 假令信仰供物とのに、が[は]がるるも、びて一同す、 Philippians 2:18 びて祝賀せよ。 Philippians 2:19 <w>第</w>三<w>項</w> パウロ、フィリッピに<w>遣</w>さんとする<w>人々</w>を<w>賞賛</w>す りてんぜんにチモテオをはさんを、イエズスに希望す。 Philippians 2:20 くまで同心して、眞心らざればなり。 Philippians 2:21 イエズス、キリストのめず、む、 Philippians 2:22 とも、福音に、めたるは、れるなり。 Philippians 2:23 れば成行ば、はさんせり。 Philippians 2:24 らもなくるべきを、信頼す。 Philippians 2:25 れどふに、よりはされてするせし兄弟にして協力たり戰友たるエパフロヂトをはさざるべからず。 Philippians 2:26 一同戀慕ひ、めるえしとてたりしなり。 Philippians 2:27 りて、ぬばかりにりたれど、ひ、のみならず、らざるをもへり。 Philippians 2:28 によりて、ばせ、をもぜんに、一層はせるなり。 Philippians 2:29 れば歓迎し、鄭重人物待遇せよ、 Philippians 2:30 けてけたるはんと、キリストの事業生命じてしたればなり。 Philippians 3:0 Philippians 3:1 <w>第</w>四<w>項</w> <w>偽</w><w>教師</w>に<w>用心</w>して<w>完</w><w>徳</w>に<w>進</w>むべし 其外兄弟等よ、べ、繰返して書遣るも、なくしてあり。 Philippians 3:2 用心し、働人用心し、割禮用心せよ。 Philippians 3:3 によりて禮拝し、肉身まずして、キリスト、イエズスにれるこそ割禮なれ。 Philippians 3:4 れど肉身にも他人肉身むをとせば、尚更なり。 Philippians 3:5 八日割禮けて、イスラエルの、ベンヤミンの、ヘブレオよりのヘブレオ律法してはファリザイ、 Philippians 3:6 奮發きては教會迫害せし律法によれるきてはなく生活せしなり。 Philippians 3:7 るにとなりしを、はキリストにしてなりとめたり。 Philippians 3:8 我主イエズス、キリストをるの超越せる學識しては、一切なるをふ。キリストの一切損失りしかど、糞土し。キリストをらんにして、 Philippians 3:9 律法によれるせず、キリスト、イエズスに信仰よりの信仰によりてよりづるしつつ、キリストにめられん、 Philippians 3:10 キリストをり、キリストの復活能力り、キリストのれるとなり、らん、 Philippians 3:11 如何にもして死者より復活するにらんなり。 Philippians 3:12 へばとてする完全りたるにはず、キリスト、イエズスにへられたれば、如何にもしてらんと追求するのみ。 Philippians 3:13 兄弟等よ、へたりとはず、むる背後れて前面ひ、 Philippians 3:14 がイエズス、キリストによりてへる褒美んとて、目的追求するのみ。 Philippians 3:15 完全る[にむ]は、くなるべし。何等かの異議あらば、をもはん。 Philippians 3:16 れるよりして、むべきなり。 Philippians 3:17 兄弟等よ、べ、とせるくにめる人々注目せよ。 Philippians 3:18 へるく、きつつふ、キリストの十字架としてく、 Philippians 3:19 なり、彼等し、づべきし、をのみふ。 Philippians 3:20 れども國籍りて、我主イエズス、キリストの救主としてよりふをつなり。 Philippians 3:21 萬物せしむるを能力て、しきぜしめ、榮光らしめふべし。 Philippians 4:0 Philippians 4:1 <w>第</w>五<w>項</w> <w>種々</w>の<w>勧告</w><w>及</w>び<w>感謝</w> れば至愛にして、しき兄弟等よ、なる至愛よ、て、 Philippians 4:2 エヴォヂアにもめ、シンチケにもむ、じうせんを。 Philippians 4:3 にする忠實なるよ、にも、けんふ。彼等はクレメンスと、生命されたる助力者に、ひて福音きしなり。 Philippians 4:4 べ。べ。 Philippians 4:5 温良なるてのれよかし、すなり。 Philippians 4:6 何事をもれ、萬事きて祈祷懇願感謝とによりて、は、られよかし、 Philippians 4:7 一切智識れる平安は、キリスト、イエズスにとをるべし。 Philippians 4:8 其外兄弟等よ、なるぶべきしきらしき好評ある如何なるも、規律如何なるも、れ。 Philippians 4:9 きてびしけしきしへ、平和さん。 Philippians 4:10 <w>末文</w> の、したるを、べり。よりたれど、機會ざりしなり。 Philippians 4:11 缺乏によりてふにず、るがにて事足れりとするは、びたるなればなり。 Philippians 4:12 しめらるるり、なるをも、れり。一々萬事につけてをもをも、なるをも、缺乏をも修行せり。 Philippians 4:13 て、一切ざるはなし。 Philippians 4:14 りながらは、困難けたり。 Philippians 4:15 フィリッピよ、れり、福音ふる、マケドニアを出發せしには、れの教會授受らず、のみして、 Philippians 4:16 一度二度もテサロニケにりてしたりき。 Philippians 4:17 贈物むるにはず、利益好果ならんむるなり。 Philippians 4:18 には何事はりてあり、りししく、御意ひて嘉納せらるる犠牲を、エパフロヂトよりけてれり。 Philippians 4:19 によりて、光榮するくキリスト、イエズスにたしふべし。 Philippians 4:20 はくはにて世々光榮あらんことを、アメン。 Philippians 4:21 キリスト、イエズスに聖徒しくへよ。 Philippians 4:22 兄弟等しくとへり。ての聖徒にセザルのする人々しくとへり。 Philippians 4:23 はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを、アメン。 Colossians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロコロサイ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Colossians 1:0 <w>冒頭</w> Colossians 1:1 思召によりてイエズス、キリストの使徒たるパウロ、兄弟チモテオ、 Colossians 1:2 コロサイにてキリスト(イエズス)に聖徒忠信なる兄弟等に[書簡る]。 Colossians 1:3 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Colossians 1:4 <w>第</w>一<w>款</w> コロサイ<w>人</w>の<w>為</w>に<w>感謝</w>し<w>祈祷</w>す <w>第</w>一<w>編</w> <w>教理</w>の<w>部</w> <w>第</w>一<w>項</w> キリスト<w>及</w>び<w>其</w><w>事業</w> キリスト、イエズスに信仰ての聖徒する愛情とをきて、りて、我主イエズス、キリストのにて感謝る。 Colossians 1:5 へられ、福音眞理きし希望なり。 Colossians 1:6 れる福音は、世界びて傳播しつつある眞理ひて恩寵りしよりりしがし。 Colossians 1:7 至愛なる同輩エパフラよりびたるが、にキリスト、イエズスの忠信なる役者にして、 Colossians 1:8 []によれる愛情げたり。 Colossians 1:9 きしより、りてまず、が[]によれるての智恵とによりて、御旨る[の知識]にたされんる。 Colossians 1:10 相應しくみ、萬事につけて御意ひ、ての善業び、[をる]の知識し、 Colossians 1:11 光榮ある全能ひててのへられ、ての辛抱堪忍し、 Colossians 1:12 にて感謝ることをなり。くもて、聖徒榮光るにるべきひ、 Colossians 1:13 暗黒権威より救出して最愛なる御子ひ、 Colossians 1:14 御子りて、御血はれ、しをればなり。 Colossians 1:15 <w>第</w>二<w>款</w> キリスト<w>及</w>び<w>其</w><w>事業</w>は<w>広大</w>にして<w>無比</w>なり 御子はざる御姿にして、一切造物だちてひしなり。 Colossians 1:16 萬物られ、にもにもゆるもの、えざるもの、玉座主権権勢能力られ、 Colossians 1:17 らは萬物だちてし、萬物す。 Colossians 1:18 なる教會にてす、原因して死者よりんじてひしは、萬事んずるはんなり、 Colossians 1:19 充満せる宿らしめ、 Colossians 1:20 萬物和睦せしめ、十字架るものをもるものをも和合せしむるの、御意ひたればなり。 Colossians 1:21 惡業によりてざかり、よりとなりしを、 Colossians 1:22 御子肉體によりて和睦せしめ、にしてなくなきたらしめ、御前へんとしへり。 Colossians 1:23 確乎として信仰き、福音希望よりかされずば、あるべし。福音は、き、天下一切べられしが、パウロは役者られたるなり。 Colossians 1:24 むをぶ、キリストのけたるを、なる教會肉體ふなり。 Colossians 1:25 教會役者られたるは、よりはりたるれり、御言世々代々りて、 Colossians 1:26 聖徒れたる奥義を、へんなり。 Colossians 1:27 奥義とは光榮希望にして、すキリストなり、奥義異邦ぼしたる光榮如何らしむるは御意なり。 Colossians 1:28 へ、ての知識ひて、てのてのふ、てのをしてキリスト、イエズスに完全にならしめんがなり。 Colossians 1:29 勞苦して、ける勢力じてひつつあるはなり。 Colossians 2:0 Colossians 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>偽</w><w>教師</w>に<w>對</w>する<w>論難</w> とラオジケアに人々と、肉身ざる一切とのに、如何ばかりなるかを、らんす。 Colossians 2:2 められ、がれ、智識たされて、にてびキリスト、イエズスの奥義るにらんにして、 Colossians 2:3 智識學識れてすればなり。 Colossians 2:4 ふは、みなる談話なからんなり。 Colossians 2:5 肉體にては不在なれども、精神にてはり、秩序とキリストに信仰堅固なるとをぶ。 Colossians 2:6 ればイエズス、キリストをけしがりてみ、 Colossians 2:7 ざしてられて、びしが信仰まり、成長して感謝れ。 Colossians 2:8 しき虚言なる哲學にもかれざる注意せよ、人間小學とにるものにして、キリストにるものにず。 Colossians 2:9 神性なく實體にキリストの充満ちて宿れるなり。 Colossians 2:10 権勢能力にてす、りて充満し、 Colossians 2:11 割禮けたり。割禮にてせるものにずして、肉身のキリストの割禮なり。 Colossians 2:12 洗禮られ、死者より復活せしめひし大能信仰せるをて、によりて復活したるなり。 Colossians 2:13 肉身割禮とによりてしたるなりしに、して、キリストとかしひ、 Colossians 2:14 りてせる取消し、中間より取去りて十字架け、 Colossians 2:15 [堕落の]権勢能力ぎてにし、キリストの御身公然打勝へり。 Colossians 2:16 れば食物飲物祭日朔日安息日しては、にもあれむべからず、 Colossians 2:17 るべきにして、本體はキリストなり。 Colossians 2:18 にもあれ、謙遜[をひ]、天使崇拝褒美るべからず。ざる立入りて肉的思念り、 Colossians 2:19 たるせざるなり。全體よりしてこそ、関節繊維てられりて、によりて成長するなれ。 Colossians 2:20 キリストと小學きてしたるならば、るがせしむるや。 Colossians 2:21 ゆるるるれ、れ、れのは、 Colossians 2:22 ふるにひてくるものにして、人間とによれり。 Colossians 2:23 崇拝謙遜まざるては、道理めきたるものなれども、なく、肉慾かしむるのみ。 Colossians 3:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>倫理</w><w>上</w>の<w>實用</w><w>的</w><w>勧告</w> Colossians 3:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>信徒</w><w>一般</w>に<w>関</w>する<w>教訓</w> ればキリストと復活したるならば、にキリストのめよ。 Colossians 3:2 地上ならで、れ、 Colossians 3:3 したるにして、生命は、キリストとれたるなり。 Colossians 3:4 生命にてすキリストのには、光榮るべし。 Colossians 3:5 地上四肢五體私通淫亂情慾邪慾偶像崇拝なる貪欲すべし、 Colossians 3:6 は、不信る。 Colossians 3:7 彼等生活せしは、みたれど、 Colossians 3:8 一切と、惡心罵罾とをて、猥褻なる談話よりてよ。 Colossians 3:9 いにれ。とをぎて、 Colossians 3:10 しきひしものの御像りて知識になるるべし。 Colossians 3:11 りては、異邦もユデアも、割禮割禮も、もシタも、奴隷自由もあるなく、萬民萬事へるキリストのせるのみ。 Colossians 3:12 ればまれりたるにして至愛なるく、慈悲寛仁謙遜柔和堪忍ひて、 Colossians 3:13 忍耐し、して苦情あらば宥恕し、ひしく、せよ。 Colossians 3:14 一切へてせよ、なればなり。 Colossians 3:15 して一體としてキリストの平和されたれば、平和をしてらしむべし、感謝れ。 Colossians 3:16 キリストの御言宿りて、ての知識め、恩寵によりて霊的讃美歌て、ふべし。 Colossians 3:17 何事すも、イエズス、キリストの御名により、にて感謝りつつすべし。 Colossians 3:18 <w>第</w>二<w>項</w> <w>家庭</w>に<w>関</w>する<w>教訓</w> たるよ、すべきへ。 Colossians 3:19 たるよ、して彼等かることれ。 Colossians 3:20 たるよ、萬事へ、御意ふがなり。 Colossians 3:21 たるよ、子等れ、らくは落胆せん。 Colossians 3:22 奴隷たるよ、萬事肉身上主人へ、ばれんとするがくに、目前のみにてへず、純朴なるれてへよ。 Colossians 3:23 何事すも、にすとはず、にすとひ、 Colossians 3:24 より世嗣べしとりてよりへ。キリストにれ、 Colossians 3:25 不義不義べし、てはあらざるなり。 Colossians 4:0 Colossians 4:1 主人たるよ、れることをりて、正當公正なる奴隷せ。 Colossians 4:2 <w>結末</w> 祈祷從事し、感謝てこれに注意せよ。 Colossians 4:3 りて、縲絏へるキリストの奥義宣教はんことをへ、 Colossians 4:4 るべきくにすことをなり。 Colossians 4:5 なる人々るに知識てして機會めよ。 Colossians 4:6 談話は、塩梅してしかるべし、如何人々ふべきかをらんなり。 Colossians 4:7 忠信なる役者同輩にして至愛兄弟たるチキコは、一切らするならん。 Colossians 4:8 はししは、をしてするり、めしめんなり。 Colossians 4:9 一人にして忠信なる至愛兄弟オネジモをはしめたれば、彼等此處てのらするならん。 Colossians 4:10 獄中るアリスタルコ、びバルナバの從弟マルコ、しくとへり。マルコにきては、けたるあり、らば優待せよ。 Colossians 4:11 ユストとるるイエズスもしくとへり。彼等割禮けし人々なるが、助力したるはにして、りしなり。 Colossians 4:12 一人なるエパフラ、しくとへり。はキリスト、イエズスのにして、ひ、に、思召完全確信してたんむ。 Colossians 4:13 に、ラオジケアびイェラポリスの人々に、せるは、す。 Colossians 4:14 至愛なる醫者ルカしくとへり。デマスもり。 Colossians 4:15 ラオヂケアに兄弟等びニムファと教會とにしくへよ。 Colossians 4:16 書簡まれなば、ラオヂケアの教會にもまるるらひ、ラオヂケア書簡め。 Colossians 4:17 アルキッポにへて、けしみてうすべし、とへ。 Colossians 4:18 パウロづからしくとふ。縲絏記憶せよ。はくは恩寵らんを。アメン。 I Thessalonians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロテサロニケ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>前</w><w>書簡</w> I Thessalonians 1:0 <w>冒頭</w> I Thessalonians 1:1 パウロ、シルヴァノびチモテオ、にてイエズス、キリストにるテサロニケ教會に[書簡る]。 I Thessalonians 1:2 はくは恩寵平安とをはらんことを。一同感謝り、祈祷記念して、 I Thessalonians 1:3 絶間なくにて御前て、信仰と、勞苦と、我主イエズス、キリストに希望退転なるとを記憶す。 I Thessalonians 1:4 せられ兄弟等よ、まれし次第れり。 I Thessalonians 1:5 福音は、のみにらず、能力聖霊によりて確信たりき、りて、如何なるなりしかは、れるし。 I Thessalonians 1:6 いなる患難りながら、聖霊けて、とをり、 I Thessalonians 1:7 マケドニア[]びアカヤ[]に一切信者模範たるにれり。 I Thessalonians 1:8 御言は、よりしてマケドニアびアカヤにきしのみならず、信仰[の風評]何處にも行渡りたれば、何事をもふをせず、 I Thessalonians 1:9 彼等我々り、りし次第偶像りて歸依し、へるり、 I Thessalonians 1:10 死者より復活せしめひし御子よりひしイエズスの、よりふをてる次第吹聴するなり。 I Thessalonians 2:0 <w>第</w>一<w>編</w> パウロがテサロニケ<w>人</w>の<w>為</w>に<w>為</w>しし<w>事</w><w>并</w>に<w>彼等</w>の<w>之</w>に<w>應</w>ぜし<w>次第</w> I Thessalonians 2:1 <w>第</w>一<w>項</w> テサロニケに<w>於</w>るパウロの<w>布教</w> 兄弟等よ、りししからざりしは、れり。 I Thessalonians 2:2 れるく、てフィリッピにめられ、けたりしも、信頼りて、種々に、福音べたるなり。 I Thessalonians 2:3 にもにもにもよるなく、 I Thessalonians 2:4 へんとするがくにせず、御旨はんとて、よりめられて福音せられりしる。 I Thessalonians 2:5 諂諛いしなきはれるにして、口實としてりしなきはなり。 I Thessalonians 2:6 に、にも他人にも、名誉めず、 I Thessalonians 2:7 キリストの使徒としてんぜらるるをたれども、にては子兒くにりて、も、乳母子兒愛育するくなりき。 I Thessalonians 2:8 戀慕ひて至愛りたれば、福音のみならず、生命をもへんことをれり。 I Thessalonians 2:9 兄弟等よ、勞苦記憶せり、一人をもはさざらんに、晝夜勞働して、福音宣傳へたり。 I Thessalonians 2:10 如何にしてしくなく、じたるしたるかは、し、、 I Thessalonians 2:11 如何子等く、ひて、 I Thessalonians 2:12 御國光榮とにへる相應しくまんことをめ、奨励し、ひしかは、なり。 I Thessalonians 2:13 が、御言きしず、事實あるがく、じたる御言としてけしを、えず感謝るなり。 I Thessalonians 2:14 兄弟等よ、はユデアにてキリスト、イエズスに教會へるれり、彼等がユデアよりけしを、同邦よりけたればなり。 I Thessalonians 2:15 ユデアイエズスをも預言をもし、迫害したるに、御意はず、衆人敵對し、 I Thessalonians 2:16 異邦させんとてみ、くにしてたす、れど彼等びてれり。 I Thessalonians 2:17 <w>第</w>二<w>項</w> パウロがテサロニケを<w>離</w>れし<w>以後</w>の<w>事實</w> 兄弟等よ、外見暫時れしも、れず、一層切望せり。 I Thessalonians 2:18 らんとし、パウロは一度二度したれど、サタンはげたり。 I Thessalonians 2:19 希望るべきぞ、我主イエズス、キリストの降臨御前なるにずや、 I Thessalonians 2:20 光榮にしてなればなり。 I Thessalonians 3:0 I Thessalonians 3:1 最早ずして、のみアデンスにるをしとし、 I Thessalonians 3:2 兄弟にしてキリストの福音役者たるチモテオをはせり。信仰きて堅固ならしめ奨励し、 I Thessalonians 3:3 患難りて一人だもかされざらしめんなり、患難められたるは、、 I Thessalonians 3:4 りしも、患難ふべきをたりしが、してれるはなり。 I Thessalonians 3:5 最早ずして、信仰如何らんはせり、ひて、しくならんれたればなり。 I Thessalonians 3:6 るにチモテオよりりて、信仰とのばしき音信へ、きて記憶ち、めるは、めるにしとの福音げたれば、 I Thessalonians 3:7 によりて兄弟等よ、憂苦困難とのりながら、きて、信仰たり。 I Thessalonians 3:8 だにたば、生回るなり。 I Thessalonians 3:9 御前て、きてべる一切は、如何なる感謝てかるをべき。 I Thessalonians 3:10 と、信仰けたるはんとを、晝夜るなり。 I Thessalonians 3:11 はくはにてら、我主イエズス、キリスト、きてらしめはんことを。 I Thessalonians 3:12 はくは相互ても、衆人しても、ならしめはんを。するもし。 I Thessalonians 3:13 聖徳め、我主イエズス、キリスト聖人はんにて御前むべきなからしめんなり、アメン。 I Thessalonians 4:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>定理</w><w>的</w><w>教訓</w>、<w>并</w>に<w>倫理</w><w>上</w>の<w>勧告</w> I Thessalonians 4:1 <w>第</w><w>一</w><w>項</w> <w>道徳</w>に<w>関</w>する<w>勧告</w> 兄弟等よ、イエズスにりてふ、如何まば御意ふべきかは、よりきたるなれば、くにみてまんを。 I Thessalonians 4:2 イエズスをて、如何なる教訓へしかは、ればなり。 I Thessalonians 4:3 御旨たらんり、私通じ、 I Thessalonians 4:4 らざる異邦情慾せずして、 I Thessalonians 4:5 神聖り、 I Thessalonians 4:6 きて兄弟かずせざるにり、一切へばなり、したるがし。 I Thessalonians 4:7 ひしは、不潔ずして、たらしめんなり。 I Thessalonians 4:8 んずるは、んずるにず、聖霊をもひたるんじるなり。 I Thessalonians 4:9 兄弟きては、書遣るをせず、するよりびたればなり。 I Thessalonians 4:10 マケドニア一般ての兄弟して、せり。れど兄弟等よ、にして、 I Thessalonians 4:11 ぜしく、めて、沈着きてみ、手業し、人々してしくみ、をもまざらんふなり。 I Thessalonians 4:12 <w>第</w>二<w>項</w> キリスト<w>再臨</w>に<w>関</w>する<w>教訓</w> 兄弟等よ、永眠せる人々きては、希望なき人々かざらんに、らざるをまず、 I Thessalonians 4:13 イエズスの復活ひしことをぜば、永眠せし人々をイエズスにはん[ことをずべきなり]。 I Thessalonians 4:14 御言りてぐ、再臨は、永眠せし人々なかるべし。 I Thessalonians 4:15 号令天使喇叭合圖に、よりひ、キリストに死者復活すべし、 I Thessalonians 4:16 は、彼等げられて空中にキリストをへ、何時るべし。 I Thessalonians 4:17 ればめよ。 I Thessalonians 5:0 I Thessalonians 5:1 兄弟等よ、時代時刻とにきては、書遣らるるをせず、 I Thessalonians 5:2 夜中盗人くにるべきことを、ればなり。 I Thessalonians 5:3 人々安心安全にせん妊婦陣痛りて、彼等れざるべし。 I Thessalonians 5:4 兄弟等よ、暗黒ざれば、盗人ふまじ、 I Thessalonians 5:5 にして、のもの暗黒のものにざればなり。 I Thessalonians 5:6 れば人々るべからず、めて節制すべし。 I Thessalonians 5:7 夜中り、夜中ふ、 I Thessalonians 5:8 れどのものたる節制して、信仰とのけ、救霊希望すべし。 I Thessalonians 5:9 ひしは、はしめんず、我主イエズス、キリストにりて救霊させんなればなり。 I Thessalonians 5:10 てイエズス、キリストのひしは、をしてるもるも生活せしめんなり。 I Thessalonians 5:11 せるがく、めててしめよ。 I Thessalonians 5:12 <w>第</w>三<w>項</w> <w>倫理</w><w>上</w>の<w>種々</w>の<w>勧告</w> 兄弟等よ、はくはき、り、忠告する人々り、 I Thessalonians 5:13 によりてせよ、相互和合せよ。 I Thessalonians 5:14 兄弟等よ、はくは沈着かざる人々め、落胆せるめ、け、ての堪忍せよ。 I Thessalonians 5:15 していざる心懸け、相互てのして、何時きことを追求せよ。 I Thessalonians 5:16 べ、 I Thessalonians 5:17 えずれ、 I Thessalonians 5:18 何事ても感謝れ。一同てキリスト、イエズスにれる御旨なればなり。 I Thessalonians 5:19 すことれ、 I Thessalonians 5:20 預言んずることれ、 I Thessalonians 5:21 何事をもしてきものをれ。 I Thessalonians 5:22 一切よりざかれ。 I Thessalonians 5:23 <w>末文</w> はくは平安ら、ならしめひて、精神霊魂身體り、我主イエズス、キリストの再臨むべきなからしめはんを。 I Thessalonians 5:24 ひしものは眞實にてせば、をもふべし。 I Thessalonians 5:25 兄弟等よ、れ。 I Thessalonians 5:26 なる接吻ての兄弟しくへよ。 I Thessalonians 5:27 なるての兄弟書簡かせんを、によりてふ。 I Thessalonians 5:28 はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを、アメン。 II Thessalonians 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロ、テサロニケ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>後</w><w>書簡</w> II Thessalonians 1:0 <w>冒頭</w> II Thessalonians 1:1 パウロ、シルヴァノびチモテオ、にてイエズス、キリストにるテサロニケ教會に[書簡る]。 II Thessalonians 1:2 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 II Thessalonians 1:3 兄弟等よ、えずきて相當感謝せざるべからず。信仰増加して、面々愛情なればなり。 II Thessalonians 1:4 ればらもて、べるての迫害患難忍耐信仰とをて、教會とす。 II Thessalonians 1:5 患難しき審判にして、しみてるにとせられんなり。 II Thessalonians 1:6 ます人々ふは、りて正當なれば、 II Thessalonians 1:7 めるにも安息正當なり。イエズス、能力天使等へてよりにして、 II Thessalonians 1:8 て、らざる人々我主イエズス、キリストの福音はざる人々りて、 II Thessalonians 1:9 彼等御顔能力光榮とをれてなきけん、 II Thessalonians 1:10 ひて、聖徒によりて光榮ひ、じたるてのよりふべし、するぜられたればなり。 II Thessalonians 1:11 りて、をしてはしめ、ての善意信仰とをうしはんる。 II Thessalonians 1:12 イエズス、キリストとの恩寵りて、我主イエズス、キリストの御名光榮せられ、りて光榮なり。 II Thessalonians 2:0 <w>第</w>一<w>編</w> <w>教理</w><w>上</w><w>即</w><w>非</w>キリスト<w>及</w>び<w>世</w>の<w>終</w>の<w>事</w> II Thessalonians 2:1 兄弟等よ、我主イエズス、キリストの再臨き、一致すべききては、 II Thessalonians 2:2 により、よりでしが物語書簡によりて、れりとて容易本心よりかされず、かされざらんふ。 II Thessalonians 2:3 にもしてかるることれ、棄教りて、るるにずば、[らじ]。 II Thessalonians 2:4 反對して一切所謂禮拝しくらひ、神殿してたるがすにすらるべし。 II Thessalonians 2:5 りしたりしを、記憶せざるか。 II Thessalonians 2:6 時期りてれしめんむるたるかは、なり。 II Thessalonians 2:7 不義奥義活動せり、めつつあるかるるなり。 II Thessalonians 2:8 不義され、イエズス御口し、降臨光榮ぼしふべし。 II Thessalonians 2:9 るはサタンの勢力にして、一切りの奇蹟と、 II Thessalonians 2:10 不義誑惑とをしてぶる人々らん。彼等はるる眞理けざりしなり。ればかしめひて、彼等ずるにらん。 II Thessalonians 2:11 眞理ぜずして不義同意したる人々審判せられんなり。 II Thessalonians 2:12 れどせられ兄弟等よ、感謝るべきなり、、[]によれる成聖眞理信仰とによりて救霊しむべく、よりひたればなり。 II Thessalonians 2:13 福音ひしも、我主イエズス、キリストの光榮しめはんなり。 II Thessalonians 2:14 れば兄弟等よ、毅然として物語書簡りてひしれ。 II Thessalonians 2:15 はくは我主イエズス、キリストら、ひて恩寵による永遠希望とをひしにて、 II Thessalonians 2:16 めててのとにうしはんを。 II Thessalonians 3:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>倫理</w><w>上</w>、<w>即</w>ち<w>種々</w>の<w>實用</w><w>的</w><w>教訓</w> II Thessalonians 3:1 其他兄弟等よ、れ、御言まりめられん、 II Thessalonians 3:2 となる人々よりはれんなり。一切信仰あるにざればなり。 II Thessalonians 3:3 れども眞實にてせば、堅固ならしめ、よりふべし。 II Thessalonians 3:4 ずる将來ふべきは、によりて希望するなり。 II Thessalonians 3:5 はくはとキリストの忍耐とにはんを。 II Thessalonians 3:6 兄弟等よ、我主イエズス、キリストの御名によりてず、みてよりけしはざるての兄弟ざかれ。 II Thessalonians 3:7 如何にしてぶべきかは、よりなり、りてはず、 II Thessalonians 3:8 なくしてせず、一人はさざらんに、晝夜勞苦して仕事せり。 II Thessalonians 3:9 権利なかりしがず、とし、をしてはしめんなりき。 II Thessalonians 3:10 りしまば、すべからず、とじたりき。 II Thessalonians 3:11 によれば、にはみてをもさず、彷徨あり、 II Thessalonians 3:12 に、きてせんを、イエズス、キリストによりてふ。 II Thessalonians 3:13 兄弟等よ、善業してれ。 II Thessalonians 3:14 が、書簡はざるあらば、めてぢしめんに、ることれ、 II Thessalonians 3:15 れどくにせず、兄弟としてめよ。 II Thessalonians 3:16 <w>結末</w> はくは平和何處ても不朽平和ひ、一同さんを。 II Thessalonians 3:17 パウロづからしてしくとふ、ての書簡印章とすれば、し。 II Thessalonians 3:18 はくは我主イエズス、キリストの恩寵一同らんを、アメン。 I Timothy 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロチモテオに<w>贈</w>りし<w>前</w><w>書簡</w> I Timothy 1:0 <w>冒頭</w> I Timothy 1:1 救主にて希望にてすキリスト、イエズスのによりてキリスト、イエズスの使徒たるパウロ、信仰實子チモテオに[書簡る]。 I Timothy 1:2 はくはにて我主キリスト、イエズスより恩寵慈悲平安とをはらんを。 I Timothy 1:3 <w>第</w>一<w>項</w> <w>教會</w>の<w>為</w>に<w>善</w>く<w>戰</w>ふべし <w>第</w>一<w>編</w> <w>教會</w>の<w>為</w>に<w>要求</w>する<w>所</w> てマケドニアにきしひしく、はエフェゾにり、人々じてなるへざらしめ、 I Timothy 1:4 信仰けるつるにはあらで様々議論さする寓言と、究極なき系圖とに從事するなからしめよ。 I Timothy 1:5 命令目的は、良心なき信仰とにづるなり。 I Timothy 1:6 れども人々は、れて無益なる談話り、 I Timothy 1:7 律法教師たらんとして、をも断言するをもらざるなり。 I Timothy 1:8 れども律法しくふればきものなることをれり。 I Timothy 1:9 律法けられしは義人ずして、不法反抗不敬罪人宗教卑俗殺人、 I Timothy 1:10 私通男色誘拐虚言偽證健全なるする一切なりとるべきなり、 I Timothy 1:11 られたる至福光榮福音るがし。 I Timothy 1:12 堅固ならしめひし我主キリスト、イエズスに感謝る。じて忠信なるとしひたればなり。 I Timothy 1:13 には冒涜迫害侮辱たりしかど、ぜざるらずしてししがに、慈悲りて、 I Timothy 1:14 キリスト、イエズスに信仰に、我主恩寵れり。 I Timothy 1:15 眞實にしてずべきなる、キリスト、イエズスのひしは罪人はんなる罪人一なり。 I Timothy 1:16 るに慈悲りしはキリスト、イエズス堪忍ひ、永遠生命んとてぜんとする人々はんなり。 I Timothy 1:17 はくは萬世不朽にしてはざるに、世々尊崇光榮らんを、アメン。 I Timothy 1:18 チモテオよ、はれるての預言ひ、命令す、じてひ、 I Timothy 1:19 信仰良心とをて。人々て、信仰きて破船せしが、 I Timothy 1:20 にヒメネオとアレキサンデルとりしを、冒涜せざるばしめんとてをサタンにせり。 I Timothy 2:0 I Timothy 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>祭典</w>に<w>就</w>きて<w>守</w>るべき<w>規則</w> れば一にむるは、衆人、 I Timothy 2:2 帝王上位人々に、懇願し、祈祷し、請願し、感謝せられんなり。敬虔正直とにて、らかになる生活まんなり、 I Timothy 2:3 きは善事にして救主にて御前嘉納せらるればなり。 I Timothy 2:4 一切はれ、眞理るにらんふ。 I Timothy 2:5 し、との仲裁唯一なり。たるキリスト、イエズスにして、 I Timothy 2:6 衆人としてひ、りて證據ありしなり。 I Timothy 2:7 てられて宣教たり、使徒たり、――ひてらず――信仰眞理とに異邦教師たり。 I Timothy 2:8 ればは、男子れのてもげてなくなくらんむ。 I Timothy 2:9 婦人くして相應衣服け、るに羞耻心節制とをてし、黄金眞珠高價衣服てせず、 I Timothy 2:10 敬虔約束せる婦人相當する善業てすべし。 I Timothy 2:11 婦人服從してぶべし。 I Timothy 2:12 婦人ふる男子さず、にすべきなり。 I Timothy 2:13 アダンはられ、エワはなり。 I Timothy 2:14 アダンははされず、はされてれり。 I Timothy 2:15 れども信仰聖徳節制とにらば、子女ぐるによりてかるべし。 I Timothy 3:0 I Timothy 3:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>聖職者</w>の<w>選抜</w> ありて監督するはするなりとはなり、 I Timothy 3:2 れば監督は、むべきなく、一婦たり、謹慎怜悧端正貞潔にして旅人接待し、し、 I Timothy 3:3 まず、たず、柔和にしてはず、らず、 I Timothy 3:4 め、子女みて服從するたらざるべからず。 I Timothy 3:5 むるをらずば、如何にしてか教會奮励せん。 I Timothy 3:6 監督信徒たるべからず、くはりて惡魔しき審判らん。 I Timothy 3:7 人々好評あるたるべし、耻辱惡魔とにらざらんなり。 I Timothy 3:8 執事く、くして兩舌ならず、まず、づべきらず、 I Timothy 3:9 良心信仰奥義てるたるべし。 I Timothy 3:10 彼等けて、むべきなくばむべきなり。 I Timothy 3:11 婦人く、くしてらず、節制して萬事忠實なるたるべし。 I Timothy 3:12 執事は、一婦にして子女とをむるたるべし、 I Timothy 3:13 めたる階級て、キリスト、イエズスに信仰きていなる勇氣べければなり。 I Timothy 3:14 らんみつつ書遣るは、 I Timothy 3:15 からんをして如何ふべきかをらしめんなり、とはへる教會なり、眞理にしてなり。 I Timothy 3:16 にもいなる敬虔奥義ち[キリストは]はされ、によりてせられ、天使等れ、異邦へられ、ぜられ、光榮げられひしなり。 I Timothy 4:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>聖職者</w>の<w>為</w>すべき<w>事</w> I Timothy 4:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>聖職者</w>として<w>教</w>ふべき<w>事</w><w>及</w>び<w>守</w>るべき<w>行状</w> るに[]によれば、末世りて人々の[種々の]惡鬼とにけて、信仰ざかるあらん、 I Timothy 4:2 人々偽善によるにして、彼等良心焼鐡てられ、 I Timothy 4:3 じ、信徒眞理れる人々感謝するひし食物ぜん。 I Timothy 4:4 ひしにして、感謝せらるるつべきはなし、 I Timothy 4:5 御言祈祷とをめらるればなり。 I Timothy 4:6 兄弟等べなば、たる信仰とを修養せられたる、キリストの役者たらん。 I Timothy 4:7 れど世俗老婆てて、敬虔練習せよ。 I Timothy 4:8 身體練習するなれども、敬虔今世來世とに約束して萬事あり。 I Timothy 4:9 ずべきなり、 I Timothy 4:10 してらるるはこれがにして、萬民信徒救主にてへる希望なり。 I Timothy 4:11 へよ。 I Timothy 4:12 きをんずべからず、は、言語行状慈愛信仰貞操信徒模範たれ。 I Timothy 4:13 るまで読書教訓説教從事せよ。 I Timothy 4:14 預言により、長老按手はりし、なるにすることれ、 I Timothy 4:15 進歩衆人ならんに、熟考してねよ。 I Timothy 4:16 説教とにみて耐忍せよ、ひて人々とをふべければなり。 I Timothy 5:0 I Timothy 5:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>種々</w>の<w>人</w>に<w>對</w>する<w>法</w> 老人譴責せず、くにしてへ、兄弟く、 I Timothy 5:2 いたるく、姉妹くにして完全節操りつつめよ。 I Timothy 5:3 寡婦たる寡婦へ、 I Timothy 5:4 れど寡婦にしてあらば、彼等孝行し、ゆるぶべし、御前嘉納せらるればなり。 I Timothy 5:5 寡婦にして寄辺なき寄頼み、晝夜祈願祈祷從事すべし、 I Timothy 5:6 快樂寡婦は、きながらにしてしたるなり、 I Timothy 5:7 彼等なからんぜよ。 I Timothy 5:8 家族家人みざるは、信仰てて信者れるなり。 I Timothy 5:9 寡婦さるるは、一夫たりしにして六十よりらず、 I Timothy 5:10 善業好評ある子女て、くは接待し、くは聖徒ひ、くは困難へる人々けしての善業ししたらざるべからず。 I Timothy 5:11 寡婦れ、彼等はキリストにきてるればみ、 I Timothy 5:12 最初りたるめられ、 I Timothy 5:13 亂惰にして家々り、亂惰なるのみならず、指出でてふまじきる。 I Timothy 5:14 れば寡婦の、ぎて家事め、反對者をして惡口機會たざらしめんす、 I Timothy 5:15 はサタンにりたる數人あればなり。 I Timothy 5:16 信徒たる[親族に]寡婦あらば、教會はさずしてくべし、教會をして寡婦くるに不足なからしめんなり。 I Timothy 5:17 長老にしてとにするは、してばるべきとせらるべし。 I Timothy 5:18 聖書く、「穀物踏碾れ」と、く、「しくべし」と。 I Timothy 5:19 長老する訴訟は、二三の證人あるにずば受理することれ。 I Timothy 5:20 は、をもれしめんに、一同めよ。 I Timothy 5:21 とキリスト、イエズスとまれし天使等御前して、偏頗なくり、贔屓何事をもさざらんず。 I Timothy 5:22 にも按手するなく、他人なく、貞操にしてれ。 I Timothy 5:23 最早まずして、度度に、しく葡萄いよ。 I Timothy 5:24 人々審判にもちてに、人々にてる、 I Timothy 5:25 るるもし、らざるものは[に]るるはず。 I Timothy 6:0 I Timothy 6:1 奴隷は、主人ぶべきものとふべし、御名とのられざらんなり。 I Timothy 6:2 信徒たる主人てるは、兄弟なりとてんずべからず、慈善にせる信徒にしてせらるるにより、一層ふべし。めよ。 I Timothy 6:3 <w>第</w>三<w>項</w> <w>結末</w>の<w>教訓</w> ありて、なるへ、我主イエズス、キリストの健全なる談話敬虔へるとにせずば、 I Timothy 6:4 何事をもらずしてり、病的議論とをなり、よりるは嫉妬口論侮辱邪推、 I Timothy 6:5 精神腐敗眞理缺乏して、敬虔利益なりと人々なり。 I Timothy 6:6 れる敬虔こそはいなる利益なれ、 I Timothy 6:7 りしをもへざりしかば、をもはざるはなきなればなり。 I Timothy 6:8 衣食だにあらば、にて満足すべし。 I Timothy 6:9 まんとする人々は、誘惑惡魔とにり、堕落滅亡とにむる、にして有害なる種々慾望る。 I Timothy 6:10 一切惡事なり、人々信仰ざかりてひ、くのけり。 I Timothy 6:11 れどよ、けて、正義敬虔信仰慈愛忍耐柔和め、 I Timothy 6:12 信仰ひて永遠生命へよ。されて、くの證人宣言したればなり。 I Timothy 6:13 萬物かし御前びポンシオ、ピラトの立證して宣言ひしキリスト、イエズスの御前に、ず、 I Timothy 6:14 我主イエズス、キリストのふまで、なくなくれ、 I Timothy 6:15 時期りては、至福主権諸王たるはイエズス、キリストをはんとす、 I Timothy 6:16 不死し、づくべからざるひ、一人りしなくはざるし、尊榮永遠権能す、アメン。 I Timothy 6:17 富者ぜよ、なく、ならぬまず、快樂にも萬物供給へるり、 I Timothy 6:18 して善業めるり、へ、 I Timothy 6:19 生命ふる将來資本へんを。 I Timothy 6:20 嗚呼チモテオよ、せられしものをりて、世俗空言有名無實なる學識反論とをけよ、 I Timothy 6:21 人々ひて信仰れたるなり。はくは恩寵らんを、アメン。 II Timothy 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロチモテオに<w>贈</w>りし<w>後</w><w>書簡</w> II Timothy 1:0 <w>冒頭</w> II Timothy 1:1 思召によりキリスト、イエズスに生命約束ひてキリスト、イエズスの使徒たるパウロ、 II Timothy 1:2 至愛チモテオに[書簡る]。はくはにて我主イエズス、キリストより、恩寵慈悲平安とをはらんことを。 II Timothy 1:3 <w>第</w>一<w>項</w> キリストに<w>忠實</w>ならんことを<w>勧</w>む <w>第</w>一<w>編</w> <w>福音</w>の<w>為</w>に<w>懼</w>なく<w>戰</w>ふべし 祖先以來良心奉事せる感謝る、晝夜祈祷えず記念し、 II Timothy 1:4 追想して、たされんに、す、 II Timothy 1:5 なき信仰記憶てるによりてなり、信仰祖母ロイズとユニケとに宿りたれば、にもある確信す。 II Timothy 1:6 按手によりて、なるせしめん勧告す、 II Timothy 1:7 ひたるは、するずして、能力慈愛節制とのなればなり。 II Timothy 1:8 れば我主する證明と、囚人たるとにづるなく、能力じて福音べ。 II Timothy 1:9 ひ、なるひしは、によれるにはず、らの規定により、イエズス、キリストに世々以前よりひたる恩寵によれるなり。 II Timothy 1:10 恩寵は、救主イエズス、キリストのひしによりてせられたり、し、福音生命不朽とをにしひしなり。 II Timothy 1:11 福音てられて、宣教たり、使徒たり、異邦教師たり。 II Timothy 1:12 くととせず、信頼れるなるかをり、委托ひしものを、まで能力あるを確信すればなり。 II Timothy 1:13 きし健全なるるに、キリスト、イエズスに信仰とをてし、 II Timothy 1:14 委托せられしきものを、宿聖霊によりてて。 II Timothy 1:15 []アジアに人々の、れしにして、フィゼロとヘルモゼネスとり。 II Timothy 1:16 はくはオネジフォロのはんことを、まし、づるなく、 II Timothy 1:17 ロマにりしねてせり。 II Timothy 1:18 はくはて、よりさせはんを、がエフェゾに厚遇せし如何ばかりなりしかはなり。 II Timothy 2:0 II Timothy 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>勞苦</w>に<w>拘</w>らず<w>勇氣</w>を<w>振</w>ふべし ればよ、キリスト、イエズスに恩寵堅固なれ。 II Timothy 2:2 て、數多證人よりきしを、他人ふるにるべき、忠實なる人々せよ。 II Timothy 2:3 キリストの軍人としてべ。 II Timothy 2:4 軍人生活はさずして、りしんとす。 II Timothy 2:5 勝負規定ひてはざればず。 II Timothy 2:6 辛勞する農夫産物ざるべからず。 II Timothy 2:7 れ、萬事きてふべし。 II Timothy 2:8 ダヴィドのイエズス、キリストが、福音死者より復活ひしことを記憶せよ、 II Timothy 2:9 福音めて、惡人がるるにれり。れども御言がれず、 II Timothy 2:10 まれたる人々萬事ぶ、彼等をしてイエズス、キリストに救霊榮光とをしめんなり。 II Timothy 2:11 眞實なるキリストとしたるならば、くべし、 II Timothy 2:12 ばばるべし、まば、ふべし、 II Timothy 2:13 ぜざるありとも、えず眞實にてす、はざればなり。 II Timothy 2:14 <w>第</w>一<w>項</w> <w>謬説</w>に<w>對</w>する<w>處置</w> <w>第</w>二<w>編</w> <w>謬説</w>と<w>棄教</w>とを<w>防</w>ぐべし 人々をしてさしめ、御前保證して、口論するめよ、口論何等するなく、をしてらしむるなればなり。 II Timothy 2:15 御前鍛錬したるづるなき働人眞理しくへるたらんめよ。 II Timothy 2:16 世俗無駄けよ、せるは、いに敬虔み、 II Timothy 2:17 がる脱疽し、ヒメネオとフィレトとりて、 II Timothy 2:18 復活りきとへて眞理し、人々々の信仰へせり。 II Timothy 2:19 れどひし堅固なる基礎ちて、されたる印章あり、く、「のものをふ」、く、「御名ふる不義るべし」と。 II Timothy 2:20 いなるには金銀のみならずとのありて、し、しきす。 II Timothy 2:21 れば人々れてくせば、とせられ有益にしてての善業はれるるべし。 II Timothy 2:22 若氣けて、とをめ、呼憑人々との和合めよ。 II Timothy 2:23 れどにして無學なる探求は、争論すものなりとりてけよ。 II Timothy 2:24 争論すべきにず、一切柔和にして、忍耐し、 II Timothy 2:25 眞理らふ人々むるに謙譲てすべし。眞理らしめん彼等改心ひ、 II Timothy 2:26 彼等何時しかして、惡魔るるあらん、が、随意られたればなり。 II Timothy 3:0 II Timothy 3:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>教會</w>の<w>危険</w>の<w>要求</w> れ、日頃りて困難あるべし。 II Timothy 3:2 人々し、り、りて、はず、らず、ならず、 II Timothy 3:3 なく、がず、讒謗し、節制なく、温和ならず、まず、 II Timothy 3:4 叛逆横柄傲慢にして、よりも快樂し、 II Timothy 3:5 敬虔姿しつつ、つるあらん、彼等をもけよ。 II Timothy 3:6 にはり、にしてあり、ひ、種々かれて、 II Timothy 3:7 べども眞理知識せず、 II Timothy 3:8 もヤンネスとマンプレスとがモイゼにらひしく、人々眞理らひ、精神腐敗して信仰れたるなり。 II Timothy 3:9 れど彼等なかるべし、なる衆人なるは、二人りしがし。 II Timothy 3:10 行状信仰忍耐慈愛堪忍、 II Timothy 3:11 けし迫害にも、にもへり。アンチオキア、イコニヨム、びリストロにて、ひ、迫害びたりしが、より救出ひしなり。 II Timothy 3:12 てキリスト、イエズスに敬虔らんとせる迫害くべく、 II Timothy 3:13 惡人みて、をもはすにらん。 II Timothy 3:14 れどもびし確信せるれ、如何なる人々よりびしかをり、 II Timothy 3:15 幼少より聖書ればなり。聖書はキリスト、イエズスに信仰て、救霊からしむることを。 II Timothy 3:16 聖書神感によるものにして、教授するに、勧告するに、譴責するに、正義教育するに有益なり。 II Timothy 3:17 うせられて、ての善業へられんなり。 II Timothy 4:0 II Timothy 4:1 御前生者死者とを審判べきイエズス、キリストの御前て、公顕御國とにしてふ、 II Timothy 4:2 御言宣傳へて、なるもならざるも、め、忍耐し、教理して、せ。 II Timothy 4:3 らば、人々健全なるへず、くして、私欲のまにまに教師へ、 II Timothy 4:4 眞理け、寓言ぬるにらん。 II Timothy 4:5 れどみて萬事ぎ、福音してが[]せ。 II Timothy 4:6 最早供物がれ、るべき時期切迫せり。 II Timothy 4:7 ひ、るべきたし、信仰てり。 II Timothy 4:8 は、正義はれるのみ、しき審判にては、ふべく、のみならずして、降臨する人々にもふべきなり。 <w>結末</w> ぎてれ、 II Timothy 4:9 デマスはみ、ててテサロニケにき、 II Timothy 4:10 クレセンスはガラチアに、チトはダルマチアにき、 II Timothy 4:11 ルカ一人り。マルコをひてれ、は[]あればなり。 II Timothy 4:12 チキコはをエフェゾにはせり。 II Timothy 4:13 がトロアデにてカルポのきたる上衣書物と、羊皮紙とをれ。 II Timothy 4:14 鍛冶屋アレキサンデルいにせり、じてふべし、 II Timothy 4:15 しくらひしなれば、ざかれ。 II Timothy 4:16 弁護一人もなく、てたり、はくは彼等せられざらんを。 II Timothy 4:17 れど宣教うせられ、ての異邦かんに、ちて堅固ならしめへり、よりはれたるなり。 II Timothy 4:18 一切惡業よりれしめひ、天國ふべし、世々光榮あれかし、アメン。 II Timothy 4:19 プリスカとアクィラとオネジフォロのとにしくへよ。 II Timothy 4:20 エラストはコリントにりしが、トロフィモはありて、をミレトにせり。 II Timothy 4:21 ちてれ、ユウプロとプデンスとリノとクロオディアとての兄弟と、しくとへり。 II Timothy 4:22 はくはイエズス、キリストし、恩寵らんを、アメン。 Titus 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロチトに<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Titus 1:0 <w>冒頭</w> Titus 1:1 にしてイエズス、キリストの使徒たるパウロ、共通信仰によりて實子たるチトに[書簡る]。使徒たるは、まれたる人々信仰じ、敬虔きて、 Titus 1:2 永遠生命希望ぜしむる眞理知識ずるなり。はざる世々以前より希望ひしに、 Titus 1:3 りて御言すに宣教てしひ、宣教救主にてによりてせられたるなり。 Titus 1:4 はくはにて救主キリスト、イエズスより恩寵平安とをはらんことを。 Titus 1:5 <w>第</w>一<w>編</w> <w>善</w>き<w>聖職者</w>の<w>選択</w>に<w>関</w>する<w>教訓</w> をクレタ[]にきしは、けたるへ、ぜし町々長老てしめんなり、 Titus 1:6 むべきなく、一婦にして、子等あらば信徒にして、放蕩へらるるなく、はざるなき子等てるたるべし。 Titus 1:7 監督は、家宰としてむべきなきたるべし。自慢せず、短氣ならず、まず、たず、づべきめず、 Titus 1:8 旅人接待し、み、怜悧にして義人たり、信心家にして節制家たり、 Titus 1:9 によれるり、健全なるによりてむることを反對ふる答弁をするをたるべし。 Titus 1:10 はずしてし、はす割禮人々し。 Titus 1:11 彼等づべきに、ふべからざるへ、全家をもすがに、彼等をして閉口せしむるをす。 Titus 1:12 彼等なる一人預言へり、「クレタ何時虚言きて、懶惰なり」と。 Titus 1:13 この證言なり、彼等をして信仰健全ならしめんに、譴責し、 Titus 1:14 ユデア寓言と、眞理くる人々とになからしめよ。 Titus 1:15 人々には、けれども、れたる不信にはなく、理性良心れたり。 Titus 1:16 彼等れりと宣言すれども、てはててむべきもの、反抗するもの、一切善業きての廃物なり。 Titus 2:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>宣教</w><w>及</w>び<w>牧會</w>の<w>法則</w> Titus 2:1 <w>第</w>一<w>項</w> <w>各</w><w>階級</w>の<w>信徒</w>の<w>務</w> れども健全なる相當するれ。 Titus 2:2 老人には節制し、くして、信仰忍耐とに健全ならんめ、 Titus 2:3 老女にはじく聖女らしき行儀りて、らず、まず、へんめ、 Titus 2:4 彼等をしてへしめ、し、子等み、 Titus 2:5 怜悧貞操謹慎)にして家事め、親切にしてひ、御言られざるにすべきへさせよ。 Titus 2:6 青年にはじく謹慎ならんむべし。 Titus 2:7 萬事きて善業模範し、ふるに廉潔厳格とをし、 Titus 2:8 健全にしてむべきなかるべし、反對者が、ぐるになくしてぢんなり。 Titus 2:9 奴隷には主人ひて、何事し、らはず、めず、 Titus 2:10 救主にて萬事らんに、何事きても忠實さんことをめよ。 Titus 2:11 一切恩寵れ、 Titus 2:12 すに、敬虔世俗とをてて、謹慎正義敬虔とを生活すべき、 Titus 2:13 なる希望ち、救主にて大御神イエズス、キリストの光榮なる公現つべきてせり。 Titus 2:14 キリストがひしは、一切不義よりひて、善業熱心なる固有を、はんとてなり。 Titus 2:15 権威り、め、めよ、んずべからず。 Titus 3:0 Titus 3:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>外界</w>に<w>對</w>する<w>信徒</w>の<w>務</w> 彼等して、君主有権者し、はるるひ、ての善業へ、 Titus 3:2 をもらず、まず、寛仁にしててのして所有温和れざらしめよ。 Titus 3:3 も、無知不信心にして、ひて様々慾望快樂との奴隷り、嫉妬との生活し、まるべくしてなりき。 Titus 3:4 れども救主にて慈恵仁愛とのるるにび、 Titus 3:5 ひしによらず、慈悲によりて聖霊再生一新との水洗、 Titus 3:6 救主イエズス、キリストをて、聖霊ひしは、 Titus 3:7 恩寵によりてとせられ、永遠生命希望世嗣らんなり。 Titus 3:8 眞實にして、きて断言せんす、人々をして、みて善業從事せしめんなり。こそは善良にしてあるなれ。 Titus 3:9 なる問題系圖と、争論律法とをけよ、無益にして、しければなり。 Titus 3:10 異説者一度二度訓戒してざかれ、 Titus 3:11 せらるるは、らの判断にもよることなれば、にしてれるなるればなり。 Titus 3:12 <w>結末</w> アルテマはチキコをはしなば、ぎてニコポリなるれ、彼處さんとしたればなり。 Titus 3:13 法律家なるゼナびアポルロを手厚りて、らざるなからしめよ。 Titus 3:14 の[兄弟等]も、ばざるらざらん、[兄弟の]必要じて善業從事するぶべし。 Titus 3:15 人々しくとへり。信仰する人々しくへよ。はくは恩寵一同らんことを、アメン。 Philemon 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロフィレモンに<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Philemon 1:0 Philemon 1:1 キリスト、イエズスの囚人たるパウロ兄弟チモテオ、する助力者フィレモン、最愛姉妹たるアッピア、戰友たるアルキッポ、 Philemon 1:2 教會に[書簡る]。 Philemon 1:3 はくはにてイエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。 Philemon 1:4 感謝り、記念し、イエズス、キリストにる、 Philemon 1:5 ての聖徒する信仰とをきて、 Philemon 1:6 キリスト、イエズスにして善業れるによりて、信仰有効ならんふ。 Philemon 1:7 兄弟よ、聖徒によりてんぜられたるがに、きていなるとをたり。 Philemon 1:8 ればキリスト、イエズスにて、じてすべきずるは、らざるなりとも、 Philemon 1:9 してめ、くなる老人にしてにイエズス、キリストの囚人たるパウロ、 Philemon 1:10 りてみしオネジモのふ。 Philemon 1:11 無益なりしかど、にもにも有益なり、 Philemon 1:12 す、はくはくにけんを。 Philemon 1:13 をして、りて福音がるるへしむるらしめんしたれど、 Philemon 1:14 かずしては何事をもすをまざりき。善業をして、むをざるがくならず、篤志らしめんがなり。 Philemon 1:15 れしは、永遠けて、 Philemon 1:16 最早奴隷としてにはず、奴隷りて至愛兄弟さんにはずや。には、あるなれば、りては、肉身てもてもらん。 Philemon 1:17 ればとせば、承容るるるがくせよ。 Philemon 1:18 損害へ、負債あらば、はせよ。 Philemon 1:19 パウロづからせり、ふべし。ふべき負債あるは、はじ。 Philemon 1:20 り、兄弟よ、しまん、んぜしめよ。 Philemon 1:21 從順じ、さんとするれるをりて、書贈れるなり。 Philemon 1:22 同時宿へよ、の、によりてへられん希望す。 Philemon 1:23 キリスト、イエズスにりて囚人たるエパフラ、しくとへり。 Philemon 1:24 助力者たるマルコ、アリスタルコ、デマス、ルカもじ。 Philemon 1:25 はくは我主イエズス、キリストの恩寵らんを、アメン。 Hebrews 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>パウロヘブレオ<w>人</w>に<w>贈</w>りし<w>書簡</w> Hebrews 1:0 <w>第</w>一<w>編</w> <w>新約</w>は<w>遥</w>に<w>舊約</w>に<w>優</w>れり <w>第</w>一<w>項</w> <w>舊新</w><w>兩約</w>に<w>於</w>る<w>仲裁</w><w>者</w>の<w>比較</w> Hebrews 1:1 <w>第</w>一<w>款</w> キリストは<w>大</w>いに<w>天使等</w>に<w>優</w>り<w>給</w>ふ 預言て、幾度にもにも先祖ひしに、 Hebrews 1:2 り、萬物世嗣て、によりてひたる御子て、へり。 Hebrews 1:3 光榮本體印章して、権能て、萬物ち、ひて、稜威ふなり。 Hebrews 1:4 天使等へるは、ひし御名彼等れるがし。 Hebrews 1:5 天使等れにひしぞ、[く]、「なり、今日めり」と、たりたらん」と。 Hebrews 1:6 冢子ひしく、「天使禮拝すべし」、と。 Hebrews 1:7 して天使等きては、「使者し、役者となしふ」とへるに、 Hebrews 1:8 御子きては、「よ、玉座世々り、王位なり、 Hebrews 1:9 正義不義めり、たるは、同輩りてへり、」とふ。 Hebrews 1:10 く、「よ、据置へり、して御手なり、 Hebrews 1:11 びん、れど永存ひ、衣服びん。 Hebrews 1:12 上衣はんに、るべしとも、じきものにしてなく、なかるべし」と。 Hebrews 1:13 るに天使等れにひてか、「らしむるまでせよ」、とひしある、 Hebrews 1:14 天使役者にして、救霊世嗣くべき人々役者としてはさるるにずや。 Hebrews 2:0 Hebrews 2:1 漂流するなきりし一層らざるべからず。 Hebrews 2:2 天使等げられしすらくせられ、犯罪從順とはしきけたれば、 Hebrews 2:3 にしていなる等閑にせば、でかるることをん。よりされてりたるに、りし人々より言證められ、 Hebrews 2:4 思召ひて、奇蹟と、能力様々と、聖霊分配て、人々保證ひしなり。 Hebrews 2:5 将來世界天使等はせひしにはず、 Hebrews 2:6 何處かにしてく、「なれば記憶ひ、なれば訪問ふぞ、 Hebrews 2:7 をしてしく天使等らしめ、らしむるに光榮名誉とをてし、御手て、 Hebrews 2:8 萬物せしめひしなり」と。萬物せしめひしは、せざるものをはざりしならんに、萬物するをざるなり。 Hebrews 2:9 れど天使等しくらせられしもの、ちイエズスをるに、恩寵により一切人間はんとて、に、らしむるに光榮名誉とをてせられひしなり。 Hebrews 2:10 萬物に、によりてられたるものなれば、くの光榮へるもの、彼等救霊せるものをば、しくうしふべきは、適當なるなりき。 Hebrews 2:11 らしめふものも、らるる人々も、のものよりづ、人々兄弟ぶをとせずしてはく、 Hebrews 2:12 「御名兄弟等げん、集會賛美らん」と。 Hebrews 2:13 信頼せん」と、ひし子等とをよ」と。 Hebrews 2:14 子等血肉するなれば、へり。れるもの、惡魔ぼすにてし、 Hebrews 2:15 るるが生涯奴隷せる人々はんなり。 Hebrews 2:16 天使等はずして、アブラハムのひしかば、 Hebrews 2:17 萬事兄弟等るべきなりき、御前慈悲にして忠信なる大司祭り、はんなりき。 Hebrews 2:18 みてみられひたれば、みらるる人々をもくるをふなり。 Hebrews 3:0 Hebrews 3:1 <w>第</w>二<w>款</w> キリストはモイゼに<w>優</w>り<w>給</w>ふ ればなる兄弟等よ、よりのりたるなれば、宣言[する信仰]の使徒大司祭すイエズスの、 Hebrews 3:2 もモイゼが全家忠義なりしく、ひし忠義みよ。 Hebrews 3:3 イエズスがモイゼにりていなる光榮くべきとせられひしは、りたるりてばるがし。 Hebrews 3:4 らるれども、萬物よりひしはにてす。 Hebrews 3:5 してモイゼが全家忠義なりしは、として、げらるべきせんなるに、 Hebrews 3:6 キリストはとして、忠義せり。希望による信頼とをまでたば、なる。 Hebrews 3:7 聖霊へるく、「今日かば、 Hebrews 3:8 荒野みしりしく、頑固にすることれ、 Hebrews 3:9 彼處にては、先祖みてし、四十たり、 Hebrews 3:10 時代りてへらく、彼等何時にて彷徨ひ、らざりき、 Hebrews 3:11 ればりて、彼等安息らじとへり」、と。 Hebrews 3:12 兄弟等よ、に、信仰惡心ありて、へるざからんとするにもなからん注意せよ。 Hebrews 3:13 今日ふるに、日々めて、によりて頑固になるなからしめよ。 Hebrews 3:14 信頼まで堅固たば、キリストにられたるなり。 Hebrews 3:15 ち「今日かば、頑固にすることれ」とはるればなり。 Hebrews 3:16 きてらせし人々なるぞ、モイゼとにエジプトよりでしてのならずや。 Hebrews 3:17 四十ひてひしぞ、して荒野たへられし人々してにずや。 Hebrews 3:18 安息らじとひしは、ひてなるぞ、不順なりし人々してにずや。 Hebrews 3:19 によれば、彼等不順ざりしなり。 Hebrews 4:0 Hebrews 4:1 ればるべきは、安息約束きて、せざるありとせらるるなり。 Hebrews 4:2 たること彼等しけれども、彼等きしせざりしは、ける人々信仰せざりしなり。 Hebrews 4:3 じたる安息るべきなり、て、「りて彼等安息らじとえり」、とひしがし。安息は、開闢事業成就せしよりれり。 Hebrews 4:4 七日きてく、「七日ての事業へり」と、 Hebrews 4:5 はく、「彼等安息らじ」と。 Hebrews 4:6 れば安息るべき人々りて、人々信仰によりてらざりしがに、 Hebrews 4:7 しきをて、ダヴィドをに「今日」とひしなり。ち「今日かば、頑固にすることれ」、とはれしがし。 Hebrews 4:8 ヨズエにして彼等安息しめしならば、してなかりしならん。 Hebrews 4:9 ればれる安息あり、 Hebrews 4:10 安息りたるも、事業ひしがく、事業みたればなり。 Hebrews 4:11 信仰ひて堕落するなからんに、ぎて安息むべきなり。 Hebrews 4:12 御言きて効能あり、所有兩刃よりもくして、霊魂精神と、関節骨髄とのし、とをつ。 Hebrews 4:13 造物として御前えざるはなく、目前には萬物赤裸にしてなり、審判くべし。 Hebrews 4:14 <w>第</w>一<w>款</w> キリストは<w>其</w><w>御身</w>を<w>以</w>て<w>舊約</w>の<w>司祭</w>に<w>優</w>り<w>給</w>ふ <w>第</w>二<w>項</w> <w>舊新</w><w>兩約</w>に<w>於</w>る<w>司祭</w><w>職</w>の<w>比較</w> ればは、ひたるいなる大司祭御子イエズスをするがに、く[信仰の]宣言つべきなり。 Hebrews 4:15 せる大司祭は、弱點はざるずして、くの萬事て、じくみられへるなればなり。 Hebrews 4:16 慈悲らん適切なるとなるべき恩寵見出さんに、りなく恩寵玉座るべし。 Hebrews 5:0 Hebrews 5:1 大司祭よりまれ、するきて人々供物贖罪犠牲とをぐるのけ、 Hebrews 5:2 らも弱點まれたるなれば、らざるへるざるべからず。 Hebrews 5:3 りて、すがく、にも贖罪献物すべきなり。 Hebrews 5:4 されたるアアロンのくならずしては、何人なし、 Hebrews 5:5 く、キリストも大司祭たらんとしてひしにはず、ひて、「なり、今日めり」とひしもの、ひしなり。 Hebrews 5:6 、「なくメルキセデクの司祭なり」、とひしがし。 Hebrews 5:7 ちキリストは肉身ししよりふべきものにひて、祈祷懇願とをぐるに、いなるとをてしひしかば、しさによりてれられへり。 Hebrews 5:8 の)御子しながら、ひしによりて從順ひ、 Hebrews 5:9 うせられひて、ての永遠救霊り、 Hebrews 5:10 よりメルキセデクの大司祭せられひしなり。 Hebrews 5:11 はこれにきてるべきけれども、くにりたれば、し。 Hebrews 5:12 しきよりすれば、教師ともるべきを、御言初歩へらるるをし、食物ならで、するれり。 Hebrews 5:13 する嬰兒なれば、へにするず、 Hebrews 5:14 食物大人のもの、慣習によりて善惡弁別するに熟達せる人々のものなり。 Hebrews 6:0 Hebrews 6:1 ればは、キリストにする初歩きて、せるよりの改心信仰、 Hebrews 6:2 洗禮按手死者復活永遠審判する基礎ずして、完全なるまん、 Hebrews 6:3 はばすべし。 Hebrews 6:4 一度らされて、ひ、聖霊分配にもり、 Hebrews 6:5 御言來世勢力とをひながら、 Hebrews 6:6 堕落したる人々は、として御子十字架け、なれば、改心する一新せらるるず。 Hebrews 6:7 吸入れて、すべきずれば、より祝福くとも、 Hebrews 6:8 荊棘とをずれば、てられてはるるにく、かるべきのみ。 Hebrews 6:9 至愛なるよ、ふとも、きてはくして救霊からん希望す。 Hebrews 6:10 は、聖徒供給し、供給しつつあるに、御名してはししとをき、不義なるにはさず。 Hebrews 6:11 は、希望うするまで、始終同様し、 Hebrews 6:12 怠慢れずして、信仰忍耐とを約束世嗣るべき人々らんなり。 Hebrews 6:13 アブラハムにひしよりいにしてしてふべきものなきがに、らをして、ひて、 Hebrews 6:14 く、「してせん、してさん」と。 Hebrews 6:15 てアブラハム忍耐約束たり。 Hebrews 6:16 人々いなるものをしてひ、保證一切す。 Hebrews 6:17 く、約束世嗣たる人々て、規定ぜざる十分さんとて、ひしなり。 Hebrews 6:18 へられたる希望へんとしてりたるに、はざるかざるて、させはんなり。 Hebrews 6:19 希望は、安全にして堅固なるとしてち、 Hebrews 6:20 にイエズスがなくメルキセデクの大司祭られて、先駆としてひし幕屋までも、[希望は]るものなり。 Hebrews 7:0 Hebrews 7:1 メルキセデクはサレムの最上司祭にして、アブラハムが打勝ちてれるをへ、祝福せしかば、 Hebrews 7:2 アブラハム分捕の十へたり。メルキセデクのけば、にして、にサレムの平和なり。 Hebrews 7:3 なくなく系圖なく、もなくもなく、御子かりて永久司祭としてす。 Hebrews 7:4 祖先アブラハムが、なる分捕十分をもへしの、如何いなるかをみよ。 Hebrews 7:5 レヴィの子孫司祭くる人々は、より、じくアブラハムのよりでたるなるも、兄弟等より十分を、律法によりてぜられたるなり。 Hebrews 7:6 るに司祭血脉ざるは、アブラハムより十分りて、約束りし祝福せり。 Hebrews 7:7 れるれる祝福せらるるは勿論なり、 Hebrews 7:8 十分くる人々は、するなれど、けしは、けるとしてせられしなり。 Hebrews 7:9 十分くるのレヴィも、アブラハムに十分めたりとはるべきなり、 Hebrews 7:10 はメルキセデクひし、レヴィりたればなり。 Hebrews 7:11 はレヴィ司祭りて律法けたれば、完全ならしむるレヴィの司祭によりしならば、アアロンのきとはれずして、にメルキセデクの司祭必要何處にかりし。 Hebrews 7:12 司祭りたらんには、律法るべきなり。 Hebrews 7:13 はれたるは、祭壇へしなきでたり。 Hebrews 7:14 がユダよりひしにして、モイゼはきて、司祭するはざりき。 Hebrews 7:15 てメルキセデクにたる司祭、 Hebrews 7:16 肉的なる律法によらず、不朽なる生命能力によりててられたる司祭あらば、律法移転尚更なり。 Hebrews 7:17 は、「なくメルキセデクの司祭なり」とせられたればなり。 Hebrews 7:18 せらるるは、くしてなきによりてなり。 Hebrews 7:19 律法何事をも完全らしめず、づきるべき、希望らしめしのみ。 Hebrews 7:20 なくしてられしにず、司祭なくしててられたれど、 Hebrews 7:21 イエズスはて、ち、「へり、取返なかるべし、なく司祭なり」とひしによりててられひしなり。 Hebrews 7:22 によりてイエズスは、れる契約られへり。 Hebrews 7:23 司祭げられて、えず司祭たるはざるがに、てられし數多し、 Hebrews 7:24 れどイエズスはなくふによりて、不朽司祭ふ。 Hebrews 7:25 執成さんとてひ、によりてづき人々ふことをふ。 Hebrews 7:26 大司祭する至當なりき、にして、なく、れなく、罪人ざかりて、よりもくせられ、 Hebrews 7:27 大司祭く、日々犠牲ぐるをせざるたるべし。げてひし一度のみ、 Hebrews 7:28 律法てし司祭弱點人々なるに、律法なるてしは、なく完全御子なればなり。 Hebrews 8:0 Hebrews 8:1 <w>第</w>二<w>款</w> キリストは<w>其</w><w>司祭</w><w>職</w>の<w>執行</w>を<w>以</w>て<w>舊約</w>の<w>司祭</w>に<w>優</w>り<w>給</w>ふ 要點なり、する大司祭至大[なる稜威]の玉座ひ、 Hebrews 8:2 聖所役者にして、てしにはあらでひし、幕屋役者にてす。 Hebrews 8:3 大司祭てらるるは、供物犠牲とをげんなれば、ぐべき何者かをはざるべからず。 Hebrews 8:4 地上はば司祭はざるべし、律法ひて供物ぐる人々にあればなり。 Hebrews 8:5 人々は、在天事物奉事するのみ、もモイゼが幕屋らんとせしげられしがし、く、「よ、何事されし模型ひてせ」と。 Hebrews 8:6 れど大司祭ひしは、約束保證せられたる、契約仲介たるにじてなり。 Hebrews 8:7 契約缺點なかりせば、二のものをつる餘地なかるべしとも、 Hebrews 8:8 []人々めてひけるは、「く、よ、らんとす、してイスラエルのユダの新約うすべし、 Hebrews 8:9 彼等先祖をエジプトのより救出さんとてりしししきものにず、彼等らざりしかば、彼等みざりき、とへり。 Hebrews 8:10 はく、、イスラエルのてんとするなり、律法精神き、さん、して彼等り、彼等るべし。 Hebrews 8:11 兄弟へて、れとあらじ、よりいなるるまでるべければなり。 Hebrews 8:12 彼等不義み、記憶せざるべし」と。 Hebrews 8:13 へば、のものをとしひしなり、にして老衰せるものはし。 Hebrews 9:0 Hebrews 9:1 には拝禮規定あり、する聖所ありき。 Hebrews 9:2 一の幕屋り、燈台\麪りて、聖所ふ。 Hebrews 9:3 二の至聖所幕屋ありて、 Hebrews 9:4 に、香台全面せたる契約り、には、マンナをれたると、ざしたりしアアロンのと、契約石標り、 Hebrews 9:5 に、贖罪所光榮の[二]ケルビムしが、きては逐一ふにばず。 Hebrews 9:6 はるくにして、一の幕屋には禮拝司祭れども、 Hebrews 9:7 二の幕屋には一一度大司祭のみり、不知ぐるたざるなかりき。 Hebrews 9:8 聖霊が、一の幕屋するは、聖所けざるを所以にして、 Hebrews 9:9 現時前表なり。供物犠牲とはげらるとも、禮拝をして良心をも完全ならしむるはず、 Hebrews 9:10 改正までけられたる飲食種々肉身上れり。 Hebrews 9:11 るにキリストは、将來大司祭としてひ、く、完全にして、らざる、造物ならざる幕屋て、 Hebrews 9:12 山羊ひず、一度聖所り、不朽させひしなり。 Hebrews 9:13 山羊牝牛焼灰は、れたる人々を、肉身上めてとするものなれば、 Hebrews 9:14 聖霊て、なきひしキリストの御血は、へるらしめんに、せるより良心むべきをや。 Hebrews 9:15 にキリストは新約仲介して、ぎてされたるひ、されたる人々永遠世嗣約束させふなり。 Hebrews 9:16 遺言ある遺言す、 Hebrews 9:17 遺言して効力あり、遺言せる存命せるは、あらざればなり。 Hebrews 9:18 れば一のも、なくしててられしにはず、 Hebrews 9:19 モイゼ、律法によれる一同かせし緋色、ヒソッポと山羊とをり、律法巻物一般とにぎて、 Hebrews 9:20 ひけるは、へるなる、と、 Hebrews 9:21 幕屋ての祭器とにもじくぎたり。 Hebrews 9:22 律法ひては、一切のものめられ、なくしてはさるるなし。 Hebrews 9:23 れば在天事物りたるものすら、によりてまれば、在天事物は、犠牲によりてめられざるべからず。 Hebrews 9:24 イエズスのひしは、眞實のもののぎざる、にてられし聖所にはず、ひて、に、目前ふなり。 Hebrews 9:25 大司祭のもののちて年々至聖所るがく、はんとにず、 Hebrews 9:26 らずんば、開闢以來しみふべかりしなり。れどりて、犠牲としてぼさんに、一度ひしなり。 Hebrews 9:27 一度して審判あるまれるがく、 Hebrews 9:28 キリストもくのはんとて一度ひ、人々はんに、はずしてふべし。 Hebrews 10:0 Hebrews 10:1 律法は、将來のみをして、事物せざるがに、毎年えず犠牲げて、祭壇づく人々完全ならしむるは、してはざるなり。 Hebrews 10:2 らずんば、人々一旦められては、意識なかるべければ、ぐるむべかりしなり。 Hebrews 10:3 れど年々するは、 Hebrews 10:4 山羊とのてしてははざるがなり。 Hebrews 10:5 ればキリストひしひけるは、「よ、犠牲献物とをみて肉體へり、 Hebrews 10:6 燔祭罪祭とは御心はざりしをて、 Hebrews 10:7 へらく、へ、巻物きてしたれば、よ、御旨はんれり」、と。 Hebrews 10:8 には、「よ、犠牲献物燔祭罪祭とをひて、律法ひてげらるるものは御意はざりき」、とひて、 Hebrews 10:9 には「よ、へ、御旨はんれり」、とへば、してふなり、 Hebrews 10:10 御旨にこそ、イエズス、キリストの一度げられしにりて、られしなれ。 Hebrews 10:11 司祭は、日々ちてひ、何時はざる犠牲ぐれども、 Hebrews 10:12 大司祭犠牲て、なくし、 Hebrews 10:13 られんふなり。 Hebrews 10:14 られたる人々を、献物なくうしひたればなり、 Hebrews 10:15 聖霊ふ。には、 Hebrews 10:16 「はく、てんとするなり、律法彼等へ、精神さん」、とひて、 Hebrews 10:17 「最早彼等不義とを記憶せざるべし」、とひしなり。 Hebrews 10:18 ありたるは、献物えてあるなし。 Hebrews 10:19 <w>第</w>一<w>款</w> <w>信仰</w>を<w>保</w>ちて<w>棄教</w>の<w>念</w>に<w>遠</w>ざかるべし <w>第</w>二<w>編</w> <w>道義</w><w>的</w><w>勧告</w> <w>第</w>一<w>項</w> <w>一般</w>に<w>渉</w>る<w>勧告</w> れば兄弟等よ、はイエズスの御血により、 Hebrews 10:20 イエズスのなるひし、にしてけるより聖所るべき確信し、 Hebrews 10:21 大司祭するなれば、 Hebrews 10:22 料簡よりがれ、はれて、眞心完全なる信仰とをづきり、 Hebrews 10:23 確乎として希望宣言つべし、ひし眞實にてせばなり。 Hebrews 10:24 みて親愛善業とをまし、 Hebrews 10:25 人々れたるがくになく、めて、づくをるにひてむべきなり。 Hebrews 10:26 眞理知識けたるさば、最早犠牲ずして、 Hebrews 10:27 審判と、する焼盡すべきしさとのみ。 Hebrews 10:28 モイゼの律法りたるすら、二三證言によりて容赦なくするなれば、 Hebrews 10:29 御子蹂躪け、りてられし蔑視し、恩寵聖霊侮辱へたるくべき刑罰しさの、如何許なるかをへ。 Hebrews 10:30 「復讐なり、ゆべし」とひ、審判すべし」とひしなるかはれるなり。 Hebrews 10:31 るべきへる御手。 Hebrews 10:32 らされつつ、いなるびたりし追想せよ。 Hebrews 10:33 侮辱患難とを観物られ、へる人々りたりき。 Hebrews 10:34 囚人をもり、りたる永存せるをりて、財産はるるをもびてびたるなり。 Hebrews 10:35 ればいなるべき希望れ。 Hebrews 10:36 御旨ひて約束のものをに、必要なるは忍耐なり。 Hebrews 10:37 らんとするふべく、延引あらじ。 Hebrews 10:38 義人信仰によりてく、退かばはざるべし。 Hebrews 10:39 らんとして退ず、んとして信仰するなり。 Hebrews 11:0 Hebrews 11:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>舊約</w><w>時代</w>の<w>英雄</w>の<w>信仰</w>の<w>例</w> 信仰希望すべき事物保證えざる事物證據なり、 Hebrews 11:2 故人好評たり。 Hebrews 11:3 信仰りては、世界一言にて組立てられ、ゆるものがゆるものより成出でざりしことをる。 Hebrews 11:4 信仰りてアベルは、カインのれる犠牲げ、信仰りて義人たる保證け、献物保證ひ、信仰りてしてもふなり。 Hebrews 11:5 信仰りてヘノクは、ざらんされ、ひしにりて見出されざりき、移転御意へるせられたればなり。 Hebrews 11:6 信仰なくしては御意ふことはず、づきは、ずや存在して人々なるぜざるべからず。 Hebrews 11:7 信仰によりてノエは、えざる事柄きて黙示り、みて家族はん方舟り、し、信仰れる世嗣られたり。 Hebrews 11:8 信仰りてアブラハムは、ぐべきづべしとのひ、何處くべきかをらずしてでたり。 Hebrews 11:9 約束他國にあるがく、約束相継ぐべきイザアク、ヤコブと幕屋めり、 Hebrews 11:10 設立建築ける、基礎ある都會てばなり。 Hebrews 11:11 信仰りてサラも、石女にしてぎたるにたり、へる忠實じたるがなり、 Hebrews 11:12 一人より、せるにしきよりでししく、海辺眞砂し。 Hebrews 11:13 彼等信仰ひ、約束のものをけずしてしたれども、みてし、地上旅人たり寄留たる宣言せり。 Hebrews 11:14 人々は、本國むるなり。 Hebrews 11:15 へるでたる本國ならば、もありしならん、 Hebrews 11:16 れど彼等は、一層きもの、の[本國]をひしなり、彼等ばるるをとしはず、彼等都會ひたればなり。 Hebrews 11:17 信仰りてアブラハムは、みられしイザアクをげたり、げたりしは、約束りたりし獨子にして、 Hebrews 11:18 て「子孫へらるるはイザアクによるべし」とはれし其者なりき。 Hebrews 11:19 へらく、したる人々をも復活せしむるをふなりと、して前表としてへられたり。 Hebrews 11:20 信仰りてイザアクは、将來きてヤコブとエザウとを祝福せり。 Hebrews 11:21 信仰りてヤコブは、みてヨゼフの祝福し、りて禮拝せり。 Hebrews 11:22 信仰りてヨゼフは、みてイスラエルの出立はしめ、骸骨きてせり。 Hebrews 11:23 信仰りてモイゼは、れて三月兩親によりてされたり、しきをたるがにして、彼等國王命令れざりき。 Hebrews 11:24 信仰りてモイゼは、成長してファラオンのたるめり、 Hebrews 11:25 によれる暫時快樂よりも、むことをみ、 Hebrews 11:26 キリストの耻辱てエジプトのれるとせり、報酬たればなり。 Hebrews 11:27 信仰りては、國王れずしてエジプトをれり、えざるるがくにして忍耐せしなり。 Hebrews 11:28 信仰りて過越ひ、長子ぼせる彼等れざらん、[の]へり。 Hebrews 11:29 信仰りて彼等は、紅海くにしてれり、エジプトみてれたりき。 Hebrews 11:30 信仰りてエリコの城壁は、七日られてれたり。 Hebrews 11:31 信仰りて娼婦ラハブは、探偵懇切接待せしかば、信者にはびざりき。 Hebrews 11:32 をかはん、ゲデオン、バラク、サムソン、イエフテ、ダヴィド、サムエル預言べんにはらざるべし。 Hebrews 11:33 信仰りて彼等は、國々ち、ひ、約束り、獅子ぎ、 Hebrews 11:34 し、れ、きをうせられ、ましきりて異邦り、 Hebrews 11:35 婦人したりし復活へられ、人々引裂かれて、れたる復活るるぜず、 Hebrews 11:36 人々侮辱打擲捕縛入獄ひ、 Hebrews 11:37 たれ、にてかれ、され、にてされ、山羊毛皮ひて萬事缺乏し、められまされて流浪せり。 Hebrews 11:38 人々くにへざりしに、彼等荒地に、彷徨ひしなり。 Hebrews 11:39 彼等信仰稱揚たれども、約束のものをばざりき。 Hebrews 11:40 しきひて、にならでは彼等うせられざらんなり。 Hebrews 12:0 Hebrews 12:1 <w>第</w>三<w>款</w> <w>既往</w>の<w>教訓</w>を<w>信者</w>の<w>現状</w>に<w>應用</w>す ればも、しき證人まれたれば、一切へるとをして、 Hebrews 12:2 信仰指導完成すイエズスにみつつ、忍耐はれる勝負るべし。ちイエズスはて、はれるへて、はず、十字架ひ、して玉座ふ。 Hebrews 12:3 みてらざらんに、する惡人のさしもしかりし反抗ひし回想せよ。 Hebrews 12:4 ひてふに、抵抗せしなし。 Hebrews 12:5 るがくにげらるるれたり。く、「よ、疎畧にすることなく、らされれ、 Hebrews 12:6 らし、としてへばなり」と。 Hebrews 12:7 べ、ふは、子等るがし。らされざるあらん、 Hebrews 12:8 てのくるらば、私生児にして正子ざるべし。 Hebrews 12:9 肉身らされて、尊敬しつつありしものを、には歸服して生命べきにずや。 Hebrews 12:10 肉身は、日數らしたるに、らしふは、聖徳らしめてはんなり。 Hebrews 12:11 當時りては、ばしくえず、しきがくなれども、には鍛錬せられたるに、平穏なるぶものなり。 Hebrews 12:12 ればえたるりたるてよ、 Hebrews 12:13 足萎えて踏外なく、されん足踏くせよ。 Hebrews 12:14 ての和合し、聖徳追求せよ、なくてはじ。 Hebrews 12:15 注意して、一人恩寵より退なく、如何なるにもあれ、生出でてし、くのすことなからしめ、 Hebrews 12:16 一人たりとも、食物長子りしエザウのく、私通不敬なからしめよ。 Hebrews 12:17 が、祝福がんみしも退けられ、回復めたれど餘地ざりしは、るべきなり。 Hebrews 12:18 づけるは、べきゆる黒雲暗黒暴風、 Hebrews 12:19 溂叭にはず。きし人々は、られざらんへり。 Hebrews 12:20 すらも、れなばたるべしとぜられたるをず、 Hebrews 12:21 ゆるろしくして、モイゼも、恐怖けり、とへり。 Hebrews 12:22 るにづきたるは、シヨンのと、へるなるのエルザレムと、億萬天使ばしき集會と、 Hebrews 12:23 されたる長子教會と、萬民審判と、うせられし義人と、 Hebrews 12:24 新約仲介すイエズスと、アベルのりてがるるなり。 Hebrews 12:25 みて、ふをむことれ。彼等地上へるをみてれざりしなれば、よりふを退くるるべけんや。 Hebrews 12:26 かしたりしに、してはく、「をのみならずをも一度かさん」と。 Hebrews 12:27 く「一度」とへるは、震動せざる事物永存せんに、震動せし事物の、られたるものとしてるべきをふなり。 Hebrews 12:28 れば震動せざるけたるがに、感謝りて、御意みてるべし。 Hebrews 12:29 焼盡にてせばなり。 Hebrews 13:0 <w>第</w>二<w>項</w> <w>特別</w>の<w>教訓</w> Hebrews 13:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>社交</w><w>的</w><w>義務</w> 兄弟相愛あるべし。 Hebrews 13:2 旅人接待するるるれ、人々は、によりてらずらず天使等宿したり。 Hebrews 13:3 囚人ること、囚人たるがく、肉身にあるをひて苦勞せるるべし。 Hebrews 13:4 婚姻萬事かるべし、寝床さるべからず、私通姦淫審判ふべければなり。 Hebrews 13:5 行状ては、金銭らず、満足せよ。く、「れず、てじ」と。 Hebrews 13:6 れば信頼て、「補助にてす、れじ、をかさん」、とふことをるなり。 Hebrews 13:7 <w>第</w>二<w>款</w> <w>宗教</w><w>的</w><w>義務</w> 御言りし教導記憶し、みて信仰へ。 Hebrews 13:8 イエズス、キリストは昨日今日して、世々にもり。 Hebrews 13:9 種々様々なるはさるることれ。恩寵むるは、にして、れる人々有益ならざりし食物てすべきにはず。 Hebrews 13:10 祭壇あり、幕屋ふる人々は、この祭壇よりするせず、 Hebrews 13:11 に、大司祭によりて聖所へらるれども、かる。 Hebrews 13:12 イエズスが、とならしめん門外ひしもなり。 Hebrews 13:13 ればでて、イエズスの耻辱御許るべし、 Hebrews 13:14 此處にては、永存する都會せずして、未來のものをむ。 Hebrews 13:15 は、によりて、えず賛美御名ふるぐべし。 Hebrews 13:16 慈善すをるるれ、てこそ御意へばなり。 Hebrews 13:17 教導ひて歸服せよ、彼等霊魂きて、報告めあるものとして警戒すればなり。ちながらにずして、びてさせよ、ちながらにすはあらざればなり。 Hebrews 13:18 <w>結末</w> れ、が、萬事きてしくはんして、良心せるを確信すればなり。 Hebrews 13:19 せんを、ふは、されんなり。 Hebrews 13:20 はくは永遠御血て、牧者にて我主イエズス、キリストを、より復活せしめひし平和、 Hebrews 13:21 御旨はしめんに、ての善事完全ならしめ、御前御意を、イエズス、キリストによりて、はんを。光榮世々す、アメン。 Hebrews 13:22 兄弟等よ、れよ、簡単書贈れり。 Hebrews 13:23 兄弟チモテオは放免せられしとれ、らば、んとす。 Hebrews 13:24 教導聖徒とにしくへよ。イタリアの兄弟等しくとへり。 Hebrews 13:25 はくは恩寵一同らんを、アメン。 James 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ヤコボの<w>公書</w> James 1:0 James 1:1 我主イエズス、キリストのヤコボ、離散せる十二挨拶す。 James 1:2 <w>第</w>一<w>項</w> <w>患難</w><w>及</w>び<w>誘惑</w>に<w>於</w>る<w>忍耐</w>を<w>勧</w>む 兄弟等よ、種々りたるは、ぶべきへ。 James 1:3 信仰は、忍耐ずるをればなり。 James 1:4 れど完全無缺にして、何事しきなからんに、忍耐完全なるさざるべからず。 James 1:5 知識するあらば、をもめめはずしてなくるべし、らばへられん。 James 1:6 なく信仰はざるべからず、かされて、へるたれば、 James 1:7 よりをもけんとするれ、 James 1:8 二心あるにして、てのまりければなり。 James 1:9 兄弟められしをいにぶべく、 James 1:10 めるは、きによりてぶべし。くにぎんとすればなり。 James 1:11 でてくれば、れてち、しさはせたり。めるむべきし。 James 1:12 なり、鍛錬人々ひし生命べければなり。 James 1:13 はるるにりて、よりはるとふべからず。はれはざれば、をもなし。 James 1:14 はるるは、かれはされてなり、 James 1:15 むやみ、うせらるるやず。 James 1:16 れば至愛なる兄弟等よ、れ、 James 1:17 完全なるとはよりして、變更なく回転なきよりる。 James 1:18 造物初穂きものたらしめんに、御心よりして眞理ひしなり。 James 1:19 <w>第</w>二<w>項</w> <w>活動</w>する<w>信仰</w>の<w>必要</w> 至愛なる兄弟等よ、れり、くにく、るにかるべし。 James 1:20 さざればなり。 James 1:21 れば一切らはしきと、しき惡事とをて、ゑられて霊魂ふべき御言承容れよ。 James 1:22 きて聴聞たるにらず、實行れ。 James 1:23 もし聴聞にして實行ずば、して生來たるべし。 James 1:24 姿退くや、如何りしかをる。 James 1:25 れども自由完全なる律法みては、ちなる聴聞らずして實行る。は、りてなるべし。 James 1:26 宗教なりとひつつ、せずしてかば、宗教無益なり。 James 1:27 にて御前くしてれなき宗教は、孤児寡婦困難りて訪問し、りて世間されざるなり。 James 2:0 James 2:1 兄弟等よ、光榮なる我主イエズス、キリストに信仰ちて、依怙あるれ。 James 2:2 してめたる入來り、粗服したるしき入來らんに、 James 2:3 したるみて、しく此處せよとひ、しきには、其處せよ、とはば、 James 2:4 して料簡しからざる審判るにずや。 James 2:5 至愛なる兄弟等よ、け、貧者みて信仰めるらしめ、人々ひし世嗣たらしめひしにずや。 James 2:6 るに貧者しめたり。富者勢力し、法廷くにずや、 James 2:7 へられたるすにずや。 James 2:8 もし聖書ひて、「せよ」との律法らば、し。 James 2:9 れどして依怙あらば、して、犯人として律法めらるるなり。 James 2:10 にもあれ、律法るも、あらば、一切して有罪となればなり。 James 2:11 、「姦淫するれ」とひし、「れ」とひしがに、假令姦淫せざるもあらば、律法違反たるなり。 James 2:12 ればるにもふにも、自由律法審判せらるべきくにせよ。 James 2:13 審判慈悲さざる慈悲なきにして、慈悲審判つものなり。 James 2:14 兄弟等よ、假令信仰ありとふとも、なくばかあらん、信仰ふをんや。 James 2:15 兄弟姉妹赤裸にして日々食物しからんに、 James 2:16 彼等ひて、心安きてめ、くまでせよ、とありとも、するへずばかあらん。 James 2:17 信仰くのし、なくばしたるものなり。 James 2:18 るにはん、信仰ありあり、なき信仰せ、らばによりて信仰さん、 James 2:19 にてず、し、惡魔じてくなりと。 James 2:20 なるよ、なき信仰したるものなるをらんするか、 James 2:21 アブラハムは、祭壇イザアクをげて、によりてとせられしにずや。 James 2:22 信仰きしと、によりて信仰うせられしとはなり。 James 2:23 して聖書に、「アブラハムじたり、としてせられたり」とること成就し、愛人とせられたり。 James 2:24 とせらるるは、信仰のみにらずしてるをずや。 James 2:25 しく娼婦ラハブも、使けてよりらしめ、によりてとせられしにずや。 James 2:26 なき肉體せるがく、なき信仰せるなり。 James 3:0 James 3:1 <w>第</w>三<w>項</w> <w>濫</w>に<w>人</w>を<w>教</w>へんとする<w>事</w>。<w>及</w>び<w>眞偽</w>の<w>知識</w>。 兄弟等よ、多人數教師れ、一層しき審判くるはにして、 James 3:2 くのきてつものなればなり。によりてなくば完全なるにして、全身にてむるをべし。 James 3:3 へんとして、せば、全身す。 James 3:4 よ、假令いにしてわるるも、によりてするけらる、 James 3:5 局部ながら、いなり。如何ばかりのが、如何ばかりのいなるくかをよや。 James 3:6 なり、不義世界なり。五體はりて全身し、地獄され、一生車輪く。 James 3:7 一切爬蟲種族せられ、人性によりてせられたり。 James 3:8 れども一人するはず、まりなきにして死毒てり。 James 3:9 にてり、りてられたるひ、 James 3:10 祝福よりづ。兄弟等よ、あるべきにず、 James 3:11 よりきものときものとをあらんや。 James 3:12 兄弟等よ、如何無花果葡萄じ、葡萄無花果ずるをんや。塩水淡水すことはず。 James 3:13 智識ありて敏捷なるありや、しく生活により、知識づる温和すべし。 James 3:14 れどきてあらばれ、眞理してれ。 James 3:15 知識よりれるものにずしてするもの、肉慾よりづるもの、惡魔よりるものなればなり。 James 3:16 とあるには、一切惡業とあり。 James 3:17 よりの知識一に穏便温和にしてく、(し)矜恤好果とにち、是非せず、表裏なきものなり。 James 3:18 平和せる人々て、平和かるるなり。 James 4:0 James 4:1 <w>第</w>四<w>項</w> <w>惡</w><w>慾</w><w>及</w>び<w>種々</w>の<w>缺點</w>に<w>對</w>する<w>意見</w>。 とは何處よりかれる、五體へるよりにずや。 James 4:2 りてず、みてはず、ひてなきははざるがなり。 James 4:3 ひてけざるは、さんとしてふがなり。 James 4:4 姦淫よ、する愛情となるをらずや、ればにもあれ、たらんとするとなる。 James 4:5 聖書へるなりとふか、宿らせひしむまでにふ、 James 4:6 いなる恩寵へばこそ、「傲慢なるらひ、謙遜なる恩寵ふ」とはへるなれ。 James 4:7 歸服して惡魔らへ、らば惡魔より退くべし。 James 4:8 づきれ、らばづきはん。罪人よ、めよ、二心よ、らかにせよ。 James 4:9 痛悔してけ、となり、れ、 James 4:10 御前れ、らばはん。 James 4:11 兄弟等よ、れ、兄弟兄弟是非するものは、律法律法是非するなり。律法是非せば、律法履行ずして、審判たるなり。 James 4:12 べくぼしべき立法審判にてす、 James 4:13 るになればをば是非するぞ。今日明日何某き、其處り、商売してんとよ、 James 4:14 明日何事のあるべきかをらざるにずや。 James 4:15 生命ぞや、ゆるにして、には消失するものなり。しくへて、思召ならばくるならば、さんとふべし。 James 4:16 るにりてれり、惡事なり。 James 4:17 ふべきをりてはざればるなり。 James 5:0 James 5:1 <w>第</w>五<w>項</w> <w>種々</w>の<w>勧告</w>。 める人々よ、到來すべきけ。 James 5:2 腐敗し、衣服まれ、 James 5:3 金銀びたり。證據て、くにまん、してへたるなり。 James 5:4 よ、きて、土地刈取りし作人へざりし賃金ぶ、彼等萬軍れり。 James 5:5 地上りて歓樂し、放蕩ね、殺害りても満足せしめ、 James 5:6 義人めてししも、抵抗せざりき。 James 5:7 れば兄弟等よ、降臨まで忍耐せよ、よや農夫ちて、春秋くるまで忍耐するを。 James 5:8 れば忍耐してうせよ、降臨きにり。 James 5:9 兄弟等よ、審判せられざらんに、れ、審判門前ふ。 James 5:10 兄弟等よ、御名によりてりし預言て、苦痛忍耐との模範とせよ。 James 5:11 忍耐したる人々なりとするをへ、てヨブの忍耐き、ひしたり。慈悲して、なり。 James 5:12 兄弟等よ、一に、てもれ、りはり、へ、審判らざらんなり。 James 5:13 ふるあらんか、るべきなり。あらんか、ふべきなり。 James 5:14 めるあらんか、教會長老ぶべく、彼等御名によりて注油し、るべし。 James 5:15 信仰病者ひ、引立ひ、あらばさるべきなり。 James 5:16 ればひに告白して、れ、されんなり。義人いなる効力あり。 James 5:17 エリアは同様なりしも、地上らざらんりしかば、らざる箇月なりき。 James 5:18 りしかば、へたりき。 James 5:19 兄弟等よ、眞理てるあり、ありてらしめんか、 James 5:20 罪人よりらしめたるは、よりひ、くのふべしとるべきなり。 I Peter 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ペトロの<w>前</w><w>書簡</w> I Peter 1:0 <w>冒頭</w> I Peter 1:1 イエズス、キリストの使徒たるペトロ、ポント、ガラチア、カパドシア[]アジアびビチニアに離散して寄留せる人々、 I Peter 1:2 にて預知ひて、[]によりてとせられ、服從し、イエズス、キリストの御血がれんまれたる人々に[書簡る]。はくは恩寵平安はらんを。 I Peter 1:3 <w>第</w>一<w>項</w> <w>信徒</w>の<w>賜</w>はりし<w>恵</w>を<w>神</w>に<w>感謝</w>す。 <w>第</w>一<w>編</w> キリスト<w>信徒</w>の<w>特典</w><w>及</w>び<w>其</w><w>要</w>する<w>聖徳</w>。 すべき我主イエズス、キリストのにていなるひて、イエズスの死者よりの復活て、れしめて、ける希望かしめ、 I Peter 1:4 はりたる、せずれざるまざる世嗣させんとしふ。 I Peter 1:5 能力により、るべくはりたる救霊に、信仰らるるものなり。 I Peter 1:6 によりて、假令くは種々まさるべきも、へざるべし。 I Peter 1:7 信仰みらるるは、るるよりもにして、イエズス、キリストの公現とをべきとしてめられんなり。 I Peter 1:8 はイエズス、キリストをざりしも、り、ずしてり、りて光榮びたるへざるならん。 I Peter 1:9 信仰目的たるべければなり。 I Peter 1:10 救霊きては、将來恩寵預言せし預言穿鑿して探求せり。 I Peter 1:11 ちキリストの彼等して、キリストに苦難光榮とをひしかば、何時如何なるへるぞと探求したりしに、 I Peter 1:12 ふるは、彼等らのずしてなりとの黙示たり。ふるとは、よりはされひし聖霊によりて福音べし人々より、げられたるにして、天使等みるせるなり。 I Peter 1:13 <w>第</w>二<w>項</w> <w>神</w>の<w>御恵</w>に<w>應</w>じて<w>生活</w>すべし。 して節制し、イエズス、キリストの公現はる恩寵くるなく希望し、 I Peter 1:14 從順なる子兒く、最初不知なく、 I Peter 1:15 ひしなるものにりて、ての行状れ。 I Peter 1:16 して、「なるによりるべし」とあればなり。 I Peter 1:17 依怙あるなく、によりて審判るならば、めるせ。 I Peter 1:18 先祖傳來しき行状よりはれしは、金銀るべきものによらずして、 I Peter 1:19 無缺無垢きキリストの御血によれるればなり。 I Peter 1:20 世界開闢以前より豫知せられひたりしかど、によりて信仰せるに、ひたるものにして、 I Peter 1:21 死者より復活せしめ光榮ひしは、信仰希望とをによらしめはんとてなり。 I Peter 1:22 なき兄弟相愛ぜしめんがに、眞理服從するによりてめ、一層よりせよ。 I Peter 1:23 れたるは、るべきによらず、るべからざるにより、きて永遠する御言によれり。 I Peter 1:24 一切肉身く、し、つれども、 I Peter 1:25 御言永遠す。福音りしなり。 I Peter 2:0 I Peter 2:1 れどての惡心ての詐欺表裏てのとをきて、 I Peter 2:2 れたての嬰兒く、なき霊的乳汁へ、によりて成長して救霊らんなり。 I Peter 2:3 もし善良せるひたらんには、しくすべし。 I Peter 2:4 けるにして、よりはてられしもよりまれてくせられしにてせば、づきりて、 I Peter 2:5 けるく、てられて霊的家屋り、なる司祭り、イエズス、キリストを御意へる霊的犠牲ぐるれ。 I Peter 2:6 れば聖書はく、「よ、まれたる上石をシオンにかんとす、ずるは、められじ」と。 I Peter 2:7 じたるには尊榮あれども、ぜざる人々りては、建築てたるり、 I Peter 2:8 突當たるれり、御言ずしてかれたればなり。 I Peter 2:9 れど選抜人種司祭なる人民けられたる國民なり。が、なる暗黒よりへるもののげんにして、 I Peter 2:10 てはたらざりしものり、ざりしものたるものとれり。 I Peter 2:11 <w>第</w>一<w>項</w> <w>神</w>の<w>思召</w>によれる<w>社會上</w>の<w>制度</w>に<w>服</w>すべし。 <w>第</w>二<w>編</w> <w>世間</w>に<w>於</w>るキリスト<w>信徒</w><w>及</w>び<w>其</w><w>重</w>なる<w>義務</w>。 至愛なるよ、して肉慾らんを、寄留旅人とにするく、ふ。 I Peter 2:12 異邦りて行状れ、彼等をして惡人としてても、善業によりてんぜしめ、訪問せらるる光榮らしめんなり。 I Peter 2:13 ればに、制定したるものにせよ、主権として帝王し、 I Peter 2:14 惡人して善人せん帝王よりはされたるものとして、ての官吏せよ。 I Peter 2:15 ひて、なる人々不知せしむるは思召なり。 I Peter 2:16 自由なるがくにして、自由なく、奴隷たるもののくにせよ。 I Peter 2:17 てのひ、兄弟等し、り、帝王べ。 I Peter 2:18 奴隷たるよ、萬事主人へ、善良温和なるにのみならず、なきにもせよ。 I Peter 2:19 意識せるがに、不義けてふるこそ御意へるなれ。 I Peter 2:20 してたるるをべばとて、かあらん、しつつびてこれにふるこそ、御意ふことなれ。 I Peter 2:21 されたるはなり、はキリストがしみひしも、してはしめはんなればなり。 I Peter 2:22 ひしなく、御口ありしなし。 I Peter 2:23 られてらず、しめられてさず、審判ひしなり。 I Peter 2:24 にてひしは、をしてきしめんにして、蒼白めたる傷痕によりてされたるなり。 I Peter 2:25 てはへるくなりしかども、牧者監督にてすものにりたればなり。 I Peter 3:0 I Peter 3:1 く、たるすべし、が、假令御言ぜざるも、行状によりて無言に、 I Peter 3:2 畏敬行状みてけられんなり。 I Peter 3:3 表面らし飾環けたる衣服らずして、 I Peter 3:4 れたる貞淑謹慎なる精神らざるにるべし、こそは御前きものなれ。 I Peter 3:5 古代聖女希望りて、しつつりたりしが、 I Peter 3:6 くサラは[]アブラハムをびてたり。としてし、變動をもれざるなり。 I Peter 3:7 たるよ、じく知識ひて同居し、よりもとして、生命恩寵として、尊重し、げられざるにせよ。 I Peter 3:8 <w>第</w>二<w>項</w> <w>信徒</w><w>一般</w>に<w>對</w>する<w>教訓</w>。 に[はん]、じうしてり、兄弟し、慈悲謙遜にして、 I Peter 3:9 いず、いず、祝福せよ。世嗣として祝福されたるなればなり。 I Peter 3:10 生命して佳日んとするは、をしてけしめ、らず、 I Peter 3:11 ざかりてし、平和めてふべきなり。 I Peter 3:12 義人み、彼等き、御顔人々へばなり。 I Peter 3:13 熱心ならば、すべき。 I Peter 3:14 假令しめらるるもなり、人々れず、がさず、 I Peter 3:15 キリストをなるものとせよ。希望所以きて、満足ふる準備あれよ、 I Peter 3:16 良心して柔和畏敬とを答弁せよ。キリストに振舞讒言する人々の、きてぢんなり。 I Peter 3:17 思召ならばしてしむはしてしむにれり。 I Peter 3:18 ちキリストも一度に、義人として不義ひしが、はんにして、にてはされひしかど、にてはかされひ、 I Peter 3:19 りしりて宣傳へり。 I Peter 3:20 は、ノエの時代忍耐ちをりしに、方舟らるるせざりしなりしが、方舟よりはれしに八なりき。 I Peter 3:21 前表せられたる洗禮こそをもへるなれ。肉身ずして、イエズス、キリストの復活によりて良心約束なり。 I Peter 3:22 は(永遠生命しめんに、ぼして)して天使権勢能力せしめられたるなり。 I Peter 4:0 I Peter 4:1 キリスト肉身しみひたれば、心得武器とせよ。肉身しみたるは、めたるものにして、 I Peter 4:2 最早はず、思召ひて肉體れるごさんとするものなり。 I Peter 4:3 既往ては、異邦うして、淫亂情慾酔狂暴食暴飲なる偶像崇拝生活せしにてれり。 I Peter 4:4 彼等同様なる放蕩らざるをしみてれども、 I Peter 4:5 生者死者とを審判せんとして待設へる報告るべし。 I Peter 4:6 福音死者にも宣傳へられしは死者通例ひて、肉身審判けたりとも、によりてきんなり。 I Peter 4:7 <w>第</w>一<w>項</w> <w>現</w>に<w>守</w>るべき<w>行状</w>。 <w>第</w>三<w>編</w> キリスト<w>教</w><w>會</w>の<w>内面</w>の<w>生活</w>に<w>関</w>する<w>勧</w>。 萬物づけり、ればりつつ警戒せよ。 I Peter 4:8 何事よりもせよ、くのへばなり。 I Peter 4:9 苦情なく接待し、 I Peter 4:10 けたるじて様々なる恩寵分配として、供給せよ。 I Peter 4:11 御言るがくし、むるへる能力てするがくすべし。一切てイエズス、キリストをばれはんにして、光榮主権世々す、アメン。 I Peter 4:12 至愛なるよ、みんとするを、新奇なるものの到來せるがくにしむれ、 I Peter 4:13 てキリストのとしてべ、光榮れんへざらんなり。 I Peter 4:14 キリストの御名侮辱せらるるあらばなるべし、光榮へばなり。 I Peter 4:15 れど人殺盗人惡漢他人立入としてしめらるるは、一人あるべからず。 I Peter 4:16 キリスト信者としてしめられなばづるなく、して光榮るべし。 I Peter 4:17 れり、審判よりまらんとす、よりまらば、福音ぜざる人々如何るべき。 I Peter 4:18 義人にしてはれなば、敬虔ならざる罪人とは何處にかつべき。 I Peter 4:19 れは思召ひてしむ人々して、眞實にて造物主るべきなり。 I Peter 5:0 I Peter 5:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>牧師</w><w>及</w>び<w>信徒</w>に<w>関</w>する<w>特別</w>の<w>勧告</w>。 長老には、長老として、キリストの苦難證人として、将來るべき光榮としてふ。 I Peter 5:2 せよ、監督するに、ひられてせずしてびてにし、かしきにせずして特志ひ、 I Peter 5:3 せられたる人々壓制せずして、より模範るべし。 I Peter 5:4 らば牧者はんまざる光榮べし。 I Peter 5:5 よ、長老せよ、謙遜びよ、傲慢なるらひて、謙遜なる恩寵へばなり。 I Peter 5:6 れば全能なる御手れ、せばりてはん。 I Peter 5:7 れ、へばなり。 I Peter 5:8 節制して警戒せよ、なる惡魔は、ゆる獅子く、食盡すべきものをしつつればなり、 I Peter 5:9 兄弟等じくしめるりて、信仰めて抵抗せよ。 I Peter 5:10 一切恩寵はキリスト、イエズスによりて永遠光榮ひしものなれば、しみたるは、完全にしうしからしめはん、 I Peter 5:11 光榮主権世々す、アメン。 I Peter 5:12 <w>結末</w>。 忠信なる兄弟シルヴァノを書贈りしは、ふに簡単なり。恩寵なる勧告し、保證するもののにして、しくつべし。 I Peter 5:13 まれてバビロンに教會マルコはしくとへり。 I Peter 5:14 接吻しくへよ。はくは、キリストに一同平安あらんを、アメン。 II Peter 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ペトロ<w>後</w><w>書簡</w> II Peter 1:0 <w>冒頭</w>。 II Peter 1:1 イエズス、キリストのたり使徒たるシモン、ペトロ、にして救主すイエズス、キリストのによりて、しき信仰たる人々に[書簡る]。 II Peter 1:2 はくは、我主イエズス、キリストを熟知によりて、恩寵平安はらんを。 II Peter 1:3 <w>第</w>一<w>項</w> <w>益</w><w>徳行</w>を<w>積</w>むべき<w>必要</w><w>及</w>び<w>其</w><w>所以</w>。 キリストのにてせる大能は、固有光榮能力とにりてひしらしめて、生命敬虔とにするのものをひしものなれば、 II Peter 1:4 光榮能力とにりていなる約束ひしは、をしてりて情慾腐敗けて、本性たらしめはんなれば、 II Peter 1:5 十分注意して、信仰へ、學識、 II Peter 1:6 學識節制節制忍耐忍耐敬虔、 II Peter 1:7 敬虔兄弟相愛兄弟相愛[]をへよ。 II Peter 1:8 にありて増加せば、をして我主イエズス、キリストをるにて、かざるものばざるものたらしめじ。 II Peter 1:9 なきにしてはず、既往められしれたるなり。 II Peter 1:10 れば兄弟等よ、されしまれしを、善業うするにめよ、すにては何時なかるべし。 眞理り、てるにはらず、をして記憶せしめんとす。 II Peter 1:11 我主にして救主すイエズス、キリストの永遠るのへらるべければなり。 II Peter 1:13 ふに幕屋は、記憶て、ますを至當なりとす。 II Peter 1:14 我主イエズス、キリストのひしひて、幕屋きにりと確信するがに、 II Peter 1:15 りしをして、さしむるめんとす。 II Peter 1:16 イエズス、キリストの能力降臨とをらせしは、なる寓言けるにずして、威光目撃とせられてなり。 II Peter 1:17 にてより尊厳光榮とをはり、偉大なる光榮よりりて、「んぜる愛子なる、け」、とはれしなり。 II Peter 1:18 聖山りしよりりしをしくけり。 II Peter 1:19 くせられし預言り、らすとし、夜明けてづるまでみるをしとす。 II Peter 1:20 斯事るべし、聖書預言一個人せらるるものにず、 II Peter 1:21 預言人意りてされずして、聖人等聖霊感動せられてりしものなればなり。 II Peter 2:0 II Peter 2:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>偽</w><w>教師</w>に<w>對</w>する<w>事</w>。 には預言すらりしが、にも教師ありて、異端し、ひしみ、なるかんとす。 II Peter 2:2 してくの彼等放蕩ひ、眞理彼等らるべし。 II Peter 2:3 彼等貪欲なるがに、空言きてするあらんとするにして、審判よりありてまず、してらざるなり。 II Peter 2:4 したる天使等はずして、地獄暗黒き、ねんとして審判たせひ、 II Peter 2:5 はずして、宣教たるノエの一り、敬虔ならざる洪水らしめひ、 II Peter 2:6 ソドマ、ゴモラの都會してらしめ、敬虔生活すべき人々せしめとして、全滅ひ、 II Peter 2:7 義人ロトが非道人々より侮辱放蕩なる振舞とをまさるるを救出へり。 II Peter 2:8 義人彼等み、彼等不義見聞きして、日々しきたればなり。 II Peter 2:9 敬虔なる患難より審判せらるる不義保留するふ。 II Peter 2:10 ひてらはしき情慾み、主権んじ、大膽横柄にして光榮あるものをるをれざる人々をや。 II Peter 2:11 能力権威とにて[彼等に]れる天使等すら、光榮あるものにして侮辱へざるに、 II Peter 2:12 彼等へられてられんれたる智恵なきしくして、らざるりて不義け、すべし。 II Peter 2:13 彼等汚染なり、汚穢なり、一愉快とし、歓樂め、會食放蕩め、 II Peter 2:14 姦通ち、かず、精神堅固ならざるし、貪欲鍛錬してたり。 II Peter 2:15 不義報酬みしボゾルのバラアムの辿り、しきれてへり。 II Peter 2:16 められて、はぬ驢馬にてり、預言めたりしが、 II Peter 2:17 彼等なきらるるにして、るはさなり。 II Peter 2:18 傲慢大言りてへるざかりたる人々を、放蕩肉慾ひ、 II Peter 2:19 するに自由てすれども、らは腐敗奴隷たり、たるれば奴隷ればなり。 II Peter 2:20 彼等我主にして救主すイエズス、キリストをりしに、一旦世間ざかりてけてらるれば、状態りてれり。 II Peter 2:21 らざるは、りてへられたる聖誡ざかるよりは彼等りてりし。 II Peter 2:22 に、きたるものにれるひ、められてべる牝豚へるは彼等れり。 II Peter 3:0 II Peter 3:1 <w>第</w>三<w>項</w> キリストの<w>降臨</w><w>及</w>び<w>世</w>の<w>終</w>。 至愛なるよ、二の書簡るは、書簡正直なる理性喚起し、 II Peter 3:2 なる預言りし使徒へし、救主にて命令記憶せしめんなり。 II Peter 3:3 るべし、には、ひてめる嘲弄りてはん、 II Peter 3:4 降臨約束何處にかある、先祖りし以來開闢しく、わるなきに、と。 II Peter 3:5 彼等は、らざるがし。あり、御言によりて、よりでて成立ちたりしに、 II Peter 3:6 は、御言とにより、れてびたりき。 II Peter 3:7 るにとは、御言保存せられ、かれんに、敬虔ならざる審判とのまでたるるなり。 II Peter 3:8 至愛なるよ、一事らざるべからず、てはく、し。 II Peter 3:9 人々へるがくに、約束ふにず、ぶるをはずして改心するにらんことをふにより、忍耐處置ふなり。 II Peter 3:10 れど盗人るべし、いなるり、物質れ、なる造物とはびん。 II Peter 3:11 萬物るべきをりて、如何にもなる行状敬虔て、 II Peter 3:12 るをち、むべきなり。りて、れ、物質火勢かさるべし。 II Peter 3:13 れど約束ひて、しきしきとをつなり。 II Peter 3:14 に、至愛なるよ、ちつつ、平和汚染なく瑕疵なくめられんめよ。 II Peter 3:15 我主忍耐なりとへ。至愛兄弟パウロが、はりたる知識書贈り、 II Peter 3:16 ての書簡きてりしがし。書簡には往々ありて、學者からざるとは、聖書曲解するがく、をも曲解してる。 II Peter 3:17 れば兄弟等よ、りて注意せよ、不法はれて堅固ふことれ。 II Peter 3:18 恩寵し、我主にして救主にてすイエズス、キリストをることをめよ。永遠にも、光榮す、アメン。 I John 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ヨハネ<w>第</w>壹<w>書簡</w> I John 1:0 <w>冒頭</w>。 I John 1:1 生命御言きて、よりりたりしきしにてめてにてひし、 I John 1:2 生命[たるもの]へり、御許して、ひし永遠生命り、保證ぐるなり。 I John 1:3 見聞せしにもぐるは、をもせしめ、をして御子イエズス、キリストとらしめん、 I John 1:4 書贈るは(びて)からんなり。 I John 1:5 <w>第</w>一<w>項</w> <w>神</w>は<w>光</w>にて<w>在</w>せば、<w>我</w><w>等</w>は<w>光</w>の<w>子</w>として<w>生活</w>すべし。 がキリストよりりてふるなり、にてし、暗黒あるなし、 I John 1:6 るとひて暗黒まば、りてはざるなり。 I John 1:7 れどすがく、まば、して、御子イエズスの御血は、よりむるなり。 I John 1:8 なしとはば、にして、眞理らず。 I John 1:9 告白せば、眞實正義してし、不義よりふべし。 I John 1:10 したるなしとはば、虚言としるものにして、御言らざるなり。 I John 2:0 I John 2:1 小子よ、書贈るは、さざらんなり。れどしたるあらば、御前辯護せり。義者イエズス、キリストにして、 I John 2:2 にてす、のみならず、世界してもるなり。 I John 2:3 に、によりてれるる。 I John 2:4 れりとひてらざるは、虚言にして眞理らず。 I John 2:5 御言には、するのありて完全なり。によりて、る。 I John 2:6 るとは、ひしくにまざるべからず。 I John 2:7 至愛なるよ、書贈るはしきず、よりけたるにして、とはきし御言なり。 I John 2:8 しき書贈る。てもてもしくなり、暗黒過去りてればなり。 I John 2:9 りとひて兄弟は、るまで暗黒るなり。 I John 2:10 兄弟するは、まりて、にはなし。 I John 2:11 れど兄弟は、暗黒りて暗黒み、暗黒されたるがに、くべきらざるなり。 I John 2:12 小子よ、書贈るは、キリストの御名によりてされたるがなり。 I John 2:13 よ、書贈るはよりへるものをりたるがなり。青年よ、書贈るは、惡魔ちたるなり。 I John 2:14 子兒よ、書贈りしは、れるなり。よ、書贈りしは、りたりしなり。よ、書贈りしは、くして御言り、惡魔ちたるなり。 I John 2:15 するれ、せばするするなし、 I John 2:16 生活よりでずしてよりづればなり。 I John 2:17 して過去れど、御旨なくするなり。 I John 2:18 小子よ、なり、キリストるときしく、キリストとれるものし。によりてなるをる。 I John 2:19 彼等よりでたれど、よりのものたらざりき。のものたりしならば、りしならん、るに[くなるは]彼等のものたらざるらんなり。 I John 2:20 なるものより注油せられて、一切れり。 I John 2:21 書贈りしは、眞理らざるとしてにず、り、眞理よりでざるれるとして書贈れるなり。 I John 2:22 ぞ、イエズスのキリストにてめるずや。御子めるこそはキリストなれ。 I John 2:23 御子めるをもらず、御子宣言するをもるなり。 I John 2:24 はくはよりきしらんを。よりきしらば、御子らん。 I John 2:25 御子ひし約束は、永遠生命なり。 I John 2:26 はす人々きて書贈りたれども、 I John 2:27 よりはりし注油りて、へらるるをせず、注油萬事きてへ、にしてず、へたるれ。 I John 2:28 小子よ、れ、らばはんなく、降臨よりめられじ。 I John 2:29 <w>第</w>二<w>項</w> <w>神</w>は<w>義</w>にて<w>在</w>せば<w>我</w><w>等</w>は<w>義</w>に<w>據</w>るべし。 にてすことをらば、よりりしをへよ。 I John 3:0 I John 3:1 子等せられ、あらんひし如何なるかをよ。らざるは、らざるがなり。 I John 3:2 至愛なるよ、子等たり、れど如何るべきかはれず、れんるべきをれり、るべければなり。 I John 3:3 希望するは、すがく、からしむ。 I John 3:4 律法す、律法なり。 I John 3:5 イエズスのひしはかんにして、なきなり。 I John 3:6 さず、りしなくなし。 I John 3:7 小子よ、にもはさるるれ、義人なり、義人にてすがごとし。 I John 3:8 惡魔よりのなり、惡魔よりなればなり。御子ひしは、惡魔ぼしはんなり。 I John 3:9 によりてりしさず、すればなり。はず、によりてりたればなり。 I John 3:10 子等惡魔子等とは、る、さざるよりのず、兄弟せざるり、 I John 3:11 せよとはよりきしなればなり。 I John 3:12 カインのすべからず、しきものより[の]にして絞殺ししが、絞殺ししは何故ぞ、くしてしかりしなり。 I John 3:13 兄弟等よ、むをしむれ、 I John 3:14 兄弟するによりてより生命されたるをれり、せざるる。 I John 3:15 兄弟人殺者なり、人殺者永遠生命なきはなり。 I John 3:16 りたるは、キリストが生命ひしをてなり、兄弟生命つべし。 I John 3:17 財産てるもの、兄弟窮乏せるをつつ、ぢなば、でかするんや。 I John 3:18 小子よ、とをすべからず、とをてすべし。 I John 3:19 眞理によれるる、御前めん、 I John 3:20 むるも、より偉大して萬事ふなり。 I John 3:21 至愛なるよ、めずば、御前なし、 I John 3:22 何事ふもはるなり、りて御意ふことをへばなり。 I John 3:23 は、御子イエズス、キリストの御名り、ひしすべきなり。 I John 3:24 り、ふ。るは、ひし[]によりてなり。 I John 4:0 I John 4:1 至愛なるよ、てのぜずして、よりのものなりややをみよ、くの預言でたればなり。 I John 4:2 るべし、肉身ひしイエズス、キリストを宣言するは、よりのものなり。 I John 4:3 イエズスを宣言せざるは、よりのものにず、キリストのなり。るをきしが、るなり。 I John 4:4 小子よ、よりのものにして、預言てり、せるものは、るものよりへばなり。 I John 4:5 彼等よりのものなればひてり、して彼等く。 I John 4:6 よりのものなり、き、よりならざるかず。眞理誤謬とをる。 I John 4:7 <w>第</w>一<w>款</w> <w>愛</w>の<w>起源</w>、<w>好果</w><w>及</w>び<w>徴</w>。 <w>第</w>三<w>項</w> <w>神</w>は<w>愛</w>にて<w>在</w>せば<w>我</w><w>等</w>は<w>愛</w>を<w>有</w>せざるべからず。 至愛なるよ、すべし、よりするよりれてなればなり。 I John 4:8 せざるらず、にてす。 I John 4:9 れしは、をしてによりてきしめんに、獨子はしひしをてなり。 I John 4:10 とはなり、りしにずして、ひ、御子としてはしひしなり。 I John 4:11 至愛なるよ、ひしくなれば、すべきなり。 I John 4:12 りしなし、にしてせば、ひて、完全なり。 I John 4:13 とをるは、ひしによりてなり。 I John 4:14 御子救主としてはしひしは、目撃してす。 I John 4:15 そイエズスが御子にてすことを宣言するは、ふ、る、 I John 4:16 してへるは、こそり、じたるなれ。にてす、してり、ふ。 I John 4:17 完全なるは、審判なからんなり、ればなり。 I John 4:18 にはれなし、れは苦罰むがに、完全なるく、るる完全ならざるなり。 I John 4:19 ればるべし、ひたればなり。 I John 4:20 ありて、るとひつつ兄弟まば、これ虚言なり、ゆる兄弟せざるでかはざるることをべき。 I John 4:21 兄弟をもすべしとは、よりはれるなり。 I John 5:0 I John 5:1 <w>第</w>二<w>款</w> イエズス、キリストに<w>於</w>る<w>信仰</w><w>及</w>び<w>其</w>の<w>尊</w>き<w>結果</w>。 てイエズスのキリストにてすことをずるは、よりりたるにして、ひしものをするは、よりりたりをもするなり。 I John 5:2 りて實行する子等するる、 I John 5:3 するは、るにればなり。きものにず。 I John 5:4 よりりしつ、してちたる勝利信仰なり。 I John 5:5 ぞ、イエズスが御子にてすことをずるずや。 I John 5:6 とによりてひしもの、ちイエズス、キリストなる、のみにとによりてなり。ふものは[]にして、[]眞理にてす。 I John 5:7 するものあり、御言聖霊なり、してのものはふ。 I John 5:8 て)するものあり、なり、してのものはす。 I John 5:9 くれば、いなり、していなるは御子きてひしがなり。 I John 5:10 御子す、ぜざる虚言なり、御子きてへるぜざればなり。 I John 5:11 なり、永遠生命ひて、生命御子り、 I John 5:12 御子生命し、御子らざる生命せざるなり。 I John 5:13 <w>結末</w>。 書贈るは、御子御名をして、永遠生命せるらしめんなり。 I John 5:14 御旨ひては、何事をもは、確信にして、 I John 5:15 何事ふもれば、ひしべきをもれるなり。 I John 5:16 兄弟らざるすをるべし、らば生命らざるせるはるべきなり。あれば、ふべしとはず。 I John 5:17 ての不義なり、らざるあり。 I John 5:18 よりりたるさず、よりひしものひて、惡魔るるなきはれり。 I John 5:19 よりのものにして、りて惡魔するれり。 I John 5:20 御子らしめ、御子らしめんに、りて智識へるれり。にして永遠生命にてす。 I John 5:21 小子よ、りて偶像ざかれ。 II John 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ヨハネ<w>第</w>二<w>書簡</w> II John 1:0 II John 1:1 長老りたる夫人子等に、のみならず、眞理れる、 II John 1:2 りて、なくすべき眞理して、するに[書簡る]。 II John 1:3 はくは恩寵慈悲平安とが、にて御子イエズス、キリストよりはりて、眞理らんを。 II John 1:4 子等に、よりりしくにめるあるをめて、べり。 II John 1:5 夫人よ、しき書贈るものとせず、よりけたるものとしてせんふ。 II John 1:6 とはひてむべきなり。とはよりきたるがままにむべきものなり。 II John 1:7 肉體にてふイエズス、キリストを宣言せざる、くの誘惑者でたり、誘惑者にしてキリストなる。 II John 1:8 みて、きしはず、充満せる報酬くるにせよ。 II John 1:9 てキリストのらずして退らず、御子る。 II John 1:10 にして、なくば、るるなく、挨拶することれ。 II John 1:11 挨拶するは、しきればなり。 II John 1:12 書贈るべきくあれども、とをてするをまず、からんに、りてづかららん希望すればなり。 II John 1:13 りたる姉妹子等しくとへり。 III John 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ヨハネ<w>第</w>三<w>書簡</w> III John 1:0 III John 1:1 長老至愛なるガイオ、せるに[書簡る]。 III John 1:2 至愛なるよ、ゆるくに萬事え、壮健ならんる。 III John 1:3 兄弟等りて、忠實如何忠實めるかをしたれば、べり。 III John 1:4 りて、子等忠實めるをくにれるびはあらず。 III John 1:5 至愛なるよ、兄弟等旅人して、何事すにも忠實せり。彼等教會愛情せしが、 III John 1:6 相應はしからん彼等旅行けんはるべきなり。 III John 1:7 彼等御名出立して、をも異教人けざればなり。 III John 1:8 眞理協力せんに、しく接待すべきなり。 III John 1:9 教會てて一筆書贈れり、れど頭立めるデオトレフェス承容れざるなり。 III John 1:10 りたらん喚起さんとす。惡口して、らざるもののく、兄弟等承容れず、せて承容れんとする人々め、教會より追出すなり。 III John 1:11 至愛なるよ、はずしてへ、よりのものなり。りしなし。 III John 1:12 デメトリオは衆人にも實際にも證明せられ、證明す、して證明眞實なるはれり。 III John 1:13 書贈るべきことはかりしかども、墨筆書贈るをまず。 III John 1:14 はくは不日て、づかららん。平安あれかし。友人等しくとへり。友人等に、してしくへよ。 Jude 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ユダの<w>書簡</w> Jude 1:0 <w>冒頭</w> Jude 1:1 イエズス、キリストのにしてヤコボの兄弟なるユダ、にてせられ、キリスト、イエズスのたれ、されりたる人々に[書簡る]。 Jude 1:2 はくは慈悲平安慈愛はらんを。 Jude 1:3 至愛なるよ、共同救霊きて書贈らんことをみ、一度聖人等によりてへられし信仰してはんことをめんとて、書贈るを必要とせり。 Jude 1:4 人々よりせるる預定せられたる敬虔なる人々りて、恩寵放蕩へ、主宰者にして我主にてせるイエズス、キリストをればなり。 Jude 1:5 <w>本文</w> より何事をもれりとも、をしてさしめんとするあり。エジプトのより救出ひてぜざりし人々びしひ、 Jude 1:6 たず居處てたりし天使等を、いなる審判に、無窮縲絏暗黒ひ、 Jude 1:7 ソドマ、ゴモラ付近市町は、じく淫亂り、なる肉身したるがに、永遠刑罰けてせしめとられしなり。 Jude 1:8 夢想者肉身し、権力んじ、尊榮る。 Jude 1:9 天使ミカエルは、惡魔じてモイゼのひしに、るが宣告さずして、はくははんを、とへり。 Jude 1:10 れどもらざるり、無知畜類自然れるすなり。 Jude 1:11 彼等なるはカインのき、報酬にバラアムのれ、コオレの謀反びたればなり。 Jude 1:12 彼等らずしてし、らしめて、愛餐り、らるるなきらずしてれ、かれたる、 Jude 1:13 醜行泡立たする暴波暗黒彼等なくはれる惑星なり。 Jude 1:14 アダムより七代目なるヘノクは、をもして預言してへらく、「千萬聖徒へてひ、 Jude 1:15 萬民ひて審判し、ての敬虔なるを、敬虔ひし敬虔と、敬虔なる罪人りてりしての暴言とをふべし」と。 Jude 1:16 彼等私慾ひてみ、不満らして大言り、利益なり。 Jude 1:17 至愛なるよ、我主イエズス、キリストの使徒より預言せられし記憶せよ。 Jude 1:18 彼等へらく、には人々り、ひて敬虔まん、と。 Jude 1:19 彼等分裂して肉慾ひ、せざるなり。 Jude 1:20 至愛なるよ、至聖なる信仰て、聖霊によりてり、 Jude 1:21 り、永遠生命に、我主イエズス、キリストの慈悲て。 Jude 1:22 彼等眞偽へる人々承服せしめ、 Jude 1:23 より取出してひ、れつつみ、されたる肌着をもふべし。 Jude 1:24 <w>結末</w> りてかざらしむると、(我主イエズス、キリストの降臨に)光榮御前なくばしくたしむるふもの、 Jude 1:25 我主イエズス、キリストによりて、救主にてに、萬世以前ても、ても、萬世も、光榮威光能力権能す、アメン。 Revelation of John 0:0 <w>使徒</w><w>聖</w>ヨハネ<w>黙示録</w> Revelation of John 1:0 <w>發端</w> Revelation of John 1:1 イエズス、キリストの黙示るべきさしめんとて、はイエズスにひ、イエズス使はしてヨハネにひ、 Revelation of John 1:2 ヨハネは御言し、イエズス、キリストの證明ひし目撃せししたるものなり。 Revelation of John 1:3 預言きて、したるなり、ければなり。 Revelation of John 1:4 ヨハネ[]アジアにある七教會に[書簡る]。はくはし、し、ふべきものより、玉座る七より、 Revelation of John 1:5 イエズス、キリストより、恩寵平安とをはらんを。ちイエズス、キリストは忠實なる證者死者よりちてひしもの、地上し、ひ、御血よりひ、 Revelation of John 1:6 にて祭司ひしものにして、光榮権威りて世々なし、アメン。 Revelation of John 1:7 りてふ、てのきし人々ん、地上萬民かん。り、アメン。 Revelation of John 1:8 し、し、ふべき全能にてく、はアルファなり、オメガなり、なり、なり、と。 Revelation of John 1:9 <w>第</w>一<w>編</w> 七<w>教會</w>に<w>贈</w>る<w>書簡</w> 兄弟にして、キリスト、イエズスに患難忍耐とをにせるヨハネ、御言びイエズスをらんに、パトモスとへるりしが、 Revelation of John 1:10 主日り、はるるがくになりて、喇叭いなるけり、 Revelation of John 1:11 く、して、アジアなるエフェゾ、スミルナ、ベルガモ、チアチラ、サルヂス、フィラデルフィア、ラオヂケアの七教會れ、と。 Revelation of John 1:12 れるんとてみしが、みれば燈台あり、燈台中央りてきものあり、 Revelation of John 1:13 までれたるし、ひ、 Revelation of John 1:14 髪毛とはく、ゆるく、 Revelation of John 1:15 青銅く、大水く、 Revelation of John 1:16 御手にはひ、御口より兩刃し、御顔日盛ける太陽し。 Revelation of John 1:17 るや、せるが足下れしが、御手けてひけるは、るるれ、最初のものにして最終のものなり、 Revelation of John 1:18 けるものにしてしたりしものなり。世々なくきて、地獄とのてり、 Revelation of John 1:19 ればにあるあるべき、 Revelation of John 1:20 奥義と、燈台奥義とをせ、は七教會天使にして、燈台は七教會なり。 Revelation of John 2:0 Revelation of John 2:1 エフェゾ教會天使書遣れ、御手ち、燈台中央ふものく、 Revelation of John 2:2 忍耐とをり、惡人ざると、使徒しつつらざる人々みてれるたるをめしと、 Revelation of John 2:3 忍耐あると、患難びてまざりしとをれり。 Revelation of John 2:4 れどもむるあり、最初せり、 Revelation of John 2:5 れば何處より堕落せしかをひ、改心して最初せ。らずして改心せずば、り、燈台其處よりかん。 Revelation of John 2:6 りながら長所あり、ちニコライめるにして、めるなり。 Revelation of John 2:7 あるは[]教會け、勝利たるにはわが樂園生命せしめん。 Revelation of John 2:8 スミルナ教會天使書遣れ、最初のものにして最終のものたり、したりしにへるものく、 Revelation of John 2:9 患難貧窮とをれり、れどめり。らユデアしつつ、らずして、てサタン教會たる人々らるるなり。 Revelation of John 2:10 けんとするるるれ、惡魔みんとて、幾人監獄るべく、十日患難はんとす。るまで忠信なれ、らば生命へん。 Revelation of John 2:11 あるは[]教會け、勝利たるせられじ。 Revelation of John 2:12 ベルガモ教會天使にかく書遣れ、兩刃へるものく、 Revelation of John 2:13 何處むかをれり、ちサタンのなり。るにちて、忠信なる證人アンチパスがなるサタンのにてされしすら、信仰まざりき。 Revelation of John 2:14 れどもしくむべきあり、にはバラアムのてる人々あり、禁物せしめ私通せしめんに、をイスラエルのくべしと、バラクにりしが、 Revelation of John 2:15 にニコライてる人々あり。 Revelation of John 2:16 改心せよ、らずんばり、彼等はん。 Revelation of John 2:17 あるは[]教會け、勝利たるれたるマンナをへ、しきしてへん、くるなし。 Revelation of John 2:18 チアチラ教會天使書遣れ、御子く、青銅くにすものく、 Revelation of John 2:19 信仰と、忍耐と、よりとをれり。 Revelation of John 2:20 れどもむべきあり、預言する婦人イエザベルの、はして、私通せしめ偶像げられしせしむるをけり。 Revelation of John 2:21 婦人改心すべきへたれど、えて私通より改心せず、 Revelation of John 2:22 よ、さしむべく、姦淫人々にして、より改心せずば、いなる患難ふべく、 Revelation of John 2:23 子等すべく、教會るるたるをるにるべく、じてゆるあらん。して、 Revelation of John 2:24 ちチアチラに人々はん、たざるもの、所謂サタンの奥義らざるもの汝等はせじ。 Revelation of John 2:25 てるるまでて、 Revelation of John 2:26 して勝利て、までりたるには、ふるに國民する権威てすべし、 Revelation of John 2:27 め、彼等土器くにかれん、 Revelation of John 2:28 にもよりはりたるがし。して明星ふべし。 Revelation of John 2:29 あるは[]教會け。 Revelation of John 3:0 Revelation of John 3:1 サルジス教會天使書遣れ、の七とをへるものく、れり、くるのありてせるなり、 Revelation of John 3:2 警戒してせんとする堅固ならしめよ、御前円満ならざるをむればなり。 Revelation of John 3:3 ればけしきし如何なりしかをし、りて改心せよ、警戒せずんば、盗人るべく、れのるかをらじ。 Revelation of John 3:4 りながらサルジスに衣裳さざりしもの、數人あり、彼等白衣まん、するなればなり。 Revelation of John 3:5 勝利たる白衣せらるべく、生命名簿よりさず、御前にも使にも、宣告すべし。 Revelation of John 3:6 あるは[]教會け。 Revelation of John 3:7 フィラデルフィア教會天使書遣れ、にして信實にてすもの、ダヴィドのひて、へばづるなく、へばなきものく、 Revelation of John 3:8 れり。よ、ざるけり、しとも、りてまざりしなり。 Revelation of John 3:9 サタン教會より、らユデアしつつらずしてれる人々ふ、よ、彼等をしてりて足下拝伏せしむべく、彼等したるるべし。 Revelation of John 3:10 わが忍耐りしに、りて、地上める人々みん世界るべきかれしめん。 Revelation of John 3:11 る、てるものをちて、にもはるるれ。 Revelation of John 3:12 勝利たるをして聖殿たらしめん、最早づるなかるべく、すに、御名よりだれるしきエルザレムのと、しきとをてすべし。 Revelation of John 3:13 あるは[]教會け。 Revelation of John 3:14 ラオディケア教會天使書遣れ、アメンなるもの、造物最初にして、忠信眞實にてせる證者く、 Revelation of John 3:15 れり、かなるにもきにもざるなり、かにくあらばや。 Revelation of John 3:16 れどかにもくもずしてきがに、より吐出さんとす。 Revelation of John 3:17 ら、めり、かにしてしきなし、とひつつ、不幸にしてむべく、しくにして赤裸なるをらざるなり。 Revelation of John 3:18 む、にてされしを、まんよりへ、ひて赤裸さざらんに、衣裳へ、に、目薬れ。 Revelation of John 3:19 する人々らすなり、れば奮發して改心せよ。 Revelation of John 3:20 よ、門前ちてく、きてあらば、りて晩餐にし、にすべし。 Revelation of John 3:21 勝利たるをして、玉座するをしめん勝利玉座せるがくなるべし。 Revelation of John 3:22 あるは[]教會け、とへり。 Revelation of John 4:0 <w>第</w>二<w>編</w> <w>出現</w>の<w>書</w> <w>第</w>一<w>項</w> 七<w>封印</w>の<w>巻物</w> Revelation of John 4:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>豫備</w>の<w>出現</w> たるに、しもけたるあり、してるをきし喇叭ひけるは、此處れ、るべきさん、と。 Revelation of John 4:2 はれたるがくになりしに、しも玉座へられ、玉座ふものありて、 Revelation of John 4:3 ふものは碧玉瑪瑙く、玉座周圍緑玉ありき。 Revelation of John 4:4 玉座周圍に廿四の高座あり、高座には白衣ひて金冠ける廿四れり。 Revelation of John 4:5 玉座より電光數多雷鳴でつつありしが、玉座正面には燈火あり、の七なり。 Revelation of John 4:6 玉座水晶たる玻璃あり、玉座中央周圍とに、前後にてちたる動物ありき。 Revelation of John 4:7 一の動物獅子く、二の動物く、三の動物ありて、四の動物し。 Revelation of John 4:8 動物ありて、内外にてち、晝夜絶間なく、なるなるなるし、し、ふべき全能にてよ、とれり。 Revelation of John 4:9 動物玉座ひて世々なくふものに、光榮尊崇感謝とをるに、 Revelation of John 4:10 廿四玉座ふものの御前平伏し、世々なくふものを禮拝り、玉座じつつ、 Revelation of John 4:11 にてよ、こそは光榮尊崇能力とをふべけれ、萬物創造ひ、萬物存在にして創造せられしは御旨によればなり、とれり。 Revelation of John 5:0 Revelation of John 5:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>羔</w><w>及</w>び七<w>封印</w>の<w>巻物</w> 玉座ふものの御手に、内外文字ありてぜられたる巻物、 Revelation of John 5:2 天使く、巻物きて封印くにふるぞ、と布告するをたり。 Revelation of John 5:3 にも地上にも地下にも、巻物きてむるだにくするなかりき。 Revelation of John 5:4 巻物きてるにすらへたりとめらるるなきにより、いにたりしかば、 Revelation of John 5:5 一人ひけるは、れ、よやユダ獅子ダヴィドの萌蘗勝利巻物き、封印くをふと。 Revelation of John 5:6 たるに、しも玉座動物との中央中央られたるがちて、あり、世界られしの七なるあり。 Revelation of John 5:7 りて玉座ふものの御手より巻物けしが、 Revelation of John 5:8 巻物くるや、動物と廿四とは平伏し、[のきもの]聖人等なるちたる香炉ちて、 Revelation of John 5:9 しき賛美歌ひ、巻物けて封印くにへり、られひて、御血て、諸族諸語諸民諸國より人々ひ、 Revelation of John 5:10 たらしめ司祭たらしめひたればなり、彼等地上統治すべし、とれり。 Revelation of John 5:11 たるに、玉座動物との周圍る、くの天使けり、萬々億々にして、 Revelation of John 5:12 ひけるは、られひしは、権威富有と、叡智能力と、尊貴光榮祝福とをくるにふものなり、と。 Revelation of John 5:13 にも、地上にも地下にも、海上にも何處にも、造物へるをけり、玉座ふものととに、祝福尊貴と、光榮権能と、世々なし、と。 Revelation of John 5:14 して動物はアメンとひ、廿四平伏して、世々なくふものを禮拝れり。 Revelation of John 6:0 Revelation of John 6:1 <w>第</w>三<w>款</w> 六<w>封印</w><w>解</w>かる たるに、封印ひしかば、動物して、りてよとへるをけり。 Revelation of John 6:2 たるに、しも白馬ありて、れるけられ、ちてたんとてでたり。 Revelation of John 6:3 []二の封印ひしかば、二の動物の、りてよ、とへるをけり。 Revelation of John 6:4 して出來りて、れるものは、地上より平和取去りて人々をして相殺さしむると、いなるとをけられたり。 Revelation of John 6:5 []三の封印ひしかば、三の動物の、りてよとへるをけり。ありて、れるてり。 Revelation of John 6:6 動物きものありて、小麦、一デナリオ、大麦三升、一デナリオなり、葡萄とをれ、とへるをけり。 Revelation of John 6:7 []四の封印ひしかば、四の動物の、りてよとへるをけり。 Revelation of John 6:8 しも死色ありて、れるものはひ、冥府ひ、飢饉死亡猛獣とを地上の四権力けられたり。 Revelation of John 6:9 []五の封印ひしかば、御言しし證明されたる人々祭壇るをたり。 Revelation of John 6:10 彼等はりて、にして眞實にてせるよ、何時までか審判はずして、める人々復讐はざる、とれり。 Revelation of John 6:11 けられ、んじてくにさるべき兄弟とのつるをて、とはれたり。 Revelation of John 6:12 []六の封印ひしかば、たるに、しも地震ありて、毛衣くにり、全面くにれり。 Revelation of John 6:13 してより地上つる無花果大風らるる晩生つるがし。 Revelation of John 6:14 巻物くがくにり、とは其處され、 Revelation of John 6:15 地上帝王大人と、千夫長富豪と、権力と、奴隷自由なるも、洞穴し、 Revelation of John 6:16 とにひてひけるは、ちて、玉座ふものの御顔とをけしめよ、 Revelation of John 6:17 彼等いなるれり、べき、と。 Revelation of John 7:0 Revelation of John 7:1 <w>第</w>四<w>款</w> <w>中間</w>の<w>二</w>の<w>出現</w> 天使四隅てるをしが、彼等四方め、地上にも海上にも如何なるにもかざらしめんとせり。 Revelation of John 7:2 天使へるちてよりるをたり。天使海陸するされたる天使はりて、 Revelation of John 7:3 ひけるは、するまで、にもにも樹木にもるることれ、と。 Revelation of John 7:4 、イスラエルの族中せられたるきしに、せられたる十四萬四千、 Revelation of John 7:5 ちユダにて一萬二千せられ、ルベンにて一萬二千せられ、ガドにて一萬二千せられ、 Revelation of John 7:6 アゼルにて一萬二千せられ、ネフタリにて一萬二千せられ、マナッセにて一萬二千せられ、 Revelation of John 7:7 シメオンにて一萬二千せられ、レヴィにて一萬二千せられ、イッサカアルにて一萬二千せられ、 Revelation of John 7:8 ザブロンにて一萬二千せられ、ヨゼフにて一萬二千せられ、ベンヤミンにて一萬二千せられたるなり。 Revelation of John 7:9 ふるはざる群衆しが、諸國諸族諸民諸語よりして、し、棕櫚ちて、玉座目前ち、 Revelation of John 7:10 はりてひけるは、救霊玉座す、と。 Revelation of John 7:11 玉座動物との周圍たりし天使一同玉座平伏し、禮拝りて、 Revelation of John 7:12 ひけるは、アメン、祝福光榮と、叡智感謝と、尊貴能力と、世々なくす、アメン、と。 Revelation of John 7:13 一人へてひけるは、せる人々なるぞ、何處よりれるぞ、と。 Revelation of John 7:14 よ、こそれるなれ、とひしにひけるは、人々いなる患難よりり、ひてしたるなり。 Revelation of John 7:15 玉座りて、[]殿日夜り、玉座ふものは、彼等幕屋ふべし。 Revelation of John 7:16 彼等最早なかるべく、日光熱氣彼等るべからず、 Revelation of John 7:17 玉座正面せる彼等して、生命ひ、彼等よりてのふべければなり、と。 Revelation of John 8:0 <w>第</w>二<w>項</w> <w>七</w>の<w>喇叭</w> Revelation of John 8:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>豫備</w>の<w>出現</w> []七の封印ひしかば、天上まりかへる時間。 Revelation of John 8:2 たるに、天使御前ちて喇叭けられ、 Revelation of John 8:3 天使香炉りて香台ち、くのけられしが、聖人へて、玉座なる香台げんなり。 Revelation of John 8:4 は、聖人天使より御前りしが、 Revelation of John 8:5 天使香炉り、香台りてげしかば、電光地震り、 Revelation of John 8:6 喇叭てる天使喇叭かん身構せり。 Revelation of John 8:7 <w>第</w>二<w>款</w> <w>初</w>の<w>六</w>の<w>喇叭</w> 一の天使喇叭きしに、りたるりてらされ、の三の一り、樹木の三の一り、焼盡されたり。 Revelation of John 8:8 二の天使喇叭きしに、ゆるいなるきものげられ、の三の一じて、 Revelation of John 8:9 ける造物の三の一し、の三の一もびたり。 Revelation of John 8:10 三の天使喇叭きしに、松明くにゆるいなるよりちて、の三の一ととのちたり。 Revelation of John 8:11 苦艾ひ、の三の一は苦艾くにりて、りしがくのせり。 Revelation of John 8:12 四の天使喇叭きしに、の三の一との三の一とたれしかば、の一はみ、も三の一はらず、じ。 Revelation of John 8:13 たるに、中央べる一のく、なるなるなる地上める人々喇叭かんとする天使によりて、とへるをけり。 Revelation of John 9:0 Revelation of John 9:1 五の天使喇叭きしに、よりちたるをたり。なきけられ、 Revelation of John 9:2 きしかば、いなるよりりて、まされたり。 Revelation of John 9:3 より地上でて、けられ、 Revelation of John 9:4 ての青物如何なる樹木をもするなく、せざる人々をのみすべきぜられたり。 Revelation of John 9:5 なく、五箇月しむるけられ、したるし。 Revelation of John 9:6 人々めてはずみて彼等ざかるべし。 Revelation of John 9:7 へたるて、にはたるきものあり、く、 Revelation of John 9:8 髪毛ありて、獅子しく、 Revelation of John 9:9 ありて、くのかれて戰場く、 Revelation of John 9:10 ありて、あり、は五箇月すべし。 Revelation of John 9:11 なき使にして、はヘブレオにてアバッドン、ギリシアにてアポルリオンとひ、ラテン[の意味]は破壊なり。 Revelation of John 9:12 ぎてらんとす。 Revelation of John 9:13 六の天使喇叭きしかばきたるに、目前なる香台四隅よりで、 Revelation of John 9:14 喇叭てる六の天使ひけるは、ユウフラテの大河がれたる天使せ、と、 Revelation of John 9:15 年月日時して人間の三の一をさんとへたる、天使されたり。 Revelation of John 9:16 騎兵は二にしてけり。 Revelation of John 9:17 幻影しが、れる緋色紫色硫黄け、獅子くにして、より硫黄で、 Revelation of John 9:18 三のよりづる硫黄との人間の三の一されたり。 Revelation of John 9:19 とにり、くにしてへ、ふるなり。 Revelation of John 9:20 によりてされざりし人々は、より改心せずして惡鬼し、見聞ざる偶像を拝するめず、 Revelation of John 9:21 殺人害毒私通窃取よりも改心せざりき。 Revelation of John 10:0 Revelation of John 10:1 <w>第</w>三<w>款</w> <w>第</w>七の<w>喇叭</w>に<w>先</w>てる<w>中間</w>の二<w>出現</w> たるに、より天使ありて、にはひ、にはあり、く、火柱く、 Revelation of John 10:2 にはきたる巻物あり、に、み、 Revelation of John 10:3 獅子ゆるがいなるしてびしが、りてせり。 Revelation of John 10:4 したるさんとせしに、よりありて、りしじて、すことれとへるをけり。 Revelation of John 10:5 たりし海陸りててる天使げてし、 Revelation of John 10:6 世々なくひ、らゆるものと、らゆるものと、らゆるものとをひしものをしてひけるは、最早あらざるべし、 Revelation of John 10:7 れど七の天使し、喇叭むるりて、奥義なる預言ひしが成就すべし、と。 Revelation of John 10:8 よりえて、り、きて海陸りててる天使より、きたる巻物れとひしかば、天使りて、巻物へよ、とひしにひけるは、 Revelation of John 10:9 巻物りて食盡せ、からしめんも、にはかるべし、と。 Revelation of John 10:10 天使より巻物けて食盡ししに、りてはかりしも、食盡してれり。 Revelation of John 10:11 ふものあり、くの民族國民と、國語國王きて、預言せざるべからず、と。 Revelation of John 11:0 Revelation of John 11:1 測量竿へられてれけるは、きよ、聖殿祭壇と、其處禮拝する人々とをれ。 Revelation of John 11:2 れど殿外は、きてることれ、異邦ねられたればなり。して彼等は四十二箇月なるさんとす。 Revelation of John 11:3 わが二個證人へん、彼等毛衣て、一千二百六十預言すべし。 Revelation of John 11:4 彼等御前てる橄欖燈台なり。 Revelation of John 11:5 せんとするあらば、よりでてぼさん。彼等はんとするあらば、くにしてぼさるべし。 Revelation of John 11:6 彼等預言するをしてらざらしむべく、づるあり、をしてぜしめ、ふが幾度らゆる天災つのあり。 Revelation of John 11:7 彼等證明へたらんは、なきよりありて彼等し、ちてすべく、 Revelation of John 11:8 へばソドマともエジプトともづけらるる都會彼等十字架けられひしらん。 Revelation of John 11:9 諸族諸民諸語諸國する三日るもむるをさじ。 Revelation of John 11:10 地上めるしみ、禮物らん、二人預言地上しめたればなり。 Revelation of John 11:11 れども三日は、生命よりして彼等り、彼等にてち、たる人々いにきしが、 Revelation of John 11:12 よりいなるえて、此處れとひしかば、彼等りてり、彼等たり。 Revelation of John 11:13 いなる地震ありて、の十の一はれ、七千地震され、れるしさにへず、光榮れり。 Revelation of John 11:14 二の過去りて三のらんとす。 Revelation of John 11:15 <w>第</w>四<w>款</w> <w>第</w>七の<w>喇叭</w><w>神</w>の<w>國</w>を<w>報</w>ず 七の天使喇叭きしかば、いなるきてひけるは、我主キリストとのものとりたれば、世々なく統治ふべし、アメン、と。 Revelation of John 11:16 御前に、たりし廿四平伏して禮拝し、 Revelation of John 11:17 ひけるは、し、し、ふべき全能にてよ、感謝る、は、いなる能力りて統治へばなり。 Revelation of John 11:18 國民したるに、れり、死者審判せられて、なる預言聖人等大小はず御名める人々へ、地上腐敗せしめたる人々ぼしれり、と。 Revelation of John 11:19 聖殿け、契約聖殿れ、電光くの地震いなるれり。 Revelation of John 12:0 <w>第</w>三<w>項</w> <w>神</w>の<w>勝利</w>に<w>歸</w>すべき<w>戰</w>を<w>示</w>す<w>七</w>の<w>徴</w> Revelation of John 12:1 <w>第</w>一<w>款</w> <w>婦人</w><w>及</w>び<w>龍</w> いなるれたり、たる一個婦人あり、ありて、には十二のあり。 Revelation of John 12:2 して陣痛ひ、まんとしてれり。 Revelation of John 12:3 れたり、いなるありて、あり、にはあり、 Revelation of John 12:4 の三の一をりしが、ち、まんとする婦人ちて、れなばはんとへたり。 Revelation of John 12:5 婦人萬民もてむべき一人男子みしに、御許玉座引上げられたり。 Revelation of John 12:6 婦人荒野れしが、此處に一千二百六十はるるよりへられたるありき。 Revelation of John 12:7 いなるれり、ミカエル使ひ、使りしが、 Revelation of John 12:8 ずしてすらもらざりき。 てり。 Revelation of John 12:9 していなる世界はせる所謂惡魔はサタンなるもの投下されたり、投下されしかば、使投下されたり。 Revelation of John 12:10 いなるへるをけり、と、と、と、キリストの権能とは、れる、兄弟等へて、御前日夜彼等たりしもの、投下されたればなり。 Revelation of John 12:11 して兄弟等御血により、證明によりてち、るまで生命まざりき。 Revelation of John 12:12 べや、へるものよ、なるよ、惡魔暫時なるをりて、いなるみつつりたればなり、と。 Revelation of John 12:13 投下されたるをて、男子みし婦人りしが、 Revelation of John 12:14 婦人荒野ばんいなるけられしかば、り、一數年半年との面前れて此處はれたり。 Revelation of John 12:15 るによりして、婦人よりくるく、さしめんとしたりしも、 Revelation of John 12:16 婦人け、きてより吹出したるり。 Revelation of John 12:17 婦人りて、子孫イエズス、キリストのする人々はんとて、きて、 Revelation of John 13:0 Revelation of John 13:1 <w>第</w>二<w>款</w> <w>海</w>より<w>起</w>る<w>獣</w> よりるをたり、りて、あり、冒涜あり。 Revelation of John 13:2 く、く、獅子くにして、いなる権力とをへたり。 Revelation of John 13:3 たるに、ぬばかりつけられたれど、ぬべきされしかば、世界感嘆してひ、 Revelation of John 13:4 へし禮拝し、禮拝してひけるは、あらんや、ふをんや、と。 Revelation of John 13:5 して大言冒涜とをへられ、四十二箇月権力へられ、 Revelation of John 13:6 きて冒涜し、御名幕屋めるとを冒涜せり。 Revelation of John 13:7 聖人等ひ、され、諸族諸民諸語諸國する権力へられ、 Revelation of John 13:8 地上めるにして、よりされひたる生命名簿されざる禮拝せり。 Revelation of John 13:9 あらばけ、 Revelation of John 13:10 きしくべく、にてししにてさるべし、聖人等忍耐信仰にあり。 Revelation of John 13:11 <w>第</w>三<w>款</w> <w>地</w>より<w>起</w>る<w>獣</w> よりるをしが、ありて、くにり、 Revelation of John 13:12 て、しきし、めるとをして、ぬばかりのされし禮拝せしめたり、 Revelation of John 13:13 眼前よりさしむるいなるし、 Revelation of John 13:14 すことをしめられたるて、めるはし、めて、はありながら生存へしらしめ、 Revelation of John 13:15 生命へ、ふことをさせ、を拝せざるへられたり、 Revelation of John 13:16 大小貧富自由奴隷とをはず、てのに、印章けしめ、 Revelation of John 13:17 印章くはくはされたる人々売買するざらしめたり。 Revelation of John 13:18 智恵てかせらる、知識あるへよ、にして、は六百六十六なり。 Revelation of John 14:0 Revelation of John 14:1 <w>第</w>四<w>款</w> <w>羔</w><w>及</w>び<w>童貞</w><w>者</w> たるに、しもシオンひ、御名御名されたる十四萬四千り。 Revelation of John 14:2 よりのきしが、大水く、いなるくにして、きし弾琴ずるがし。 Revelation of John 14:3 彼等玉座動物とのて、しき賛美歌きものをりしが、地上よりはれたる十四萬四千賛美歌うるはざりき。 Revelation of John 14:4 彼等れずされざるもの、童貞たるなり。彼等何處にもあれひ、人間より、初穂として、とのはれたるにして、 Revelation of John 14:5 ありしなく、玉座御前なきなり。 Revelation of John 14:6 <w>第</w>五<w>款</w> <w>三</w>の<w>天使</w><w>神</w>の<w>宣告</w>を<w>傳</w>ふ たるに、中央べる天使あり、地上めると、諸國諸族諸語諸民とに福音げんに、永遠福音へ、 Revelation of John 14:7 ひけるは、れて尊榮れ、審判れり、天地とをへるものを禮拝れ、と。 Revelation of John 14:8 天使ひてひけるは、れたりれたり、私通せる萬民ませしいなるバビロネは、と。 Revelation of John 14:9 三の天使彼等ひてひけるは、とをし、くは印章けたるあらば、 Revelation of John 14:10 へずしてりたるむべく、なる天使等御前に、硫黄とをしめらるべし、 Revelation of John 14:11 して刑罰世々なくり、とを拝せし人々印章けしとは、夜晝休息なかるべし。 Revelation of John 14:12 とイエズスに信仰とをてる聖人等忍耐り、と。 Revelation of John 14:13 よりありてへるをけり、せ、なるよりする死人、[]はく、り、彼等まんなり、へばなり、と。 Revelation of John 14:14 <w>第</w>六<w>款</w> <w>人</w>の<w>子</w><w>及</w>び<w>刈取</w> たるに、しもありて、にはきもの、き、ちてれり。 Revelation of John 14:15 天使、[]殿よりでて、せるものにひ、はりけるは、地上穀物したるがに、るべきれり、れて刈取れ、と。 Revelation of John 14:16 せるもの、れしかば、刈取られたり。 Revelation of John 14:17 天使る[]殿よりでしが、てり。 Revelation of John 14:18 権威せる天使香台よりでて、てるものにひ、はりてひけるは、地上葡萄したるがに、れて葡萄刈取れ、と。 Revelation of John 14:19 天使れて地上葡萄刈取り、いなるれ、 Revelation of John 14:20 市外けられしが、よりでて、くほど、七十五がれり。 Revelation of John 15:0 Revelation of John 15:1 <w>第</w>七<w>款</w> <w>禍</w>を<w>有</w>せる<w>七</w>の<w>天使</w> たるに、いにして不思議なるあり、天使ありて最後せり、にてうせられたるなり。 Revelation of John 15:2 たるに、れる玻璃きものありて、とにちたる人々玻璃ち、ちて、 Revelation of John 15:3 たるモイゼの賛美歌賛美歌ひてひけるは、全能にてよ、いにして不思議なる御業萬世よ、しくしてなる。 Revelation of John 15:4 よ、らず御名らざらんや、のみして、審判なるにより、萬民りて御前禮拝らんとすればなり、と。 Revelation of John 15:5 <w>第</w>四<w>項</w> <w>七</w>の<w>器</w> たるに、しも證明幕屋の[]殿けて、 Revelation of John 15:6 せる天使くしてける亜麻ひ、めて[]殿よりでしが、 Revelation of John 15:7 動物は、世々なくてるを、天使へしかば、 Revelation of John 15:8 []殿稜威能力とによりてたされ、天使るまで、も[]殿はざりき。 Revelation of John 16:0 Revelation of John 16:1 いなるの[]殿よりでて、天使へるをけり、きて[の]を地上げ、と。 Revelation of John 16:2 一の天使きて[の]を地上ぎしかば、印章せる人々したる人々に、惡性しき腫物じたり。 Revelation of John 16:3 二の天使[の]を海上ぎしかば、死人くにりて、活物せり。 Revelation of John 16:4 三の天使[の]をぎしかば、じてれり。 Revelation of John 16:5 天使へるをけり、し、ししよ、正義にてす、審判へるものよ、にてす、 Revelation of John 16:6 人々聖人預言ぎたれば、彼等へてましめへり、彼等するなればなり、と。 Revelation of John 16:7 天使祭壇よりへるをけり、り、全能にてよ、眞實にして正義なる審判、と。 Revelation of John 16:8 四の天使[の]を太陽ぎしかば、しき人々ますされ、 Revelation of John 16:9 人々しきかれて、権力へる御名り、改心せずして、光榮らざりき。 Revelation of John 16:10 五の天使[の]をぎしかば、暗黒りて、人々りにみ、 Revelation of John 16:11 とのり、より改心せざりき。 Revelation of John 16:12 六の天使[の]をユウフラテの大河ぎしかば、其水らして、東方國王へたり。 Revelation of John 16:13 たるに、預言とより、らはしきでたり。 Revelation of John 16:14 せる惡魔にして、世界國王り、全能いなる彼等めんとす。 Revelation of John 16:15 よ、盗人くにしてる、警戒して、まず、られざらんに、てるなり。 Revelation of John 16:16 ヘブレヲにてアルマゲドンとへる國王むべし。 Revelation of John 16:17 七の天使[の]を空中ぎしかば、いなる[]殿より玉座よりでてひけるは、れり、と。 Revelation of John 16:18 電光地震りしが、地震地上りし以來らざりしいなりき。 Revelation of John 16:19 都會かれ、異邦都會れて、いなるバビロネは御前でられ、しきりたるましめられんとし、 Revelation of John 16:20 りてえずり、 Revelation of John 16:21 タレントさなるよりりしかば、人々れり、だしくいなればなり。 Revelation of John 17:0 Revelation of John 17:1 <w>第</w>五<w>項</w> <w>大</w>いなるバビロネの<w>處罰</w> てる天使りてひけるは、れ、すに、くのせる淫婦宣告てせん。 Revelation of John 17:2 地上國王姦淫ひ、める人々淫亂ひたりき、と。 Revelation of John 17:3 はれ、天使荒野へられてたるに、緋色りたる一人あり、渾身冒涜はれ、あり。 Revelation of John 17:4 緋色紫色し、寳石眞珠り、にはむべきものと淫亂とにてるあり。 Revelation of John 17:5 にはされたるあり、く「奥義いなるバビロネ、地上淫婦むべきこととの」と。 Revelation of John 17:6 るに、聖人びイエズスの殉教者へるなれば、いにけり。 Revelation of John 17:7 天使ひけるは、くぞ、奥義と、ありてせたる奥義とをらん。 Revelation of John 17:8 りしもらず、にはなきよりりてらん。地上みて開闢より以後生命名簿されざる人々は、りしもらずしてるべき、しまん。 Revelation of John 17:9 てか知識穎敏とをす。せるなり、國王なり。 Revelation of John 17:10 五れて一人し、一人らず、りたらんるべし。 Revelation of John 17:11 りしもらざるにして七よりでてるなり。 Revelation of John 17:12 は十國王にして、彼等ざれども、に一権威くべく、 Revelation of John 17:13 彼等計略し、能力権威とをさん。 Revelation of John 17:14 彼等ふべく、して彼等ふべし。諸王して、人々は、されしまれし忠實なるなればなり、と。 Revelation of John 17:15 天使ひけるは、淫婦せるは、諸國諸民諸語なり。 Revelation of John 17:16 は、淫婦み、ましならしめ、ひ、焼盡すべし。 Revelation of John 17:17 彼等御旨と、計略して御言成就するまで、とをさしめひしなり。 Revelation of John 17:18 は、地上國王都會なり、と。 Revelation of John 18:0 Revelation of John 18:1 天使いなる権威よりるをしが、地上榮光されたり。 Revelation of John 18:2 あるにてはりひけるは、れたり、れたりいなるバビロネは。惡魔住處り、てのれたる巣窟り、れてむべきれり。 Revelation of John 18:3 萬民姦淫さするみ、地上國王姦淫し、地上商人によりて富豪りたるなり、と。 Revelation of John 18:4 よりしてへるをけり、臣民よ、よりでて、らずけざるにせよ。 Revelation of John 18:5 し、不義ひたればなり。 Revelation of John 18:6 ししし、じてしてい、へししてへよ。 Revelation of John 18:7 りて快樂らししとなるとをへよ、に、女王して寡婦にはず、じ、とへばなり。 Revelation of John 18:8 と、と、と、りて、にて焼盡さるべし、審判へる全能にてせばなり。 Revelation of John 18:9 姦淫してしみらしし地上國王かるるき、ち、 Revelation of John 18:10 れて立退きてはん、なるなるバビロネの都會堅固なる都會よ、刑罰一時りたればなり、と。 Revelation of John 18:11 地上商人きてしむべし、商品ふべきものあらざればなり。 Revelation of John 18:12 商品金銀寳石眞珠亜麻緋色絹物種々香木一切象牙細工佳木青銅大理石器物、 Revelation of John 18:13 肉桂香料香油葡萄麦粉小麦四輪なり。 Revelation of John 18:14 [バビロネよ]、みし果物り、一切珍味華美品々は、びてよりれ、以後さざるべし。 Revelation of John 18:15 ひて富豪りし人々は、バビロネのれて立退き、みて、 Revelation of John 18:16 はん、なるなる亜麻緋色紫色し、寳石眞珠りたる、都會よ、と。 Revelation of John 18:17 しも莫大なる消失せたればなり。 Revelation of John 18:18 一切船長航海せる人々水夫海上ける人々立退きて、火事はりひけるは、如何なる都會都會にはたる、と。 Revelation of John 18:19 して彼等は、りてみ、びてひけるは、なるなるによりて海上ちたる人々ましめたる都會よ、てたるなり、と。 Revelation of John 18:20 聖人使徒預言びてれ、が[けし]處分復讐ひしなり。 Revelation of John 18:21 天使いなるげてひけるは、都會バビロネは、機勢げられ、さるるあらじ。 Revelation of John 18:22 よりに、じ、し、き、喇叭らすえず、種々芸術職人されず、えず、 Revelation of John 18:23 かず、新郎新婦えざるべし。商人諸侯くにりて、萬民魔力ひ、 Revelation of John 18:24 預言聖人地上されし一切見出されたればなり、と。 Revelation of John 19:0 Revelation of John 19:1 群衆きもののへるをけり、アレルヤ、救霊光榮能力とはす、 Revelation of John 19:2 淫亂地上腐敗せしめたる淫婦審判ひしものの審判は、しくして、ひしなり、と。 Revelation of John 19:3 ねてひけるは、アレルヤ、りて世々なし、と。 Revelation of John 19:4 して廿四動物平伏して、玉座禮拝り、アメン、アレルヤ、とへたり。 Revelation of John 19:5 玉座よりでてひけるは、たる大小はずるるよ、賛美れ、と。 Revelation of John 19:6 群衆く、大水く、いなるきもののへるをけり、アレルヤ、全能にて統治へるなり。 Revelation of John 19:7 りて光榮らん、婚禮りて、新婦準備調へ、 Revelation of John 19:8 くしてける亜麻ふことをしめられたり、と。亜麻とは聖人しきなり。 Revelation of John 19:9 [天使]ひけるは、婚筵されし人々なる、とけ、と。ひけるは、御言なる、と。 Revelation of John 19:10 禮拝せんとして、足下平伏しければ、ひけるは、するれ、びイエズスのせる兄弟等同様なり、をば禮拝れ、預言はイエズスをればなり、と。 Revelation of John 19:11 <w>第</w>一<w>項</w> キリストの<w>決勝</w> <w>第</w>三<w>編</w> キリスト<w>及</w>び<w>聖</w><w>會</w>の<w>決勝</w> たるに、しもけて白馬あり、れるは忠信眞實せらるるにして、正義審判ひ、 Revelation of John 19:12 く、には數多き、せるありて、らのなく、 Revelation of John 19:13 れたる衣服ひて、御言す。 Revelation of John 19:14 白馬り、亜麻ひてれり。 Revelation of John 19:15 してつべき兩刃よりで、ふべく、全能ひ、 Revelation of John 19:16 されて、諸王、とあり。 Revelation of John 19:17 たるに、天使太陽ちて、中央べる一切ひ、はりてひけるは、りていなる饗筵れ、 Revelation of John 19:18 國王千夫長権力れる人々との自由なるもの奴隷たるもの、大人小人ふべし、と。 Revelation of John 19:19 たるに、地上國王軍隊りて、白馬へるもの軍隊はんとしたるに、 Revelation of John 19:20 へられ、種々し、によりて印章け、みし人々はしし預言へられ、ながらきたるにて硫黄ゆる投入れられたり。 Revelation of John 19:21 其他白馬へるもののよりづるにてされ、くまでへり。 Revelation of John 20:0 Revelation of John 20:1 たるに、天使なきいなるとをちてよりり、 Revelation of John 20:2 惡魔サタンなるへ、一千してぎ、 Revelation of John 20:3 なき投入れて閉籠め、封印せり。一千るまではさざらしめんにして、解放たるべし、 Revelation of John 20:4 列座たるに、くものありて裁判はり、イエズスの證明御言られし人々と、をもをも拝まず、印章けざりし人々と、生回りて、一千キリストとれるをたり。 Revelation of John 20:5 其他死人て一千るまで生回らず、一の復活なり。 Revelation of John 20:6 なるなる一の復活ては二の権力せず、彼等びキリストの司祭として、一千たるべし。 Revelation of John 20:7 一千りて、サタン獄舎よりたれ、でての四人民、ゴグびマゴグをはし、めん、眞砂し。 Revelation of John 20:8 して彼等全面り、聖徒陣営最愛市街とを圍みしが、 Revelation of John 20:9 よりりて彼等焼盡し、彼等はしたる惡魔硫黄との投入れられたり。と、 Revelation of John 20:10 預言と、世々なく晝夜しめらるべし。 Revelation of John 20:11 たるに、いなる玉座ありて、ふものあり、とはりて、場所すら見出されざりき。 Revelation of John 20:12 たるに、せし人々大小玉座ちて、數多書籍かれ、書籍かれしが、生命名簿にして、死者書籍されたる事柄により、面々ひて審判せられたり。 Revelation of John 20:13 りし死者し、冥府りし死者し、ひて審判せられ、 Revelation of John 20:14 冥府投入れられしが、二のにして、 Revelation of John 20:15 生命名簿されざりし人々投入れられたり。 Revelation of John 21:0 Revelation of John 21:1 <w>第</w>二<w>項</w> <w>聖</w><w>會</w>の<w>決勝</w> しきしきとをたり、とは過去りて、らざるなり。 Revelation of John 21:2 ヨハネなる都會しきエルザレムが、れる新婦はりて、よりるをたり。 Revelation of John 21:3 いなる玉座よりるをけり、く、幕屋人々り、彼等ひて、彼等り、彼等して、はん。 Revelation of John 21:4 彼等よりひ、あるなく、あらざるべし、りたればなり、と。 Revelation of John 21:5 玉座ふものひけるは、萬事にす、と。ひけるは、せ、ずべくしてなればなり、と。 Revelation of John 21:6 ひけるは、れり、はアルファなり、オメガなり、なり、なり、をして生命よりなくむことをしめん。 Revelation of John 21:7 勝利たるは、のものをして、り、るべし。 Revelation of John 21:8 れど卑怯なるもの、信仰なるもの、むべきもの、せるもの、私通せるもの、魔術ふもの、偶像崇拝するもの、は、硫黄とのゆるくべし、二のなり、と。 Revelation of John 21:9 最後てるちたる天使りてひけるは、れ、配偶たる新婦さん、と。 Revelation of John 21:10 ひて、いにしてへ、なるエルザレムがよりるをせり。 Revelation of John 21:11 榮光して、水晶くに透明れる碧玉寳石たり。 Revelation of John 21:12 十二のへたる、いにして城壁あり、に十二の天使ありてされたるあり、ちイスラエルのの十二なり。 Revelation of John 21:13 西あり。 Revelation of John 21:14 市街城壁に十二の基礎ありて、の十二使徒されたり。 Revelation of John 21:15 れるは、市街城壁とをに、測量竿ちたりしが、 Revelation of John 21:16 市街四角ちて、しく、天使市街りしに、五百五十五にして、し。 Revelation of John 21:17 城壁りしに、二十五あり、にして天使なり。 Revelation of John 21:18 城壁碧玉よりり、市街玻璃たる純金にして、 Revelation of John 21:19 市街城壁基礎らゆる寳石め、一の基礎碧玉二は青玉三は玉髄四は緑玉、 Revelation of John 21:20 五はサルドニクス、六は瑪瑙七は橄欖八は緑柱玉九は黄玉十はクリゾプラズ、十一はヒヤシント、十二は水晶なり。 Revelation of John 21:21 十二のは十二の眞珠にして、眞珠よりり、市街透明れる玻璃純金なり。 Revelation of John 21:22 市街には[]殿あるをず、全能にては、[]殿にてせばなり。 Revelation of John 21:23 市街日月さるるをせず、榮光し、にてせばなり。 Revelation of John 21:24 國民によりてむべく、地上國王光榮尊崇とをすべく、 Revelation of John 21:25 終日づるなかるべし、此處にはなければなり。 Revelation of John 21:26 には國民光榮尊貴とをすべく、 Revelation of John 21:27 からざるもの、むべきふもの、すものはらず、生命名簿されたる人々のみるべし。 Revelation of John 22:0 Revelation of John 22:1 天使すに、水晶透明れる生命の、玉座よりるるをてせり。 Revelation of John 22:2 市街中央生命あり、十二のびてし、萬民すべし。 Revelation of John 22:3 如何なるなく、との玉座りて、るべく、 Revelation of John 22:4 彼等御顔り、御名るべし。 Revelation of John 22:5 最早あるなく、をもをもするなかるべし、にて彼等へばなり。くにして彼等世々なくたるべし。 Revelation of John 22:6 <w>末文</w> 天使ひけるは、ずべくしてなり、預言へるにては、からずしてるべきさんに、天使はしひしなり。 Revelation of John 22:7 らん。預言なる、と。 Revelation of John 22:8 見聞したるヨハネにして、見聞したるせる天使足下平伏して禮拝せんとせしに、 Revelation of John 22:9 ひけるは、するれ、兄弟たる預言預言人々同様なり、をば禮拝れ、と。 Revelation of John 22:10 ひけるは、預言ずるれ、ければなり。 Revelation of John 22:11 するし、れ、しきしく、なるるべし。 Revelation of John 22:12 り、へて、ひていんとす。 Revelation of John 22:13 はアルファなり、オメガなり、最初のものなり、最終のものなり、原因なり、終局なり。 Revelation of John 22:14 生命より市街らんに、御血なる。 Revelation of John 22:15 魔術ふもの、淫亂なるもの、すもの、偶像崇拝するもの、してるべし、 Revelation of John 22:16 イエズス使はして、教會證明せしめたり。はダヴィドの萌蘗にしてなり、ける明星なり。 Revelation of John 22:17 新婦へとへり。へとふべし。れ、するなく生命けよ。 Revelation of John 22:18 預言保證す、ふるあらば、されたるはん。 Revelation of John 22:19 預言あらば、生命名簿より、またなるより、せるより、くべきはん。 Revelation of John 22:20 證明へるものく、り、る、と。アメン、イエズスへ。 Revelation of John 22:21 はくは我主イエズス、キリストの恩寵一同らんを、アメン。